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第四部Ⅱ 『入江の中の海賊』
四十代母の叫び
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橋本由美は自分の娘が嫌いだった。
いや、自分の家族そのものを嫌悪していたと言っても良いだろう。
街の小さな田舎町で本屋を営む彼女は四十後半になるまで男性と付き合った事はなかった。
彼女は男性から嫌われていたと言う訳ではない。言うなれば『友達としてはいいが、付き合うとなると困る』と言うタイプの女性だろうか。
不幸な身の上の彼女が結婚できたのは母親のお陰と言っても良いだろう。
だが、その婚約は母親が一方的な利益を被るために利用したものだった。
彼女は頭に障害を持つ息子を持つ母親の友達から無理矢理息子を押し付けられる形で結婚したのだった。
勿論、結婚式は無し。新婚旅行も無しである。由美の結婚相手が「えへえへ」と笑うばかりの無職である事と人と言葉のキャッチボールができないが主な理由であった。
その上、彼を公の場で親戚や友人に披露したり、海外や国内の何処かに連れて行くのは由美自身が強く反対していた。
上記の二つの理由以外にも、男は衛生概念やら世間一般の常識とやらに疎く、何度注意をしても扉を壊しそうな勢いで玄関の扉を開け閉めしたり、わざわざ裏口から入って玄関に靴を置いていくなんて言う行動は常人には理解不能と思われる行動を指摘される度に「うん」と言いながらも、直さない事であった。
彼女は家に来るたびに家を「便所」と揶揄し、「えへえへ」と笑う障害児とその障害児と一緒に暮らす母親を馬鹿にしていたのだった。
彼女と彼女の娘の暮らしは日常の暮らしは全てビッグ・トーキョーの白籠市に住む姪からの資金援助と自分自身の僅かばかりのパートによって賄っていた。
最も、一時的に白籠市に住む姪が悪質な金融機関を営業する組織に絡まれていた時期は彼女一人の稼ぎで二人分の糊口を凌いでいたが……。
三週間後に姪が別のヤクザに相談した結果、このトラブルが解決した時には、彼女の四十年余りの人生において、唯一姪を嫌悪していたが、後に金を口座に振り込まれると、由美はそれまでの経緯を忘れ、元の関係に戻る事をよしとしたのだった。
由美は月に一度、娘を連れて「えへえへ」の様子を見に行く。
それは彼女にとって騙して半ば強制的に結婚させた母親を見下すためであった。
勿論、その「えへえへ」や母親と買い物に行くなんて事はなるべくならば避けたい事であったが、祖母は車の運転免許を持っておらず、夫はあの様と言う事で、彼女は自らの手で車を運転して高知城下のスーパーと向かっていた。
その途中だった。彼女にとっての厄介者が一掃された事件が起きたのは。
あの時、彼女の車が僅かにでもズレていたら、あの車の主とは今後も関わりが無かっただろう。
だからこそ、この事件は神が自分達を助けるために仕組んだ事だと思わざるを得ない。
何はともあれ、彼女は途中にある田んぼにまで落とされてしまったのだから。
幸いにして彼女は即死したり、後遺症を負ったりするほどの傷を負ってはいなかった。
彼女は車を降りて、事故を起こした相手に向かって文句を言いに行く。
その際に、修理代やら何やらも車の主に請求する予定であった。
初めに由美に対応したのは男であったが、途中から女に代わった。
もし、この時に自分が余計な嫉妬心を抱かなければ、彼女を詰らなければ自分はこのような目に遭ってはいなかっただろう。
散々文句を叫んで、最終的に彼らに代金を請求していた時だ。
それまで沈黙を保っていた男が自分の頬を強く掴む。
それから、反省の態度を取るどころか、逆ギレに近い態度を取り、彼女を詰っていく。
それから、武器保存から取り出したと思われる軍用の拳銃を取り出し、彼女の額に向けて銃を放つ。
額に銃弾が当たって死ぬ筈の由美は何故か生きていた。額の骨と言うのは思ったりよりも固かったらしい。彼女の額に直撃した銃弾は由美の意識を少しの間、奪うだけで済んだらしい。
彼女は意識を失った振りをしながら、薄く目を開けて自分を苦しめた家族達が撃ち殺されていく様を見せつけられていく。
