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シニョリーナ・エスコート・トラベル編
極限硬度ーその③
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「おい、お嬢さん。そんなバカな真似はやめな、あんたにオレが撃ち殺せるはずがないんだ」
フランクは舐め腐った様子で、側にあった無事なブランデーの瓶を開けようとしている。
「そっ、それを捨てなさいッ!」
明美の呼吸が荒くなっている事から、フランクには彼女が怖がっているのは容易に想像できたのだが、それも敢えて言わないでやる。フランクとしてはそれが楽しいのだ。
「聞こえているの!?早くその瓶を捨てなさいッ!」
明美は強い口調で言っているようだが、フランクは聞く耳を持っていない。
「いいじゃあないか、オレが何を飲もうが勝手だろ?」
フランクはブランデーの瓶を飲み終えると……。
「そらよ、プレゼントだッ!」
フランクはブランデーの瓶を明美に投げつけた。
明美は自分の魔法でブランデーの瓶を防いだのだが、フランクはその隙を突き、バーカウンターから逃げ出してしまう。
孝太郎は無論、注意を向けていたが、その行動がサバンナにて獲物を追うチーターのように速ければ、どうしようもできないだろう。
「あんたの魔法とやらも大した事ないね、お嬢さん……あんたは所詮ママっ子だよ、警察官なんて、辞めて田舎に帰ったら、どうだい?」
フランクの言葉に明美はクスクスと笑い出す。
「わたしを舐めてもらっては困るわッ!あんたのような大物ぶったチンピラなんかにあたしが負けるとでも、思っているの!?」
明美は武器保存から、ポンプ式のショットガンを召喚する。
「オレを撃ち殺す気なのかい?」
フランクはどうせ、明美は撃てないだろうとタカをくくっているので、そこまで余裕の笑みなのだが……。
「わたしを見くびっているようね!!! あんたを撃ち殺す度胸くらいあるわよ! 」
明美の思わぬ迫力にフランクは思わず後ずさりをしそうになったのだが、その場で踏み止まり、武器保存から、レーザーガンを取り出す。
「それでわたしを撃つつもり!?」
明美は大声で問いかけるが、フランクは意に反していないようだ。
「オレは本気だぜ、お嬢さんよォ! 」
フランクはレーザーガンの銃口を明美に向ける。明美はフランクのレーザーガンの恐ろしさに目を瞑ってしまうのだが……。
「まぁ、オレは優しい奴だからな、チャンスをやるよ、あんたにな、警察官のお嬢ちゃん……『ダーティーハリー』は知ってるかい?」
明美も名前は聞いた事がある。有名な刑事映画だった。よく休憩時間に孝太郎が姉の絵里子に熱く語りかけていたために、一応内容は頭に入ってはいるが……。
「それがどうしたのよ?」
明美の訴えにフランクは待ってましたとばかりに口を開く。
「あの映画のクライマックスシーンはな、殺人鬼スコルピオにハリー・キャラハン刑事が六発式の45口径リボルバーを向けて、この銃には後何発残っているのかを聞くんだ、それでスコルピオはハリーは嘘を吐いているんだと思って、自分の銃でハリーを撃ち殺そうとするんだが、それはスコルピオの思い込みに過ぎず、スコルピオは哀れ、そのままハリーに射殺されちまうんだ」
「何が言いたいの?」
「オレが言いたいのはだな、ハリーのように銃をギリギリまで撃って、それで、ちゃんと弾が残っているのか不安にならずに、相手を撃ち殺せるかどうかの器量を見たいとオレを言っているんだッ!それが、あんたにあるかをなッ!」
フランクは『ダーティーハリー』のスコルピオのように脚を撃たれてうずくまっている女性信者を銃に突きつけながら明美に向かって叫ぶ。
「つまりよぉ~こっから、オレを撃てれば、オレを逮捕できる器だと認めてやるぜッ!」
明美は銃の腕はほぼ初心者と言っても良い。背筋に一筋の汗が流れる。緊張のあまりに唾を飲み込む。こんなの財務省の試験を受ける時もなかった事だ。
「心配するなよぉ~例え、死んだって、こいつは教祖様のありがたい命令を受けて、ここに来たんだぜッ!殉教者として天国にいけるだろうなぁ~」
その言葉に明美の中の何かが切れた。そう、決定的な何かが……。
明美は武器保存から、新たに38口径のリボルバーを取り出し、僅かに見えているフランクの脚を撃ち抜く。
「ぐっぎゃァァァァァァァ~!! 」
フランクはその場で悶絶し、直後に女性信者を解放する。
「よし、お前を逮捕するッ!」
と、駆けつけてきた孝太郎を押し飛ばし、被っていた帽子を自分の魔法で硬くしてから、投げ飛ばす。
孝太郎はフランクの魔法で硬くなっていると思っていたから、自分の魔法を使い、帽子を破壊する。
「チッ、オレの魔法は最強なんだッ!お前らなんかに負けないんだッ!」
フランクは店の入り口にある帽子掛を手に取り、孝太郎に向かって殴りかかっていく。
だが、その前に立ち塞がったのは……。
「オラァァァァァァァ~!!! 」
倉本明美だった。彼女はフランクの腹を思いっきり殴り、フランクを悶絶させ、その場に蹲らせる。
「あれれ、あんたさっき、ダーティーハリーがどうのこうの言って、それから、人質を取った状態で、オレを撃てれば逮捕されてもいいとか言ってなかった?あれ、嘘だったの?」
明美は蹲っているフランクに目線を合わせ、嫌味っぽく言ってみせる。
「うっ、嘘じゃあない……」
「ええ、言い訳はいいですよ、あれは例えどんな公式や方程式を使って、解いても、嘘になりますから」
明美の嫌味たらしい、言葉にフランクは悔しそうに拳を握っていた。
それから、明美はフランクに手錠をかける。
その後は絵里子の携帯端末で応援を呼び、フランク・カモンテ及びこの件に関係した宇宙究明学会の信者たちは警察署に連れて行かれる。
一応の事情説明が終わり、解放されたから、明美に飛びついたのは聡子だった。
「明美ィ~お疲れ様ァ~~!!! 最後の言葉。あたしスカッとしちゃったよ!
