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ニュー・メトロポリス編
天使より授かりし宝剣ーその③
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中村孝太郎は病床の上で自分の携帯端末が鳴り響いている事に気が付く。
彼が慌てて端末を手に取ると、端末に自分の父からのメールが入っている事に気が付く。
だが、不仲であるてまえ、こちらから掛け直すのも嫌なので、向こうからの電話を待つ事にした。
清潔なベッドの上でゴロゴロと動いていると、ようやく端末の上から電話が鳴り響く。
孝太郎がそれを手にすると、不仲であるはずの父からの電話が届く。
孝太郎がそれを手に取ると、電話口の向こうからはあまり聞きたくのない声が聞こえてきた。
『久し振りだな、孝太郎……お前の姉は元気か?』
「相変わらず、オレより姉貴の心配か?」
『当然だろう。お前とは縁を切っているが、絵里子とはまだ親子だからな」
わざわざ入院中の本人の前で言う事もあるまい。そういうところが父が長年の間、大物政治家に秘書として仕えているのにも関わらず、未だに秘書以上の役割を与えられない要因だろう。
いくら取り繕ってもこの嫌味な本性は隠せまい。
孝太郎は少しだけへそを曲げたので、無性に煙草を吸いたい衝動に駆られたが、一応は今は会話中であるという事を考慮し、その心を上手いこと自分の心の内へと封じ込めていく。
その後も平静を装いながら会話を続けていく。
「で、その勘当した息子になんの用だ?姉貴なら今捜査中だと言ったろ?」
『近々、豊臣家の有力子孫たちを招いての会議が行われる。当然、我々も行くし、そこに絵里子も付いてくる。お前にその護衛を頼みたいんだ』
「断ると言ったら?」
『フッ、お前にその選択肢は最初からないだろう?なにせ、徳川の家から我々は常にマークされている身なんだからな』
その会話を聞いて孝太郎が思い出すのは長年に渡って開かれてきた豊臣家士族会議である。
これは公には豊臣家が滅亡されてきたとされた1615年の頃から始まったとされている。
会合場所は常に『国家安康君臣豊楽』の文字が刻まれた方広寺である。
当時の方広寺は修理の費用を出してもらったという恩恵により、豊臣家に好意を抱いており、豊臣秀頼の遺児が大坂城から落ち延びた際にはその遺児を徳川より庇い、その家を守ったとされる。
これは余談であるが、幕末になり、徳川幕府の権勢に陰りが生じてきた際にはこの方広寺に尊王攘夷を掲げ武士がかつて、徳川家に滅ぼされたとされる豊臣家を再興し、徳川幕府に代わる新たなる幕府を作り上げると約束したという。
だが、当時の君主である豊臣秀持はそれを断り、代わりに彼らの掲げる尊皇を中心とした国家を作り上げるように助言を出したという。
それに目を付けたのが、当時、京都の有力公卿の娘であった六大路美千代である。
後に伯爵夫人の称号を継ぐ事になる彼女は方広寺に現れて、豊臣秀持以降の豊臣家の当主や他の一族を全て徳川にくっ付く様に指示を出したのだという。
表向きは過去の遺恨を洗い流すためと称し、その実は間者の役割を担わせていたのだ。
六大路美千代の悪魔のような頭脳はかつての徳川の仇敵を利用する事で、自分たちにとっての不穏分子を一掃させる事に成功させたのだった。
それ以降は豊臣家は実質、徳川家に取り入りながらも、その実は新政府もとより、六大路美千代に連絡を取っているという二重生活を取り続けてきたのだ。
無論、徳川家もそれを知っていて泳がせている。敢えて泳がせてその尻尾を掴もうと、彼らはその会議を狙っているのだ。
気が遠くなるほどの長い年月をその無意味な表面下の抗争に費やしているのだから、全くもって無意味というしかあるまい。
実際、徳川家の中にはこの政策をやめ、堂々と豊臣家を理由を付けて放逐するべきだと主張する人間も少なくない。
だからだろう。今年開かれる会議には例年よりも多くの刺客が導入されるのだという。
恐らく今の徳川当主も限界が来ていると感じているのだろう。
だから、孝太郎に護衛の依頼を頼んだのだ。これまでよりも激しく行われであろう大規模な刺客と対抗するために。
