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第四部Ⅱ 『入江の中の海賊』
残酷な天使の待ち伏せーその③
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アンソニーは翼を曲げて、孝太郎の銃弾を避けたが、孝太郎は容赦をせずにそのまま銃を撃ち抜いていく。
だが、銃弾はアンソニーの体を避けていく。アンソニーは自分自身の翼を本当の鳥のように動かして、孝太郎が銃口を構えるのと同時に弾を避けていたのだった。
アンソニーは孝太郎の攻撃を見透かすと、そのまま急降下していき、刃のような翼を放っていく。
孝太郎は急降下するタイミングを見計らい、カウンターを狙う。
孝太郎はアンソニーが降下するタイミングを狙いアンソニーの頭を狙うが、アンソニーは孝太郎が銃口を構えるのと同時に上空へと上がっていく。
アンソニーは地面の孝太郎を見下ろしながら叫ぶ。
「無駄なんだよッ!お前に何ができる!オレの魔法の前には地面でピョンピョンと跳ねているお前の攻撃なんぞ無駄なんだよォォォ~!!!」
孝太郎はアンソニーの嘲笑に耳を貸す事なく、空中に向かって自身の右手を振るっていく。
右手は次々に空間を削っていき、半ば強制的にアンソニーと自分との距離を詰めていく。
アンソニーは孝太郎との距離が詰められていくのと同時に、焦りを感じていた。自分自身の体全体から冷や汗が出ていくのを彼は実感していた。
アンソニーは背中に生えた翼を蜘蛛の巣に引っかかった蝶のように懸命に動かそうとしたが、物理の法則に反するのは困難だったらしく、どんどんと縮まっていく。
やがて、孝太郎との距離が拳一つ分にまで近付いていき、アンソニーは人差し指から糸を出そうとしたが、その前に孝太郎に自分の頬を思いっきり殴り付けられてしまう。
アンソニーは悲鳴を上げて、コンクリートの硬い地面の上を転がっていく。
悲鳴を上げるアンソニーを孝太郎は汚物でもみるかのような冷たい視線で見下ろす。
地面を起こそうとするアンソニーに向けて、孝太郎は鬼の形相で睨み付けていた。
鬼神の如き貫禄と言うのは今の孝太郎の状態の事を言うのかもしれない。
孝太郎は躊躇う事なく、アンソニーの頭の上に銃口を突き付ける。
「姉貴が無事で良かったな、もし死んでいたら、テメェの頭なんぞスイカ割りの時のスイカのように木っ端微塵に砕いてやる所だったぜ」
孝太郎の言葉に歴戦の竜騎兵隊の隊員は全身を震わせた。抑えようとしても肩は自分の言う事など効かないように勝手にガクガクと動く。
アンソニーは堪らずに両手を重ね合わせて孝太郎に向かって懇願する。
「頼む、私はただシリウスの奴に従わされただけなんだッ!金が欲しいのなら、私の財産を上げよう!勿論、日本からも手を引く!だから、助けて……」
「安心しろ、お前にはそれ相応の報いをくれてやる。お前を警察に突き出してやる。そこでお前の罪を償ってみろ」
孝太郎はそう言って手に持っていたピストルを異空間の武器庫の中に仕舞う。
手錠を掛けようとした孝太郎に向けてアンソニーは最後の反撃を試みた。
アンソニーは小指から小さな糸を出し、孝太郎の絞殺を試みた。
だが、孝太郎が右手に触れるなり、アンソニーの小指から放たれたタコの糸程の細かい糸は粉々に打ち砕かれてしまう。
孝太郎はアンソニーの髪を引っ張り、もう一度彼に向かって大きな一撃を喰らわせる。
顎が砕ける程の大きな音を立ててアンソニーは地面で泣き喚く。
「お前が何をしようとも、オレはお前を必ずしょっ引き、お前とお前の上司達を直ぐに警察組織に突き出す。お前達が逃した他の奴もな」
孝太郎はアンソニーの胸ぐらを掴み上げ、もう一度鋭い声で詰問する。
「いえ、お前の上司はビッグ・トーキョーの何処にいる?」
「……。分かった。言うよ。言うから、命だけは……」
その時だった。耳をつん裂くような轟音が響き、アンソニーの全身が燃えていく。
慌てて孝太郎はアンソニーから手を離して事なき事を得たが、アンソニーは炎に燃えながら舞踏を踊っていく。
炎に燃えながら叫ぶアンソニーは掠れた声で頭上を見上げながら叫ぶ。
「どうしてです!?シリウス隊長!どうして、オレを!?」
アンソニーはそう言って問い掛けたが、誰も答える事なく彼は業火に包まれ消炭となってしまう。
孝太郎と聡子の二人は顔を見合わせながら、生唾を飲み込む。
そして、彼はギュッと拳を握り締める。
シリウス・A・ペンドラゴンを捕まえるために。
夜のビッグ・トーキョー。とりわけ、ネオシブヤにおいては人の多さと反例して素行の良い者よりも素行の悪い者が多いと言えただろう。
