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神からの挑戦編
日本国支配者への挑戦状
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「……話をまとめると、貴様は日本の支配者であり、そして王様であるというんだな?」
「その通り、察しがいいね、流石は孝太郎さん」
ホログラフからは可愛らしい仕草で笑いながら紙コップに入ったコーヒーを啜る大樹寺の顔が映っていた。
その顔が癪に触った。孝太郎が拳を震わせながら大樹寺を睨んでいると、新たに警視庁の長官へと就任した古半田が孝太郎を一喝したのであった。
「こらッ!マイ・マスターを見てそのような失礼な態度を取るなど、何様のつもりだ!?」
「お言葉を返すようですが、いつから警視庁はバプテスト・アナベル教の傘下に収まったんですか?」
古半田は孝太郎の問いに答えることができなかった。予想外の質問を受けてたじろいぐ古半田に対して孝太郎は容赦することなく鋭い質問を浴びせ続けていく。
「自分は三年前からいいえ、生まれた時から警察官として市民の皆様を守るために戦ってきましたッ!市民の安全を脅かす相手ならば誰だろうと容赦しないッ!その信念で自分は臨んできたのですッ!それなのに、警察組織そのものが市民の安全を脅かしかねない存在に屈するとは何事ですか!?」
古半田はその問い掛けに対して沈黙を貫いた。卑怯にも沈黙を選んだ古半田に代わりに反論を行ったのは大樹寺であった。
大樹寺は優雅にコーヒーを啜りながら細い目で射抜くように孝太郎を見つめながら言った。
「あのね、孝太郎さん。正義っていうのはもう変わったんだよ。六大路が消えたことでこれまでの体制は壊れてしまったの。これからの日本は宗教国家として生きていくんだよ」
「ふざけるなッ!」
孝太郎は我を忘れて席の上から立ち上がった。そしてそのまま電子データとして本部から送られてきた大樹寺を睨み付けていく。
「オレはお前が、お前たち教団が善良な市民に何をしたのか忘れたわけじゃあないからなッ!」
孝太郎は自身に目を向けることもなく、冷静にコーヒーを啜る大樹寺に向かって彼女が過去に行った悪事の数々を糾弾していく。
だが、大樹寺から飛んできた返答は孝太郎の予想を大いに裏切るようなものであった。
「でもさ、今更そんなことはどうでもいいんじゃあないの?」
大樹寺は心底からどうでもいいというような声で答えた。
「な、なんだと……」
「なんだとも何も今は人間同士の罪を暴きあっている場合じゃあないでしょ?私たちが一致団結して天使たちと戦わなくちゃいけないんだよ」
「……詐欺師というのは随分と口が回るらしい。まぁ、もっともらしい言葉で話題を変えるのが常套手段だしな」
孝太郎の皮肉めいた批判を聞いて、ホログラフとして映し出される大樹寺の片眉が微かに上がったのを孝太郎は見逃さなかった。
ここぞとばかりに彼女が犯した悪行を彼女の前で叩き付けていく。
表向きは平然とした顔をしていた大樹寺であったが、コーヒーが入った紙コップを持つ手が震えているのを孝太郎は見逃さなかった。
次々と最もな批判を繰り出し、彼女の自尊心を大きく揺さぶった上、最後に挑発めいた言葉を付け加えることで彼女の自尊心を大いに傷つけたのである。
「だいたい、お前さんはオレ一人に怯え切って、直接話しに来れるというものをそんな機械を通してしか、話すことができないんだもんな。六大路ならもっと大物感を出してたぜ」
その瞬間に孝太郎の後頭部にヒヤリとした感触がした。慌てて振り返ろうとしたが、後頭部に突き付けられたヒヤリとしたものはさらに強い力を込められていく。
「瞬間移動を使って出てきたあげたよ、これで満足かな?」
背後からは低い声が聞こえた。低くてもアルト声にならないのは彼女の地声が綺麗であったからだろう。
そうでなければカルト教団の教祖などできないはずだ。
孝太郎は自身の後頭部へと突き付けられた感触に内心は動揺を隠せなかったが、それでも大樹寺に弱みを見せるわけにはいかないとばかりに平静を装いながら答えたのである。
「ようやく出てきてくれたみたいだな。さてと、何を話す?」