聡子は本当に晴れ晴れとした様子で聡子の肩を叩く。
「アイツにはあれくらい言っても、当然よ! 人を散々馬鹿にして!!! 」
明美は腰に手を当てて、立腹している様子だ。
「何にしても、卑怯な奴だったよな、あの有名なアメリカ一のファミリーの子孫とは思えないぜ」
孝太郎の言葉にコニーが反応したようだ。その可愛らしい丸みのある両眉を上げている。
「そう言えば、聞いた事があるわ、カモンテは後に改名した名前で、昔はユニオン帝国旧アメリカ合衆国の裏社会を牛耳ったりあるファミリーの子孫だと」
「何のファミリーだった?」
絵里子の質問にコニーは頭を抱えている。
「分からないわ、確か、ウチの村の名前の由来になったファミリーとも言われているけど……」
忘れているという事が、本当だという助け舟を出してのは孝太郎だった。
「彼女が分からないのも無理はないさ、アル・カポネとか、フランク・マランツッイアーノなみに世間一般に知られたマフィアならともかく、ほぼ50年ごとに変わった五大ファミリーのボスやファミリーの名前なんて、どこを調べても載ってないよ」
絵里子は孝太郎の説明に納得した。確かにアル・カポネは世界一有名なマフィアのボスと言っても過言ではないし、俗に言う『コルシカの晩鐘事件』を引き起こし、1910年代当時のファミリーのボスを大量に殺害或いは引退に追い込んだフランク・マランツッイアーノのような人間ならばともかく、旧アメリカ合衆国の裏社会のことは当時の大衆は全く知らない世界の事らしいし、載っていないもの無理はない。
そう考えても、当然なのだが、何故か、絵里子にはフランク・カモンテの先祖と呼ばれる人物が、今日の魔法社会に大きく関わっているような気がした。
フランクは舐め腐った様子で、側にあった無事なブランデーの瓶を開けようとしている。
「そっ、それを捨てなさいッ!」
明美の呼吸が荒くなっている事から、フランクには彼女が怖がっているのは容易に想像できたのだが、それも敢えて言わないでやる。フランクとしてはそれが楽しいのだ。
「聞こえているの!?早くその瓶を捨てなさいッ!」
明美は強い口調で言っているようだが、フランクは聞く耳を持っていない。
「いいじゃあないか、オレが何を飲もうが勝手だろ?」
フランクはブランデーの瓶を飲み終えると……。
「そらよ、プレゼントだッ!」
フランクはブランデーの瓶を明美に投げつけた。
明美は自分の魔法でブランデーの瓶を防いだのだが、フランクはその隙を突き、バーカウンターから逃げ出してしまう。
孝太郎は無論、注意を向けていたが、その行動がサバンナにて獲物を追うチーターのように速ければ、どうしようもできないだろう。
「あんたの魔法とやらも大した事ないね、お嬢さん……あんたは所詮ママっ子だよ、警察官なんて、辞めて田舎に帰ったら、どうだい?」
フランクの言葉に明美はクスクスと笑い出す。
「わたしを舐めてもらっては困るわッ!あんたのような大物ぶったチンピラなんかにあたしが負けるとでも、思っているの!?」
明美は武器保存から、ポンプ式のショットガンを召喚する。
「オレを撃ち殺す気なのかい?」
フランクはどうせ、明美は撃てないだろうとタカをくくっているので、そこまで余裕の笑みなのだが……。
「わたしを見くびっているようね!!! あんたを撃ち殺す度胸くらいあるわよ! 」
明美の思わぬ迫力にフランクは思わず後ずさりをしそうになったのだが、その場で踏み止まり、武器保存から、レーザーガンを取り出す。
「それでわたしを撃つつもり!?」
明美は大声で問いかけるが、フランクは意に反していないようだ。
「オレは本気だぜ、お嬢さんよォ! 」
フランクはレーザーガンの銃口を明美に向ける。明美はフランクのレーザーガンの恐ろしさに目を瞑ってしまうのだが……。
「まぁ、オレは優しい奴だからな、チャンスをやるよ、あんたにな、警察官のお嬢ちゃん……『ダーティーハリー』は知ってるかい?」
明美も名前は聞いた事がある。有名な刑事映画だった。よく休憩時間に孝太郎が姉の絵里子に熱く語りかけていたために、一応内容は頭に入ってはいるが……。
