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外伝・少年と雷神編
私の腕の中の雷神ーその①
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「このままでは、松原会は終わりです。折角、東海林会から奪い取った勢力をコーサ・ノストラに取られてもいいんですか?あなた達だって、そんなのは嫌でしょう?」
四代目の刈谷組の組長を自称する、刈谷浩輔は白籠市内に存在する高級料亭『麻村殿』にて交渉を続けていた。麻村殿は三年前と変わらずに、高貴な敷居という雰囲気を感じずにはいられない。
部屋の二分の一を占めている黒檀の長机と座椅子と座布団を取り除けば、それも可能かもしれない。
浩輔は部屋を見渡して、そう考えたが、目の前の相手はそれどころではないらしい。
相手は松原会の会長、村上信晴。
村上信晴はヤクザの会長にふさわしい貫禄と威圧感を誇示してはいたが、肝心の能力はついて来ていないのだろう、と浩輔は心の内で推測する。
弱い人間ほど、自分の能力や力を大きく見せたいものなのだ。これは、古今東西の歴史やお堅い作品が証明している。
各世界の門閥貴族などがそのいい例だろう。
浩輔はそれだけに、常に脅しの通じない相手だと解らせようと懸命になっていた。
相手が机を叩こうとも、身内の悪口を口に出そうとも、浩輔は眉一つ動かさない。あくまでも、冷徹に、相手を見下す態度を保ち続けている。
とうとう、我慢の限界が来たのだろう。甚兵衛を着た角刈りの男ーー村上信晴は料理の載った黒檀の机を蹴り飛ばし、
「よーく、分かった。貴様らが、オレをコケにしているのはな……いいか、よく聞けよ。クソガキ……それに、澄ました顔でこの場に居合わせている、クソッタレの無能弁護士!」
信晴は二人に指を突き付けてから、口から真っ先に汚い言葉を飛ばしてから本題に入った。
「テメェらが三年前まであの勢力を保ち続けられたのは、下のオレらが我慢したからだッ!それなのに、お前らは再び下につけだと!?弁護士と組長しかいない組に!?舐めるのもいい加減にしやがれッ!オレらは確かに今は、コーサ・ノストラの連中に負け続きだッ!だがな、今度こそは……」
「……敗者の良く好む言葉は『今度こそは』……いつの時代の言葉か忘れましたが、的を射ていますね、今のあなたの状況を表すのに、ピッタリでしょう?」
浩輔の皮肉に信晴の眉間にシワが寄っていく。次に歯をギリギリと鳴らす。
そして、両手を料理が飛び散った黒檀の長机に叩きつけようとした時だ。
その動作を浩輔が右手で静止させる。
「そんな行動を取れば、あなたがぼくの言葉を認めていると、言っているようなものですよ。それに、ぼくの魔法は学校に侵入したイカれた魔法師の魔法を消し飛ばす程の強力な魔法なんです。敵に回さずに、むしろ、力を貸してコーサ・ノストラに立ち向かう事が懸命だと考えますが……」
その言葉に晴信は拳を引っ込め、用意された座椅子の座布団の上に座る。
「……分かった。テメェらの条件を呑み、我々は再び刈谷組となろう!」
ここにきて・周りの黒服を着たいかつい顔の男達は今までの会談でどんな色も浮かべなかったかのにも関わらず、初めて動揺の表情を浮かべる。
「会長!?いくら、イタ公のギャング共に狙われているからって、そんなガキの傘下に!?」
「テメェらは黙ってろッ!聞いての通りだ。組長……オレらはあんたに忠誠を誓う。不満がある奴はヤクザの掟に従い、排除する。だが、あんたにも条件を一つ呑んでもらう」
「交換条件という奴ですか?いいでしょう……それは?」
「この戦いが終わった後の組の指揮は桃屋弁護士とオレが共同で動かす……あんたは成人する時に組長の位を譲ろう」
信晴の目には組長である前に、未成年で、中学二年生の子供にすぎない刈谷浩輔が映っているのだろう。
実際にそうなのだから。浩輔の組長就任を許さないのは、彼のヤクザとしての本分からくるものだろう。
浩輔は諦めのような表情を浮かべてから、
「分かりました。ぼくが成人に達するまでは、あなたと桃屋弁護士が代行として務めるという事で……」
