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第二章『共存と滅亡の狭間で』
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「今帰ったよ」
この台詞をインターホンの前で口にするのも随分と久し振りのような気がした。
サーモグラフィーと赤外線のセキリュティを解いて玄関を通ると懐かしの我が家が待ち構えていた。
ローンで購入した4LDKの一軒家の中へと鼻歌を歌いながら足を踏み入れていった。
「ただいま」
玄関から聞こえてきた修也の声を聞いて妻が慌てて台所から迫ってきた。
「あ、あなた!本当に帰ってきたのね!?」
「もちろんだとも、子どもたちは?」
「悠介は部屋で勉強中です。麗俐は今頃寝ているのかな?」
「そうか悠介の勉強の邪魔をするわけにはいかないし、麗俐を起こすわけにはいかないしな。私はこのまま夕食を食べて寝るよ」
「でも、あなた明日もお仕事でしょ? たまには夫婦水入らずで会話も楽しみたいのに」
「安心してくれ、明日からは一か月の休暇を社長から貰ったんだ。その間も給料は貰えるらしい」
「そうだったんだ。じゃあこれは私からのサービスね」
妻は修也の夕食の後に徳利の中に入った日本酒を差し出した。
修也はそれを見て目を輝かせていた。
「こ、これはお酒じゃあないか! しかも上等の純米で作られた日本酒だぞ!」
「そう。宇宙の上ではお酒が飲めないからね。あなたがいつ帰ってきてもいいようにお酒準備してたんだ。しかも用意してたのは高級酒と名高い『卑弥呼の舞』。すごーく高かったんだよ」
「あぁ、ありがとう」
修也は徳利から酒をお猪口の中に注いでいく。透明の色の液体をした日本酒がお猪口の中に見えた。
お猪口の中に注がれた高級酒を懐かしさから或いは一気に飲み干していく。
「美味いな。やはり我が家の酒は格別だよ」
修也の本音とも世辞とも取れる言葉を聞いて妻は嬉しくなったのか、修也の空い肩に縋り付き、そのまま無言で徳利から猪口に酒を注いでいった。
「嬉しいことを言ってくれるね。今夜はあたしじゃんじゃんサービスしちゃうからね」
妻はそういうと照れ臭くなり、修也の頬に優しい口付けを与えた。
久し振りの妻からの口付けということもあって修也はすっかりと顔を茹蛸のように赤く染め上げていた。
翌日修也は泥のような眠りから目を覚ました。朝の日差しが修也の部屋の中にまで差し込んできた。心地が良く温かい日差しだ。
事実兼書斎の中に用意されたベッドの上で両手を伸ばしてゆっくりと体を起こしていった。
眠い目を擦り、縞模様のパジャマから簡素な部屋着へと着替えていった。それから何急かされることもなくゆっくりと階段を降りていった。
台所に到着すると机の上には朝食が用意されていた。いちごジャムとマーガリンをたっぷりと載せたトーストにハムエッグとベーコンを炒めたもの、レタスやグリーンリーフをふんだんにつかった野菜サラダなどが置かれていた。紅茶と紅茶の葉を入れたポットまで用意されている。
なんとも豪勢な料理だ。修也は思わず舌舐めずりを行っていった。
朝食など久し振りに食べる。本当に美味しそうだ。
「おお、これは美味しそうだな」
修也からの感嘆の声を聞いた妻がまた嬉しそうな顔を浮かべていた。
「あなたに喜んでもらえるように頑張ったんだ。そうだ! テレビも観る?」
妻は小さなリモコンを取り出し、天井からテレビを下ろしてきた。
テレビでは朝のニュースをやっていた。やれ、汚職事件がどうだとか、やれ、ブラック企業がどうだとかこれといって当たり障りのないニュースばかりがテレビに映されていた。
以前中企業に勤めていた時は朝から鬱陶しくなってしまったが、地球のそれも日本のニュースだということが修也は本当に嬉しかった。
地球のくだらないニュースを眺めながらゆっくりとした心地で紅茶を啜っていると、サーモグラフィーと赤外線で息子の悠介が帰ってきたらしい。
