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第四部Ⅱ 『入江の中の海賊』
名古屋へと向かえ!
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シャーロットは臆病者を始末し、死体に向けて満足そうな笑顔を浮かべていた。彼女の笑顔は美味しい食事を頂いた後の令嬢のように自然な笑顔だった。
シャーロットは右手に持っていたエクスカリバーをもう一度大きく振り被ったら、満足したらしく、エクスカリバーの刃を異空間の武器庫へと引っ込めていく。
シャーロットは単なる銀色の筒へと変貌したライトセイバーを異空間の武器庫へと戻す。
彼女が満足そうに地面を蹴っていると、彼女の元に二人の女性が現れた。
一人は白衣に白色のブラウス、黒色のタイトスカート、赤い色のハイヒールを履いていた少しだけ歳の言った女性(と言うのも彼女が兄から伝えられた情報では彼女が自分より一回りも年上であると書かれているためそう表現しただけである。実際の彼女は十代の少女のように若く見えている)とその隣の地味な顔の中に蕾が咲きほこる前の美しさを秘めた花のような美しい顔が隠れている事をシャーロットは見透かしていた。
彼女は満面の笑顔と武器を放置した抱擁の体型で彼女を迎え入れた。
「やぁ、よく来てくれましたね!石川さんに、大樹寺さん……わたし達竜騎兵隊に力を貸してくれるのでしょう?」
魔女のように美しさを保ち続ける妖艶な女性、石川葵は両目を輝かせながら、
「勿論よ!あなた達に協力せずに何に協力するって言うのよ!一緒に聖杯を手に入れて、日本を手に入れましょう!」
「……。わたしも石川さんと同じだよ。あなた達に協力して、日本での支配の際に相応の報酬を貰うのが目的……」
それを聞いたシャーロットは上品に右手だけで口元を覆う。
それから、間の抜けた声を上げて、
「信じられないわ!まさか、そんなに堂々とした態度を取るなんて!今までの人達はわたし達を恐れて、そんな事を言わずに済んだのにッ!感動したわッ!」
妹の言葉に兄も大きく首を縦に動かす。
「シャーロットの言う通りだ。私は感銘に打ちひしがれている……お前達二人を仲間に迎え入れる事に異論はない。それに比べて、貴様らはどうだッ!」
シリウスの言葉に一人を除いた隊員達が全身を震わせていく。
シリウスは日本刀のように尖った冷徹な視線を怯える隊員達に向けて、
「貴様らには失望した。もし、この中で少しでも勇者がいると言うのなら、私について来い。来られない臆病者は私の手で叩きのめしたあの刑事がもう一度牙を向かないか、白籠市とやらで監視しておけ、勿論、既にキャンドール・コーブ計画成功作戦のために派遣されたと言う本国からの刺客を始末して来い」
シリウスの言葉に自信の無い三人の男女を残して殆どの隊員がその場から去っていく。
正確には男性二人、女性一人と言う所だろうか。シリウスは先程と変わらない険しい視線を向けながら、一人が残るのは当然として彼と別にこの場に残った二人の男女に問いかける。
「貴様らはどうしてそこに残った?私が恐ろしくは無いのか?」
一人が右手を掲げながら、ミュージカルの主演男優のように大袈裟な身振り手振りを加えて話していく。
「いいえ、思っておりません!あなた様のような恐ろしくて強いお方のそばで戦わせていただけるなんて光栄でございます!申し遅れました。おっとここで自己紹介をしておきましょうかッ!私の名前はコナー・スランカーと申します!この表現はおかしいかもしれませんが、以後よろしくお願いします!」
シリウスはコナーの大袈裟な身振り手振りやミュージカル俳優の動作を面白く感じたのだろう。
シリウスはコナーに向かって指示を出す。
「お前には特別な任務を与えよう。今日、到着するCIAの実力者、ジョン・マクドナルドを始末しろ、あの男に魔法を仕掛けられては厄介だ。これで奴ごと吹き飛ばせ、いいな、成功の暁には私の元に合流し、共に聖杯を目指すが良い。これは一種の試験のようなものだ。やれるな?」
シリウスは目の前に武器保存から一個の爆弾を彼の元に置く。
コナーは鼠の様な嫌らしい笑顔を浮かべながら、自分の武器保存に爆弾を入れる。
彼は深く頭を下げながら、小田原の近くの駐車場からタクシーに乗りつもりだろう。彼は駐車場を出た先に面している大通りへと足を運ぶ。
