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第五部『征服王浪漫譚』
ペンドラゴン一族の就任
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シリウスは起き上がるのと同時に、傷の療養に励んでいく。
途中に死にたくなるような事もあったが、日本伝来の漢方薬と異国からの薬の世話になりながら、傷を完璧に完治させたのは彼が目を覚ましてから、四十日後の事である。
体を伸ばしたシリウスは多くの木と山々に囲まれる集落の中心の建物にて、彼は妹から貸してもらった日本刀を宙に掲げて叫ぶ。
「伊賀同心よ!平伏せよ!今日から私が伊賀の頭領である!もし、私の実力に不満があると言うのなら、早く私の元にかかって参れ、貴様らの相手なんぞ屁でもない事を教えてやろうぞ」
シリウスの言葉にプライドを刺激された伊賀同心達は身の軽さを武器に彼の元に向かっていくが、彼に向かって飛び掛かった人間は一人残らず地面にねじ伏せられてしまう。
三人の人間が同時に飛び掛かっていたのだが、目の前の短い髪の男には歯が立たなかったらしい。
老齢の忍びは己が身の『老い』を突き付けられたし、若い忍びは自らの力不足を痛感させられた。
どちらの年齢でもない忍びは目の前の男には相当な力が備わっている事に気が付く。
目の前の男は流ししか着ていない。それにも関わらず、彼は簡単に何十年も忍びの訓練を行なっていた自分達を簡単に叩き潰したのだ。
男は忍術と世間に言われる『妖術』を使用しようとしたが、目の前の男の一睨みの前に、それすらも使用する事を阻む。
今より、この瞬間に伊賀の里は完全に目の前の異国人或いは完全なる攘夷主義者の忍びならばこう評するだろう。『毛唐』と。
いずれにしろ、完全なる日本人の頭領は流れ者の外国人を排除しない限りには現れないだろう。
恐ろしい男だ。伊賀の新たなる忍びの頭領は異国人が就任したと伝えれば、現在は東京に存在する朝廷は何と言うだろうか。
忍びはいや、村野三蔵は自分の首筋から冷や汗が何筋も垂れている事に気が付く。だが、言わねばならないと、三蔵は震える声で新たなる頭領に進言する。
「恐れながら申し上げます。我々伊賀同心は朝廷に仕える身、いえ、現在は明治のご維新により、全ての国の同心が関東の朝廷に伝える身で御座います。ここで私が申し上げたいのは、公家衆は納得なさるでしょうか?」
「どう言う事でしょうか?村野さん?」
新たなる頭領の女房を自称する長い金髪の髪の女性が家畜でも見るかのような冷たい視線で見下ろしながら、三蔵に尋ねる。
三蔵は「女のくせに……」と怒鳴り付けたい気分であったが、その女の実力は少しばかり前に見せられていた。
彼女が男の体を拭いた時に、三蔵は女の癖に男子の身に触れるなと警告の言葉を投げ掛けたのだ。
だが、目の前の女は構う事なく、三蔵を実力でねじ伏せ、彼に有無を言わす事なく看病に励んだのだった。
彼は屈辱の過去を思い出し、目の前の女には逆らえずにいた。
女は相変わらず見ている者に快感を与えかねない程の快活な笑顔を浮かべて、自分に向かって笑い掛けている。
「三蔵さん。あなたにお聞きしたいんです。どうして、東に移った公家がお兄様を嫌悪なさるのでしょうか?わたしはご覧の通り、異国人ですので、あまり、日の本の文化には詳しく御座いませんの」
三蔵の顔全体の皺が引きつったような気がした。目の前の女の言い訳は無茶という物だろう。
外国人にしては日の本の言葉がまるで、異国の本をこの国の言葉に翻訳した時の外国人のようにすんなりと喋っているのだ。
