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第4部 皇帝の帰還
暗黒の死刑台
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「まさか、ジョン・F・ケネディがこの件に関与していたなんてね、予想外の事だったわ……」
絵里子はボソボソと呟いている事から、予想外の勢力を誇るカヴァリエーレ・ファミリーの存在に本気で恐怖しているらしい。
「合衆国の35代大統領が、マフィアと関係していたとはな……いいや、23世紀に至ってもなお、ケネディの暗殺原因が不明なのは、未だにユニオン帝国にマフィアが大きく関わっているせいだとも言われているが、どうやらこの説は正しいらしいな」
孝太郎は深い溜息を吐きながら言った。
「そうね、それよりも、さっき話した竜王の件なんだけれど……」
「詳しく説明するよ、だが、落ち着いて聞いてくれよ」
弟のいつになく、真剣な表情に絵里子はただ事ではないと思い知らされた。
フランソワ王国の囚人収容施設。すなわち、フランソワ王国刑務所の襲撃事件が発生したのは、ヴィトたちが丁度、向こうの世界のカヴァリエーレの屋敷で、中枢メンバーや幹部を集めた会議を行なっている時であった。
収容施設の警備に当たった兵士の証言によれば、男は全身が白髪に覆われた老人で、杖と三又の剣の両方を駆使して、たった一人で、13人の囚人を奪い去ったという。
「私は二年間、この仕事に携わってきましたが、こんなケースは始めです……まさか、たった一人に囚人たちが奪われるなんて……」
兵士はそれだけではなく、フランソワ王国にて警備を担当としていた、兵士の何人かも殺されたと証言する。その中で、たった一人襲撃を生き延びた若い兵士はこう証言する。
「あんな……あんな凄まじい、魔法は始めて見ました……人間があんな技を繰り出せるのでしょうか?」
この件は他の王族を嘲笑わせる状態へと陥ってしまう。
無論、そのイメージの撤廃に尽力したのはカヴァリエーレ・ファミリーの副首領の一人にして、フランソワ王国騎士団団長のトミー・ウィント。
「許せない! これは我々騎士団への挑戦であり、我々にとっての最大のレッテルを貼られる出来事なった事件だッ!イメージの払拭のために、犯人の追跡には全力を挙げるものとするッ!」
フランソワ王国の全土には厳戒令が発令。
すぐさま、騎士団による探索が行われた。
「いいかッ!こちらは銃を持っている! 奴らがいかに束になろうとも、魔法を放つよりも、銃を撃つ方が遥かに早いんだッ!何も恐れる事はないッ!」
と、騎士団の騎士や一般の兵士たちに命令したのは、トミー・ウィント。
「我々の威信がかかっているッ!何としてでも、奴らを見つけ出すのだッ!」
トミーの檄の元に、兵士たちによる捜索は続いていく。
サンドーラはそんな様子を知ってか、知らずか、誰にも邪魔されない場所で、秘密の儀式を行っていた。
秘密の場所が何処なのかは言うまでもないだろう。
サンドーラは当初から、あの暗殺計画が失敗した場合、もしくは失敗になるだろうと判断した場合はこの作戦を取ることを決めていた。
この場所はいくら、フランソワから寄付金を受けていたとしても、やはり、正教会の神を信じる人間が多いのだ。
そして、予想外に元の皇帝に忠誠を誓っていた人間が多い事も幸いした。
彼ら曰く、フラソンワ及びフランソワの上層部は先の戦争で、エドワードを殺したために、その報復の意味合いも兼ねて、協力してくれるらしい。
サンドーラは皇帝派の人間に感謝の言葉を述べながら、主人が眠っていると思われる部屋を見渡す。
部屋は地下室なので、壁や地面が岩でできており、尚且つ、この日の事を別の人間が予想していたのだろう。