裏路地は警察でさえ手に負えない不良や俗に言う“半グレ”の溜まり場と化していた。
もし、一般人がここに迷い込み尚且つその人物が女性を連れていたのなら、どうなるのかは想像に容易い。
シリウスは任務遂行のためにこの場所を訪れ、今は柄の悪い派手なシャツを着た少年三人に絡まれていたと言う事だ。
その上、彼は妹のシャーロットを連れていた。
この場に現れたシャーロットは猟師に捕らえられかけた春の妖精だと言っていても良いだろう。
しかも二人に絡んでいる少年達三人はこの場では暴力団団員でさえ名前を知っている程の強力な人間だ。
リーダーと思われる角刈りの少年がシリウスをワザと突き飛ばし、路地のビルにその体を当てさせた。
「私が何をしたのでしょう?まるで、身に覚えがありませんが……」
少年はピアスの付いた舌を出しながら、捲し立てていく。
「決まってるじゃん!お前がオレの肩にぶつけたんだろう!?え?こりゃあ、数万円はいくな、どう弁償するんだよ。おっさん?」
シリウスは無言だ。シャーロットは無抵抗のまま壁に背中を預けている兄とは対照的に、無言で相手を睨む。
それが少年達の嗜虐欲を刺激したらしい。
彼らはパチパチと手を叩きながら、二人を見下ろす。
「ハッ、この外人共オレらに勝てるつもりでいるらしいぜ、どうだよ?兄貴の前でこいつをボコボコにするの?」
角刈りの少年の取り巻きだと思われるスポーツ刈りの少年が手を叩きながら残酷な提案を兄貴分に提言する。
「面白いな、じゃあ、オレはこいつに……」
その時だった。スポーツ刈りの少年が突如として衝撃を受けて倒れ込む。
取り巻き達はその様子に目を丸くし、次にシリウスに向かって怒鳴る。
シリウスは顔を真っ赤にする少年とは対照的に口元の右端を吊り上げ、
「ようやく、貴様らにも私の実力が分かったようだな、下賤なチンピラ如きがよくもオレを追い詰めてくれたな」
シリウスの声から出る声は地獄の獄卒のように低い。
少年達はシリウスに向けて交戦の意思を示したが、その前に心臓から血を流して倒れてしまう。
倒れていたリーダー格の少年が見上げると、そこには何もない場所から姿を現すシャーロットの姿があった。
少年は弟分を殺された怒りよりも得体の知れない二人の外国人の恐ろしさのために言葉を失ってしまう。
言葉にもならない言葉を少年が漏らしていると、シリウスがポケットに手を突っ込みながら目の前に迫って来る。
少年は短い悲鳴を上げて助けを求めようとしたが、その前にシリウスの大きな手で自分自身の口を塞がれてしまう。
誰の目から見ても分かる。今度はシリウスが反撃する番だと言う事が。
だが、銃弾はアンソニーの体を避けていく。アンソニーは自分自身の翼を本当の鳥のように動かして、孝太郎が銃口を構えるのと同時に弾を避けていたのだった。
アンソニーは孝太郎の攻撃を見透かすと、そのまま急降下していき、刃のような翼を放っていく。
孝太郎は急降下するタイミングを見計らい、カウンターを狙う。
孝太郎はアンソニーが降下するタイミングを狙いアンソニーの頭を狙うが、アンソニーは孝太郎が銃口を構えるのと同時に上空へと上がっていく。
アンソニーは地面の孝太郎を見下ろしながら叫ぶ。
「無駄なんだよッ!お前に何ができる!オレの魔法の前には地面でピョンピョンと跳ねているお前の攻撃なんぞ無駄なんだよォォォ~!!!」
孝太郎はアンソニーの嘲笑に耳を貸す事なく、空中に向かって自身の右手を振るっていく。
右手は次々に空間を削っていき、半ば強制的にアンソニーと自分との距離を詰めていく。
アンソニーは孝太郎との距離が詰められていくのと同時に、焦りを感じていた。自分自身の体全体から冷や汗が出ていくのを彼は実感していた。
アンソニーは背中に生えた翼を蜘蛛の巣に引っかかった蝶のように懸命に動かそうとしたが、物理の法則に反するのは困難だったらしく、どんどんと縮まっていく。
やがて、孝太郎との距離が拳一つ分にまで近付いていき、アンソニーは人差し指から糸を出そうとしたが、その前に孝太郎に自分の頬を思いっきり殴り付けられてしまう。
アンソニーは悲鳴を上げて、コンクリートの硬い地面の上を転がっていく。
悲鳴を上げるアンソニーを孝太郎は汚物でもみるかのような冷たい視線で見下ろす。
地面を起こそうとするアンソニーに向けて、孝太郎は鬼の形相で睨み付けていた。
鬼神の如き貫禄と言うのは今の孝太郎の状態の事を言うのかもしれない。
孝太郎は躊躇う事なく、アンソニーの頭の上に銃口を突き付ける。
「姉貴が無事で良かったな、もし死んでいたら、テメェの頭なんぞスイカ割りの時のスイカのように木っ端微塵に砕いてやる所だったぜ」