更に喋っていて違和感を感じない。余程、日本の文化について造詣がある証拠では無いのだろうか。
三蔵は生唾を飲み込んでから、先程よりも深く頭を下げて、はっきりと聞こえるような大きな声で目の前の女に向かって問い掛ける。
「恐れながら、それはあなた様の方がご存知なのでは御座いませぬか?」
三蔵の剣幕に他の伊賀衆は驚いているらしく、囁き合う声が聞こえるが、目の前の異国人の男女は首を傾げるばかり。
三蔵は拉致があかぬと感じ、頭を何度も平伏させながら臣下の体を取りつつも、自分が感じた疑問を追求していく。
「あなた様がお口になさるお言葉はあまりにも流暢過ぎます!私は過去に異国人を江戸で一度拝顔させていただきましたが、その際に私がご覧になったお方は通訳無しでは何もできませんでした!恐らく、日本文化についても言語についても何も知らぬかったので御座いましょう!ですが、あなた様はーー」
三蔵の言葉を異国人の長い金髪の髪の女性は右手の掌を広げて静止させた。
彼女は先程と同じような笑顔を浮かべて、
「あなたの仰りたい事は分かりましたわ、異国人のわたくしがすんなりと日の本の言葉を喋れるのはおかしい、その上で、この国の文化には詳しくない滑稽だと仰りたいのでしょう?でもね、よく考えてご覧なさい。あなた方は闇夜に紛れる影の存在……その影を光の部分しか知らないわたし達がご存知だとお思いなわけ?」
三蔵は必死に首を横に振って女の言葉を否定していく。
目の前の女は表情こそ笑っていたが、瞳は真剣そのものだ。
隣に控えている男の表情にも陰りが見えている。
殺される。本能的に直感した三蔵は密かに逃亡を試みたが、それよりも前に新たに頭領となった男が武器をかざす方が早かった。
逃げようとした三蔵の背後を持っていた自動拳銃で撃ち抜き、彼を地面に伏せさせる事に成功した。
新たに頭領に就任した男は台から降りると、両手を動かして少しでも逃亡を図ろうとする男の側へと寄っていき、這う男の頭上に自動拳銃の銃口を突き付ける。
もう死ぬと覚悟が決まれば心が決まるのだろう。
彼は首を頭上の男に向かって向けて、呪詛の言葉を吐いていく。
「お、終わりだ……貴様のような毛唐が伊賀同心の頭領だなどと……鎌倉の世から続いた我が伊勢衆も明治の世で終焉を告げるのだッ!ハッハッハッ!うぬらがこの男を頭領に迎えた事を悔いるのをあの世から楽しみにして見ておるぞ!」
異国人の頭領はそれだけ言うと、何の躊躇いもなく自動拳銃で相手の頭を撃ち抜く。
そして、息絶えた筈の三蔵の首を何処からか取り出したサーベルで切り取り、切り取った首を周囲の忍び衆達に見せていく。
「これが、私に逆らった人間の末路だッ!貴様らもこうならないために、せいぜい私のために尽くせ、いいな?」
伊勢衆達は一斉に首肯した。三蔵の死と三人の仲間の敗北で彼らも新たなリーダーは誰なのかを悟ったのだろう。
表情に陰りを見せる彼らの中で唯一、満面の笑みを浮かべていた少年がいた。
それに気が付いたシャーロットは少年と視線を合わせるために、しゃがみ、少年の名前を問う。
「あら、坊や、応援してくださるんですか?お兄様の頭領就任を」
「うん!おいらはこんな強い頭領が就任する事を望んでいたんだッ!そして、伊勢同心が日の本一の忍びの集団になる事がッ!」
と、少年の言葉を聞いて、シリウスは近寄っていく。
シリウスは細くて美しい人差し指を突き付けて、
「お前、気に入ったぞ……お前には野望がある。上に上がりたいと言う果てしない野望が……その野望を見込んで頼みたい。私の頭領就任を邪魔する者を殺してこい。報酬はきちりとやるぞ……」
