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第四部Ⅱ 『入江の中の海賊』
エアポートでの対決ーその②
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「あの、どうかしたんですか?さっきから、ボッーとしているようですけれども……」
刈谷浩輔は目の前の葉子の顔を覗き込む。
淳太は彼女の顔に少し迷いの感情が浮かび上がっている事に気が付く。
淳太が何か声をかけようと、口を開こうとした時だ。葉子は唐突に立ち上がり、五人について来るように指示を出す。
五人は葉子について行き、ジョン・マクドナルドが訪れる筈の第四搭乗口に向かって行く。
搭乗口には先程、飛行機が到着したばかりだと言う事もあるのだろう。大勢の人間で賑わっていた。多くの外国人が全自動の飛行機の中から降りて来ていた。
若槻葉子の出したホログラフから見ると、ジョン・マクドナルドと言う男は搭乗口から姿を現しすらしい。
ユニオン帝国に侵入しているスパイからの情報であるため、確かな情報である事は間違い無いだろう。
浩輔は先程、葉子から見せられた男のホログラフの姿を思い出していく。
男の顔の周りには見事なまでの髭が結われていた筈だ。その見事な髭は狼を表現していたような気がした。
浩輔はそのスパイを倒し、キャンドール・コーブを止める事を心に決めた。キャンドール・コーブの犠牲者はみんな小さな子供ばかりなのだ。
馬鹿な軍事計画に巻き込まれる事が無ければ、彼らは無限の可能性を秘めた未来が見えていただろう。
浩輔は街を支配するボスとしてもただ一人の個人としても計画を立案した男を許せなかった。
浩輔の頬全体がどうしようもない怒りのためにこわばっていく。
浩輔は握っている拳をプルプルと震わせていると、目の前から例の男が現れた。
浩輔が雷の魔法を始動させようとしていると、搭乗口から出てくる男を狙うが、浩輔と二人の目の前に一人の男が現れた。男の両手にはアーチェリーの弓矢が握られており、その照準は男に向いていた。
男が大きな笑い声を上げながら、アーチェリーを引くとのと、若槻葉子が日本刀を鞘から抜いて、彼に向かって攻撃を繰り出すのは殆ど同時と言っても良いだろう。
男は自身の目の前に七本に斬撃が放たれたのを確認し、咄嗟に斬撃に向かって引いたために、ジョンは男の弓を喰らわずに済んだらしい。と、男の放った弓矢が葉子の斬撃に当たっていくのと同時に大きな爆発音が鳴り響く。爆風は空港の廊下に敷き詰められていたタイルとその下に隠されていた思われる土を巻き上げながら白煙を巻き上げていく。
魔法を空港のロビーの中で使用したためか、周りから女性客と思しき悲鳴が響く。
若槻葉子が険しい視線で悲鳴を上げた女性を睨むと、彼女は涙を引っ込めて涙を引っ込めていく。
葉子は目の前の男が爆風と爆煙に巻かれる中で、男が死んだのかと判断していたが、その爆風と爆煙が収まっていくに連れて、その中から男はかすり傷一つ負わずに現れた。
「いやぁ、ビビったよ。あれはマジで死ぬかと思った。本気で死を覚悟したよ。オレの目の前にあんたの刃が現れた時には……」
男は口元を大きく歪めながら、葉子に向かって弓矢を引いて次なる標的を定めようとしたが、直後に背後から大きな衝撃がぶつかり、男は地面の上を転がっていく。
男が頭を押さえながら起き上がると、男は口の周りに立派な髭を蓄えた例の男ーージョン・マクドナルドである事を悟った。
男はジョンと言う男を尻餅をつきながら、見上げていると、ジョンは尻をついている男に対して、武器保存から取り出したと思われる自動拳銃を取り出し、彼に向かって銃口を突き付ける。
だが、当の男は銃口を突きつけられても尚、大きな声で笑い続けていた。
「ハッハッ、こりゃあいいや!オレをこのまま撃ち殺すつもりかい?面白いが、ここはユニオン帝国ーー皇帝のお膝元じゃあない!銃なんてぶっ放してみろ、お前さんが刑務所に入る事になるんだよ!」
男はヘラヘラと笑いながら、両手を左右に広げていたが、ジョンはそんな事は構う事なく、彼に向かって引き金を引こうと試みていた。
浩輔はその前に彼が握っていた拳銃に向かって雷を放電しようとしたが、雷は彼の体に当たってもまるで無力であるかのように彼の目の前で雷を弾いていく。
浩輔は指先を震えさせながら、敵の男に向かって問いかける。