「そうだねぇ、試しに教団で教えてる教義のことでも話してあげようかな?」
「なんについての教義だ?」
「死生観だよ」
先ほどの挑発がよほど効いたらしい。孝太郎は苦笑いを浮かべてその場からゆっくりと立ち去ろうとしたが、彼女に腕を掴まれては逃げることはできなかった。
やむを得ずに顔に微笑を浮かべながら声を震わせながら背後にいる大樹寺へと問い掛けた。
「……あんたの教団における死生観というのはどんなものだ?」
「複雑な話をするとややこしくなるからね、かいつまんで話すと、善業を積んだものは天国へ、悪業を積んだものは地獄へ行くって教えだよ」
「その善業とやらは教団にどれだけ貢献したか、悪業というのは教団を迫害したことによる罪ってことかな?」
「どうだろう?善業も悪行もその人自身が教誨師に話さないとわからないからねぇ」
背後にいる大樹寺は惚けた回答を行ったが、以前白籠市に存在した教団の支部に乗り込んだ時には先ほど孝太郎が話していた教えと似たようなことを話していたことを覚えている。
本当に食えない人物だ。孝太郎が両手を上げながら背後に控えていると思われる大樹寺を睨んでいると、不意に警視庁の窓ガラスを破って、怪物が現れた。
退化しているのか目の存在は確認できない。だが、肉食獣のような鋭い牙に潰れた鼻といった特徴的な顔をしており、体全体を甲殻類のような硬い赤い色のプロテクターで守った怪物である。
右手には中世の騎士が持つような鋭い剣いわゆるロングソード、左手には同じく中世の騎士が持つような上半身の半分が隠れそうな巨大な盾を持っていた。
また、怪物は蠍の尻尾のようなものをまるで、ポニーテールのように臀部にまで垂らしてもいた。
大樹寺は怪物の姿を見るなり、不意に察した。この怪物は神々から認められたはずの自分に何故か危害を加えかねないような雰囲気が見える、と。
その懸念は杞憂では終わらなかった。怪物は大樹寺に姿を見ると、剣を振り上げながら襲い掛かってきたのである。
孝太郎の後頭部から銃口を離し、そのまま怪物に向かって発砲していくが、効果は見えない。
銃弾を受け続けてもなお怪物は薄ら笑いを浮かべながら孝太郎たちの元へと近付いた。
大樹寺は咄嗟の行動に出損なった孝太郎よりも前に古半田の前に立ち塞がり、大きな声で逃げるように指示を出した。
古半田は悲鳴を上げながら警視庁官室の扉を開けて出ていった。
大樹寺は両手で銃を撃ち続け、弾が切れた後は人形をぶつけながら頭の中でなぜ味方であるはずの神の遣いが自分を襲っているのかを考えていく。
本来であるのならばあの怪物にも自身の思考が伝わっているはずなのだが、いまだに返信は来ない。
大樹寺はやむを得ず、聖剣を作り出して怪物と対峙した。
孝太郎は亜空間の武器庫から取り出した日本刀を構えながら大樹寺と共に肩を並べて目の前から迫り来る怪物に対峙していく。
怪物は部屋全体に聞こえるような大きな声を上げて、二人を牽制した。
無論そんなもので怯える二人ではない。二人は他のオーバーロード
とは異なり、その力を使いこなしているのだ。
いうなれば二人は格上ともいえる覚醒状態にある。怪物に引けは取らないはずであった。
だが、今回の怪物は今までよりも桁違いの強さを誇っていた。
怪物は大樹寺の聖剣を自らの盾で受け止め、孝太郎の刀による一撃を自らの剣を盾の代わりにして防ぎ、二人を弾き返したのである。
悲鳴を上げて部屋の中を転がっていく二人にニヤニヤとした笑いを向けながら迫っていく。
二人が下唇を噛み締めながら対処法に悩んでいた時のことだ。
密かに孝太郎が隣に倒れていた大樹寺に向かって密かに耳打ちを行う。
「そ、そんなことが可能だとでもいうの?」
「可能か、不可能かはわからない。だが、やるしかないんだ」
「……わかったよ」
大樹寺は小さく首を縦に動かしてから瞬間移動の魔法を使って怪物の背後へと回り込む。
この時孝太郎が考案したのは大樹寺の週間移動魔法を使っての挟み撃ち作戦であった。
前と後ろから挟み撃ちを行えば流石の怪物でさえも怯むだろうと考えたのだ。
孝太郎の目論見が成立するかどうかは今や神にしかわからなかった。