少年はそれを聞いて恍惚の表情に支配された笑顔を浮かべていた。
途中に死にたくなるような事もあったが、日本伝来の漢方薬と異国からの薬の世話になりながら、傷を完璧に完治させたのは彼が目を覚ましてから、四十日後の事である。
体を伸ばしたシリウスは多くの木と山々に囲まれる集落の中心の建物にて、彼は妹から貸してもらった日本刀を宙に掲げて叫ぶ。
「伊賀同心よ!平伏せよ!今日から私が伊賀の頭領である!もし、私の実力に不満があると言うのなら、早く私の元にかかって参れ、貴様らの相手なんぞ屁でもない事を教えてやろうぞ」
シリウスの言葉にプライドを刺激された伊賀同心達は身の軽さを武器に彼の元に向かっていくが、彼に向かって飛び掛かった人間は一人残らず地面にねじ伏せられてしまう。
三人の人間が同時に飛び掛かっていたのだが、目の前の短い髪の男には歯が立たなかったらしい。
老齢の忍びは己が身の『老い』を突き付けられたし、若い忍びは自らの力不足を痛感させられた。
どちらの年齢でもない忍びは目の前の男には相当な力が備わっている事に気が付く。
目の前の男は流ししか着ていない。それにも関わらず、彼は簡単に何十年も忍びの訓練を行なっていた自分達を簡単に叩き潰したのだ。
男は忍術と世間に言われる『妖術』を使用しようとしたが、目の前の男の一睨みの前に、それすらも使用する事を阻む。
今より、この瞬間に伊賀の里は完全に目の前の異国人或いは完全なる攘夷主義者の忍びならばこう評するだろう。『毛唐』と。
いずれにしろ、完全なる日本人の頭領は流れ者の外国人を排除しない限りには現れないだろう。
恐ろしい男だ。伊賀の新たなる忍びの頭領は異国人が就任したと伝えれば、現在は東京に存在する朝廷は何と言うだろうか。
忍びはいや、村野三蔵は自分の首筋から冷や汗が何筋も垂れている事に気が付く。だが、言わねばならないと、三蔵は震える声で新たなる頭領に進言する。
「恐れながら申し上げます。我々伊賀同心は朝廷に仕える身、いえ、現在は明治のご維新により、全ての国の同心が関東の朝廷に伝える身で御座います。ここで私が申し上げたいのは、公家衆は納得なさるでしょうか?」
「どう言う事でしょうか?村野さん?」
新たなる頭領の女房を自称する長い金髪の髪の女性が家畜でも見るかのような冷たい視線で見下ろしながら、三蔵に尋ねる。
三蔵は「女のくせに……」と怒鳴り付けたい気分であったが、その女の実力は少しばかり前に見せられていた。
彼女が男の体を拭いた時に、三蔵は女の癖に男子の身に触れるなと警告の言葉を投げ掛けたのだ。
だが、目の前の女は構う事なく、三蔵を実力でねじ伏せ、彼に有無を言わす事なく看病に励んだのだった。
彼は屈辱の過去を思い出し、目の前の女には逆らえずにいた。
女は相変わらず見ている者に快感を与えかねない程の快活な笑顔を浮かべて、自分に向かって笑い掛けている。
「三蔵さん。あなたにお聞きしたいんです。どうして、東に移った公家がお兄様を嫌悪なさるのでしょうか?わたしはご覧の通り、異国人ですので、あまり、日の本の文化には詳しく御座いませんの」
三蔵の顔全体の皺が引きつったような気がした。目の前の女の言い訳は無茶という物だろう。
外国人にしては日の本の言葉がまるで、異国の本をこの国の言葉に翻訳した時の外国人のようにすんなりと喋っているのだ。
更に喋っていて違和感を感じない。余程、日本の文化について造詣がある証拠では無いのだろうか。
三蔵は生唾を飲み込んでから、先程よりも深く頭を下げて、はっきりと聞こえるような大きな声で目の前の女に向かって問い掛ける。