「お、お前、もしかして避雷針を扱う魔法を使えるな!?その魔法を使ってぼくの魔法を交わした……ッ!そうだろ!?」
浩輔の問い掛けに対してジョンは大きく首を横に振った。
「いいや、オレの魔法はそんなチャチなもんじゃあないぞ……お前には理解できない魔法だとは思う。何故かって?そうでもなけりゃあ、ユニオン帝国でも手練れのCIA捜査官の名は名乗れないからなァァァァァ~!!!」
ジョンはそれから猪のように鼻息を荒くしながら、浩輔の元に向かっていく。
浩輔は雷による迎撃を試みたが、隣に現れた柿谷淳太が大きな声で否定の言葉を叫ぶ。
「待ってッ!その男の攻撃は避けてッ!その男は自分自身の体でキミを轢き殺すつもりだッ!」
淳太の言葉を聞いて、浩輔は歯を食いしばって自分より右側に足を踏み出して難を逃れた。
浩輔が恐る恐る背後を振り向くと、そこには大勢の人々を巻き込んで空港の壁にめり込んでいたジョンの姿が見えた。
ジョンはひび割れた壁の中から、姿を表すと、浩輔に向かって不気味な笑顔を浮かべながら向き直る。
「惜しい、惜しい、お前のお友達さえ、余計な事を言わなけりゃあ、お前の命なんぞ収穫したての生麦を刈り取るかのように簡単に刈り取ってやったのによぉ~」
「そんな事は不可能だって教えてやるよ、ぼくの魔法で……」
「成る程、未来を夢見るおめでたい子供のようだな、お会いできて光栄だ。最もお前の中に今後の未来の夢が今後もあったらいいんだけどな」
ジョンはそう言ってもう一度浩輔に突進していく。
浩輔は全身雷の力によって放電させていく。浩輔は今度はジョンに向かって自分のあらんばかりの雷撃を放っていく。
だが、目の前から現れた男は浩輔の雷撃など物ともせずに突進していく。
浩輔は何度も何度も雷を放っていくが、男は物ともせずに浩輔に向かっていく。
浩輔は今度は足元のモザイクタイルを破壊し、雷から発せられる磁力を利用し、砂鉄で武器を作り出す。
迎撃用に作り出した砂鉄の槍でジョンの体を狙うが、ジョンはその攻撃でさえその体で弾いていく。
浩輔はいよいよ腹を括り、目を瞑ってジョンの攻撃を防ごうとしたが、その前にジョンに向かって七つの斬撃が放たれて、突進は阻止された。
ジョンは浩輔の向こうの長身の女性が放ったのだと確信した。
ジョンは次に標的を女性に変えて彼と女性との直線状の間に存在している浩輔ごと彼を狙っていく。
刈谷浩輔は目の前の葉子の顔を覗き込む。
淳太は彼女の顔に少し迷いの感情が浮かび上がっている事に気が付く。
淳太が何か声をかけようと、口を開こうとした時だ。葉子は唐突に立ち上がり、五人について来るように指示を出す。
五人は葉子について行き、ジョン・マクドナルドが訪れる筈の第四搭乗口に向かって行く。
搭乗口には先程、飛行機が到着したばかりだと言う事もあるのだろう。大勢の人間で賑わっていた。多くの外国人が全自動の飛行機の中から降りて来ていた。
若槻葉子の出したホログラフから見ると、ジョン・マクドナルドと言う男は搭乗口から姿を現しすらしい。
ユニオン帝国に侵入しているスパイからの情報であるため、確かな情報である事は間違い無いだろう。
浩輔は先程、葉子から見せられた男のホログラフの姿を思い出していく。
男の顔の周りには見事なまでの髭が結われていた筈だ。その見事な髭は狼を表現していたような気がした。
浩輔はそのスパイを倒し、キャンドール・コーブを止める事を心に決めた。キャンドール・コーブの犠牲者はみんな小さな子供ばかりなのだ。
馬鹿な軍事計画に巻き込まれる事が無ければ、彼らは無限の可能性を秘めた未来が見えていただろう。
浩輔は街を支配するボスとしてもただ一人の個人としても計画を立案した男を許せなかった。
浩輔の頬全体がどうしようもない怒りのためにこわばっていく。
浩輔は握っている拳をプルプルと震わせていると、目の前から例の男が現れた。
浩輔が雷の魔法を始動させようとしていると、搭乗口から出てくる男を狙うが、浩輔と二人の目の前に一人の男が現れた。男の両手にはアーチェリーの弓矢が握られており、その照準は男に向いていた。
男が大きな笑い声を上げながら、アーチェリーを引くとのと、若槻葉子が日本刀を鞘から抜いて、彼に向かって攻撃を繰り出すのは殆ど同時と言っても良いだろう。
男は自身の目の前に七本に斬撃が放たれたのを確認し、咄嗟に斬撃に向かって引いたために、ジョンは男の弓を喰らわずに済んだらしい。と、男の放った弓矢が葉子の斬撃に当たっていくのと同時に大きな爆発音が鳴り響く。爆風は空港の廊下に敷き詰められていたタイルとその下に隠されていた思われる土を巻き上げながら白煙を巻き上げていく。
