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宇宙海賊ランツベルク一味
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「そうなんだよ。うん、うん、部屋が思ったよりも広くてさ」
火星へと向かう旅の中で大津麗俐は携帯端末で地球に残してきた友だちと連絡を取り合っていた。
今回用意した『スコーピオン号』には特殊な電波が通っており、それを使えば宇宙船の中であれば地球と連絡を取り合うことも可能であったのだ。
特殊電波ともいうべき電波である。この電波を作り上げるまでに多くの技術者が骨を折ったらしい。改良に改良を重ねて宇宙のどこにいても手元の携帯端末やパソコンを通して連絡を取れるような電波を宇宙船に添えることに成功したのだった。
だが、麗俐からすればそんな仕組みなどどうでもいいことだった。
麗俐からすれば宇宙船の上にいながら携帯電話で会話することができるということが大きかったのだ。
麗俐が年頃の少女らしく、ベッドの上でパタパタと足を開いていた時だ。
扉が開く音が聞こえてきた。麗俐が慌てて扉に目を向けると、そこにはカエデが立っていた。
「麗俐さん、そろそろ夕食のお時間です。ご同席いただけますか?」
「は、はい」
麗俐は素直に携帯端末の通話アプリを切り、食堂スペースへと向かっていった。
宇宙での航海が始まって以来、時間ができたことやアンドロイドであるジョウジやカエデと向き合うことが増えたことによって麗俐はアンドロイドの少女に対する悔恨の念が再び渦巻くようになっていた。
そのためか、どこか余所余所しい態度になっていた。
今も麗俐は慌ててロケットの食堂スペースへと向かっていった。
食堂スペースは連絡スペースも兼ねているのか、部屋の壁近くには電子レンジや湯沸かし器といった食事に必要な電子機器ばかりではなく、多くの通信機器が並べられていた。
そんな機械だらけの部屋の中央には巨大なスチール製の机が置かれており、その周りを囲むように五人分の簡易的な椅子が並べられていた。
いささか質素のような気もするが、宇宙の中においてこれ以上の贅沢を望むのは否というべきだろう。
机の上にはアンドロイドである二人の分を除いた三人分の料理が用意されている。地球を出発する際に貨物と共に圧縮して詰め込んだ弁当であった。
プロの栄養士が考えたというメニューが取り揃えられた弁当を大津家の三人が口を付けるのが夕食の時間におけるこの船の特徴となっていた。(朝食と昼食は地球と同様にカプセルのみである)
アンドロイドの両名に関しては食事は必要ない。一応飲み物を飲めたり、食事を摂ることもできるのだが、定期的にメンテナンスをするだけでいいのだ。
その後で白い紙コップの中にティーパックを入れた簡易的なお茶を楽しんでいた。
その時だ。麗俐が立ち上がって湯沸かし器からコーヒーを淹れていった。
旅立ってからというものの、麗俐はアンドロイドのためにお茶を淹れていた。
他の雑務は護衛官の仕事ではないと二人に断られたので、雑務には含まれないお茶を淹れて奉仕するという作業が自身にできる償いだと信じていたのだ。
もっとも麗俐が淹れるのはコーヒーといってもコーヒー豆を使った本格的なモノではなく、インスタントコーヒーを使ったコーヒーだった。
そのインスタントコーヒーの中にスティックシュガーを流し込み、アンドロイドである両名に差し出したのだった。
アンドロイドである両名は渡されたコーヒーをしばらく見つめていたが、やがて無言でカップを手に取った。それから一気に口の中へと流し込んでいった。
「どうでした?」
麗俐は恐る恐るという態度で二人に向かって問い掛けた。
「緩いです」
「それに砂糖も多いですね」
二人はアンドロイドであるためか容赦なく、麗俐の淹れたコーヒーを酷評していった。
「ご、ごめんなさい。なるべく上手く淹れたつもりだったんですけど」
麗俐は焦った様子で言った。
「仕方ありません。あなたは人間なんですから」
「そうです。今後もしコーヒーを淹れることがありましたら、私たちが淹れますので、なのであなたは何もしないでください」
