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第四部Ⅱ 『入江の中の海賊』
征服王の懐刀ーその⑥
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孝太郎は空中に広がる剣に苦戦しているらしく、彼は自分の使用できる二つの魔法をフリに活用して、剣が自分の体に当たっていくのを防ぐ。
だが、無限とも思える数の剣に孝太郎は疲弊を隠せなくなり、口から荒い息が出るのを孝太郎は確認していた。
(ちくしょう……やはり、この量の剣を自分一人で防ぐと言うのは無理があったかな?)
孝太郎は空中に広がる剣を睨みながら呟く。
「どうやら、五分後のお前は私の世界に入門する事は不可能らしいな、五分もたたないうちに殺されるなんてな、とんだお笑い草だ」
シリウスは鋭い視線で彼を嘲笑うように口元を歪ませていた。
孝太郎が背後の老人をなんとかしようと 動こうとしたその時に、空中に広がっていた剣が一つの雷撃によって消し飛ばされてしまう。
孝太郎が背後を振り向くと、一人の美しい少年が右手の掌を広げて立っていた。
「浩輔ッ!お前どうしてここに!?」
「あの子から聞いたんだよ!淳太くんを放ってここに来たのは申し訳なく思ってる!でも、ボクはあなたに協力したかったんだッ!」
浩輔の強い視線に孝太郎はもう一度口元を緩めて、
「ありがとう、お前がそう言ってくれるだけでも、オレは嬉しい」
浩輔は孝太郎の見せた笑顔を返すように、可愛らしい笑みを見せる。
それから、今度は鷹のような鋭い視線で孝太郎を苦しめていた老人を睨む。
「これ以上、お前の好きにはさせないぞ!」
浩輔は人差し指をシリウスの背後で不気味に笑う老人に突き付けて叫ぶ。浩輔の人差し指が震えていた事から、彼の怒りが大きいものである事は明白な事実であろう。
「成る程、元気そうなお坊ちゃんじゃないか、こいつは懲らしめがいがありそうじゃな」
老人は彼の雷によって吹き飛ばされた筈の大量の剣を再び作り出し、彼に向かって投げ付けていく。
浩輔は両手の掌を広げ、雷を放出し、自分の目の前に迫る剣を消し飛ばしていく。
老人は浩輔の好戦的な態度が気に入ったのか、怯む事なく大量の剣を宙に出し、浩輔に向かって投げ付けていく。
浩輔は何度も大小の雷を出し、老人の雷を消していく。いたちごっこのような状況に嫌気がさしたのか、老人は今度は一本の大きなロングソードと呼ばれる鋼鉄の大きな剣を取り出し、警戒心を強めたらしく、全身から雷を放出している少年に向かって自分が握っているのと同じ剣を彼の前に向かって放り投げる。
鋼鉄の色によって輝く剣は高知城前の広間の地面に突き刺さる。
浩輔はアーサー王伝説を読んだ時に聖剣エクスカリバーをアーサーが石の上から引き抜いた時のエピソードを思い出す。
浩輔は意を決し、目の前に刺さった剣を引き抜く。
浩輔は自らの手で伝説を刻むべく、思わずふらついてしまう程の大きな剣に自分の魔法を注ぎ込む。
すると、普通の剣は雷の剣へと変貌していた。
老人は白い髭に覆われた口元を舐め回しながら見つめていた。
「成る程、雷の剣か……面白そうじゃな」
浩輔は電気が鳴る時のようなバチバチと言う不穏な音が伝わる大きな剣を握り締めながら言った。
「面白いかどうかはあなたが決めた方がいいんじゃあないかな?少なくとも、あなたにとってこの状況は芳しい物では無いはずだからね」
浩輔が両手で自分の体重よりも重い剣を必死の思いで振って、剣先を突き付けた時も老人は大きな声で笑っていた。
「可愛らしいじゃあないか、坊や……では、わしの持つ魔法の特性も教えておこうかのう」
老人がそう言って重いロングソードを右手だけで持ち上げ、思いっきり近くの地面に向かって振り下ろすのと同時に、大地一帯に大きな揺れと爆音が生じている事に気が付く。
老人は軽々とロングソードを右手で持ち上げて、その剣先を突き付けながら浩輔に向かって言う。
「悪いが、わしの魔法には『爆破』と言う特性が含まれておってな、どの剣にもその特性が含まれておるんじゃよ」
老人はそう言うと、もう一度重い剣を持ち上げて、地面に向かって振り下ろす。
先程と同じような轟音と爆音が同時に地面で共鳴していく。
「無論、ワシの作り出す剣によって生じる『爆破』は一回限りか何回でも使えるのか、それはワシ自身が決めておる。お前達にサービスで答えておいてやると、この剣は後者の方じゃな」
