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神からの挑戦編

天草英輔の要求

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「ですから私は反対ですッ!」

「反対と言われても、証拠がない以上は法治国家の機関である我々警察が動くことはできないんですよ」

白籠市のアンタッチャブルと呼ばれた白籠署公安部のリーダー格である折原絵里子は金融犯罪対策班の班長である男性に対して強い態度で喰いかかっていたが、その行動が認められることはなかった。
そればかりか、その班長は威嚇するように目を細めて絵里子を見つめていた。絵里子はそんな班長に対して睨みつけることしかできなかった。
予想もしなかったような結果に肩を落としながら戻ってきた絵里子に対して聡子と明美の両名は心配そうな目を向けていた。聡子に至ってはデスクワークを中断して向かってきそうなほどであった。

今にも駆け寄ろうとせんばかりの聡子を片手で静止し、絵里子は重い溜息を吐きながら自身に用意された机の上に座った。しばらくの間は沈んだ表情のままずっと顔を下げていたが、しばらくしてからようやく顔を上げて、部屋の中を見渡していく。

「あれ、天草さんは?」

「天草さんなら先ほど出掛けてましたよ。なんでも大事な用事ができたとかで」

絵里子は明美の返答を聞いて思わず両眉を顰めていた。自分は悪徳金融商社を追い詰めるため金融犯罪対策班の班長に向かって動き掛けるように尽力を果たしていたというのに天草英輔は関心を持つこともなく、勝手に出歩いているというのだ。いや、それ以前に今は勤務中だ。勤務時間内に警察官が持ち場を離れるのは捜査の時を除けばトイレ以外は禁止のはずだ。

絵里子は苛立ってしまい、普段ならば絶対にするはずがない人差し指を机の上でトントンと叩くような行為を無意識のうちに行なってしまっていた。その時だ。自動扉が開く音が聞こえた。絵里子が扉の方を向くと、そこには自信満々の表情を浮かべる天草英輔とその背後で申し訳なさそうに項垂れている金融犯罪対策班、班長の姿が見えた。
英輔は絵里子の側まで立ち寄ると、勝ち誇ったような笑みを浮かべながら言った。

「金融犯罪対策班との合同捜査だ。すぐに準備して来てもらいたい」

英輔が投げ付けた言葉を聞いた絵里子は信じられないと言わんばかりに目を見開いていた。英輔の背後で項垂れている班長に関しては先ほど自分がいくら問い詰めたとしても首を横に振らなかったような人物なのである。一体どういう経緯で英輔は彼の首を縦に振らせたのだろうか。
絵里子が難しい顔で考えていると、英輔の背後に控えていた班長が不安そうな顔を浮かべて何やら耳打ちを行っている姿や耳打ちの際に顔をニヤニヤとしているのも見逃さなかった。

絵里子はそのやり取りを見た時英輔がどうしてこの調査を取り付けたのかを察してしまった。大方英輔は自身の培う心理学を悪用して金融犯罪対策班の班長に脅迫でも行ったに違いない。その事実が絵里子を苛立たせた。というのもこうした卑劣な手段は絵里子の弟すなわち孝太郎ならば絶対に使わないような手段であったからだ。それは仲間たちも同じであったらしい。明美は不愉快そうに眉を顰めていたし、聡子に至っては眉間に青筋を立て、両眉を顰め、両頬を紅潮させている。彼女の怒りがこちらからも伝わってくるかのようだった。

だが、絵里子たちにとっては捜査ができることに変わりはない。絵里子はいきり立つ聡子を宥め、明美と共に英輔の背後について行き、彼が運転する浮遊車エアカーの中へと乗り込む。
二人が背後の席、絵里子が助手席という形だった。捜査中ということもあったが、元の仲がよろしくなったので車の中で交わされた会話はゼロに等しかった。
このまま無言で目的地にまで辿り着くのかと思われたその時だ。

「これで満足かな?」

と、これまで一言も喋らなかった英輔がようやく口を開いたのだ。

「満足とは?」

絵里子は神妙な顔を浮かべながら英輔へと問い掛けた。

「質問の意味がわからなかったかな?ならばキミにもわかるようにわかりやすく言ってやろう。悪徳金融会社の捜査に入れて満足かなと聞いているんだ」

絵里子を見下した発言に明美も聡子も不快感を露わにしていた。だが、その中で絵里子だけは冷静な態度を貫いていた。弱みを見せたくはなかったのか、気にしていないということをPRしたかったのかはわからない。それでも彼女がポーカーフェイスを貫いていたのは事実だ。その上で、彼女はちゃんと嫌味を言い返したのである。

