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聖杯争奪戦編
長浜の戦いーその③
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だが、トニーは村西から氷拳銃を向けられながらも、怯まない。怯む様子を見せようともしない。それどころか、口元に心底余裕そうな顔さえ浮かべている。
「私はそんなチンケな物で倒せるほど、弱くはないんだよ、何なら、試してみるかい?村西くん」
村西はトニーの挑発を聞くなり、眉間に大きくシワを寄せていた。
「私を見くびるのもいい加減にしろよ……」
村西は引き金を引き、氷拳銃から銃弾のような鋭い氷の塊を発砲する。
トニーはその氷の塊を難なく回避し、村西に向かって、M16の銃口を向ける。
村西は危うく、蜂の巣になりかけたのだが、彼は自分の目の前に咄嗟に巨大な氷の塊を作り出し、トニーの銃弾を防ぐ。
「冷や汗をかいたかな?」
嫌らしい奴だ。村西は地面に唾でも吐いてやりたい気分だった。だけれど、宇宙究明学会のNo.2ともあろうものがそんな事をしてはいけないと、必死で拳を握り締め、その衝動を抑える。
「どうやら、図星だったらしいな、私の言葉が余程、彼の胸に刺さったらしい」
トニーの容赦のない言葉に村西のメンタルは限界に近づきつつあった。何故、自分はこのように侮辱されなければならないのだろうか。自分は何故世界一のテロリストと交戦しなければならないのか。村西は自問自答した末に、中村孝太郎にその矛先を向けた。そうだ、あいつが現れなければ、私は……。
村西は全ての不幸は彼がもたらしたと言わんばかりの目で、孝太郎を睨みつけてから、氷拳銃を孝太郎に向かって発砲する。
「この疫病神がァァァァ~!!! 」
村西は弾丸を全て撃ち尽くさんばかりの勢いで、孝太郎に向かって発砲していくが、彼には何の影響もないようだ。村西が発砲した氷の弾を難なく彼自身の魔法で破壊してしまう。
「クソッ!」
村西はそう吐き捨ててから、トニーに再度銃口を向ける。
だが、その行動は遅過ぎたようだ。トニーは彼の目の前にやって来ると、額に銃を突きつけ、
「大人しく、降参しろ、私も彼も悪いようにはしないよ」
吐き捨てるような、何処か見下したような調子で言った。
村西は怒りのために、奥歯を噛んだが、やがて抵抗しても無理だと体が悟ったのだろう。腰を抜かす。この調子ではしばらくは立てないだろう。そう考えた時だ。村西の頭を強烈な痛みが襲う。一体何なのだろうか。一体何が。
分からない。とにかく、今、自分に分かるのは、この激痛に耐えられないよう事ばかり、村西は恥も外聞も捨て、赤子のように叫ぶ。
「うわァァァ~!!! グギャァァァァァァァ~!!! 」
村西は頭を抑えた後に、マシになるかと思った後だ、急に強烈な腹痛に襲われ、横ばいになる。まるで、腹を刺されたような痛みだ。到底、我慢できるようなものではない。恐らく、自分は宇宙に返ってしまうだろう。だが、その前に犯人だけでも周囲の人間に教えなければ、
「いっ、イエスにやられた……」
村西は犯人の名前を告げ、右腕を宙に上げ、助けを求めるように動かしていたが、やがて力尽きたのだろう。とうとう、右腕を腹に戻し、そのまま息絶えてしまう。
村西秀夫つまり、宇宙究明学会のNo.2の死。この代償は大きかった。村西秀夫が知っていた情報は教団が最も隠しておきたかったであろう情報も持っていたに違いない。果たして、他の拘束した幹部からその情報を聞きだせるのだろうか。孝太郎は自分の目の前に倒れている死体を見て、彼の死を思い出す。
まるで、暴漢に腹を刺されたように死んでいった村西。彼は最後に自分がこの世で一番信じていたであろう教祖に殺された無念を考えると、孝太郎はテロリストであった彼に対して、やり切れない思いに駆られる。
