10 / 206
第一章『伝説の始まり』
10
しおりを挟む
会議はその後もつつがなく進んでいった。船内に置かれている宇宙食の分配法、船内に整備されている人工畑の扱い方などを女性からレクチャーされた。
これらの食糧の管理もカエデが行なってくれるので心配はいらない。
では、どうしてわざわざこの場で食料のことをレクチャーをしたのかというと、
「大津さんが宇宙に居るという不安からご飯をパクパクしちゃわないか不安だったからわざわざ伝えたんですよ!」
という至極もっともなものだった。
人間というのは不安に駆られると余計に食料を欲しがるものだ。
『ストレスに負けてつい……』という台詞は古今東西で聞かれてきた言葉だ。
修也とて人間である。誘惑に負けることがないとは決して言い切れなかった。
それ故にどうしても説明を受ける必要があったのだ。船内に備蓄されている食料がいかに大事なものであるかということが分かれば手を付ける気が薄れるという考えから出たもので間違いない。
ご苦労なことだ。修也が苦笑していると、ジョウジが椅子の上から立ち上がった。
ジョウジの説明は交易星と呼ばれる星々についての説明だった。交易星はこの百年間の間に二十から三十ほどの規模で見つかっている星の名称である。
奇妙なことに人類がこれまで発見し、開拓したどの星にも知的生命体は存在するのだが、どの星も例外なく地球の文明よりも低いのだ。
広大な宇宙だというのに銀河系には地球と同程度もしくは地球以上の科学力を持つ星は見つかっていない。
「ただし可能性はゼロではありません。宇宙には数多の星々が存在します。アメリカの天文学者フランシス・ニックの論文によれば二十世紀の頃から地球には宇宙人と思われる知的生命体の来訪が確認されているようです」
ジョウジは自身の中に存在する人工知能を用いて『知的生命体』とやらの存在をミーティングルームの中にいた面々に示唆していった。
しばらくの間は教会に向かう素足の婦人からストッキングと花束を奪おうとした小人宇宙人の話やら夫妻を誘拐してその記憶を盗み取ろうとした宇宙人の話になった。
ダラダラと無意味な話が続くように思われだが、
「まぁ、そういう恐ろしい宇宙人が居るかもという可能性の話ですよ。みなさんこわ~い宇宙人と出会われた際には十分気を付けてくださいねー」
と、水色のワンピースの女性によって強引に話を打ち切られてしまった。
その後は宇宙人よりも現実的な、宇宙海賊の話だった。
「う、宇宙海賊の撃退も私の仕事なんですか!?」
修也にとっては寝耳に水の話だ。宇宙海賊というのは交易路の中に稀に出現する逸れものたちの総称である。
専門家の分析によれば宇宙海賊となるのは百年以上前から締め付けが厳しくなり、今や地上では活動ができなくなった暴力団やそれに追随する不良たちであるそうだ。
国によって追い詰められた暴力団たちはイタチの最後っ屁とばかりに残っていた資金をふんだんに使い締め付けの厳しくなった地球から宇宙へと拠点を変えたのだった。今では略奪した金やいわゆるみかじめ料などで最新鋭の宇宙船や兵器を買って更なる大金をせしめているのだから余計に性質が悪い。
こうした宇宙海賊による交易路の妨害や貿易船からの略奪は日本のみならず世界各国における問題となっていた。
そんな厄介な宇宙海賊撃退の担当は当然ながら『メトロイドスーツ』の着用を『マリア』によって命じられた大津修也の仕事となる。
そのことが想像できなかったはずはなかったのだが、不思議なことに修也の頭からはすっかりと抜け落ちていた。
「無重力の空間での戦いになりますから気を付けてくださいね。大津さん」
水色のワンピースを着た女性は可愛らしい笑みを浮かべながら言った。
「わ、分かりました」
了承はしたものの、修也の回答はどこかぎごちないものだった。緊張と不安が混じったような独特な声だった。
修也の中にある宇宙海賊の知識はニュースで聞いたり、映画やテレビで観るくらいだったので、実際に対峙するとなるとやはり緊張もする。
よくある宇宙海賊モノの映画に登場する頭のネジが吹っ飛んだような相手に出会わないことを祈りたい。
そう切実に願ってはいたが、それでも遭遇する時には遭遇するものなのだろう。
ここまでくれば腹を括るより他にない。
とにかく、三つの星との交易並びにメトロポリス社が社運を賭けているという新惑星開拓事業はいよいよ明日始まるのだ。気を引き締めなくてはなるまい。
修也が拳を強く握り締めていると、そんな修也の心境を解すように水色のワンピースを着た女性が言った。
「まぁ、とにかく出発は明日ですから、大津さんは今日のところは帰って家族サービスでもしてあげてください」
