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サラマンダー・パシュート編
サラマンダーの進出
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一説には王国の裏社会を牛耳ると言われる最大規模の犯罪組織『サラマンダー』
それは七十年もの間、王国の警察組織が追っているのにも関わらず、未だに首領の姿さえ見えない謎の組織であった。
一説にはボスの正体はこの世のものではないとか、或いはボスは神話に伝えられる暗黒神の生まれ変わりだとも言われている。
そんな報告を聞くたびに、ゲオルグ・ロメインはその報告を部下から持ちかけられるたびに鼻で笑ってしまう。
何が、謎の組織だ。単に警察組織が低能すぎて、自分達を捕まえられないだけではないかと。
そんな彼にとって窮地に陥ったというのは今までの人生において一度も無かった。
加えて、彼はこの世界の人間ではない。彼は前世は別の世界、その世界にある日本という国で過ごしていただけのごく普通の青年であった。
だが、彼は不幸な事故で命を落とし、この向こう側の世界で例えるところの西部開拓時代を思わせる世界に強力な魔法を携えて転生できたのは運が良かったと言っても良いだろう。
彼はチートとも言える魔法を持ち、裏社会でのし上がっていくと、そこで多くのボスを殺し、組織を束ねて『サラマンダー』を作り上げていったのだった。
彼の持つ勢力は傘下に存在するギャング組織の数も含めて、総勢で二千名にも及ぶ勢力となり、彼と未だに敵対している大手ギャング組織や麻薬密売ルートを束ねる犯罪シンジゲートからさえも彼は恐れられ、今や『サラマンダー』が完全に暗黒街を牛耳るのも時間の問題かと思われた。
そんな時だ。彼の秘書が扉をコンコンと叩く音が聞こえた。彼は急いで入室を許可する。
「入れ」という言葉に従い、金縁の眼鏡をかけた灰色のドレスを着た若い秘書は丁寧に頭を下げて資料を彼に提出する。
彼は無愛想な顔を浮かべて秘書から資料を受け取ると、封筒から端に顔写真の貼られた紙を抜き取る。
この女、ウェンディ・スペンサーと言っただろうか。この女に幹部の一人を撃ち殺されたのは癪だ。報復に一人の男を送ったのだが、あの男だけで事が足りるとは思えない。
ゲオルグは秘書に命じて、その殺し屋が上手く立ち回れるのかを探ると、彼女は眼鏡を光らせてから、黙って一日前の街の勾留記録を手渡す。
「この女子生徒をいえ、元女子生徒をお使いになられるのはどうでしょうか?きっと、サメディとも上手く恋愛できると思いますわ」
男は彼女が勾留に至るまでの経緯を読み、フンと笑う。
彼はその記録を見て、報復計画の記録を即座に書き換えて、
「あの街に潜入しているサメディに連絡を取れ、どのタイミングでも良いから、アナベル・オハラなる女を奪還し、彼女と共にウェンディを始末しろとなッ!」
大きな声で怒鳴り付けるように叫んだなのにも関わらず、女性は萎縮する事もなく、丁寧に頭を下げて退散していく。
男は秘書が出ていく姿を見て、座っていた良いクッションを使った腰掛けの椅子の上に腰を下ろして一息吐く。
暫くの間、ゲオルグは椅子の上にもたれ掛かっていたが、やがて部屋の引き出しに仕舞ってある葉巻を取り出し吸う。
彼は生前見ていたギャング映画に登場する悪の親玉を意識しながら、椅子の上でポーズを取っていた。
アナベル・オハラの逮捕から一日が経過し、無事に私の疑いも晴れたらしく、ルパートが忌々しそうな顔を浮かべながら、私に頭を下げたのを覚えている。
その帰りに、彼が付き添いの生徒会長に「なんでボクが」とか「あんな〈杖無し〉に」とか愚痴を零していたのを拾い聞してしまったが、まぁ許してやろう。
私は慈悲深いからな。得意気な表情で去っていく二人を眺めていると、肩に何か置かれた事に気が付く。
何が置かれたのかと疑問に思って、肩の方を触ってみると、そこには一枚の紙が置かれている事に気が付く。
慌てて紙を取って、背後を振り返ると、そこには穏やかでない笑顔のエマ部長が立っていた。
「さてと、お前はこのクソ忙しい時に何を威張っているのかなぁ~?」
「あ、部長居たんですか?」
きっと、その時の私はみっともなく顔全体から冷や汗を出していたのだろう。
加えて、今の私にはこの状況に対して浮かべる事が出来るのは引きつった笑顔を浮かべる事のみ。
だが、エマ部長はどうだろう。彼女は鬼の形相で私を睨みながら、私の胸元に乱暴に手配書を押し付けた。