「て、天罰だ……逮捕されて、昌原道明会長のことを喋ろうとしたからッ!オシリス神とその聖なる使徒イエス・キリストが村西さんに天罰を……」
だが、その一橋の言葉はトニーの銃口によれ、阻まれ、最後まで喋ることはなかった。
「どうするの、孝ちゃん?」
絵里子の言葉には今後の不安も含まれていたのだろう。あからさまに視線を地面の方に落としている。
「大丈夫さ、今度は奴らが伏見に来ることは分かっているんだからな、オレ達は聖杯の欠片を狙おうとしている、敵を逮捕するだけでいいんだ」
孝太郎がそう言って、その場を離れようとした時だ。携帯端末のある言葉が孝太郎の足を止めさせた。そう、たった一本の電話によって。
「中村孝太郎刑事ですか!?」
電話口の向こうの声は若い声だ。恐らく、県警の若い警察官だろう。
「そうだが、どうかしたのか?」
「いいですか、よく聞いてください……伏見城から、聖杯の欠片が盗まれましたッ!」
その言葉を聞くなり、孝太郎は言葉を失ってしまう。一体何が……。
と、向こうも電話口の向こうから、孝太郎の不安を悟ったのだろう。落ち着くように自分に言ってきた。孝太郎は精一杯息を吸い込んでから、若い警察官に続けるように言った。
「分かりました、落ち着かれたのなら、話しますが……」
若い警察官の話によれば、伏見城にて、ロシア人の過激派グループと宇宙究明学会の聖杯を巡る争いが勃発し、ロシア人の過激派グループのうちの一人が死亡しだが、彼らにとってはここ最近で一番の大きな収穫を得たらしい。それは、聖杯の欠片を手にした事だ。
「残る聖杯は後二つか……」
孝太郎はもうどの城にある聖杯の欠片もロシア人や宇宙究明学会の連中に渡してはならないと心に決めた。
現状としては、自分たちが所持している聖杯の欠片が二つ。宇宙究明学会の連中が一つ。そして、ロシア人の過激派グループが所持している聖杯の欠片は一つ。
そして、残る二つは誰のものでもない。言うならば、政府のものだ。残る聖杯の欠片をどのグループが手に入れるかで、今後の世界情勢は大きく変わっていくだろう。
孝太郎は携帯端末を切ってから、近くの警察署に身柄を引き渡すように連絡を入れた。
何故、最近の自分は上手くいかない事ばかりなのだろうか。聖杯の欠片の件といい、爆弾のことといい、自分の思う通りに事は運ばない。神は自分を見捨てているのであろうか。昌原は思わず西信徒庁のビルの瞑想室に飾ってあるイエス・キリストの絵に唾でも吐きかけたい気分に陥ってしまう。そんな、彼の不満を解消させるためなのだろうか、西信徒庁の"長官"である桃田恵がドレスに身を包んで昌原の元に現れた。
「昌原会長……どうか、お怒りをお鎮めください」
今咲いたばかりの花のように可愛らしい恵に言われると、昌原も怒りを引っ込めずにはいられない。昌原は自分専用のソファーに体を埋めてから、自分の子供に向けるような笑顔で言った。
「分かった、お前の言葉通り、怒りを鎮めるとするか……」
「ありがたいお言葉ですわ」
「ふふふ、だが、忘れるなよ、機嫌を直すのは、今だけだ……」
昌原は自分の分厚いピンク色の唇を彼女の薄い可愛らしいピンク色の唇に重ね合わせる。
気が付いたら、一晩が経っていた。瞑想室で寝ていると、昌原の携帯端末が鳴り響く。
「どうした?」
昌原の言葉に長浜道場の道場長から、村西秀夫の死と彼に付けてやった従者二人の死が告げられた。
「どうしたんですか?会長?」
「村西が宇宙に返されてしまったようだ」
昌原は村西秀夫の死を警察に押し付けた。この女に知られては、厄介なことになると踏んだためである。昌原はこの件より少し前に村西秀夫の奥歯に毒物を仕込んでおいたのだ。強制捜査が迫ったと言う噂を聞いた時に昌原の脳裏によぎったのは、村西が喋るのではないかと言う不安であった。錠剤死の刑は嫌だ。惑星送りの刑は嫌だ。そんな思いから、昌原は教団の闇を知り尽くしている村西の奥歯に毒物を仕込んだ。彼が激昂した時に奥歯を噛む癖があるのを理解しての事である。