だが、何もしないよりはマシなはずだ。孝太郎はそう自分に言い聞かせて、刀を強く握り締めていく。
プレッシャーのせいか、いつもはなんとも思わない刀がやけに重く感じられた。
「その通り、察しがいいね、流石は孝太郎さん」
ホログラフからは可愛らしい仕草で笑いながら紙コップに入ったコーヒーを啜る大樹寺の顔が映っていた。
その顔が癪に触った。孝太郎が拳を震わせながら大樹寺を睨んでいると、新たに警視庁の長官へと就任した古半田が孝太郎を一喝したのであった。
「こらッ!マイ・マスターを見てそのような失礼な態度を取るなど、何様のつもりだ!?」
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古半田は孝太郎の問いに答えることができなかった。予想外の質問を受けてたじろいぐ古半田に対して孝太郎は容赦することなく鋭い質問を浴びせ続けていく。
「自分は三年前からいいえ、生まれた時から警察官として市民の皆様を守るために戦ってきましたッ!市民の安全を脅かす相手ならば誰だろうと容赦しないッ!その信念で自分は臨んできたのですッ!それなのに、警察組織そのものが市民の安全を脅かしかねない存在に屈するとは何事ですか!?」
古半田はその問い掛けに対して沈黙を貫いた。卑怯にも沈黙を選んだ古半田に代わりに反論を行ったのは大樹寺であった。
大樹寺は優雅にコーヒーを啜りながら細い目で射抜くように孝太郎を見つめながら言った。
「あのね、孝太郎さん。正義っていうのはもう変わったんだよ。六大路が消えたことでこれまでの体制は壊れてしまったの。これからの日本は宗教国家として生きていくんだよ」
「ふざけるなッ!」
孝太郎は我を忘れて席の上から立ち上がった。そしてそのまま電子データとして本部から送られてきた大樹寺を睨み付けていく。
「オレはお前が、お前たち教団が善良な市民に何をしたのか忘れたわけじゃあないからなッ!」
孝太郎は自身に目を向けることもなく、冷静にコーヒーを啜る大樹寺に向かって彼女が過去に行った悪事の数々を糾弾していく。
だが、大樹寺から飛んできた返答は孝太郎の予想を大いに裏切るようなものであった。
「でもさ、今更そんなことはどうでもいいんじゃあないの?」
大樹寺は心底からどうでもいいというような声で答えた。
「な、なんだと……」
「なんだとも何も今は人間同士の罪を暴きあっている場合じゃあないでしょ?私たちが一致団結して天使たちと戦わなくちゃいけないんだよ」
「……詐欺師というのは随分と口が回るらしい。まぁ、もっともらしい言葉で話題を変えるのが常套手段だしな」
孝太郎の皮肉めいた批判を聞いて、ホログラフとして映し出される大樹寺の片眉が微かに上がったのを孝太郎は見逃さなかった。
ここぞとばかりに彼女が犯した悪行を彼女の前で叩き付けていく。
表向きは平然とした顔をしていた大樹寺であったが、コーヒーが入った紙コップを持つ手が震えているのを孝太郎は見逃さなかった。
次々と最もな批判を繰り出し、彼女の自尊心を大きく揺さぶった上、最後に挑発めいた言葉を付け加えることで彼女の自尊心を大いに傷つけたのである。
「だいたい、お前さんはオレ一人に怯え切って、直接話しに来れるというものをそんな機械を通してしか、話すことができないんだもんな。六大路ならもっと大物感を出してたぜ」
その瞬間に孝太郎の後頭部にヒヤリとした感触がした。慌てて振り返ろうとしたが、後頭部に突き付けられたヒヤリとしたものはさらに強い力を込められていく。
「瞬間移動を使って出てきたあげたよ、これで満足かな?」
背後からは低い声が聞こえた。低くてもアルト声にならないのは彼女の地声が綺麗であったからだろう。
そうでなければカルト教団の教祖などできないはずだ。
孝太郎は自身の後頭部へと突き付けられた感触に内心は動揺を隠せなかったが、それでも大樹寺に弱みを見せるわけにはいかないとばかりに平静を装いながら答えたのである。
「ようやく出てきてくれたみたいだな。さてと、何を話す?」
「そうだねぇ、試しに教団で教えてる教義のことでも話してあげようかな?」
「なんについての教義だ?」
「死生観だよ」