「今回の賞金首だ。この近くの森に潜んでいるという情報付きだから、早く行って、撃ち殺すなり、拿捕するなりして来い。いいな」
いいなの後に浮かべた笑顔に黒いものが見えたような気がした。
私は弱々しく笑いながら、手配書を懐の中に仕舞って廊下を走り、馬繋場へと向かって、馬を取り出し、急いで賞金首の男の潜む森へと向かう。
今回はケネスが隣に居ないが、ケネスはケネスで何か賞金首を追っているに違いない。
そんな事を考えながら、私が森の中を馬で歩いていると、目の前からガサゴソと茂みが動く音が聞こえた。
私がお尋ね者かと思って、銃口を向けたのだが、目の前に現れたのは手配書のお尋ね者ではなく、サメのように鋭い瞳にサメのように髪を立てた金髪の男が現れたのだ。
見るからに怪しい人間なので、銃口を下げはしたものの、ホルスターに仕舞う事もしない。
なので、私は銃を握ったまま目の前に現れた男に向かって目的を尋ねる。
「あなたは一体誰なの?良かったら、教えてくれない?それとも、あなたはホールディング一味の一人なの?」
「ホールディング一味?ホールディング一味だと、そいつは面白い冗談だ。ハッハッハッハッハァァァァァ~!!」
いきなり大きな声で笑い出したこの男の表情が読めない。
一体、なぜ、笑っているのだろうか。そんな事を思っていると、彼は右手を勢いよく振るって、私の目の前に死体を投げ出す。
私の前に投げ出された死体こそ、私が追っていた賞金首、ポール・ホールディングその人だったのだ。
ポールは額を弓矢で撃ち抜かれて殺されていた。恐らく、弓矢はこの男が射ったものに違いない。だが、男は弓矢は愚か、腰に拳銃さえ下げていない。
武器が何もない状態でどうやって襲っていたのだと私が考えていると、彼は白く磨かれた歯を見せて笑い、
「ミス・スペンサー。キミは想像力というものを信じるかね?そう、人間の叡智を超えた先に想像力があり、想像力が未知の空間を作り出す!素晴らしいとは思わないかい?」
「あなた、そう言った類の怪奇小説の読みすぎなんじゃあないの?悪い事は言わないから、精神科の受診をお勧めするわ」
と、私は言ったのだが、男は私の毒舌など無視してニヤニヤと笑い続けていた。
それから、彼は空中の何も無い場所から、弓と矢を作り出したのだった。
驚く私に向かって彼は言った。
「ムンフッフッフッ、驚いたかね?これが想像力というものだよ」
それは七十年もの間、王国の警察組織が追っているのにも関わらず、未だに首領の姿さえ見えない謎の組織であった。
一説にはボスの正体はこの世のものではないとか、或いはボスは神話に伝えられる暗黒神の生まれ変わりだとも言われている。
そんな報告を聞くたびに、ゲオルグ・ロメインはその報告を部下から持ちかけられるたびに鼻で笑ってしまう。
何が、謎の組織だ。単に警察組織が低能すぎて、自分達を捕まえられないだけではないかと。
そんな彼にとって窮地に陥ったというのは今までの人生において一度も無かった。
加えて、彼はこの世界の人間ではない。彼は前世は別の世界、その世界にある日本という国で過ごしていただけのごく普通の青年であった。
だが、彼は不幸な事故で命を落とし、この向こう側の世界で例えるところの西部開拓時代を思わせる世界に強力な魔法を携えて転生できたのは運が良かったと言っても良いだろう。
彼はチートとも言える魔法を持ち、裏社会でのし上がっていくと、そこで多くのボスを殺し、組織を束ねて『サラマンダー』を作り上げていったのだった。
彼の持つ勢力は傘下に存在するギャング組織の数も含めて、総勢で二千名にも及ぶ勢力となり、彼と未だに敵対している大手ギャング組織や麻薬密売ルートを束ねる犯罪シンジゲートからさえも彼は恐れられ、今や『サラマンダー』が完全に暗黒街を牛耳るのも時間の問題かと思われた。
そんな時だ。彼の秘書が扉をコンコンと叩く音が聞こえた。彼は急いで入室を許可する。
「入れ」という言葉に従い、金縁の眼鏡をかけた灰色のドレスを着た若い秘書は丁寧に頭を下げて資料を彼に提出する。
彼は無愛想な顔を浮かべて秘書から資料を受け取ると、封筒から端に顔写真の貼られた紙を抜き取る。
この女、ウェンディ・スペンサーと言っただろうか。この女に幹部の一人を撃ち殺されたのは癪だ。報復に一人の男を送ったのだが、あの男だけで事が足りるとは思えない。
ゲオルグは秘書に命じて、その殺し屋が上手く立ち回れるのかを探ると、彼女は眼鏡を光らせてから、黙って一日前の街の勾留記録を手渡す。