この地下室には、竜王スメウルグが閉じ込められていると思われる、大きな竜の石像と13の棺が部屋の中に用意されていた。勿論、その棺の中には13人の囚人たちが入っている。
ある、囚人は怒鳴り散らし、また、ある囚人は泣き叫ぶ。
また、ある者は母親の名前を呼び続けていた。
だが、サンドーラにとってそんな事は全く、腕に止まって自分の血を吸う蚊の繁殖方法と同じくらいどうでもいい事だったのだ。
サンドーラは表情を変える事なく、囚人たちを始末していく。
最後の一人の命乞いを聞き終え、トドメを刺し終えると、剣を鞘に戻し、両手を大きく広げて、
「おおおお! 我が主人スメウルグよ! あなたの復活のために、13人の罪人を捧げましたッ!今や、あなたのお力はなくてはならないものとなっております! どうか、あなた様のお姿を私めにお見せくださいませ! 」
サンドーラの言葉が聞こえたのだろう。部屋全体が地震に襲われた時のように、大きく揺れる。
地下室に埋もれてしまうのではないのかと危惧するほどの大きな揺れが収まった後に、石像にヒビが入る。
ヒビが割れてからは、枯葉が火を焼くかのように素早く進んでいく。
気が付けば、石の部分は完全に消え、目の前には一体の。いや、一人の外見こそ竜だが、二本足で立っている男が立っていた。
男はまだ、この世に慣れていないのだろうか。何度も何度も手や足を開いたり閉じたりしている。
それにも、慣れたようで、部屋をザッと見渡した後に、サンドーラの姿を確認する。
「そちは?」
「申し遅れました! 私はサンドーラと申します! あなた様の復活にご尽力いたしました! 」
サンドーラは江戸幕府の将軍に謁見したような外様大名のように媚びへつらった態度を見せながら、頭を垂れる。
「そうか、お前が……それで、余の鎧と兜は何処に用意してある?」
「お、恐らく! この部屋の何処かに用意してあるでしょう! 」
「探せ」
その一言にサンドーラは逆らえない。魔法を使って、スメウルグの鎧と兜を探索する。
その結果として、鎧と兜ならびに剣は棺の下に隠されている事が判明した。
サンドーラは直ちに帝国正教会の面子を招集し、スメウルグに鎧と兜と剣を提供した。
そして、再びサンドーラはスメウルグの前に跪き、
「スメウルグ様には、我々帝国正教会ならびにギシュタルリア帝国の独立勢力がお手をお貸し致します! 是非とも、我々があなた様の臣下に下る事をお許し頂きたい! 」
スメウルグはそう言いながら、自分に剣を差し出すサンドーラを冷たい目で見つめながら、問い掛ける。
「何が望みだ?」
「望みは、あなた様が二つの世界を統一するのを目撃する事です! それこそが、我々の最大の望み! 」
スメウルグは相変わらず、目こそ冷えた目線という言葉そのものが、当てはめられるような冷たい目であったが、次第に口元を緩めて、
「面白い、余は野心のない男は好きだ。余の言うままに動いてくれるのだからな、野心があるというの困る……余に成り代わろうと、何度も下らん攻撃を仕掛けてくる人間もおる。それを撃退するのはいささか面倒くさい、お前も分かるだろ?」
「勿論でございます! 我々があなた様に背くような事は決してありますぬ! 」
サンドーラは江戸時代の金持ちの旦那に宴会の席で、媚を売るたいこ持ちの男のようにペコペコと頭を下げながら言った。
「ならば良い、これからも余のために全力を尽くせ」
その一言にどれだけの威圧が込められたいたのだろうか。
いずれにしろ、サンドーラはしばらくの間は震えて動く事ができなかった。
ようやく、動く事ができたのは「分かったな?」というスメウルグの確認の言葉を聞いてからであった。
「分かりました! では、手始めに攻撃するのは、フランソワ王国というのはどうでしょう?」
「フランソワ王国?あのアランゴルンの属国か?」
「いいえ、今ではフランソワはアランゴルンと反目し合い、犬猿の仲……攻めるのなら、今でございます! 」