昌原は村西を哀れに思いつつも、警察に喋る前に宇宙に返ってくれた事を感謝していた。彼はそういう人間であった。
「私はそんなチンケな物で倒せるほど、弱くはないんだよ、何なら、試してみるかい?村西くん」
村西はトニーの挑発を聞くなり、眉間に大きくシワを寄せていた。
「私を見くびるのもいい加減にしろよ……」
村西は引き金を引き、氷拳銃から銃弾のような鋭い氷の塊を発砲する。
トニーはその氷の塊を難なく回避し、村西に向かって、M16の銃口を向ける。
村西は危うく、蜂の巣になりかけたのだが、彼は自分の目の前に咄嗟に巨大な氷の塊を作り出し、トニーの銃弾を防ぐ。
「冷や汗をかいたかな?」
嫌らしい奴だ。村西は地面に唾でも吐いてやりたい気分だった。だけれど、宇宙究明学会のNo.2ともあろうものがそんな事をしてはいけないと、必死で拳を握り締め、その衝動を抑える。
「どうやら、図星だったらしいな、私の言葉が余程、彼の胸に刺さったらしい」
トニーの容赦のない言葉に村西のメンタルは限界に近づきつつあった。何故、自分はこのように侮辱されなければならないのだろうか。自分は何故世界一のテロリストと交戦しなければならないのか。村西は自問自答した末に、中村孝太郎にその矛先を向けた。そうだ、あいつが現れなければ、私は……。
村西は全ての不幸は彼がもたらしたと言わんばかりの目で、孝太郎を睨みつけてから、氷拳銃を孝太郎に向かって発砲する。
「この疫病神がァァァァ~!!! 」
村西は弾丸を全て撃ち尽くさんばかりの勢いで、孝太郎に向かって発砲していくが、彼には何の影響もないようだ。村西が発砲した氷の弾を難なく彼自身の魔法で破壊してしまう。
「クソッ!」
村西はそう吐き捨ててから、トニーに再度銃口を向ける。
だが、その行動は遅過ぎたようだ。トニーは彼の目の前にやって来ると、額に銃を突きつけ、
「大人しく、降参しろ、私も彼も悪いようにはしないよ」
吐き捨てるような、何処か見下したような調子で言った。
村西は怒りのために、奥歯を噛んだが、やがて抵抗しても無理だと体が悟ったのだろう。腰を抜かす。この調子ではしばらくは立てないだろう。そう考えた時だ。村西の頭を強烈な痛みが襲う。一体何なのだろうか。一体何が。
分からない。とにかく、今、自分に分かるのは、この激痛に耐えられないよう事ばかり、村西は恥も外聞も捨て、赤子のように叫ぶ。
「うわァァァ~!!! グギャァァァァァァァ~!!! 」
村西は頭を抑えた後に、マシになるかと思った後だ、急に強烈な腹痛に襲われ、横ばいになる。まるで、腹を刺されたような痛みだ。到底、我慢できるようなものではない。恐らく、自分は宇宙に返ってしまうだろう。だが、その前に犯人だけでも周囲の人間に教えなければ、
「いっ、イエスにやられた……」
村西は犯人の名前を告げ、右腕を宙に上げ、助けを求めるように動かしていたが、やがて力尽きたのだろう。とうとう、右腕を腹に戻し、そのまま息絶えてしまう。
村西秀夫つまり、宇宙究明学会のNo.2の死。この代償は大きかった。村西秀夫が知っていた情報は教団が最も隠しておきたかったであろう情報も持っていたに違いない。果たして、他の拘束した幹部からその情報を聞きだせるのだろうか。孝太郎は自分の目の前に倒れている死体を見て、彼の死を思い出す。
まるで、暴漢に腹を刺されたように死んでいった村西。彼は最後に自分がこの世で一番信じていたであろう教祖に殺された無念を考えると、孝太郎はテロリストであった彼に対して、やり切れない思いに駆られる。
「て、天罰だ……逮捕されて、昌原道明会長のことを喋ろうとしたからッ!オシリス神とその聖なる使徒イエス・キリストが村西さんに天罰を……」
だが、その一橋の言葉はトニーの銃口によれ、阻まれ、最後まで喋ることはなかった。
「どうするの、孝ちゃん?」