母親は最初から口をパクパクと動かし、命乞いをするだけで、彼らの質問に答えようとしない態度に彼らの逆鱗に触れたのだろう。自分を長年に渡って苦しめてしたきた母は銃弾を心臓と頭部に喰らい即死した。
「えへえへ」が論外なのは言うまでもないだろう。銃を突きつけられてもえへえへと笑いながら、相変わらず見当違いの質問を連発し、仕舞いには二人に向かってくしゃみを浴びさせた事により、体中に銃弾を喰らって死んでいく。
そして、忌々しい娘の裕子も殺されるかと思ったのだが、銃を撃とうとする均整の取れた顔立ちの男は何を思い立ったのか、持っていた自動拳銃を下ろす。
彼女は抗議をしたかったが、すれば殺されるのは明白なので、彼女は沈黙していた。
そして、沈黙を続けるうちにいつの間にか意識を失う。そして、それが死んだものと勘違いされたのだろう。
彼女が目を覚ましたのは死体安置所であった。自分の死体を見張っていた職員の男性は死者が蘇った事に驚いたのだろう。座っていたパイプの椅子から立ち上がっていた。
由美はそんな事を気にも留めずに、地上へと続く道を登っていく。階段を登る際に、壁のパネルを操作し、現在の日にちと時刻を映し出す。時間から察するに彼女は十時間以上眠っていたに違いない。
その証拠に映画を上映する前のスクリーンを覆う黒色のベールのような夜空が広がっていた。彼女は真っ暗な闇の中で身元確認のために警察署か治療のために病院に行こうかと迷っていると、
由美は警察署の近くの通りで言い争いを仕掛けている美しい少年と実の娘を発見し、彼女の元に近寄っていく。
安置所の向かいに警察署が存在していたために、道を歩くのは彼女にとっての容易い事であった。
「お母さん!?どうして!?」
「お前がその後に言いたい事を当ててやろうか?「生きているの?」か若しくは「死んだ筈じゃなかったの?」だろ?ふん、えへえへと母さんは死んだらしいけど、あたしは死んでないからね。裕子、所で警察署の前で何をしているの?」
由美の言葉に裕子は沈黙する。答えられない事情があるに違いない。
由美は続いて彼女に向かって畳み掛けようとしたが、その前に丸い瞳を描いた思わず庇護欲を駆り立てられそうな美少年が両眉を震わせ、両手を広げて由美の前に立つ。
「橋本さんは警察署に行かなくちゃあいけない重大な話があるんです。悪いですが、話は後でもよろしいでしょうか?」
淳太の問いに由美はニヤニヤとした顔を浮かべて勇む彼の顔に自分の顔を近付けていく。
「あなたは円卓の騎士でも気取っているの?他人に向かっての説教は楽しい?あなたには分からないかもしれないけれど、これは裕子とわたしの……いわゆる家庭の事情なの、放っておいてくださる?」
由美の言葉に一瞬、可愛らしい顔の少年は怯んだように思われたが、もう一度目を開いて由美を見つめる。
「いいえ!今から警察署に向かうのはあなた方の家庭の事情のために向かうのではありません!!彼女は日本に潜伏中の殺人犯、シリウス・A・ペンドラゴンの貴重な殺人事件の容疑者の目撃者なんです!彼女の証言があれば、この警察署の署員たちは四国城の広間に集まっていると思われるシリウス達を逮捕するために向かうでしょう!ですから、お通し願えないでしょうか!?」
淳太の強い口調に由美は思わず肩を竦ませてしまう。何より「シリウス・A・ペンドラゴン」と言う言葉が彼女の喉から出ようとする言葉を飲み込ませる程の力があった。
シリウスが先日に何の罪も無い一家を皆殺しにした事件は彼女の知る所だ。
由美は引き下がる事にした。彼女が引き下がった際に、姪が親の仇でも見るかのような鋭い視線で彼女を睨んでいるのは彼女にとって忘れられない現象であった。
姪はすれ違い様に、由美に向かって小さな声で囁く。
「あなたが裕子ちゃんに何をしたのかは彼女の口からハッキリと聞きました。この事が済んだら、親権を争う裁判を起こそうかと考えております」
由美の中で何かが崩れていく事のを感じた。彼女は自分の“ゆう通り”になる子供であった。だからこそ、「裕子」と名付けたのだ。
だが、彼女の意図に反し、娘は膝を地面へと落とす自分に目もくれずに警察署の中へと入っていく。