浩輔は老人の持つ剣が言うなれば剣の中に何度も使えるような爆弾が含まれているような物だと考え、対策に悩もうとしていた。
それでも、彼は手に持っていた剣を握り締めて、老人と対峙していく。
老人は裕子の家族を奪った張本人の仲間なのだ。生かしておける訳はない。
浩輔は自分自身で自分に向かって激励の言葉をかけて、老人に向かっていく。
孝太郎は破壊の魔法を目の前に構え、五分前のシリウスを撃退する。
その様子をシリウスは苦々しそうな表情で眺めていた。
シリウスの撃退に成功すると、孝太郎は背後の憂いは絶ったとばかりに、彼に向かって手に持っていた拳銃の銃口を向ける。
シリウスも孝太郎に従って、手に持っていた軍用の自動拳銃の引き金を向ける。
互いの銃口が互いを牽制し合っていく。
隙は無い。孝太郎は自分の下唇を強く噛む。
シリウスは歯を軋ませていく。互いにこの膠着状態に苛立っているらしく、事態は進展しようとはしない。
だが、この状態を何とか打破しようと考えたのは同じだったらしい。
二人は銃を同時に異空間の武器庫の中に仕舞い、今度は互いに右手を携える。
二人は気が付けば、様々な人間の姿が見える空間へと辿り着いていた。
シリウスにしろ孝太郎にしろこの空間を『支配』できた人間なのだ。
この二人の争いは征服王同士の戦いとも言える戦いと言えるだろう。
孝太郎は真っ白な空間の中で、目の前の男と対峙した。
孝太郎の前に立つ男は真っ先に孝太郎に向かって殴り掛かった。孝太郎は男から繰り出された右ストレートを受け止め、男の体をねじ伏せようとしたが、男が左脚を使用して彼の腹を思いっきり蹴り付けたために、彼は悶絶し、男の体を離してしまう。
唇を噛み締めながら、体をよろめかせる孝太郎に向かってシリウスはもう一度攻撃を仕掛けていく。
右腕を引き締めながら、彼の懐へと潜り込む。
孝太郎は予想される右ストレートを左手を使用して、ブロックし、そのまま彼に向かってカウンター攻撃を喰らわせる。
カウンターの右ストレートを喰らったシリウスはその場でよろめいていく。
この異空間の中のボクシング試合は始まったばかりらしい。
孝太郎はファイティングポーズを取りながら、目の前の相手を睨む。
シリウスは孝太郎の右ストレートによって生じた歯から出た血を拭う。
そして、彼自身ももう一度ボクシングに応じる姿勢を見せた。
時間と空間を支配する王を決める戦いがここに始まったと言っても良いだろう。
非公式のチャンピオン決定戦が幕を開けた。
だが、無限とも思える数の剣に孝太郎は疲弊を隠せなくなり、口から荒い息が出るのを孝太郎は確認していた。
(ちくしょう……やはり、この量の剣を自分一人で防ぐと言うのは無理があったかな?)
孝太郎は空中に広がる剣を睨みながら呟く。
「どうやら、五分後のお前は私の世界に入門する事は不可能らしいな、五分もたたないうちに殺されるなんてな、とんだお笑い草だ」
シリウスは鋭い視線で彼を嘲笑うように口元を歪ませていた。
孝太郎が背後の老人をなんとかしようと 動こうとしたその時に、空中に広がっていた剣が一つの雷撃によって消し飛ばされてしまう。
孝太郎が背後を振り向くと、一人の美しい少年が右手の掌を広げて立っていた。
「浩輔ッ!お前どうしてここに!?」
「あの子から聞いたんだよ!淳太くんを放ってここに来たのは申し訳なく思ってる!でも、ボクはあなたに協力したかったんだッ!」
浩輔の強い視線に孝太郎はもう一度口元を緩めて、
「ありがとう、お前がそう言ってくれるだけでも、オレは嬉しい」
浩輔は孝太郎の見せた笑顔を返すように、可愛らしい笑みを見せる。
それから、今度は鷹のような鋭い視線で孝太郎を苦しめていた老人を睨む。
「これ以上、お前の好きにはさせないぞ!」
浩輔は人差し指をシリウスの背後で不気味に笑う老人に突き付けて叫ぶ。浩輔の人差し指が震えていた事から、彼の怒りが大きいものである事は明白な事実であろう。
「成る程、元気そうなお坊ちゃんじゃないか、こいつは懲らしめがいがありそうじゃな」
老人は彼の雷によって吹き飛ばされた筈の大量の剣を再び作り出し、彼に向かって投げ付けていく。
浩輔は両手の掌を広げ、雷を放出し、自分の目の前に迫る剣を消し飛ばしていく。
老人は浩輔の好戦的な態度が気に入ったのか、怯む事なく大量の剣を宙に出し、浩輔に向かって投げ付けていく。
浩輔は何度も大小の雷を出し、老人の雷を消していく。いたちごっこのような状況に嫌気がさしたのか、老人は今度は一本の大きなロングソードと呼ばれる鋼鉄の大きな剣を取り出し、警戒心を強めたらしく、全身から雷を放出している少年に向かって自分が握っているのと同じ剣を彼の前に向かって放り投げる。