二人はそのまま麗俐の淹れたコーヒーを無言で飲み干していった。
それからは食堂の中では気まずからかいくら気を遣っても無言でいる麗俐を除いて、団欒が行われていった。食堂の中でコーヒーや緑茶を啜り、修也たち一行は優雅なひと時を過ごしていた。
その時だ。『スコーピオン号』に大きな音が響き合っていった。
「な、なんだ!?何が起きた!?」
修也が声を荒げた時だ。『スコーピオン号』の通信機器から連絡の通知を告げる音が聞こえてきた。
ジョウジが通信機器から通信機を手に取ると、その通信機の向かい側から声が聞こえてきた。
通信技術が発達した時代であるにも関わらず、モニターを使わずに、顔を見せないというのは珍しいものだ。
「この船……『スコーピオン号』とか言ったな? ここにいる奴ら、全員降りてこい。この船は今より我々が預かった」
「預かった? あなたは誰だ? なんの権利があってこんなことをする?」
ジョウジはアンドロイドである。ソグとの戦いの合間に『感情』を知ったが、それでも機械であるが故に人間よりも冷静な対応ができたのだ。
「……おいおい、オレの声を覚えてないのか? 寂しいじゃん」
「思い出しました。あなたは第三植民惑星にいたユー将軍の部下であるーー」
「そう、ルドルフ・ランツベルク大尉殿よ」
「正確には『元』でしょう?」
ジョウジは『元』を強調しながら問い掛けた。実際に旅立つ前に見た情報ではルドルフ・ランツベルクは既に母国から尉官を剥奪されていたはずだ。
それなのにも関わらず『大尉』を名乗っているとは哀れなものだ。
ジョウジが心の奥で そのことに対して哀れみを覚えていた時だ。
通信機の向こうからはジョウジの容赦のない一言で気を悪くしたのか、先ほどの冗談めいた口調から一転して低い声で脅し付けるように言った。
「とにかくだ。今すぐにでも降りてこい。殺されたくなければな」
ルドルフの言葉に従わなければルドルフは躊躇うことなく、『スコーピオン号』を攻撃するに違いなかった。
レーザー砲を使われてしまえばこちらとしては勝ち目がなかった。
宇宙の片隅で遺書を書くこともできずにロケットごと吹き飛ばされて塵になりかねないのだ。
アンドロイドである自分たちは構わないが、困るのは人間である修也たちだ。
ジョウジは大人しくこの降伏勧告を受け入れることにした。
「大津さん、『ロトワング』を身に付けてください。悠介さんや麗俐さんにもです。宇宙空間の中に行きますからね」
「わ、分かりました」
修也はジョウジの言葉を聞いてカプセルトイを取り出し、『メトロイドスーツ』を身に付けていった。
悠介と麗俐も父親に倣ってそれぞれのパワードスーツを身に付けていった。
それからジョウジはハッチを開いて無重力空間の中へと飛び出していった。
スコーピオン号の外にはルドルフの言葉通りに巨大な宇宙船が接合していた。
本来であるのならば宇宙移民たちを乗せる宇宙船であるのだが、宇宙の黒色に宇宙船を潜ませて他の宇宙船や惑星を襲うためか、黒色に塗られていた。
流石に昔ながらの骸骨が記された海賊旗は塗られていなかった。そこだけは分別があったのだろうか。
そんなことを考えていると黒塗りの元移民移送専用の宇宙船の中から水塗りの『ロトワング』を身に付けた男が現れた。
宇宙海賊を行なっている間にどこからか強奪したに違いない。
右手には動力パイプが一旦耳の方からせり上がっていき、後頭部に繋がっているという特殊なデザインをしていた。
右手には武器として白色の電流鞭を携えていた。
「お久しぶりです。ルドルフ・ランツベルク大尉」
修也は深く頭を下げながら言った。更にジョウジと異なりその後ろに『大尉』を付けることによってジョウジの自尊心を燻らせようとしていた。
ジョウジの正確な通訳によってルドルフは満足したらしい。巨大なヘルメットの下で気の良さそうな顔を浮かべていた。
その時だ。背後から黒塗りのヘルメットを被り、同じ色の『ロトワング』を装着した男たちが姿を見せた。その数は五名以上だった。
ルドルフに向かって頭をペコペコと下げている姿から察するに手下であることは間違いない。海賊として宇宙を暴れ回っている際に集めたのだろう。或いは宇宙を暴れ回っている際に自然と集まってきたのだろうか。