ところが、ここで予想に反して、スメウルグは首を横に振る。
「ダメだな、ともかく余は目覚めたばかりよ、戦で勝つには情報が重要……今は情報が欲しいな」
その一言にサンドーラや他の手下は黙る他なかった。
絵里子はボソボソと呟いている事から、予想外の勢力を誇るカヴァリエーレ・ファミリーの存在に本気で恐怖しているらしい。
「合衆国の35代大統領が、マフィアと関係していたとはな……いいや、23世紀に至ってもなお、ケネディの暗殺原因が不明なのは、未だにユニオン帝国にマフィアが大きく関わっているせいだとも言われているが、どうやらこの説は正しいらしいな」
孝太郎は深い溜息を吐きながら言った。
「そうね、それよりも、さっき話した竜王の件なんだけれど……」
「詳しく説明するよ、だが、落ち着いて聞いてくれよ」
弟のいつになく、真剣な表情に絵里子はただ事ではないと思い知らされた。
フランソワ王国の囚人収容施設。すなわち、フランソワ王国刑務所の襲撃事件が発生したのは、ヴィトたちが丁度、向こうの世界のカヴァリエーレの屋敷で、中枢メンバーや幹部を集めた会議を行なっている時であった。
収容施設の警備に当たった兵士の証言によれば、男は全身が白髪に覆われた老人で、杖と三又の剣の両方を駆使して、たった一人で、13人の囚人を奪い去ったという。
「私は二年間、この仕事に携わってきましたが、こんなケースは始めです……まさか、たった一人に囚人たちが奪われるなんて……」
兵士はそれだけではなく、フランソワ王国にて警備を担当としていた、兵士の何人かも殺されたと証言する。その中で、たった一人襲撃を生き延びた若い兵士はこう証言する。
「あんな……あんな凄まじい、魔法は始めて見ました……人間があんな技を繰り出せるのでしょうか?」
この件は他の王族を嘲笑わせる状態へと陥ってしまう。
無論、そのイメージの撤廃に尽力したのはカヴァリエーレ・ファミリーの副首領の一人にして、フランソワ王国騎士団団長のトミー・ウィント。
「許せない! これは我々騎士団への挑戦であり、我々にとっての最大のレッテルを貼られる出来事なった事件だッ!イメージの払拭のために、犯人の追跡には全力を挙げるものとするッ!」
フランソワ王国の全土には厳戒令が発令。
すぐさま、騎士団による探索が行われた。
「いいかッ!こちらは銃を持っている! 奴らがいかに束になろうとも、魔法を放つよりも、銃を撃つ方が遥かに早いんだッ!何も恐れる事はないッ!」
と、騎士団の騎士や一般の兵士たちに命令したのは、トミー・ウィント。
「我々の威信がかかっているッ!何としてでも、奴らを見つけ出すのだッ!」
トミーの檄の元に、兵士たちによる捜索は続いていく。
サンドーラはそんな様子を知ってか、知らずか、誰にも邪魔されない場所で、秘密の儀式を行っていた。
秘密の場所が何処なのかは言うまでもないだろう。
サンドーラは当初から、あの暗殺計画が失敗した場合、もしくは失敗になるだろうと判断した場合はこの作戦を取ることを決めていた。
この場所はいくら、フランソワから寄付金を受けていたとしても、やはり、正教会の神を信じる人間が多いのだ。
そして、予想外に元の皇帝に忠誠を誓っていた人間が多い事も幸いした。
彼ら曰く、フラソンワ及びフランソワの上層部は先の戦争で、エドワードを殺したために、その報復の意味合いも兼ねて、協力してくれるらしい。
サンドーラは皇帝派の人間に感謝の言葉を述べながら、主人が眠っていると思われる部屋を見渡す。
部屋は地下室なので、壁や地面が岩でできており、尚且つ、この日の事を別の人間が予想していたのだろう。
この地下室には、竜王スメウルグが閉じ込められていると思われる、大きな竜の石像と13の棺が部屋の中に用意されていた。勿論、その棺の中には13人の囚人たちが入っている。
ある、囚人は怒鳴り散らし、また、ある囚人は泣き叫ぶ。