鋼鉄の色によって輝く剣は高知城前の広間の地面に突き刺さる。
浩輔はアーサー王伝説を読んだ時に聖剣エクスカリバーをアーサーが石の上から引き抜いた時のエピソードを思い出す。
浩輔は意を決し、目の前に刺さった剣を引き抜く。
浩輔は自らの手で伝説を刻むべく、思わずふらついてしまう程の大きな剣に自分の魔法を注ぎ込む。
すると、普通の剣は雷の剣へと変貌していた。
老人は白い髭に覆われた口元を舐め回しながら見つめていた。
「成る程、雷の剣か……面白そうじゃな」
浩輔は電気が鳴る時のようなバチバチと言う不穏な音が伝わる大きな剣を握り締めながら言った。
「面白いかどうかはあなたが決めた方がいいんじゃあないかな?少なくとも、あなたにとってこの状況は芳しい物では無いはずだからね」
浩輔が両手で自分の体重よりも重い剣を必死の思いで振って、剣先を突き付けた時も老人は大きな声で笑っていた。
「可愛らしいじゃあないか、坊や……では、わしの持つ魔法の特性も教えておこうかのう」
老人がそう言って重いロングソードを右手だけで持ち上げ、思いっきり近くの地面に向かって振り下ろすのと同時に、大地一帯に大きな揺れと爆音が生じている事に気が付く。
老人は軽々とロングソードを右手で持ち上げて、その剣先を突き付けながら浩輔に向かって言う。
「悪いが、わしの魔法には『爆破』と言う特性が含まれておってな、どの剣にもその特性が含まれておるんじゃよ」
老人はそう言うと、もう一度重い剣を持ち上げて、地面に向かって振り下ろす。
先程と同じような轟音と爆音が同時に地面で共鳴していく。
「無論、ワシの作り出す剣によって生じる『爆破』は一回限りか何回でも使えるのか、それはワシ自身が決めておる。お前達にサービスで答えておいてやると、この剣は後者の方じゃな」
浩輔は老人の持つ剣が言うなれば剣の中に何度も使えるような爆弾が含まれているような物だと考え、対策に悩もうとしていた。
それでも、彼は手に持っていた剣を握り締めて、老人と対峙していく。
老人は裕子の家族を奪った張本人の仲間なのだ。生かしておける訳はない。
浩輔は自分自身で自分に向かって激励の言葉をかけて、老人に向かっていく。
孝太郎は破壊の魔法を目の前に構え、五分前のシリウスを撃退する。
その様子をシリウスは苦々しそうな表情で眺めていた。
シリウスの撃退に成功すると、孝太郎は背後の憂いは絶ったとばかりに、彼に向かって手に持っていた拳銃の銃口を向ける。
シリウスも孝太郎に従って、手に持っていた軍用の自動拳銃の引き金を向ける。
互いの銃口が互いを牽制し合っていく。
隙は無い。孝太郎は自分の下唇を強く噛む。
シリウスは歯を軋ませていく。互いにこの膠着状態に苛立っているらしく、事態は進展しようとはしない。
だが、この状態を何とか打破しようと考えたのは同じだったらしい。
二人は銃を同時に異空間の武器庫の中に仕舞い、今度は互いに右手を携える。
二人は気が付けば、様々な人間の姿が見える空間へと辿り着いていた。
シリウスにしろ孝太郎にしろこの空間を『支配』できた人間なのだ。
この二人の争いは征服王同士の戦いとも言える戦いと言えるだろう。
孝太郎は真っ白な空間の中で、目の前の男と対峙した。
孝太郎の前に立つ男は真っ先に孝太郎に向かって殴り掛かった。孝太郎は男から繰り出された右ストレートを受け止め、男の体をねじ伏せようとしたが、男が左脚を使用して彼の腹を思いっきり蹴り付けたために、彼は悶絶し、男の体を離してしまう。
唇を噛み締めながら、体をよろめかせる孝太郎に向かってシリウスはもう一度攻撃を仕掛けていく。
右腕を引き締めながら、彼の懐へと潜り込む。
孝太郎は予想される右ストレートを左手を使用して、ブロックし、そのまま彼に向かってカウンター攻撃を喰らわせる。
カウンターの右ストレートを喰らったシリウスはその場でよろめいていく。
この異空間の中のボクシング試合は始まったばかりらしい。
孝太郎はファイティングポーズを取りながら、目の前の相手を睨む。
シリウスは孝太郎の右ストレートによって生じた歯から出た血を拭う。
そして、彼自身ももう一度ボクシングに応じる姿勢を見せた。
時間と空間を支配する王を決める戦いがここに始まったと言っても良いだろう。
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