慌てふためいた様子から悠介が忘れ物を取りに帰ってきたということが容易に想像できた。
血相を変えた悠介が台所へドタドタと入ってくると、母親に向かって大きな声で呼び掛けてきた。
「母さん! 母さん! オレの体操着どこだっけ!?」
180cmだという大柄な体型にバスケットボール部に所属しているということもあって引き締まった体をしており、それに相応しいような大きくて暑苦しい声をしていた。
「体操着? あぁ、それなら部屋の前に置いてるでしょ?」
「部屋の前!? 嘘だろ!?」
悠介はその暑苦しい声に相応しいような大き良目を丸くしながら再確認を行なった。
「嘘じゃないよ。もう一度よく探してご覧なさい」
「わかったよ」
それを聞いた悠介が慌てて階段を駆け上ろうとした時だ。
「待ちなさい! せっかくお父さんが帰ってきてるんだよ! 挨拶くらいしたら?」
「親父おかえり」
悠介は淡々とした口調で言った。どこか苛立った様子だ。気のせいかニキビ面の顔が林檎のように赤く染め上げられていた。
それからまた慌ただしい様子で階段の上を登っていった。親子間における久し振りの再会だというのに味気ないものだ。
どうも悠介からすれば父親よりも忘れ物の方が大事であるらしい。
母親が止める声も聞かずに学校へと駆け出していった。
「全く、あの子は……」
修也の妻は無愛想な息子を見て思わず溜息を吐いていた。
「いいんだよ。思春期だし、私なんて頼りない親父だからなぁ」
修也は自虐的に笑いながら言った。それからゆっくりとお茶を啜っていく。
時間はのんびりと流れていた。お茶を啜って贅沢な時間を楽しんでいると惑星ベルでの出来事が夢のように思えてくる。
とちらも現実であることは間違いないのだが、あの出来事が現実であったというのがどうしても信じられなかったのだ。
修也は食事を終えると、書斎に戻っていった。旅行の間に読むことができなかった蔵書を読むためである。
電子書籍も悪くはないが、それでも紙の本の持つ重量、質感、そして読み終えて本棚に置く時の充実感は電子書籍では味わいものだ。
こういった心境は本を紙で揃える人間の心境であった。こういった場合外から何を言われても聞こえないので性質が悪い。
修也は自身の本棚に揃えてある重厚なハードカバー本や文庫サイズのソフトカバーなどを見ながら今の気分に合わせた本を選んでいく。清々しい気分なので今のところは爽やかな現代小説でも読むのがベストだろう。
修也は現代小説を開いて午後の時間までを潰すことにした。
その時だ。不意に携帯電話のベルが鳴り響いた。修也が知らない人からの電話番号だった。
誰かと不安に思いつつ電話を手に取ると、意外な人物からの名前が告げられた。
「もしもし、大津修也さんの電話番号でお待ちないでしょうか?」
「は、はい。いかにも私が大津修也ですが……」
「よかった。本日学校でお宅のお嬢さんがですね……」
修也にとって学校担任を名乗る男からの連絡は頭を木槌で殴られたような強い衝撃だった。
修也は慌てて小説を部屋の机の上に置いてスーツを着ると家を飛び出して娘の麗俐が通う町田洛西学園高等学校へと向かっていった。
町田洛西学園高等学校は町田市に存在する私立高校の一校である。開業は2097年度と新しい方だが、語学や数学、そしてコンピュータ技術といった今の日本に必要な勉学を熱心に教えてくれる学校として有名で偏差値もそこそこある上に大学進学率も平均以上という実績を誇る学校だ。
そんな優秀な学校に通う娘の存在は修也にとっても自慢であった。そんな娘が学校で暴挙に出たとはどうしても信じたくなかった。
息を切らした修也は電話で指定された学校の応接室の中へと飛び込んで行った。
扉を開けた先には革張りの長椅子の上には気まずさから修也から目を逸らす娘麗俐の姿があった。
「麗俐ッ!」
修也は名前を呼んだが麗俐は無視をしていた。その姿に業を煮やした修也が肩を掴んでその肩を揺さぶろうとしたところを麗俐は逆に手で跳ね除けて気丈な声で叫んだ。