「恐れながら、それはあなた様の方がご存知なのでは御座いませぬか?」
三蔵の剣幕に他の伊賀衆は驚いているらしく、囁き合う声が聞こえるが、目の前の異国人の男女は首を傾げるばかり。
三蔵は拉致があかぬと感じ、頭を何度も平伏させながら臣下の体を取りつつも、自分が感じた疑問を追求していく。
「あなた様がお口になさるお言葉はあまりにも流暢過ぎます!私は過去に異国人を江戸で一度拝顔させていただきましたが、その際に私がご覧になったお方は通訳無しでは何もできませんでした!恐らく、日本文化についても言語についても何も知らぬかったので御座いましょう!ですが、あなた様はーー」
三蔵の言葉を異国人の長い金髪の髪の女性は右手の掌を広げて静止させた。
彼女は先程と同じような笑顔を浮かべて、
「あなたの仰りたい事は分かりましたわ、異国人のわたくしがすんなりと日の本の言葉を喋れるのはおかしい、その上で、この国の文化には詳しくない滑稽だと仰りたいのでしょう?でもね、よく考えてご覧なさい。あなた方は闇夜に紛れる影の存在……その影を光の部分しか知らないわたし達がご存知だとお思いなわけ?」
三蔵は必死に首を横に振って女の言葉を否定していく。
目の前の女は表情こそ笑っていたが、瞳は真剣そのものだ。
隣に控えている男の表情にも陰りが見えている。
殺される。本能的に直感した三蔵は密かに逃亡を試みたが、それよりも前に新たに頭領となった男が武器をかざす方が早かった。
逃げようとした三蔵の背後を持っていた自動拳銃で撃ち抜き、彼を地面に伏せさせる事に成功した。
新たに頭領に就任した男は台から降りると、両手を動かして少しでも逃亡を図ろうとする男の側へと寄っていき、這う男の頭上に自動拳銃の銃口を突き付ける。
もう死ぬと覚悟が決まれば心が決まるのだろう。
彼は首を頭上の男に向かって向けて、呪詛の言葉を吐いていく。
「お、終わりだ……貴様のような毛唐が伊賀同心の頭領だなどと……鎌倉の世から続いた我が伊勢衆も明治の世で終焉を告げるのだッ!ハッハッハッ!うぬらがこの男を頭領に迎えた事を悔いるのをあの世から楽しみにして見ておるぞ!」
異国人の頭領はそれだけ言うと、何の躊躇いもなく自動拳銃で相手の頭を撃ち抜く。
そして、息絶えた筈の三蔵の首を何処からか取り出したサーベルで切り取り、切り取った首を周囲の忍び衆達に見せていく。
「これが、私に逆らった人間の末路だッ!貴様らもこうならないために、せいぜい私のために尽くせ、いいな?」
伊勢衆達は一斉に首肯した。三蔵の死と三人の仲間の敗北で彼らも新たなリーダーは誰なのかを悟ったのだろう。
表情に陰りを見せる彼らの中で唯一、満面の笑みを浮かべていた少年がいた。
それに気が付いたシャーロットは少年と視線を合わせるために、しゃがみ、少年の名前を問う。
「あら、坊や、応援してくださるんですか?お兄様の頭領就任を」
「うん!おいらはこんな強い頭領が就任する事を望んでいたんだッ!そして、伊勢同心が日の本一の忍びの集団になる事がッ!」
と、少年の言葉を聞いて、シリウスは近寄っていく。
シリウスは細くて美しい人差し指を突き付けて、
「お前、気に入ったぞ……お前には野望がある。上に上がりたいと言う果てしない野望が……その野望を見込んで頼みたい。私の頭領就任を邪魔する者を殺してこい。報酬はきちりとやるぞ……」
少年はそれを聞いて恍惚の表情に支配された笑顔を浮かべていた。
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