ジョウジの言葉は相変わらず淡々としていた。アンドロイドであるから仕方がない面はあったとしてももう少し労るように言ってほしいものだ。
修也は苦笑しながらメトロポリスを後にした。普段ならばこのまま真っ直ぐ帰るところなのだが、今日は地球にいられる最後の日だ。せっかくなので修也は立ち止まって夕焼けを眺めることにした。普段ならば見上げることもない空の上をゆっくりと見つめていく。
西に傾いた陽の光がビルの窓辺に反射し、宝石箱のような美しさを醸し出していた。
「……あぁ、綺麗だなぁ」
修也は美しい夕焼けを前に感嘆の声を上げた。
退勤前に素晴らしい景色を見たことによって、すっかりと気分も良くなったらしい。通勤カバンを小学生が手さげ袋を動かすように大きく上下に動かしながら駅まで向かって行った。
「フフン、フフン」
普段ならば風呂に入る時以外には口ずさまない鼻歌まで歌っている。そのせいか、他の乗客たちからは真白い目で見られていた。
だが、気にすることなく修也は自宅へと戻っていった。
「ただいま!!」
玄関で出迎えてくれた妻に向かって修也は明るい声で叫んだ。
「あなたどうしたの? どうしてそんなに機嫌がいいの? 私にも教えてよ」
「フフッ、帰りにいいものを見たんだよ」
修也は妻に鞄を手渡すと、帰り道に夕焼けを見たことを嬉々とした顔で話していった。
「子どもの頃は学校の帰りもしくは塾に行く途中に夕焼けを見たもんだよ。地球とのお別れの前に目に焼き付けておいてよかったよ」
「フフッ、それはよかったね」
妻は可愛らしい顔で笑う。彼女も昔見た夕焼けの記憶を思い返しているのだろう。懐かしいと言わんばかりに 目を細めていた。
「今日の夕食は?」
「あなたの好きなエビフライの盛り合わせだよ」
修也はそれを聞いて心の中で密かに握り拳を作っていた。
エビフライは昔から修也が好きだった料理だ。恐らく明日から宇宙に旅立つ自分のために張り切って料理を用意してくれたのだろう。
ありがたいことだ。修也は早速書斎に向かい、スーツから簡単な部屋着に着替えることにした。
せっかくの送別記念だ。今夜の夕食にはビールをつけても構わないだろう。
修也はエビフライを肴にビールを味わえることを楽しみにしていた。
今日の送別会は非常に盛り上がりそうである。修也はスーツを変えながら鼻歌を歌っていた。
これらの食糧の管理もカエデが行なってくれるので心配はいらない。
では、どうしてわざわざこの場で食料のことをレクチャーをしたのかというと、
「大津さんが宇宙に居るという不安からご飯をパクパクしちゃわないか不安だったからわざわざ伝えたんですよ!」
という至極もっともなものだった。
人間というのは不安に駆られると余計に食料を欲しがるものだ。
『ストレスに負けてつい……』という台詞は古今東西で聞かれてきた言葉だ。
修也とて人間である。誘惑に負けることがないとは決して言い切れなかった。
それ故にどうしても説明を受ける必要があったのだ。船内に備蓄されている食料がいかに大事なものであるかということが分かれば手を付ける気が薄れるという考えから出たもので間違いない。
ご苦労なことだ。修也が苦笑していると、ジョウジが椅子の上から立ち上がった。
ジョウジの説明は交易星と呼ばれる星々についての説明だった。交易星はこの百年間の間に二十から三十ほどの規模で見つかっている星の名称である。
奇妙なことに人類がこれまで発見し、開拓したどの星にも知的生命体は存在するのだが、どの星も例外なく地球の文明よりも低いのだ。
広大な宇宙だというのに銀河系には地球と同程度もしくは地球以上の科学力を持つ星は見つかっていない。
「ただし可能性はゼロではありません。宇宙には数多の星々が存在します。アメリカの天文学者フランシス・ニックの論文によれば二十世紀の頃から地球には宇宙人と思われる知的生命体の来訪が確認されているようです」
ジョウジは自身の中に存在する人工知能を用いて『知的生命体』とやらの存在をミーティングルームの中にいた面々に示唆していった。
しばらくの間は教会に向かう素足の婦人からストッキングと花束を奪おうとした小人宇宙人の話やら夫妻を誘拐してその記憶を盗み取ろうとした宇宙人の話になった。
ダラダラと無意味な話が続くように思われだが、
「まぁ、そういう恐ろしい宇宙人が居るかもという可能性の話ですよ。みなさんこわ~い宇宙人と出会われた際には十分気を付けてくださいねー」
と、水色のワンピースの女性によって強引に話を打ち切られてしまった。
その後は宇宙人よりも現実的な、宇宙海賊の話だった。
「う、宇宙海賊の撃退も私の仕事なんですか!?」
修也にとっては寝耳に水の話だ。宇宙海賊というのは交易路の中に稀に出現する逸れものたちの総称である。