「触らないでよ!」
その一言を叫ぶ麗俐の顔からは涙が溢れていた。その涙がどんな理由で出ているのかは考えないことにした。
この台詞をインターホンの前で口にするのも随分と久し振りのような気がした。
サーモグラフィーと赤外線のセキリュティを解いて玄関を通ると懐かしの我が家が待ち構えていた。
ローンで購入した4LDKの一軒家の中へと鼻歌を歌いながら足を踏み入れていった。
「ただいま」
玄関から聞こえてきた修也の声を聞いて妻が慌てて台所から迫ってきた。
「あ、あなた!本当に帰ってきたのね!?」
「もちろんだとも、子どもたちは?」
「悠介は部屋で勉強中です。麗俐は今頃寝ているのかな?」
「そうか悠介の勉強の邪魔をするわけにはいかないし、麗俐を起こすわけにはいかないしな。私はこのまま夕食を食べて寝るよ」
「でも、あなた明日もお仕事でしょ? たまには夫婦水入らずで会話も楽しみたいのに」
「安心してくれ、明日からは一か月の休暇を社長から貰ったんだ。その間も給料は貰えるらしい」
「そうだったんだ。じゃあこれは私からのサービスね」
妻は修也の夕食の後に徳利の中に入った日本酒を差し出した。
修也はそれを見て目を輝かせていた。
「こ、これはお酒じゃあないか! しかも上等の純米で作られた日本酒だぞ!」
「そう。宇宙の上ではお酒が飲めないからね。あなたがいつ帰ってきてもいいようにお酒準備してたんだ。しかも用意してたのは高級酒と名高い『卑弥呼の舞』。すごーく高かったんだよ」
「あぁ、ありがとう」
修也は徳利から酒をお猪口の中に注いでいく。透明の色の液体をした日本酒がお猪口の中に見えた。
お猪口の中に注がれた高級酒を懐かしさから或いは一気に飲み干していく。
「美味いな。やはり我が家の酒は格別だよ」
修也の本音とも世辞とも取れる言葉を聞いて妻は嬉しくなったのか、修也の空い肩に縋り付き、そのまま無言で徳利から猪口に酒を注いでいった。
「嬉しいことを言ってくれるね。今夜はあたしじゃんじゃんサービスしちゃうからね」
妻はそういうと照れ臭くなり、修也の頬に優しい口付けを与えた。
久し振りの妻からの口付けということもあって修也はすっかりと顔を茹蛸のように赤く染め上げていた。
翌日修也は泥のような眠りから目を覚ました。朝の日差しが修也の部屋の中にまで差し込んできた。心地が良く温かい日差しだ。
事実兼書斎の中に用意されたベッドの上で両手を伸ばしてゆっくりと体を起こしていった。
眠い目を擦り、縞模様のパジャマから簡素な部屋着へと着替えていった。それから何急かされることもなくゆっくりと階段を降りていった。
台所に到着すると机の上には朝食が用意されていた。いちごジャムとマーガリンをたっぷりと載せたトーストにハムエッグとベーコンを炒めたもの、レタスやグリーンリーフをふんだんにつかった野菜サラダなどが置かれていた。紅茶と紅茶の葉を入れたポットまで用意されている。
なんとも豪勢な料理だ。修也は思わず舌舐めずりを行っていった。
朝食など久し振りに食べる。本当に美味しそうだ。
「おお、これは美味しそうだな」
修也からの感嘆の声を聞いた妻がまた嬉しそうな顔を浮かべていた。
「あなたに喜んでもらえるように頑張ったんだ。そうだ! テレビも観る?」
妻は小さなリモコンを取り出し、天井からテレビを下ろしてきた。
テレビでは朝のニュースをやっていた。やれ、汚職事件がどうだとか、やれ、ブラック企業がどうだとかこれといって当たり障りのないニュースばかりがテレビに映されていた。
以前中企業に勤めていた時は朝から鬱陶しくなってしまったが、地球のそれも日本のニュースだということが修也は本当に嬉しかった。
地球のくだらないニュースを眺めながらゆっくりとした心地で紅茶を啜っていると、サーモグラフィーと赤外線で息子の悠介が帰ってきたらしい。
慌てふためいた様子から悠介が忘れ物を取りに帰ってきたということが容易に想像できた。
血相を変えた悠介が台所へドタドタと入ってくると、母親に向かって大きな声で呼び掛けてきた。