孝太郎は暫く窓の外を眺めながら、物思いにふけていく。
暫く父を待たせた後で孝太郎は結論を告げた。
マリヤと紅兵庫との戦いは何十分続いているのだろうか。絵里子には検討も付かない。
だが、果てしなく長い間、両者が斬り結んでいる事は確かである。
淳一も聡子も共に刀を持ってはいるものの、レベルが違う事から手が出ずにはいる。
天使のような真っ白な翼が生えた鍔から翼が取れてその羽根がまるで刃物のようにマリヤを襲っていく。
マリヤは剣でそれを弾き飛ばすと、そのまま真っ直ぐに兵庫へと迫っていく。
が、天使の力を受け継いだ兵庫も負けてはいない。兵庫は両手に持っている剣を輝かせると、そのままマリヤへと突っ込んでいく。
両者の激しい斬り合いが、刃物と刃物とをぶつけ合う金属同士が重なり合う激しい音が鳴り響いていく。
打ち合うたびに火花まで生じている。
「相変わらずだが、凄まじい戦いだよな?」
「あぁ、あたしらは見ているだけしかできないなんて、本当に口惜しいよ」
聡子が悔しそうに言葉をにじり出す。淳一はそう発した聡子の刀を持つ両手が怒りか、はたまた悔しさのためか、或いはの両方のためから分からない。
淳一はそれ以上は何も言わずに聡子を見守っていた。
絵里子は激しく戦うマリヤの姿を見ながら、側に居た明美に向かって密かに愚痴をこぼす。
「ダメね、あたしったら」
「どうしてですか?」
明美が唐突に吐いた愚痴に疑問を感じて首を傾げる。
「だって、あたしったら昔からの誰かに守られてばかりだったんですもの。孝ちゃんに守ってもらい、おじいちゃんに守ってもらい、今でもこの職に就いていながら、どこかで両親がサポートしてくれているらしいわ。ダメじゃない。あたしったら、ただの粋がっているだけのお嬢ちゃんよ。こんなのじゃ」
明美はその言葉を聞いて暫く考え込むそぶりを見せていた。
だが、やがて絵里子の方へと振り向くと絵里子と視線を合わせて真剣な表情を浮かべながら言った。
「なら、変わりましょうよ。絵里子さん。確かに、孝太郎さんやマリヤさんみたいな超越者になるのは不可能でしょうけど、それでも自分を変える事くらいならきっと、今からでもできますよ」
彼が慌てて端末を手に取ると、端末に自分の父からのメールが入っている事に気が付く。
だが、不仲であるてまえ、こちらから掛け直すのも嫌なので、向こうからの電話を待つ事にした。
清潔なベッドの上でゴロゴロと動いていると、ようやく端末の上から電話が鳴り響く。
孝太郎がそれを手にすると、不仲であるはずの父からの電話が届く。
孝太郎がそれを手に取ると、電話口の向こうからはあまり聞きたくのない声が聞こえてきた。
『久し振りだな、孝太郎……お前の姉は元気か?』
「相変わらず、オレより姉貴の心配か?」
『当然だろう。お前とは縁を切っているが、絵里子とはまだ親子だからな」
わざわざ入院中の本人の前で言う事もあるまい。そういうところが父が長年の間、大物政治家に秘書として仕えているのにも関わらず、未だに秘書以上の役割を与えられない要因だろう。
いくら取り繕ってもこの嫌味な本性は隠せまい。
孝太郎は少しだけへそを曲げたので、無性に煙草を吸いたい衝動に駆られたが、一応は今は会話中であるという事を考慮し、その心を上手いこと自分の心の内へと封じ込めていく。
その後も平静を装いながら会話を続けていく。
「で、その勘当した息子になんの用だ?姉貴なら今捜査中だと言ったろ?」
『近々、豊臣家の有力子孫たちを招いての会議が行われる。当然、我々も行くし、そこに絵里子も付いてくる。お前にその護衛を頼みたいんだ』
「断ると言ったら?」
『フッ、お前にその選択肢は最初からないだろう?なにせ、徳川の家から我々は常にマークされている身なんだからな』
その会話を聞いて孝太郎が思い出すのは長年に渡って開かれてきた豊臣家士族会議である。
これは公には豊臣家が滅亡されてきたとされた1615年の頃から始まったとされている。
会合場所は常に『国家安康君臣豊楽』の文字が刻まれた方広寺である。