専門家の分析によれば宇宙海賊となるのは百年以上前から締め付けが厳しくなり、今や地上では活動ができなくなった暴力団やそれに追随する不良たちであるそうだ。
国によって追い詰められた暴力団たちはイタチの最後っ屁とばかりに残っていた資金をふんだんに使い締め付けの厳しくなった地球から宇宙へと拠点を変えたのだった。今では略奪した金やいわゆるみかじめ料などで最新鋭の宇宙船や兵器を買って更なる大金をせしめているのだから余計に性質が悪い。
こうした宇宙海賊による交易路の妨害や貿易船からの略奪は日本のみならず世界各国における問題となっていた。
そんな厄介な宇宙海賊撃退の担当は当然ながら『メトロイドスーツ』の着用を『マリア』によって命じられた大津修也の仕事となる。
そのことが想像できなかったはずはなかったのだが、不思議なことに修也の頭からはすっかりと抜け落ちていた。
「無重力の空間での戦いになりますから気を付けてくださいね。大津さん」
水色のワンピースを着た女性は可愛らしい笑みを浮かべながら言った。
「わ、分かりました」
了承はしたものの、修也の回答はどこかぎごちないものだった。緊張と不安が混じったような独特な声だった。
修也の中にある宇宙海賊の知識はニュースで聞いたり、映画やテレビで観るくらいだったので、実際に対峙するとなるとやはり緊張もする。
よくある宇宙海賊モノの映画に登場する頭のネジが吹っ飛んだような相手に出会わないことを祈りたい。
そう切実に願ってはいたが、それでも遭遇する時には遭遇するものなのだろう。
ここまでくれば腹を括るより他にない。
とにかく、三つの星との交易並びにメトロポリス社が社運を賭けているという新惑星開拓事業はいよいよ明日始まるのだ。気を引き締めなくてはなるまい。
修也が拳を強く握り締めていると、そんな修也の心境を解すように水色のワンピースを着た女性が言った。
「まぁ、とにかく出発は明日ですから、大津さんは今日のところは帰って家族サービスでもしてあげてください」
ジョウジの言葉は相変わらず淡々としていた。アンドロイドであるから仕方がない面はあったとしてももう少し労るように言ってほしいものだ。
修也は苦笑しながらメトロポリスを後にした。普段ならばこのまま真っ直ぐ帰るところなのだが、今日は地球にいられる最後の日だ。せっかくなので修也は立ち止まって夕焼けを眺めることにした。普段ならば見上げることもない空の上をゆっくりと見つめていく。
西に傾いた陽の光がビルの窓辺に反射し、宝石箱のような美しさを醸し出していた。
「……あぁ、綺麗だなぁ」
修也は美しい夕焼けを前に感嘆の声を上げた。
退勤前に素晴らしい景色を見たことによって、すっかりと気分も良くなったらしい。通勤カバンを小学生が手さげ袋を動かすように大きく上下に動かしながら駅まで向かって行った。
「フフン、フフン」
普段ならば風呂に入る時以外には口ずさまない鼻歌まで歌っている。そのせいか、他の乗客たちからは真白い目で見られていた。
だが、気にすることなく修也は自宅へと戻っていった。
「ただいま!!」
玄関で出迎えてくれた妻に向かって修也は明るい声で叫んだ。
「あなたどうしたの? どうしてそんなに機嫌がいいの? 私にも教えてよ」
「フフッ、帰りにいいものを見たんだよ」
修也は妻に鞄を手渡すと、帰り道に夕焼けを見たことを嬉々とした顔で話していった。
「子どもの頃は学校の帰りもしくは塾に行く途中に夕焼けを見たもんだよ。地球とのお別れの前に目に焼き付けておいてよかったよ」
「フフッ、それはよかったね」
妻は可愛らしい顔で笑う。彼女も昔見た夕焼けの記憶を思い返しているのだろう。懐かしいと言わんばかりに 目を細めていた。
「今日の夕食は?」
「あなたの好きなエビフライの盛り合わせだよ」
修也はそれを聞いて心の中で密かに握り拳を作っていた。
エビフライは昔から修也が好きだった料理だ。恐らく明日から宇宙に旅立つ自分のために張り切って料理を用意してくれたのだろう。
ありがたいことだ。修也は早速書斎に向かい、スーツから簡単な部屋着に着替えることにした。
せっかくの送別記念だ。今夜の夕食にはビールをつけても構わないだろう。
修也はエビフライを肴にビールを味わえることを楽しみにしていた。
今日の送別会は非常に盛り上がりそうである。修也はスーツを変えながら鼻歌を歌っていた。
3
お気に入りに追加
45
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
我ら新興文明保護艦隊
ビーデシオン
SF
もしも道行く野良猫が、百戦錬磨の獣戦士だったら?