シリウスはその様子を触れる物を全て凍らせかねない危険なドライアイスの様な冷ややかな視線で眺めながら、次に自分について行く隊員の中で唯一の紅一点である長い黒髪の女性に視線を向ける。
「お前は私が怖いか?嫌悪するか?それとも、生理的に受け付けんか?」
彼女は胸を張りながら、シリウスの言葉に答えた。それを確認したシリウスは何の感情も込める事なく、彼は自分の妹を近くに呼んで、いきなり彼女の唇の上に自分の唇を重ねていく。それから、シリウスは実の妹の唇を真っ赤なリンゴのように赤い舌を使って舐め回していく。
大半の女性隊員はここで嫌悪感に眉を顰めたり、視線を逸らしたするのだが、彼女はそんな事すらせずに、ただ憧れのスター見るかのような尊奉の眼差しでシリウスを眺めていた。
シリウスは実の妹への楽しみを中断すると、その女性隊員に向かって冷静な声で言った。
「いいぞ、私の行為を見てもお前は嫌悪する事は無かった。大半の奴は私がシャーロットに行っている行動を自分の姿と重ね合わせ、無意識に私に嫌悪感を向けていたが、お前はそれをしなかった。気に入った。着いてくると良いぞ」
シリウスはそう言って踵を返して車の中に戻っていく。
運転席の扉を開けようとするシリウスに向かって車にもたれかかっていた一人の男が呟く。
「隊長、あんたこんな話を覚えていますか?大昔のテレビドラマの話ですよ……」
「私はあまりテレビを見ない方でね。それに、大昔のテレビとなれば尚更だ。どんな馬鹿馬鹿しい話をしようとしているかはオレには興味がない」
だが、車に背中を預けていた男はクックッと笑いながら話を続けていく。
「まぁ、お聞きなさいよ。その話はね、クーデターの起きた架空の国をモデルに話が作られていてね。最初は歓声を持って迎えいられられた主人公が粛清を繰り返していく中で、徐々に革命時代の仲間と民衆からの支持を失って、最後には残っていた最後の仲間をも撃ち殺し、自殺すると言う話ですよ。その時に主人公は自分を裏切る人物の姿を映す鏡を頼りに仲間を殺していくんですが、その時の主人公とあんたがワシには被って見えるんですよ」
シリウスはほぉと頷くような言葉を上げてから、その隊員の首元を掴み、乱暴にワゴン車に体を打ち付ける。
シリウスは両眉を顰めながら、
「私をそのような小物と一緒にするな……第一その男は征服王の計測を持っていなかった。そうだろ?」
体を打ち付けられても尚、男はニヤニヤとして笑顔を浮かべていた。
薄きみが悪くなったのだろう。シリウスは男を掴んでいた手を離して、車の中に乗り込んでいく。
シャーロットは右手に持っていたエクスカリバーをもう一度大きく振り被ったら、満足したらしく、エクスカリバーの刃を異空間の武器庫へと引っ込めていく。
シャーロットは単なる銀色の筒へと変貌したライトセイバーを異空間の武器庫へと戻す。
彼女が満足そうに地面を蹴っていると、彼女の元に二人の女性が現れた。
一人は白衣に白色のブラウス、黒色のタイトスカート、赤い色のハイヒールを履いていた少しだけ歳の言った女性(と言うのも彼女が兄から伝えられた情報では彼女が自分より一回りも年上であると書かれているためそう表現しただけである。実際の彼女は十代の少女のように若く見えている)とその隣の地味な顔の中に蕾が咲きほこる前の美しさを秘めた花のような美しい顔が隠れている事をシャーロットは見透かしていた。
彼女は満面の笑顔と武器を放置した抱擁の体型で彼女を迎え入れた。
「やぁ、よく来てくれましたね!石川さんに、大樹寺さん……わたし達竜騎兵隊に力を貸してくれるのでしょう?」
魔女のように美しさを保ち続ける妖艶な女性、石川葵は両目を輝かせながら、
「勿論よ!あなた達に協力せずに何に協力するって言うのよ!一緒に聖杯を手に入れて、日本を手に入れましょう!」
「……。わたしも石川さんと同じだよ。あなた達に協力して、日本での支配の際に相応の報酬を貰うのが目的……」
それを聞いたシャーロットは上品に右手だけで口元を覆う。
それから、間の抜けた声を上げて、
「信じられないわ!まさか、そんなに堂々とした態度を取るなんて!今までの人達はわたし達を恐れて、そんな事を言わずに済んだのにッ!感動したわッ!」
妹の言葉に兄も大きく首を縦に動かす。
「シャーロットの言う通りだ。私は感銘に打ちひしがれている……お前達二人を仲間に迎え入れる事に異論はない。それに比べて、貴様らはどうだッ!」
シリウスの言葉に一人を除いた隊員達が全身を震わせていく。
シリウスは日本刀のように尖った冷徹な視線を怯える隊員達に向けて、