また、ある者は母親の名前を呼び続けていた。
だが、サンドーラにとってそんな事は全く、腕に止まって自分の血を吸う蚊の繁殖方法と同じくらいどうでもいい事だったのだ。
サンドーラは表情を変える事なく、囚人たちを始末していく。
最後の一人の命乞いを聞き終え、トドメを刺し終えると、剣を鞘に戻し、両手を大きく広げて、
「おおおお! 我が主人スメウルグよ! あなたの復活のために、13人の罪人を捧げましたッ!今や、あなたのお力はなくてはならないものとなっております! どうか、あなた様のお姿を私めにお見せくださいませ! 」
サンドーラの言葉が聞こえたのだろう。部屋全体が地震に襲われた時のように、大きく揺れる。
地下室に埋もれてしまうのではないのかと危惧するほどの大きな揺れが収まった後に、石像にヒビが入る。
ヒビが割れてからは、枯葉が火を焼くかのように素早く進んでいく。
気が付けば、石の部分は完全に消え、目の前には一体の。いや、一人の外見こそ竜だが、二本足で立っている男が立っていた。
男はまだ、この世に慣れていないのだろうか。何度も何度も手や足を開いたり閉じたりしている。
それにも、慣れたようで、部屋をザッと見渡した後に、サンドーラの姿を確認する。
「そちは?」
「申し遅れました! 私はサンドーラと申します! あなた様の復活にご尽力いたしました! 」
サンドーラは江戸幕府の将軍に謁見したような外様大名のように媚びへつらった態度を見せながら、頭を垂れる。
「そうか、お前が……それで、余の鎧と兜は何処に用意してある?」
「お、恐らく! この部屋の何処かに用意してあるでしょう! 」
「探せ」
その一言にサンドーラは逆らえない。魔法を使って、スメウルグの鎧と兜を探索する。
その結果として、鎧と兜ならびに剣は棺の下に隠されている事が判明した。
サンドーラは直ちに帝国正教会の面子を招集し、スメウルグに鎧と兜と剣を提供した。
そして、再びサンドーラはスメウルグの前に跪き、
「スメウルグ様には、我々帝国正教会ならびにギシュタルリア帝国の独立勢力がお手をお貸し致します! 是非とも、我々があなた様の臣下に下る事をお許し頂きたい! 」
スメウルグはそう言いながら、自分に剣を差し出すサンドーラを冷たい目で見つめながら、問い掛ける。
「何が望みだ?」
「望みは、あなた様が二つの世界を統一するのを目撃する事です! それこそが、我々の最大の望み! 」
スメウルグは相変わらず、目こそ冷えた目線という言葉そのものが、当てはめられるような冷たい目であったが、次第に口元を緩めて、
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「勿論でございます! 我々があなた様に背くような事は決してありますぬ! 」
サンドーラは江戸時代の金持ちの旦那に宴会の席で、媚を売るたいこ持ちの男のようにペコペコと頭を下げながら言った。
「ならば良い、これからも余のために全力を尽くせ」
その一言にどれだけの威圧が込められたいたのだろうか。
いずれにしろ、サンドーラはしばらくの間は震えて動く事ができなかった。
ようやく、動く事ができたのは「分かったな?」というスメウルグの確認の言葉を聞いてからであった。
「分かりました! では、手始めに攻撃するのは、フランソワ王国というのはどうでしょう?」
「フランソワ王国?あのアランゴルンの属国か?」
「いいえ、今ではフランソワはアランゴルンと反目し合い、犬猿の仲……攻めるのなら、今でございます! 」
ところが、ここで予想に反して、スメウルグは首を横に振る。
「ダメだな、ともかく余は目覚めたばかりよ、戦で勝つには情報が重要……今は情報が欲しいな」
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