「えぇ、満足よ。それよりも私の方こそあなたに聞きたいわ」

「何を?」

「あなたはどうして私があの金融会社の捜索をしたかったということを知ってるの?」

「出ていくときのキミの表情から全てを察したんだ。だからキミが出て行ったすぐ後に私も出て行ったんだ」

「班長を説得するため?」

「その通り」

「あら、嫌だ。まるでストーカーね。私の後をついてくるなんて」

英輔は絵里子からの指摘を聞くと、何も言わず運転に戻った。だが、背後に座っていた明美と聡子はこの時ハンドルを握る英輔の手が怒りのため微かに震えていたことを見逃していなかった。
聡子と明美はどっしりとしており、尚且つ最後には嫌味を言い返した自分たちのリーダーに対して尊敬の眼差しを向けていた。一方でそんな二人とは対照的に英輔はふてくされたような表情のままハンドルを握っていた。
絵里子はこうして英輔を相手に勝利を収めたのである。勝利を収めた後、三人はしばらく余韻に浸っていたかったが、車は突入先である金融会社の前へと辿り着いたのである。
英輔を含めた四人は浮遊車エアカーの扉を開け、全員が異空間の武器庫から武器を取り出して突入へと備えていた。

警察が悪徳金融会社へと突入しようとしていたのとほとんど同じ頃、別の方向から一台の大きな黒色のベンツが悪徳金融会社へと向かっていた。
ベンツの後部座席に座るのは刈谷浩輔。少年ながら白籠市の暗黒街に君臨する刈谷組の組長である。普段は中学生であるため学業へと専念するために代行を立てているのだが、外から見知らぬ敵が現れた時や暗黒街で万が一のことが引き起こった時には自らが繰り出して騒動を収めるのが彼に課せられた役割であったのだ。

というのも浩輔には雷の魔法という強力な魔法が備わっており、大抵の暴力団はこの雷の魔法の前に屈することになってしまうからだ。もちろん一人ではない。浩輔の真横にはアサルトライフルという強力な武器を携えた黒いスーツを着た男たちの姿が見えた。もちろん彼ら二人は一般社会を生きる人間ではない。いわゆる裏社会を生きる人間たちである。

二人は親分を守るために同行した護衛である。どちらも屈強な戦士でそう易々と倒されるようには思えないような人物だ。
それでも浩輔の中で緊張の糸は張り詰めたままであった。というのもここ最近はビッグトーキョーの中心地に神からの遣いたちが現れた騒動やカルト教団バプテスト・アナベル教による独立戦争などもあり、他の暴力団の面々が暴れ回る余裕などなかったからだ。

そのため不本意ながらも浩輔たちはイレギュラーズの仲間たちと共に平穏に暮らせていたのだ。だが、大樹寺が日本の中心に収まり、秩序が戻されてからというものはまた白籠市を狙う他地域の暴力団たちが手を伸ばすようになり、浩輔も出なくなるを得ざるなくなったのだ。
不本意ながらもこれが自分に課せられた役であるので、組長としてその役割は全うしなくてはならない。
浩輔が嫌々ながらも護衛と共に車の扉を開けて、金融会社の入った小さなビルを見上げた時のことだ。視界の中には多数のパトカーが見受けられた。

どうやら警察が先に動いたらしい。浩輔が諦めてその場を立ち去ろうとしようとした時だ。ビルの中へと突入しようとする三人の姿が見えた。それは自身の盟友中村孝太郎の仲間たちであった。
浩輔は懐かしさに駆られ、三人に対して立場も忘れて声を掛けに行こうとした時のことだ。三人の側に見知らぬ男性の姿が見えたことに気が付いた。

「だ、誰だ!?あの人は!?」

浩輔は驚きのあまり思わず声を上げてしまった。そんな組長を見かねて、側にいた護衛がこっそりとその正体を教えたのであった。

「えっ、そ、そんな恐ろしい人が?」

「えぇ、ですので、ここは組長の身を優先してこの場はお引きになられた方が」

浩輔は首を小さく縦に振った。天草英輔などという危険な人物が相手では部が悪いし、そんな人物の前で自分と親しげにする姿などを見せれば英輔はそのことをネタに強請りでも始める可能性が高い。
浩輔がその場をこっそりと立ち去ろうとした。だが、この時聡子に自身の姿を目撃されてしまったのである。
聡子は無邪気に浩輔に向かって手を振っていた。
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