ジョウジがそんなことを考えていると、黒塗りのフェイスヘルメットと呼ばれる顔全体を隠したヘルメットを被り、戦闘用パワードスーツを着用した男たち数名がジョウジの元へと近付いていった。
「お前、アンドロイドか?」
「えぇ、そうです」
それを聞いた男がヘルメットの下で怪しげな笑みを浮かべた。
「なら、未開の惑星に労働力として売れるな」
どうやらジョウジを生きたまま捕まえて売るつもりらしい。
明らかな違法行為である。修也は怒りに震えた。
火星へと向かう旅の中で大津麗俐は携帯端末で地球に残してきた友だちと連絡を取り合っていた。
今回用意した『スコーピオン号』には特殊な電波が通っており、それを使えば宇宙船の中であれば地球と連絡を取り合うことも可能であったのだ。
特殊電波ともいうべき電波である。この電波を作り上げるまでに多くの技術者が骨を折ったらしい。改良に改良を重ねて宇宙のどこにいても手元の携帯端末やパソコンを通して連絡を取れるような電波を宇宙船に添えることに成功したのだった。
だが、麗俐からすればそんな仕組みなどどうでもいいことだった。
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麗俐が年頃の少女らしく、ベッドの上でパタパタと足を開いていた時だ。
扉が開く音が聞こえてきた。麗俐が慌てて扉に目を向けると、そこにはカエデが立っていた。
「麗俐さん、そろそろ夕食のお時間です。ご同席いただけますか?」
「は、はい」
麗俐は素直に携帯端末の通話アプリを切り、食堂スペースへと向かっていった。
宇宙での航海が始まって以来、時間ができたことやアンドロイドであるジョウジやカエデと向き合うことが増えたことによって麗俐はアンドロイドの少女に対する悔恨の念が再び渦巻くようになっていた。
そのためか、どこか余所余所しい態度になっていた。
今も麗俐は慌ててロケットの食堂スペースへと向かっていった。
食堂スペースは連絡スペースも兼ねているのか、部屋の壁近くには電子レンジや湯沸かし器といった食事に必要な電子機器ばかりではなく、多くの通信機器が並べられていた。
そんな機械だらけの部屋の中央には巨大なスチール製の机が置かれており、その周りを囲むように五人分の簡易的な椅子が並べられていた。
いささか質素のような気もするが、宇宙の中においてこれ以上の贅沢を望むのは否というべきだろう。
机の上にはアンドロイドである二人の分を除いた三人分の料理が用意されている。地球を出発する際に貨物と共に圧縮して詰め込んだ弁当であった。
プロの栄養士が考えたというメニューが取り揃えられた弁当を大津家の三人が口を付けるのが夕食の時間におけるこの船の特徴となっていた。(朝食と昼食は地球と同様にカプセルのみである)
アンドロイドの両名に関しては食事は必要ない。一応飲み物を飲めたり、食事を摂ることもできるのだが、定期的にメンテナンスをするだけでいいのだ。
その後で白い紙コップの中にティーパックを入れた簡易的なお茶を楽しんでいた。
その時だ。麗俐が立ち上がって湯沸かし器からコーヒーを淹れていった。
旅立ってからというものの、麗俐はアンドロイドのためにお茶を淹れていた。
他の雑務は護衛官の仕事ではないと二人に断られたので、雑務には含まれないお茶を淹れて奉仕するという作業が自身にできる償いだと信じていたのだ。
もっとも麗俐が淹れるのはコーヒーといってもコーヒー豆を使った本格的なモノではなく、インスタントコーヒーを使ったコーヒーだった。
そのインスタントコーヒーの中にスティックシュガーを流し込み、アンドロイドである両名に差し出したのだった。
アンドロイドである両名は渡されたコーヒーをしばらく見つめていたが、やがて無言でカップを手に取った。それから一気に口の中へと流し込んでいった。
「どうでした?」
麗俐は恐る恐るという態度で二人に向かって問い掛けた。
「緩いです」
「それに砂糖も多いですね」
二人はアンドロイドであるためか容赦なく、麗俐の淹れたコーヒーを酷評していった。