魔法を空港のロビーの中で使用したためか、周りから女性客と思しき悲鳴が響く。
若槻葉子が険しい視線で悲鳴を上げた女性を睨むと、彼女は涙を引っ込めて涙を引っ込めていく。
葉子は目の前の男が爆風と爆煙に巻かれる中で、男が死んだのかと判断していたが、その爆風と爆煙が収まっていくに連れて、その中から男はかすり傷一つ負わずに現れた。
「いやぁ、ビビったよ。あれはマジで死ぬかと思った。本気で死を覚悟したよ。オレの目の前にあんたの刃が現れた時には……」
男は口元を大きく歪めながら、葉子に向かって弓矢を引いて次なる標的を定めようとしたが、直後に背後から大きな衝撃がぶつかり、男は地面の上を転がっていく。
男が頭を押さえながら起き上がると、男は口の周りに立派な髭を蓄えた例の男ーージョン・マクドナルドである事を悟った。
男はジョンと言う男を尻餅をつきながら、見上げていると、ジョンは尻をついている男に対して、武器保存から取り出したと思われる自動拳銃を取り出し、彼に向かって銃口を突き付ける。
だが、当の男は銃口を突きつけられても尚、大きな声で笑い続けていた。
「ハッハッ、こりゃあいいや!オレをこのまま撃ち殺すつもりかい?面白いが、ここはユニオン帝国ーー皇帝のお膝元じゃあない!銃なんてぶっ放してみろ、お前さんが刑務所に入る事になるんだよ!」
男はヘラヘラと笑いながら、両手を左右に広げていたが、ジョンはそんな事は構う事なく、彼に向かって引き金を引こうと試みていた。
浩輔はその前に彼が握っていた拳銃に向かって雷を放電しようとしたが、雷は彼の体に当たってもまるで無力であるかのように彼の目の前で雷を弾いていく。
浩輔は指先を震えさせながら、敵の男に向かって問いかける。
「お、お前、もしかして避雷針を扱う魔法を使えるな!?その魔法を使ってぼくの魔法を交わした……ッ!そうだろ!?」
浩輔の問い掛けに対してジョンは大きく首を横に振った。
「いいや、オレの魔法はそんなチャチなもんじゃあないぞ……お前には理解できない魔法だとは思う。何故かって?そうでもなけりゃあ、ユニオン帝国でも手練れのCIA捜査官の名は名乗れないからなァァァァァ~!!!」
ジョンはそれから猪のように鼻息を荒くしながら、浩輔の元に向かっていく。
浩輔は雷による迎撃を試みたが、隣に現れた柿谷淳太が大きな声で否定の言葉を叫ぶ。
「待ってッ!その男の攻撃は避けてッ!その男は自分自身の体でキミを轢き殺すつもりだッ!」
淳太の言葉を聞いて、浩輔は歯を食いしばって自分より右側に足を踏み出して難を逃れた。
浩輔が恐る恐る背後を振り向くと、そこには大勢の人々を巻き込んで空港の壁にめり込んでいたジョンの姿が見えた。
ジョンはひび割れた壁の中から、姿を表すと、浩輔に向かって不気味な笑顔を浮かべながら向き直る。
「惜しい、惜しい、お前のお友達さえ、余計な事を言わなけりゃあ、お前の命なんぞ収穫したての生麦を刈り取るかのように簡単に刈り取ってやったのによぉ~」
「そんな事は不可能だって教えてやるよ、ぼくの魔法で……」
「成る程、未来を夢見るおめでたい子供のようだな、お会いできて光栄だ。最もお前の中に今後の未来の夢が今後もあったらいいんだけどな」
ジョンはそう言ってもう一度浩輔に突進していく。
浩輔は全身雷の力によって放電させていく。浩輔は今度はジョンに向かって自分のあらんばかりの雷撃を放っていく。
だが、目の前から現れた男は浩輔の雷撃など物ともせずに突進していく。
浩輔は何度も何度も雷を放っていくが、男は物ともせずに浩輔に向かっていく。
浩輔は今度は足元のモザイクタイルを破壊し、雷から発せられる磁力を利用し、砂鉄で武器を作り出す。
迎撃用に作り出した砂鉄の槍でジョンの体を狙うが、ジョンはその攻撃でさえその体で弾いていく。
浩輔はいよいよ腹を括り、目を瞑ってジョンの攻撃を防ごうとしたが、その前にジョンに向かって七つの斬撃が放たれて、突進は阻止された。
ジョンは浩輔の向こうの長身の女性が放ったのだと確信した。
ジョンは次に標的を女性に変えて彼と女性との直線状の間に存在している浩輔ごと彼を狙っていく。
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