孝太郎の言葉に歴戦の竜騎兵隊の隊員は全身を震わせた。抑えようとしても肩は自分の言う事など効かないように勝手にガクガクと動く。
アンソニーは堪らずに両手を重ね合わせて孝太郎に向かって懇願する。
「頼む、私はただシリウスの奴に従わされただけなんだッ!金が欲しいのなら、私の財産を上げよう!勿論、日本からも手を引く!だから、助けて……」
「安心しろ、お前にはそれ相応の報いをくれてやる。お前を警察に突き出してやる。そこでお前の罪を償ってみろ」
孝太郎はそう言って手に持っていたピストルを異空間の武器庫の中に仕舞う。
手錠を掛けようとした孝太郎に向けてアンソニーは最後の反撃を試みた。
アンソニーは小指から小さな糸を出し、孝太郎の絞殺を試みた。
だが、孝太郎が右手に触れるなり、アンソニーの小指から放たれたタコの糸程の細かい糸は粉々に打ち砕かれてしまう。
孝太郎はアンソニーの髪を引っ張り、もう一度彼に向かって大きな一撃を喰らわせる。
顎が砕ける程の大きな音を立ててアンソニーは地面で泣き喚く。
「お前が何をしようとも、オレはお前を必ずしょっ引き、お前とお前の上司達を直ぐに警察組織に突き出す。お前達が逃した他の奴もな」
孝太郎はアンソニーの胸ぐらを掴み上げ、もう一度鋭い声で詰問する。
「いえ、お前の上司はビッグ・トーキョーの何処にいる?」
「……。分かった。言うよ。言うから、命だけは……」
その時だった。耳をつん裂くような轟音が響き、アンソニーの全身が燃えていく。
慌てて孝太郎はアンソニーから手を離して事なき事を得たが、アンソニーは炎に燃えながら舞踏を踊っていく。
炎に燃えながら叫ぶアンソニーは掠れた声で頭上を見上げながら叫ぶ。
「どうしてです!?シリウス隊長!どうして、オレを!?」
アンソニーはそう言って問い掛けたが、誰も答える事なく彼は業火に包まれ消炭となってしまう。
孝太郎と聡子の二人は顔を見合わせながら、生唾を飲み込む。
そして、彼はギュッと拳を握り締める。
シリウス・A・ペンドラゴンを捕まえるために。
夜のビッグ・トーキョー。とりわけ、ネオシブヤにおいては人の多さと反例して素行の良い者よりも素行の悪い者が多いと言えただろう。
裏路地は警察でさえ手に負えない不良や俗に言う“半グレ”の溜まり場と化していた。
もし、一般人がここに迷い込み尚且つその人物が女性を連れていたのなら、どうなるのかは想像に容易い。
シリウスは任務遂行のためにこの場所を訪れ、今は柄の悪い派手なシャツを着た少年三人に絡まれていたと言う事だ。
その上、彼は妹のシャーロットを連れていた。
この場に現れたシャーロットは猟師に捕らえられかけた春の妖精だと言っていても良いだろう。
しかも二人に絡んでいる少年達三人はこの場では暴力団団員でさえ名前を知っている程の強力な人間だ。
リーダーと思われる角刈りの少年がシリウスをワザと突き飛ばし、路地のビルにその体を当てさせた。
「私が何をしたのでしょう?まるで、身に覚えがありませんが……」
少年はピアスの付いた舌を出しながら、捲し立てていく。
「決まってるじゃん!お前がオレの肩にぶつけたんだろう!?え?こりゃあ、数万円はいくな、どう弁償するんだよ。おっさん?」
シリウスは無言だ。シャーロットは無抵抗のまま壁に背中を預けている兄とは対照的に、無言で相手を睨む。
それが少年達の嗜虐欲を刺激したらしい。
彼らはパチパチと手を叩きながら、二人を見下ろす。
「ハッ、この外人共オレらに勝てるつもりでいるらしいぜ、どうだよ?兄貴の前でこいつをボコボコにするの?」
角刈りの少年の取り巻きだと思われるスポーツ刈りの少年が手を叩きながら残酷な提案を兄貴分に提言する。
「面白いな、じゃあ、オレはこいつに……」
その時だった。スポーツ刈りの少年が突如として衝撃を受けて倒れ込む。
取り巻き達はその様子に目を丸くし、次にシリウスに向かって怒鳴る。
シリウスは顔を真っ赤にする少年とは対照的に口元の右端を吊り上げ、
「ようやく、貴様らにも私の実力が分かったようだな、下賤なチンピラ如きがよくもオレを追い詰めてくれたな」
シリウスの声から出る声は地獄の獄卒のように低い。
少年達はシリウスに向けて交戦の意思を示したが、その前に心臓から血を流して倒れてしまう。
倒れていたリーダー格の少年が見上げると、そこには何もない場所から姿を現すシャーロットの姿があった。
少年は弟分を殺された怒りよりも得体の知れない二人の外国人の恐ろしさのために言葉を失ってしまう。
言葉にもならない言葉を少年が漏らしていると、シリウスがポケットに手を突っ込みながら目の前に迫って来る。
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