由美はこの時に自分が彼女に対し、敗北をした事を鮮明に覚えていた。
いや、自分の家族そのものを嫌悪していたと言っても良いだろう。
街の小さな田舎町で本屋を営む彼女は四十後半になるまで男性と付き合った事はなかった。
彼女は男性から嫌われていたと言う訳ではない。言うなれば『友達としてはいいが、付き合うとなると困る』と言うタイプの女性だろうか。
不幸な身の上の彼女が結婚できたのは母親のお陰と言っても良いだろう。
だが、その婚約は母親が一方的な利益を被るために利用したものだった。
彼女は頭に障害を持つ息子を持つ母親の友達から無理矢理息子を押し付けられる形で結婚したのだった。
勿論、結婚式は無し。新婚旅行も無しである。由美の結婚相手が「えへえへ」と笑うばかりの無職である事と人と言葉のキャッチボールができないが主な理由であった。
その上、彼を公の場で親戚や友人に披露したり、海外や国内の何処かに連れて行くのは由美自身が強く反対していた。
上記の二つの理由以外にも、男は衛生概念やら世間一般の常識とやらに疎く、何度注意をしても扉を壊しそうな勢いで玄関の扉を開け閉めしたり、わざわざ裏口から入って玄関に靴を置いていくなんて言う行動は常人には理解不能と思われる行動を指摘される度に「うん」と言いながらも、直さない事であった。
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彼女と彼女の娘の暮らしは日常の暮らしは全てビッグ・トーキョーの白籠市に住む姪からの資金援助と自分自身の僅かばかりのパートによって賄っていた。
最も、一時的に白籠市に住む姪が悪質な金融機関を営業する組織に絡まれていた時期は彼女一人の稼ぎで二人分の糊口を凌いでいたが……。
三週間後に姪が別のヤクザに相談した結果、このトラブルが解決した時には、彼女の四十年余りの人生において、唯一姪を嫌悪していたが、後に金を口座に振り込まれると、由美はそれまでの経緯を忘れ、元の関係に戻る事をよしとしたのだった。
由美は月に一度、娘を連れて「えへえへ」の様子を見に行く。
それは彼女にとって騙して半ば強制的に結婚させた母親を見下すためであった。
勿論、その「えへえへ」や母親と買い物に行くなんて事はなるべくならば避けたい事であったが、祖母は車の運転免許を持っておらず、夫はあの様と言う事で、彼女は自らの手で車を運転して高知城下のスーパーと向かっていた。
その途中だった。彼女にとっての厄介者が一掃された事件が起きたのは。
あの時、彼女の車が僅かにでもズレていたら、あの車の主とは今後も関わりが無かっただろう。
だからこそ、この事件は神が自分達を助けるために仕組んだ事だと思わざるを得ない。
何はともあれ、彼女は途中にある田んぼにまで落とされてしまったのだから。
幸いにして彼女は即死したり、後遺症を負ったりするほどの傷を負ってはいなかった。
彼女は車を降りて、事故を起こした相手に向かって文句を言いに行く。
その際に、修理代やら何やらも車の主に請求する予定であった。
初めに由美に対応したのは男であったが、途中から女に代わった。
もし、この時に自分が余計な嫉妬心を抱かなければ、彼女を詰らなければ自分はこのような目に遭ってはいなかっただろう。
散々文句を叫んで、最終的に彼らに代金を請求していた時だ。
それまで沈黙を保っていた男が自分の頬を強く掴む。
それから、反省の態度を取るどころか、逆ギレに近い態度を取り、彼女を詰っていく。
それから、武器保存から取り出したと思われる軍用の拳銃を取り出し、彼女の額に向けて銃を放つ。
額に銃弾が当たって死ぬ筈の由美は何故か生きていた。額の骨と言うのは思ったりよりも固かったらしい。彼女の額に直撃した銃弾は由美の意識を少しの間、奪うだけで済んだらしい。
彼女は意識を失った振りをしながら、薄く目を開けて自分を苦しめた家族達が撃ち殺されていく様を見せつけられていく。
母親は最初から口をパクパクと動かし、命乞いをするだけで、彼らの質問に答えようとしない態度に彼らの逆鱗に触れたのだろう。自分を長年に渡って苦しめてしたきた母は銃弾を心臓と頭部に喰らい即死した。