絵里子の言葉には今後の不安も含まれていたのだろう。あからさまに視線を地面の方に落としている。
「大丈夫さ、今度は奴らが伏見に来ることは分かっているんだからな、オレ達は聖杯の欠片を狙おうとしている、敵を逮捕するだけでいいんだ」
孝太郎がそう言って、その場を離れようとした時だ。携帯端末のある言葉が孝太郎の足を止めさせた。そう、たった一本の電話によって。
「中村孝太郎刑事ですか!?」
電話口の向こうの声は若い声だ。恐らく、県警の若い警察官だろう。
「そうだが、どうかしたのか?」
「いいですか、よく聞いてください……伏見城から、聖杯の欠片が盗まれましたッ!」
その言葉を聞くなり、孝太郎は言葉を失ってしまう。一体何が……。
と、向こうも電話口の向こうから、孝太郎の不安を悟ったのだろう。落ち着くように自分に言ってきた。孝太郎は精一杯息を吸い込んでから、若い警察官に続けるように言った。
「分かりました、落ち着かれたのなら、話しますが……」
若い警察官の話によれば、伏見城にて、ロシア人の過激派グループと宇宙究明学会の聖杯を巡る争いが勃発し、ロシア人の過激派グループのうちの一人が死亡しだが、彼らにとってはここ最近で一番の大きな収穫を得たらしい。それは、聖杯の欠片を手にした事だ。
「残る聖杯は後二つか……」
孝太郎はもうどの城にある聖杯の欠片もロシア人や宇宙究明学会の連中に渡してはならないと心に決めた。
現状としては、自分たちが所持している聖杯の欠片が二つ。宇宙究明学会の連中が一つ。そして、ロシア人の過激派グループが所持している聖杯の欠片は一つ。
そして、残る二つは誰のものでもない。言うならば、政府のものだ。残る聖杯の欠片をどのグループが手に入れるかで、今後の世界情勢は大きく変わっていくだろう。
孝太郎は携帯端末を切ってから、近くの警察署に身柄を引き渡すように連絡を入れた。
何故、最近の自分は上手くいかない事ばかりなのだろうか。聖杯の欠片の件といい、爆弾のことといい、自分の思う通りに事は運ばない。神は自分を見捨てているのであろうか。昌原は思わず西信徒庁のビルの瞑想室に飾ってあるイエス・キリストの絵に唾でも吐きかけたい気分に陥ってしまう。そんな、彼の不満を解消させるためなのだろうか、西信徒庁の"長官"である桃田恵がドレスに身を包んで昌原の元に現れた。
「昌原会長……どうか、お怒りをお鎮めください」
今咲いたばかりの花のように可愛らしい恵に言われると、昌原も怒りを引っ込めずにはいられない。昌原は自分専用のソファーに体を埋めてから、自分の子供に向けるような笑顔で言った。
「分かった、お前の言葉通り、怒りを鎮めるとするか……」
「ありがたいお言葉ですわ」
「ふふふ、だが、忘れるなよ、機嫌を直すのは、今だけだ……」
昌原は自分の分厚いピンク色の唇を彼女の薄い可愛らしいピンク色の唇に重ね合わせる。
気が付いたら、一晩が経っていた。瞑想室で寝ていると、昌原の携帯端末が鳴り響く。
「どうした?」
昌原の言葉に長浜道場の道場長から、村西秀夫の死と彼に付けてやった従者二人の死が告げられた。
「どうしたんですか?会長?」
「村西が宇宙に返されてしまったようだ」
昌原は村西秀夫の死を警察に押し付けた。この女に知られては、厄介なことになると踏んだためである。昌原はこの件より少し前に村西秀夫の奥歯に毒物を仕込んでおいたのだ。強制捜査が迫ったと言う噂を聞いた時に昌原の脳裏によぎったのは、村西が喋るのではないかと言う不安であった。錠剤死の刑は嫌だ。惑星送りの刑は嫌だ。そんな思いから、昌原は教団の闇を知り尽くしている村西の奥歯に毒物を仕込んだ。彼が激昂した時に奥歯を噛む癖があるのを理解しての事である。
昌原は村西を哀れに思いつつも、警察に喋る前に宇宙に返ってくれた事を感謝していた。彼はそういう人間であった。
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