もしも冴えないサラリーマンが、戦争上がりのアンドロイドだったら?
これは、実際にそんな空想めいた素性をもって、陰ながら地球を守っているエージェントたちのお話。
※表紙絵はひのたけきょー(@HinotakeDaYo)様より頂きました!
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。

Another World〜自衛隊 まだ見ぬ世界へ〜
華厳 秋
ファンタジー
───2025年1月1日
この日、日本国は大きな歴史の転換点を迎えた。
札幌、渋谷、博多の3箇所に突如として『異界への門』──アナザーゲート──が出現した。
渋谷に現れた『門』から、異界の軍勢が押し寄せ、無抵抗の民間人を虐殺。緊急出動した自衛隊が到着した頃には、敵軍の姿はもうなく、スクランブル交差点は無惨に殺された民間人の亡骸と血で赤く染まっていた。
この緊急事態に、日本政府は『門』内部を調査するべく自衛隊を『異界』──アナザーワールド──へと派遣する事となった。
一方地球では、日本の急激な軍備拡大や『異界』内部の資源を巡って、極東での緊張感は日に日に増して行く。
そして、自衛隊は国や国民の安全のため『門』内外問わず奮闘するのであった。
この作品は、小説家になろう様カクヨム様にも投稿しています。
この作品はフィクションです。
実在する国、団体、人物とは関係ありません。ご注意ください。

Hしてレベルアップ ~可愛い女の子とHして強くなれるなんて、この世は最高じゃないか~
トモ治太郎
ファンタジー
孤児院で育った少年ユキャール、この孤児院では15歳になると1人立ちしなければいけない。
旅立ちの朝に初めて夢精したユキャール。それが原因なのか『異性性交』と言うスキルを得る。『相手に精子を与えることでより多くの経験値を得る。』女性経験のないユキャールはまだこのスキルのすごさを知らなかった。
この日の為に準備してきたユキャール。しかし旅立つ直前、一緒に育った少女スピカが一緒にいくと言い出す。本来ならおいしい場面だが、スピカは何も準備していないので俺の負担は最初から2倍増だ。
こんな感じで2人で旅立ち、共に戦い、時にはHして強くなっていくお話しです。

宇宙打撃空母クリシュナ ――異次元星域の傭兵軍師――
黒鯛の刺身♪
SF
半機械化生命体であるバイオロイド戦闘員のカーヴは、科学の進んだ未来にて作られる。
彼の乗る亜光速戦闘機は撃墜され、とある惑星に不時着。
救助を待つために深い眠りにつく。
しかし、カーヴが目覚めた世界は、地球がある宇宙とは整合性の取れない別次元の宇宙だった。
カーヴを助けた少女の名はセーラ。
戦い慣れたカーヴは日雇いの軍師として彼女に雇われる。
カーヴは少女を助け、侵略国家であるマーダ連邦との戦いに身を投じていく。
――時に宇宙暦880年
銀河は再び熱い戦いの幕を開けた。
◆DATE
艦名◇クリシュナ
兵装◇艦首固定式25cmビーム砲32門。
砲塔型36cm連装レールガン3基。
収納型兵装ハードポイント4基。
電磁カタパルト2基。
搭載◇亜光速戦闘機12機(内、補用4機)
高機動戦車4台他
全長◇300m
全幅◇76m
(以上、10話時点)
表紙画像の原作はこたかん様です。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる