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第4部 皇帝の帰還
重なった歯車
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「計画は順調か?」
この大きな中世ヨーロッパ風の大聖堂のような建物の頂上で、二つの水晶玉を覗き込んでいる黒のローブをまとった若い男に尋ねたのは、この大聖堂の持ち主と思われる白い髭を胸元まで伸ばした老人である。
老人はこの大聖堂における最大の権力者であり、ギシュタルリア帝国における宗教者の最大の元締めである。
「ええ、後の世界に送り込んだ聖杯が割れ、その国の古典的な要塞の地下に隠されてしまったのは、大いなる誤算でしたが、何とか聖杯は揃い、我らが主の生贄となる人物は送られと思われます……」
「思われる?どいうことだ?」
「未来を覗ける水晶で見たのですが、我々が生贄に使うはずであった、男は既に殺されてしまいました、代わりに四人の男女が3日の時をかけて、こちらに送られて来たんです」
どうも、勿体ぶっているなと思う老人は思った。老人は引き続き若い男に生贄の事を尋ねる。
「ですから、我々が目論んだ相手とは正反対の性格の人間が送られたんですよ、聖杯から! 」
いつになく強い口調だったために、老人はそのまま押し黙ることにした。
ともかく、今現在も計画は進み続けているのだ。彼らの主を目覚めさせるというこの世界のタブーをも侵す最大の計画が……。
同日。白籠署取調室。
「何だと!?孝太郎たち4人の行方は知らない!?惚けるなッ!お前ら教団がやったんだろうがッ!」
柿谷淳一は相手の胸ぐら掴みながら、脅すような視線を送っているのが、胸ぐらを掴まれている女は一向に表情を変えようとしない。
「本当よ、大体わたしは昌原を殺害した後は放心状態だったし、高知城に向かわせた戦士は、あなた達で捕まえた信者で全員の筈よ! いいから、離してよ……わたしのやった事には責任を取るつもりだし……」
葵は申し訳なさそうに視線を下に俯かせながら言った。
淳一は流石に罪悪感に襲われたのか、葵をそのまま放してやる。
「ともかくだ、この件には宇宙究明学会が関わっているに違いない! そして、孝太郎達を殺したんだッ!でなけりゃあ、四人の人間が急に消えるわけがないんだからな……」
「教団はこの件に関してだけは無関係と言っておくわ」
こうもキッパリと言われては、淳一としてもこれ以上は追求する気が失せてしまう。
どうしようかと、首の後ろを忙しくなく触っていると、
「お疲れ様だな、淳一くん」
と、波越警部がいくつもの書類を持って現れた。
「いくら教団を追求しても無駄だよ、他の署の人たちも各地で捕らえた教団幹部たちに中村孝太郎及び白籠署のアンタッチャブルの行方を聞いていたんだが、誰も知らないらしい……」
「あいつら、どこに行っちまったんだよ……」
淳一は悔しさからか、思わず自分の爪を噛んでしまう。
1957年。アメリカ合衆国。ニューホーランド。
この街の中心部に位置する中世ヨーロッパの貴族の城のように大きな屋敷では、イースターを祝う祭りが開かれていた。
祝いは盛大なもので、庭一帯に料理やら飲み物が並んだ白いテーブルクロスのかかった机が置いてあり、庭の中央部分では、音楽隊がシチリアの伝統のある音楽を鳴らしている。
音楽隊が一通り音楽を弾き終えた後に、音楽隊の前に椅子を並べて座っていた一人の絹色のスーツを着た、えらくハンサムな男が立ち上がり、一枚の小切手を持ち、寄付者を讃える言葉を送る。
そして、ハンサムな男はこの屋敷の主人の部下だと思われる黒色のトレンチコートを着た男性に連れられ、屋敷の中へと連れられる。
男は書斎に連れられ、二人のこれまた見た目麗しい男女に微笑みかけてから、用意された来客用の椅子に座る。
沈黙を続ける二人に苛立ったのか、ハンサムな男はフンと鼻を鳴らしてから口を開く。
「話を聞くと、キミらはえらく儲けているそうじゃあないか、そりゃあそうだろうな、地元の人々をこんなに呼んで、イースターのパーティーなんぞする余裕があるんだからな、そりゃあ大層太っ腹なんだろうな、キミらは」
ハンサムな男は自分の目の前の社長椅子に座っていた、女に煽るように尋ねるが、女は表情を一つも変えようとはしない。
だが、ハンサムな男はそんな事は御構い無しにとばかりに話を続ける。
「問題はだな、選挙だよ、来るべき大統領選挙だ、この州の暗黒街は……いや、アメリカ全土の暗黒街はキミらが牛耳っているんだろ?なら、キミらに願えないかな?私を大統領にさせてくれと……」
ここで、女が初めて口を開く。
「わたし達があなたを大統領にする事で、得られるメリットを教えていただけませんか?」
女の声は初めて聞いただけでは、到底マフィアのボスの声には聞こえないだろう。
どこからどう聞いても、ハリウッドの一流女優の声にしか聞こえない。
顔も男からすれば、愛人であるマリリン・モンロー以上に魅力的な女性である。
美しく澄んだ瞳。スラリと高い鼻。薄い赤い色の唇。長く美しい黒髪。スポーツをしていないにも関わらずに引き締まった体に果物で例えれば、メロンほどはあろうと思われる胸。女性らしい曲線を描いている尻。これで、夢中にならない男はいないだろうとハンサムな男は考えた。
だが、感情と仕事は別だ。ハンサムな男は言葉を続ける。
「そうだな、今の大統領アンドリュー・F・ペギーマンのマフィア撲滅宣言を撤廃させてやろう、それだけでも十分な見返りだろ?」
「話になりませんな、もう少し我々のためになるメリットをご教授願いたいのですが、よろしいですか?」
ここで、ハンサムな男の横のソファーに座っていた男がようやく口を開く。
「クックッ、キミらこそ立場をわきまえたらどうだね?現在の黒人差別法を撤廃させようとアメリカ市民に説いているのは、私なんだよ、南部の差別を無くすために尽力しているんだ。私に何かしてみろよ、新聞はきっと、こう書くだろうな『人種解放を訴える上院議員。反発するマフィアに暗殺さる』とね……」
男は人差し指と中指の間のタバコを震わせる事もなく、落ち着いた様子でタバコを吸い終え、その吸い殻をソファーの横に設置してあった、灰皿に押し付ける。
何を考えているのだろう。男は一瞬口に出しそうになったが、ようやく生唾を飲み込み、
「ともかく、私に何かしてみろ、世間やマスコミは私の味方をするさ、キミらがいくらこの街の人間から好かれようが、一瞬の破滅さ、キミらは逮捕され、それまでの財産を奪い取られる……」
「それは、あなたも同じですよ、ジョン・F・ケネディ上院議員……」
ケネディは男に向かって笑って見せる。自分は余裕なのだと。
男はハリウッドのスターに間違えられそうな、美貌を曲げる事なく、緩やかにケネディを脅迫してみる。
「あなたがマフィアに応援を頼んだ事がばれたら、あなたのイメージは墜落するでしょうね」
この世に二人といないであろう美男子の言葉に、ケネディを一瞬言葉に詰まってしまう。
「だがね、キミらにもダメージを食らうはずだよ、それにこの街の人間にとってはショックが大きいはずだ……じゃあね、もう会う事はないだろうが……」
ケネディは部屋の扉を開き、その部屋から退出する。
男の退出を見計らい、社長椅子に座っていた、女は大きなため息を吐き出す。
「お疲れ様だな、無理もないさ……アイツらはオレ達から金をむしり取るか……あるいは選挙で協力を求める事しか頭にないだろうからな……」
「かもしれないわ、だけれど、ヴィト……」
「分かってるさ、オレらも政治家の後ろ盾が欲しいという事だろ?あいにく、我々の味方となりうる政治家は今のところはノーだからな、ルカのところにさえ、上院議員がいたのにな……」
ヴィトと呼ばれた青年は新しく取り出した、タバコに火を付けながら言う。
「ところで、マリアは?」
「外で食うのに夢中に決まっているさ、それにオレらの仕事を見せるわけにもいかんだろ?ルーシー?」
ルーシーと呼ばれた女性はそうねと微笑みかけた。
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同日。白籠署取調室。
「何だと!?孝太郎たち4人の行方は知らない!?惚けるなッ!お前ら教団がやったんだろうがッ!」
柿谷淳一は相手の胸ぐら掴みながら、脅すような視線を送っているのが、胸ぐらを掴まれている女は一向に表情を変えようとしない。
「本当よ、大体わたしは昌原を殺害した後は放心状態だったし、高知城に向かわせた戦士は、あなた達で捕まえた信者で全員の筈よ! いいから、離してよ……わたしのやった事には責任を取るつもりだし……」
葵は申し訳なさそうに視線を下に俯かせながら言った。
淳一は流石に罪悪感に襲われたのか、葵をそのまま放してやる。
「ともかくだ、この件には宇宙究明学会が関わっているに違いない! そして、孝太郎達を殺したんだッ!でなけりゃあ、四人の人間が急に消えるわけがないんだからな……」
「教団はこの件に関してだけは無関係と言っておくわ」
こうもキッパリと言われては、淳一としてもこれ以上は追求する気が失せてしまう。
どうしようかと、首の後ろを忙しくなく触っていると、
「お疲れ様だな、淳一くん」
と、波越警部がいくつもの書類を持って現れた。
「いくら教団を追求しても無駄だよ、他の署の人たちも各地で捕らえた教団幹部たちに中村孝太郎及び白籠署のアンタッチャブルの行方を聞いていたんだが、誰も知らないらしい……」
「あいつら、どこに行っちまったんだよ……」
淳一は悔しさからか、思わず自分の爪を噛んでしまう。
1957年。アメリカ合衆国。ニューホーランド。
この街の中心部に位置する中世ヨーロッパの貴族の城のように大きな屋敷では、イースターを祝う祭りが開かれていた。
祝いは盛大なもので、庭一帯に料理やら飲み物が並んだ白いテーブルクロスのかかった机が置いてあり、庭の中央部分では、音楽隊がシチリアの伝統のある音楽を鳴らしている。
音楽隊が一通り音楽を弾き終えた後に、音楽隊の前に椅子を並べて座っていた一人の絹色のスーツを着た、えらくハンサムな男が立ち上がり、一枚の小切手を持ち、寄付者を讃える言葉を送る。
そして、ハンサムな男はこの屋敷の主人の部下だと思われる黒色のトレンチコートを着た男性に連れられ、屋敷の中へと連れられる。
男は書斎に連れられ、二人のこれまた見た目麗しい男女に微笑みかけてから、用意された来客用の椅子に座る。
沈黙を続ける二人に苛立ったのか、ハンサムな男はフンと鼻を鳴らしてから口を開く。
「話を聞くと、キミらはえらく儲けているそうじゃあないか、そりゃあそうだろうな、地元の人々をこんなに呼んで、イースターのパーティーなんぞする余裕があるんだからな、そりゃあ大層太っ腹なんだろうな、キミらは」
ハンサムな男は自分の目の前の社長椅子に座っていた、女に煽るように尋ねるが、女は表情を一つも変えようとはしない。
だが、ハンサムな男はそんな事は御構い無しにとばかりに話を続ける。
「問題はだな、選挙だよ、来るべき大統領選挙だ、この州の暗黒街は……いや、アメリカ全土の暗黒街はキミらが牛耳っているんだろ?なら、キミらに願えないかな?私を大統領にさせてくれと……」
ここで、女が初めて口を開く。
「わたし達があなたを大統領にする事で、得られるメリットを教えていただけませんか?」
女の声は初めて聞いただけでは、到底マフィアのボスの声には聞こえないだろう。
どこからどう聞いても、ハリウッドの一流女優の声にしか聞こえない。
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