「この女子生徒をいえ、元女子生徒をお使いになられるのはどうでしょうか?きっと、サメディとも上手く恋愛できると思いますわ」
男は彼女が勾留に至るまでの経緯を読み、フンと笑う。
彼はその記録を見て、報復計画の記録を即座に書き換えて、
「あの街に潜入しているサメディに連絡を取れ、どのタイミングでも良いから、アナベル・オハラなる女を奪還し、彼女と共にウェンディを始末しろとなッ!」
大きな声で怒鳴り付けるように叫んだなのにも関わらず、女性は萎縮する事もなく、丁寧に頭を下げて退散していく。
男は秘書が出ていく姿を見て、座っていた良いクッションを使った腰掛けの椅子の上に腰を下ろして一息吐く。
暫くの間、ゲオルグは椅子の上にもたれ掛かっていたが、やがて部屋の引き出しに仕舞ってある葉巻を取り出し吸う。
彼は生前見ていたギャング映画に登場する悪の親玉を意識しながら、椅子の上でポーズを取っていた。
アナベル・オハラの逮捕から一日が経過し、無事に私の疑いも晴れたらしく、ルパートが忌々しそうな顔を浮かべながら、私に頭を下げたのを覚えている。
その帰りに、彼が付き添いの生徒会長に「なんでボクが」とか「あんな〈杖無し〉に」とか愚痴を零していたのを拾い聞してしまったが、まぁ許してやろう。
私は慈悲深いからな。得意気な表情で去っていく二人を眺めていると、肩に何か置かれた事に気が付く。
何が置かれたのかと疑問に思って、肩の方を触ってみると、そこには一枚の紙が置かれている事に気が付く。
慌てて紙を取って、背後を振り返ると、そこには穏やかでない笑顔のエマ部長が立っていた。
「さてと、お前はこのクソ忙しい時に何を威張っているのかなぁ~?」
「あ、部長居たんですか?」
きっと、その時の私はみっともなく顔全体から冷や汗を出していたのだろう。
加えて、今の私にはこの状況に対して浮かべる事が出来るのは引きつった笑顔を浮かべる事のみ。
だが、エマ部長はどうだろう。彼女は鬼の形相で私を睨みながら、私の胸元に乱暴に手配書を押し付けた。
「今回の賞金首だ。この近くの森に潜んでいるという情報付きだから、早く行って、撃ち殺すなり、拿捕するなりして来い。いいな」
いいなの後に浮かべた笑顔に黒いものが見えたような気がした。
私は弱々しく笑いながら、手配書を懐の中に仕舞って廊下を走り、馬繋場へと向かって、馬を取り出し、急いで賞金首の男の潜む森へと向かう。
今回はケネスが隣に居ないが、ケネスはケネスで何か賞金首を追っているに違いない。
そんな事を考えながら、私が森の中を馬で歩いていると、目の前からガサゴソと茂みが動く音が聞こえた。
私がお尋ね者かと思って、銃口を向けたのだが、目の前に現れたのは手配書のお尋ね者ではなく、サメのように鋭い瞳にサメのように髪を立てた金髪の男が現れたのだ。
見るからに怪しい人間なので、銃口を下げはしたものの、ホルスターに仕舞う事もしない。
なので、私は銃を握ったまま目の前に現れた男に向かって目的を尋ねる。
「あなたは一体誰なの?良かったら、教えてくれない?それとも、あなたはホールディング一味の一人なの?」
「ホールディング一味?ホールディング一味だと、そいつは面白い冗談だ。ハッハッハッハッハァァァァァ~!!」
いきなり大きな声で笑い出したこの男の表情が読めない。
一体、なぜ、笑っているのだろうか。そんな事を思っていると、彼は右手を勢いよく振るって、私の目の前に死体を投げ出す。
私の前に投げ出された死体こそ、私が追っていた賞金首、ポール・ホールディングその人だったのだ。
ポールは額を弓矢で撃ち抜かれて殺されていた。恐らく、弓矢はこの男が射ったものに違いない。だが、男は弓矢は愚か、腰に拳銃さえ下げていない。
武器が何もない状態でどうやって襲っていたのだと私が考えていると、彼は白く磨かれた歯を見せて笑い、
「ミス・スペンサー。キミは想像力というものを信じるかね?そう、人間の叡智を超えた先に想像力があり、想像力が未知の空間を作り出す!素晴らしいとは思わないかい?」
「あなた、そう言った類の怪奇小説の読みすぎなんじゃあないの?悪い事は言わないから、精神科の受診をお勧めするわ」
と、私は言ったのだが、男は私の毒舌など無視してニヤニヤと笑い続けていた。
それから、彼は空中の何も無い場所から、弓と矢を作り出したのだった。
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