先ほどの挑発がよほど効いたらしい。孝太郎は苦笑いを浮かべてその場からゆっくりと立ち去ろうとしたが、彼女に腕を掴まれては逃げることはできなかった。
やむを得ずに顔に微笑を浮かべながら声を震わせながら背後にいる大樹寺へと問い掛けた。
「……あんたの教団における死生観というのはどんなものだ?」
「複雑な話をするとややこしくなるからね、かいつまんで話すと、善業を積んだものは天国へ、悪業を積んだものは地獄へ行くって教えだよ」
「その善業とやらは教団にどれだけ貢献したか、悪業というのは教団を迫害したことによる罪ってことかな?」
「どうだろう?善業も悪行もその人自身が教誨師に話さないとわからないからねぇ」
背後にいる大樹寺は惚けた回答を行ったが、以前白籠市に存在した教団の支部に乗り込んだ時には先ほど孝太郎が話していた教えと似たようなことを話していたことを覚えている。
本当に食えない人物だ。孝太郎が両手を上げながら背後に控えていると思われる大樹寺を睨んでいると、不意に警視庁の窓ガラスを破って、怪物が現れた。
退化しているのか目の存在は確認できない。だが、肉食獣のような鋭い牙に潰れた鼻といった特徴的な顔をしており、体全体を甲殻類のような硬い赤い色のプロテクターで守った怪物である。
右手には中世の騎士が持つような鋭い剣いわゆるロングソード、左手には同じく中世の騎士が持つような上半身の半分が隠れそうな巨大な盾を持っていた。
また、怪物は蠍の尻尾のようなものをまるで、ポニーテールのように臀部にまで垂らしてもいた。
大樹寺は怪物の姿を見るなり、不意に察した。この怪物は神々から認められたはずの自分に何故か危害を加えかねないような雰囲気が見える、と。
その懸念は杞憂では終わらなかった。怪物は大樹寺に姿を見ると、剣を振り上げながら襲い掛かってきたのである。
孝太郎の後頭部から銃口を離し、そのまま怪物に向かって発砲していくが、効果は見えない。
銃弾を受け続けてもなお怪物は薄ら笑いを浮かべながら孝太郎たちの元へと近付いた。
大樹寺は咄嗟の行動に出損なった孝太郎よりも前に古半田の前に立ち塞がり、大きな声で逃げるように指示を出した。
古半田は悲鳴を上げながら警視庁官室の扉を開けて出ていった。
大樹寺は両手で銃を撃ち続け、弾が切れた後は人形をぶつけながら頭の中でなぜ味方であるはずの神の遣いが自分を襲っているのかを考えていく。
本来であるのならばあの怪物にも自身の思考が伝わっているはずなのだが、いまだに返信は来ない。
大樹寺はやむを得ず、聖剣を作り出して怪物と対峙した。
孝太郎は亜空間の武器庫から取り出した日本刀を構えながら大樹寺と共に肩を並べて目の前から迫り来る怪物に対峙していく。
怪物は部屋全体に聞こえるような大きな声を上げて、二人を牽制した。
無論そんなもので怯える二人ではない。二人は他のオーバーロード
とは異なり、その力を使いこなしているのだ。
いうなれば二人は格上ともいえる覚醒状態にある。怪物に引けは取らないはずであった。
だが、今回の怪物は今までよりも桁違いの強さを誇っていた。
怪物は大樹寺の聖剣を自らの盾で受け止め、孝太郎の刀による一撃を自らの剣を盾の代わりにして防ぎ、二人を弾き返したのである。
悲鳴を上げて部屋の中を転がっていく二人にニヤニヤとした笑いを向けながら迫っていく。
二人が下唇を噛み締めながら対処法に悩んでいた時のことだ。
密かに孝太郎が隣に倒れていた大樹寺に向かって密かに耳打ちを行う。
「そ、そんなことが可能だとでもいうの?」
「可能か、不可能かはわからない。だが、やるしかないんだ」
「……わかったよ」
大樹寺は小さく首を縦に動かしてから瞬間移動の魔法を使って怪物の背後へと回り込む。
この時孝太郎が考案したのは大樹寺の週間移動魔法を使っての挟み撃ち作戦であった。
前と後ろから挟み撃ちを行えば流石の怪物でさえも怯むだろうと考えたのだ。
孝太郎の目論見が成立するかどうかは今や神にしかわからなかった。
だが、何もしないよりはマシなはずだ。孝太郎はそう自分に言い聞かせて、刀を強く握り締めていく。
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