当時の方広寺は修理の費用を出してもらったという恩恵により、豊臣家に好意を抱いており、豊臣秀頼の遺児が大坂城から落ち延びた際にはその遺児を徳川より庇い、その家を守ったとされる。
これは余談であるが、幕末になり、徳川幕府の権勢に陰りが生じてきた際にはこの方広寺に尊王攘夷を掲げ武士がかつて、徳川家に滅ぼされたとされる豊臣家を再興し、徳川幕府に代わる新たなる幕府を作り上げると約束したという。
だが、当時の君主である豊臣秀持はそれを断り、代わりに彼らの掲げる尊皇を中心とした国家を作り上げるように助言を出したという。
それに目を付けたのが、当時、京都の有力公卿の娘であった六大路美千代である。
後に伯爵夫人の称号を継ぐ事になる彼女は方広寺に現れて、豊臣秀持以降の豊臣家の当主や他の一族を全て徳川にくっ付く様に指示を出したのだという。
表向きは過去の遺恨を洗い流すためと称し、その実は間者の役割を担わせていたのだ。
六大路美千代の悪魔のような頭脳はかつての徳川の仇敵を利用する事で、自分たちにとっての不穏分子を一掃させる事に成功させたのだった。
それ以降は豊臣家は実質、徳川家に取り入りながらも、その実は新政府もとより、六大路美千代に連絡を取っているという二重生活を取り続けてきたのだ。
無論、徳川家もそれを知っていて泳がせている。敢えて泳がせてその尻尾を掴もうと、彼らはその会議を狙っているのだ。
気が遠くなるほどの長い年月をその無意味な表面下の抗争に費やしているのだから、全くもって無意味というしかあるまい。
実際、徳川家の中にはこの政策をやめ、堂々と豊臣家を理由を付けて放逐するべきだと主張する人間も少なくない。
だからだろう。今年開かれる会議には例年よりも多くの刺客が導入されるのだという。
恐らく今の徳川当主も限界が来ていると感じているのだろう。
だから、孝太郎に護衛の依頼を頼んだのだ。これまでよりも激しく行われであろう大規模な刺客と対抗するために。
孝太郎は暫く窓の外を眺めながら、物思いにふけていく。
暫く父を待たせた後で孝太郎は結論を告げた。
マリヤと紅兵庫との戦いは何十分続いているのだろうか。絵里子には検討も付かない。
だが、果てしなく長い間、両者が斬り結んでいる事は確かである。
淳一も聡子も共に刀を持ってはいるものの、レベルが違う事から手が出ずにはいる。
天使のような真っ白な翼が生えた鍔から翼が取れてその羽根がまるで刃物のようにマリヤを襲っていく。
マリヤは剣でそれを弾き飛ばすと、そのまま真っ直ぐに兵庫へと迫っていく。
が、天使の力を受け継いだ兵庫も負けてはいない。兵庫は両手に持っている剣を輝かせると、そのままマリヤへと突っ込んでいく。
両者の激しい斬り合いが、刃物と刃物とをぶつけ合う金属同士が重なり合う激しい音が鳴り響いていく。
打ち合うたびに火花まで生じている。
「相変わらずだが、凄まじい戦いだよな?」
「あぁ、あたしらは見ているだけしかできないなんて、本当に口惜しいよ」
聡子が悔しそうに言葉をにじり出す。淳一はそう発した聡子の刀を持つ両手が怒りか、はたまた悔しさのためか、或いはの両方のためから分からない。
淳一はそれ以上は何も言わずに聡子を見守っていた。
絵里子は激しく戦うマリヤの姿を見ながら、側に居た明美に向かって密かに愚痴をこぼす。
「ダメね、あたしったら」
「どうしてですか?」
明美が唐突に吐いた愚痴に疑問を感じて首を傾げる。
「だって、あたしったら昔からの誰かに守られてばかりだったんですもの。孝ちゃんに守ってもらい、おじいちゃんに守ってもらい、今でもこの職に就いていながら、どこかで両親がサポートしてくれているらしいわ。ダメじゃない。あたしったら、ただの粋がっているだけのお嬢ちゃんよ。こんなのじゃ」
明美はその言葉を聞いて暫く考え込むそぶりを見せていた。
だが、やがて絵里子の方へと振り向くと絵里子と視線を合わせて真剣な表情を浮かべながら言った。
「なら、変わりましょうよ。絵里子さん。確かに、孝太郎さんやマリヤさんみたいな超越者になるのは不可能でしょうけど、それでも自分を変える事くらいならきっと、今からでもできますよ」
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