「貴様らには失望した。もし、この中で少しでも勇者がいると言うのなら、私について来い。来られない臆病者は私の手で叩きのめしたあの刑事がもう一度牙を向かないか、白籠市とやらで監視しておけ、勿論、既にキャンドール・コーブ計画成功作戦のために派遣されたと言う本国からの刺客を始末して来い」
シリウスの言葉に自信の無い三人の男女を残して殆どの隊員がその場から去っていく。
正確には男性二人、女性一人と言う所だろうか。シリウスは先程と変わらない険しい視線を向けながら、一人が残るのは当然として彼と別にこの場に残った二人の男女に問いかける。
「貴様らはどうしてそこに残った?私が恐ろしくは無いのか?」
一人が右手を掲げながら、ミュージカルの主演男優のように大袈裟な身振り手振りを加えて話していく。
「いいえ、思っておりません!あなた様のような恐ろしくて強いお方のそばで戦わせていただけるなんて光栄でございます!申し遅れました。おっとここで自己紹介をしておきましょうかッ!私の名前はコナー・スランカーと申します!この表現はおかしいかもしれませんが、以後よろしくお願いします!」
シリウスはコナーの大袈裟な身振り手振りやミュージカル俳優の動作を面白く感じたのだろう。
シリウスはコナーに向かって指示を出す。
「お前には特別な任務を与えよう。今日、到着するCIAの実力者、ジョン・マクドナルドを始末しろ、あの男に魔法を仕掛けられては厄介だ。これで奴ごと吹き飛ばせ、いいな、成功の暁には私の元に合流し、共に聖杯を目指すが良い。これは一種の試験のようなものだ。やれるな?」
シリウスは目の前に武器保存から一個の爆弾を彼の元に置く。
コナーは鼠の様な嫌らしい笑顔を浮かべながら、自分の武器保存に爆弾を入れる。
彼は深く頭を下げながら、小田原の近くの駐車場からタクシーに乗りつもりだろう。彼は駐車場を出た先に面している大通りへと足を運ぶ。
シリウスはその様子を触れる物を全て凍らせかねない危険なドライアイスの様な冷ややかな視線で眺めながら、次に自分について行く隊員の中で唯一の紅一点である長い黒髪の女性に視線を向ける。
「お前は私が怖いか?嫌悪するか?それとも、生理的に受け付けんか?」
彼女は胸を張りながら、シリウスの言葉に答えた。それを確認したシリウスは何の感情も込める事なく、彼は自分の妹を近くに呼んで、いきなり彼女の唇の上に自分の唇を重ねていく。それから、シリウスは実の妹の唇を真っ赤なリンゴのように赤い舌を使って舐め回していく。
大半の女性隊員はここで嫌悪感に眉を顰めたり、視線を逸らしたするのだが、彼女はそんな事すらせずに、ただ憧れのスター見るかのような尊奉の眼差しでシリウスを眺めていた。
シリウスは実の妹への楽しみを中断すると、その女性隊員に向かって冷静な声で言った。
「いいぞ、私の行為を見てもお前は嫌悪する事は無かった。大半の奴は私がシャーロットに行っている行動を自分の姿と重ね合わせ、無意識に私に嫌悪感を向けていたが、お前はそれをしなかった。気に入った。着いてくると良いぞ」
シリウスはそう言って踵を返して車の中に戻っていく。
運転席の扉を開けようとするシリウスに向かって車にもたれかかっていた一人の男が呟く。
「隊長、あんたこんな話を覚えていますか?大昔のテレビドラマの話ですよ……」
「私はあまりテレビを見ない方でね。それに、大昔のテレビとなれば尚更だ。どんな馬鹿馬鹿しい話をしようとしているかはオレには興味がない」
だが、車に背中を預けていた男はクックッと笑いながら話を続けていく。
「まぁ、お聞きなさいよ。その話はね、クーデターの起きた架空の国をモデルに話が作られていてね。最初は歓声を持って迎えいられられた主人公が粛清を繰り返していく中で、徐々に革命時代の仲間と民衆からの支持を失って、最後には残っていた最後の仲間をも撃ち殺し、自殺すると言う話ですよ。その時に主人公は自分を裏切る人物の姿を映す鏡を頼りに仲間を殺していくんですが、その時の主人公とあんたがワシには被って見えるんですよ」
シリウスはほぉと頷くような言葉を上げてから、その隊員の首元を掴み、乱暴にワゴン車に体を打ち付ける。
シリウスは両眉を顰めながら、
「私をそのような小物と一緒にするな……第一その男は征服王の計測を持っていなかった。そうだろ?」
体を打ち付けられても尚、男はニヤニヤとして笑顔を浮かべていた。
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