「母さん! 母さん! オレの体操着どこだっけ!?」
180cmだという大柄な体型にバスケットボール部に所属しているということもあって引き締まった体をしており、それに相応しいような大きくて暑苦しい声をしていた。
「体操着? あぁ、それなら部屋の前に置いてるでしょ?」
「部屋の前!? 嘘だろ!?」
悠介はその暑苦しい声に相応しいような大き良目を丸くしながら再確認を行なった。
「嘘じゃないよ。もう一度よく探してご覧なさい」
「わかったよ」
それを聞いた悠介が慌てて階段を駆け上ろうとした時だ。
「待ちなさい! せっかくお父さんが帰ってきてるんだよ! 挨拶くらいしたら?」
「親父おかえり」
悠介は淡々とした口調で言った。どこか苛立った様子だ。気のせいかニキビ面の顔が林檎のように赤く染め上げられていた。
それからまた慌ただしい様子で階段の上を登っていった。親子間における久し振りの再会だというのに味気ないものだ。
どうも悠介からすれば父親よりも忘れ物の方が大事であるらしい。
母親が止める声も聞かずに学校へと駆け出していった。
「全く、あの子は……」
修也の妻は無愛想な息子を見て思わず溜息を吐いていた。
「いいんだよ。思春期だし、私なんて頼りない親父だからなぁ」
修也は自虐的に笑いながら言った。それからゆっくりとお茶を啜っていく。
時間はのんびりと流れていた。お茶を啜って贅沢な時間を楽しんでいると惑星ベルでの出来事が夢のように思えてくる。
とちらも現実であることは間違いないのだが、あの出来事が現実であったというのがどうしても信じられなかったのだ。
修也は食事を終えると、書斎に戻っていった。旅行の間に読むことができなかった蔵書を読むためである。
電子書籍も悪くはないが、それでも紙の本の持つ重量、質感、そして読み終えて本棚に置く時の充実感は電子書籍では味わいものだ。
こういった心境は本を紙で揃える人間の心境であった。こういった場合外から何を言われても聞こえないので性質が悪い。
修也は自身の本棚に揃えてある重厚なハードカバー本や文庫サイズのソフトカバーなどを見ながら今の気分に合わせた本を選んでいく。清々しい気分なので今のところは爽やかな現代小説でも読むのがベストだろう。
修也は現代小説を開いて午後の時間までを潰すことにした。
その時だ。不意に携帯電話のベルが鳴り響いた。修也が知らない人からの電話番号だった。
誰かと不安に思いつつ電話を手に取ると、意外な人物からの名前が告げられた。
「もしもし、大津修也さんの電話番号でお待ちないでしょうか?」
「は、はい。いかにも私が大津修也ですが……」
「よかった。本日学校でお宅のお嬢さんがですね……」
修也にとって学校担任を名乗る男からの連絡は頭を木槌で殴られたような強い衝撃だった。
修也は慌てて小説を部屋の机の上に置いてスーツを着ると家を飛び出して娘の麗俐が通う町田洛西学園高等学校へと向かっていった。
町田洛西学園高等学校は町田市に存在する私立高校の一校である。開業は2097年度と新しい方だが、語学や数学、そしてコンピュータ技術といった今の日本に必要な勉学を熱心に教えてくれる学校として有名で偏差値もそこそこある上に大学進学率も平均以上という実績を誇る学校だ。
そんな優秀な学校に通う娘の存在は修也にとっても自慢であった。そんな娘が学校で暴挙に出たとはどうしても信じたくなかった。
息を切らした修也は電話で指定された学校の応接室の中へと飛び込んで行った。
扉を開けた先には革張りの長椅子の上には気まずさから修也から目を逸らす娘麗俐の姿があった。
「麗俐ッ!」
修也は名前を呼んだが麗俐は無視をしていた。その姿に業を煮やした修也が肩を掴んでその肩を揺さぶろうとしたところを麗俐は逆に手で跳ね除けて気丈な声で叫んだ。
「触らないでよ!」
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