浩輔はそう言って左手を差し出す。利き手を預けないのは警戒のためだろうか。
そんな事を考えながら、信晴は自身の右手を差し出す。
信晴の利き手は右手。つまり、彼は完全に自分の身柄は浩輔に預けたと言っても過言ではないだろう。
西暦、2332年。警察のレポートによれば、刈谷組が再び組織としての機動力を得たのは、この時だと言う。
「このクソ野郎ッ!青っ白いジャンベたれのガキが、よくもオレらの取り引きを妨害してくれたな……」
コーサ・ノストラの端役の一人を務める青い中折れ帽を被った男は百目竜との取り引きを邪魔された苛立ちを学ラン服を羽織り、洗濯したばかりのような清潔な白いワイシャツを見せびらかす、少年に向ける事に決めた。
男は即座に武器保存からコルト式のオート拳銃を取り出すのだが、
「遅いよ」
と、彼が引き金を引くよりも前に端正な顔立ちの少年が人差し指から放つ雷によって武器を潰されてしまう。
「ぼくはきみらを地獄の獄卒どもに引き渡す用意ができてるけれども、今日はやめておくよ。キミらには……」
何か自分たちの生命を脅かすような出来事が起こる。
それよりも前に、コーサ・ノストラの男は逃げ出そうとするのだが、
「無駄さ」
と、中学生の少年が繰り出す雷の前によって敗北してしまう。
「ギャァァァァァァァァ」
黒髪の傷顔の男に気絶する程度の緩い雷撃が放たれる。
男はそのまま意識を失い、取り引き現場の港の前で倒れてしまう。
次に、少年は百目竜の男に視線を向けて、庇護欲を駆り立てられそうな可愛らしい笑顔を向けて、
「キミはもう逃げたほうがいいよ。ぼくが警察を呼ぶよりも前に、潰したいのはコーサ・ノストラだけだから、百目竜にはあまり危害を加えたくないんだ。お願い。でも、アレを持って帰る量は少量だけにしてくれると、助かるなぁ~」
可愛らしい顔と警察に通報されたくないという気持ちから、彼は倒れていたコーサ・ノストラの男の懐から例のブツを少量取り出してから、近くにあった現金の入ったスーツケースを持って逃げ出していく。
そして、少年は警察に連絡を入れて、自身もその場から逃げ出す。
こうして、警察が到着した後には例のブツが入った男の気絶体のみが残されているという寸法だ。
自分の手口は完璧だ。少年は近くのタクシーに乗って、自分自身の獲得した勝利を喜んでいた。
四代目の刈谷組の組長を自称する、刈谷浩輔は白籠市内に存在する高級料亭『麻村殿』にて交渉を続けていた。麻村殿は三年前と変わらずに、高貴な敷居という雰囲気を感じずにはいられない。
部屋の二分の一を占めている黒檀の長机と座椅子と座布団を取り除けば、それも可能かもしれない。
浩輔は部屋を見渡して、そう考えたが、目の前の相手はそれどころではないらしい。
相手は松原会の会長、村上信晴。
村上信晴はヤクザの会長にふさわしい貫禄と威圧感を誇示してはいたが、肝心の能力はついて来ていないのだろう、と浩輔は心の内で推測する。
弱い人間ほど、自分の能力や力を大きく見せたいものなのだ。これは、古今東西の歴史やお堅い作品が証明している。
各世界の門閥貴族などがそのいい例だろう。
浩輔はそれだけに、常に脅しの通じない相手だと解らせようと懸命になっていた。
相手が机を叩こうとも、身内の悪口を口に出そうとも、浩輔は眉一つ動かさない。あくまでも、冷徹に、相手を見下す態度を保ち続けている。
とうとう、我慢の限界が来たのだろう。甚兵衛を着た角刈りの男ーー村上信晴は料理の載った黒檀の机を蹴り飛ばし、
「よーく、分かった。貴様らが、オレをコケにしているのはな……いいか、よく聞けよ。クソガキ……それに、澄ました顔でこの場に居合わせている、クソッタレの無能弁護士!」
信晴は二人に指を突き付けてから、口から真っ先に汚い言葉を飛ばしてから本題に入った。
「テメェらが三年前まであの勢力を保ち続けられたのは、下のオレらが我慢したからだッ!それなのに、お前らは再び下につけだと!?弁護士と組長しかいない組に!?舐めるのもいい加減にしやがれッ!オレらは確かに今は、コーサ・ノストラの連中に負け続きだッ!だがな、今度こそは……」