「ご、ごめんなさい。なるべく上手く淹れたつもりだったんですけど」
麗俐は焦った様子で言った。
「仕方ありません。あなたは人間なんですから」
「そうです。今後もしコーヒーを淹れることがありましたら、私たちが淹れますので、なのであなたは何もしないでください」
二人はそのまま麗俐の淹れたコーヒーを無言で飲み干していった。
それからは食堂の中では気まずからかいくら気を遣っても無言でいる麗俐を除いて、団欒が行われていった。食堂の中でコーヒーや緑茶を啜り、修也たち一行は優雅なひと時を過ごしていた。
その時だ。『スコーピオン号』に大きな音が響き合っていった。
「な、なんだ!?何が起きた!?」
修也が声を荒げた時だ。『スコーピオン号』の通信機器から連絡の通知を告げる音が聞こえてきた。
ジョウジが通信機器から通信機を手に取ると、その通信機の向かい側から声が聞こえてきた。
通信技術が発達した時代であるにも関わらず、モニターを使わずに、顔を見せないというのは珍しいものだ。
「この船……『スコーピオン号』とか言ったな? ここにいる奴ら、全員降りてこい。この船は今より我々が預かった」
「預かった? あなたは誰だ? なんの権利があってこんなことをする?」
ジョウジはアンドロイドである。ソグとの戦いの合間に『感情』を知ったが、それでも機械であるが故に人間よりも冷静な対応ができたのだ。
「……おいおい、オレの声を覚えてないのか? 寂しいじゃん」
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ジョウジが心の奥で そのことに対して哀れみを覚えていた時だ。
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修也はジョウジの言葉を聞いてカプセルトイを取り出し、『メトロイドスーツ』を身に付けていった。
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それからジョウジはハッチを開いて無重力空間の中へと飛び出していった。
スコーピオン号の外にはルドルフの言葉通りに巨大な宇宙船が接合していた。
本来であるのならば宇宙移民たちを乗せる宇宙船であるのだが、宇宙の黒色に宇宙船を潜ませて他の宇宙船や惑星を襲うためか、黒色に塗られていた。
流石に昔ながらの骸骨が記された海賊旗は塗られていなかった。そこだけは分別があったのだろうか。
そんなことを考えていると黒塗りの元移民移送専用の宇宙船の中から水塗りの『ロトワング』を身に付けた男が現れた。
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右手には動力パイプが一旦耳の方からせり上がっていき、後頭部に繋がっているという特殊なデザインをしていた。
右手には武器として白色の電流鞭を携えていた。
「お久しぶりです。ルドルフ・ランツベルク大尉」
修也は深く頭を下げながら言った。更にジョウジと異なりその後ろに『大尉』を付けることによってジョウジの自尊心を燻らせようとしていた。
ジョウジの正確な通訳によってルドルフは満足したらしい。巨大なヘルメットの下で気の良さそうな顔を浮かべていた。
その時だ。背後から黒塗りのヘルメットを被り、同じ色の『ロトワング』を装着した男たちが姿を見せた。その数は五名以上だった。
ルドルフに向かって頭をペコペコと下げている姿から察するに手下であることは間違いない。海賊として宇宙を暴れ回っている際に集めたのだろう。或いは宇宙を暴れ回っている際に自然と集まってきたのだろうか。
ジョウジがそんなことを考えていると、黒塗りのフェイスヘルメットと呼ばれる顔全体を隠したヘルメットを被り、戦闘用パワードスーツを着用した男たち数名がジョウジの元へと近付いていった。
「お前、アンドロイドか?」
「えぇ、そうです」
それを聞いた男がヘルメットの下で怪しげな笑みを浮かべた。
「なら、未開の惑星に労働力として売れるな」
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