「えへえへ」が論外なのは言うまでもないだろう。銃を突きつけられてもえへえへと笑いながら、相変わらず見当違いの質問を連発し、仕舞いには二人に向かってくしゃみを浴びさせた事により、体中に銃弾を喰らって死んでいく。
そして、忌々しい娘の裕子も殺されるかと思ったのだが、銃を撃とうとする均整の取れた顔立ちの男は何を思い立ったのか、持っていた自動拳銃を下ろす。
彼女は抗議をしたかったが、すれば殺されるのは明白なので、彼女は沈黙していた。
そして、沈黙を続けるうちにいつの間にか意識を失う。そして、それが死んだものと勘違いされたのだろう。
彼女が目を覚ましたのは死体安置所であった。自分の死体を見張っていた職員の男性は死者が蘇った事に驚いたのだろう。座っていたパイプの椅子から立ち上がっていた。
由美はそんな事を気にも留めずに、地上へと続く道を登っていく。階段を登る際に、壁のパネルを操作し、現在の日にちと時刻を映し出す。時間から察するに彼女は十時間以上眠っていたに違いない。
その証拠に映画を上映する前のスクリーンを覆う黒色のベールのような夜空が広がっていた。彼女は真っ暗な闇の中で身元確認のために警察署か治療のために病院に行こうかと迷っていると、
由美は警察署の近くの通りで言い争いを仕掛けている美しい少年と実の娘を発見し、彼女の元に近寄っていく。
安置所の向かいに警察署が存在していたために、道を歩くのは彼女にとっての容易い事であった。
「お母さん!?どうして!?」
「お前がその後に言いたい事を当ててやろうか?「生きているの?」か若しくは「死んだ筈じゃなかったの?」だろ?ふん、えへえへと母さんは死んだらしいけど、あたしは死んでないからね。裕子、所で警察署の前で何をしているの?」
由美の言葉に裕子は沈黙する。答えられない事情があるに違いない。
由美は続いて彼女に向かって畳み掛けようとしたが、その前に丸い瞳を描いた思わず庇護欲を駆り立てられそうな美少年が両眉を震わせ、両手を広げて由美の前に立つ。
「橋本さんは警察署に行かなくちゃあいけない重大な話があるんです。悪いですが、話は後でもよろしいでしょうか?」
淳太の問いに由美はニヤニヤとした顔を浮かべて勇む彼の顔に自分の顔を近付けていく。
「あなたは円卓の騎士でも気取っているの?他人に向かっての説教は楽しい?あなたには分からないかもしれないけれど、これは裕子とわたしの……いわゆる家庭の事情なの、放っておいてくださる?」
由美の言葉に一瞬、可愛らしい顔の少年は怯んだように思われたが、もう一度目を開いて由美を見つめる。
「いいえ!今から警察署に向かうのはあなた方の家庭の事情のために向かうのではありません!!彼女は日本に潜伏中の殺人犯、シリウス・A・ペンドラゴンの貴重な殺人事件の容疑者の目撃者なんです!彼女の証言があれば、この警察署の署員たちは四国城の広間に集まっていると思われるシリウス達を逮捕するために向かうでしょう!ですから、お通し願えないでしょうか!?」
淳太の強い口調に由美は思わず肩を竦ませてしまう。何より「シリウス・A・ペンドラゴン」と言う言葉が彼女の喉から出ようとする言葉を飲み込ませる程の力があった。
シリウスが先日に何の罪も無い一家を皆殺しにした事件は彼女の知る所だ。
由美は引き下がる事にした。彼女が引き下がった際に、姪が親の仇でも見るかのような鋭い視線で彼女を睨んでいるのは彼女にとって忘れられない現象であった。
姪はすれ違い様に、由美に向かって小さな声で囁く。
「あなたが裕子ちゃんに何をしたのかは彼女の口からハッキリと聞きました。この事が済んだら、親権を争う裁判を起こそうかと考えております」
由美の中で何かが崩れていく事のを感じた。彼女は自分の“ゆう通り”になる子供であった。だからこそ、「裕子」と名付けたのだ。
だが、彼女の意図に反し、娘は膝を地面へと落とす自分に目もくれずに警察署の中へと入っていく。
由美はこの時に自分が彼女に対し、敗北をした事を鮮明に覚えていた。
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