「……敗者の良く好む言葉は『今度こそは』……いつの時代の言葉か忘れましたが、的を射ていますね、今のあなたの状況を表すのに、ピッタリでしょう?」
浩輔の皮肉に信晴の眉間にシワが寄っていく。次に歯をギリギリと鳴らす。
そして、両手を料理が飛び散った黒檀の長机に叩きつけようとした時だ。
その動作を浩輔が右手で静止させる。
「そんな行動を取れば、あなたがぼくの言葉を認めていると、言っているようなものですよ。それに、ぼくの魔法は学校に侵入したイカれた魔法師の魔法を消し飛ばす程の強力な魔法なんです。敵に回さずに、むしろ、力を貸してコーサ・ノストラに立ち向かう事が懸命だと考えますが……」
その言葉に晴信は拳を引っ込め、用意された座椅子の座布団の上に座る。
「……分かった。テメェらの条件を呑み、我々は再び刈谷組となろう!」
ここにきて・周りの黒服を着たいかつい顔の男達は今までの会談でどんな色も浮かべなかったかのにも関わらず、初めて動揺の表情を浮かべる。
「会長!?いくら、イタ公のギャング共に狙われているからって、そんなガキの傘下に!?」
「テメェらは黙ってろッ!聞いての通りだ。組長……オレらはあんたに忠誠を誓う。不満がある奴はヤクザの掟に従い、排除する。だが、あんたにも条件を一つ呑んでもらう」
「交換条件という奴ですか?いいでしょう……それは?」
「この戦いが終わった後の組の指揮は桃屋弁護士とオレが共同で動かす……あんたは成人する時に組長の位を譲ろう」
信晴の目には組長である前に、未成年で、中学二年生の子供にすぎない刈谷浩輔が映っているのだろう。
実際にそうなのだから。浩輔の組長就任を許さないのは、彼のヤクザとしての本分からくるものだろう。
浩輔は諦めのような表情を浮かべてから、
「分かりました。ぼくが成人に達するまでは、あなたと桃屋弁護士が代行として務めるという事で……」
浩輔はそう言って左手を差し出す。利き手を預けないのは警戒のためだろうか。
そんな事を考えながら、信晴は自身の右手を差し出す。
信晴の利き手は右手。つまり、彼は完全に自分の身柄は浩輔に預けたと言っても過言ではないだろう。
西暦、2332年。警察のレポートによれば、刈谷組が再び組織としての機動力を得たのは、この時だと言う。
「このクソ野郎ッ!青っ白いジャンベたれのガキが、よくもオレらの取り引きを妨害してくれたな……」
コーサ・ノストラの端役の一人を務める青い中折れ帽を被った男は百目竜との取り引きを邪魔された苛立ちを学ラン服を羽織り、洗濯したばかりのような清潔な白いワイシャツを見せびらかす、少年に向ける事に決めた。
男は即座に武器保存からコルト式のオート拳銃を取り出すのだが、
「遅いよ」
と、彼が引き金を引くよりも前に端正な顔立ちの少年が人差し指から放つ雷によって武器を潰されてしまう。
「ぼくはきみらを地獄の獄卒どもに引き渡す用意ができてるけれども、今日はやめておくよ。キミらには……」
何か自分たちの生命を脅かすような出来事が起こる。
それよりも前に、コーサ・ノストラの男は逃げ出そうとするのだが、
「無駄さ」
と、中学生の少年が繰り出す雷の前によって敗北してしまう。
「ギャァァァァァァァァ」
黒髪の傷顔の男に気絶する程度の緩い雷撃が放たれる。
男はそのまま意識を失い、取り引き現場の港の前で倒れてしまう。
次に、少年は百目竜の男に視線を向けて、庇護欲を駆り立てられそうな可愛らしい笑顔を向けて、
「キミはもう逃げたほうがいいよ。ぼくが警察を呼ぶよりも前に、潰したいのはコーサ・ノストラだけだから、百目竜にはあまり危害を加えたくないんだ。お願い。でも、アレを持って帰る量は少量だけにしてくれると、助かるなぁ~」
可愛らしい顔と警察に通報されたくないという気持ちから、彼は倒れていたコーサ・ノストラの男の懐から例のブツを少量取り出してから、近くにあった現金の入ったスーツケースを持って逃げ出していく。
そして、少年は警察に連絡を入れて、自身もその場から逃げ出す。
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