「それがどうしたのよ?」
明美の訴えにフランクは待ってましたとばかりに口を開く。
「あの映画のクライマックスシーンはな、殺人鬼スコルピオにハリー・キャラハン刑事が六発式の45口径リボルバーを向けて、この銃には後何発残っているのかを聞くんだ、それでスコルピオはハリーは嘘を吐いているんだと思って、自分の銃でハリーを撃ち殺そうとするんだが、それはスコルピオの思い込みに過ぎず、スコルピオは哀れ、そのままハリーに射殺されちまうんだ」
「何が言いたいの?」
「オレが言いたいのはだな、ハリーのように銃をギリギリまで撃って、それで、ちゃんと弾が残っているのか不安にならずに、相手を撃ち殺せるかどうかの器量を見たいとオレを言っているんだッ!それが、あんたにあるかをなッ!」
フランクは『ダーティーハリー』のスコルピオのように脚を撃たれてうずくまっている女性信者を銃に突きつけながら明美に向かって叫ぶ。
「つまりよぉ~こっから、オレを撃てれば、オレを逮捕できる器だと認めてやるぜッ!」
明美は銃の腕はほぼ初心者と言っても良い。背筋に一筋の汗が流れる。緊張のあまりに唾を飲み込む。こんなの財務省の試験を受ける時もなかった事だ。
「心配するなよぉ~例え、死んだって、こいつは教祖様のありがたい命令を受けて、ここに来たんだぜッ!殉教者として天国にいけるだろうなぁ~」
その言葉に明美の中の何かが切れた。そう、決定的な何かが……。
明美は武器保存から、新たに38口径のリボルバーを取り出し、僅かに見えているフランクの脚を撃ち抜く。
「ぐっぎゃァァァァァァァ~!! 」
フランクはその場で悶絶し、直後に女性信者を解放する。
「よし、お前を逮捕するッ!」
と、駆けつけてきた孝太郎を押し飛ばし、被っていた帽子を自分の魔法で硬くしてから、投げ飛ばす。
孝太郎はフランクの魔法で硬くなっていると思っていたから、自分の魔法を使い、帽子を破壊する。
「チッ、オレの魔法は最強なんだッ!お前らなんかに負けないんだッ!」
フランクは店の入り口にある帽子掛を手に取り、孝太郎に向かって殴りかかっていく。
だが、その前に立ち塞がったのは……。
「オラァァァァァァァ~!!! 」
倉本明美だった。彼女はフランクの腹を思いっきり殴り、フランクを悶絶させ、その場に蹲らせる。
「あれれ、あんたさっき、ダーティーハリーがどうのこうの言って、それから、人質を取った状態で、オレを撃てれば逮捕されてもいいとか言ってなかった?あれ、嘘だったの?」
明美は蹲っているフランクに目線を合わせ、嫌味っぽく言ってみせる。
「うっ、嘘じゃあない……」
「ええ、言い訳はいいですよ、あれは例えどんな公式や方程式を使って、解いても、嘘になりますから」
明美の嫌味たらしい、言葉にフランクは悔しそうに拳を握っていた。
それから、明美はフランクに手錠をかける。
その後は絵里子の携帯端末で応援を呼び、フランク・カモンテ及びこの件に関係した宇宙究明学会の信者たちは警察署に連れて行かれる。
一応の事情説明が終わり、解放されたから、明美に飛びついたのは聡子だった。
「明美ィ~お疲れ様ァ~~!!! 最後の言葉。あたしスカッとしちゃったよ!
聡子は本当に晴れ晴れとした様子で聡子の肩を叩く。
「アイツにはあれくらい言っても、当然よ! 人を散々馬鹿にして!!! 」
明美は腰に手を当てて、立腹している様子だ。
「何にしても、卑怯な奴だったよな、あの有名なアメリカ一のファミリーの子孫とは思えないぜ」
孝太郎の言葉にコニーが反応したようだ。その可愛らしい丸みのある両眉を上げている。
「そう言えば、聞いた事があるわ、カモンテは後に改名した名前で、昔はユニオン帝国旧アメリカ合衆国の裏社会を牛耳ったりあるファミリーの子孫だと」
「何のファミリーだった?」
絵里子の質問にコニーは頭を抱えている。
「分からないわ、確か、ウチの村の名前の由来になったファミリーとも言われているけど……」
忘れているという事が、本当だという助け舟を出してのは孝太郎だった。
「彼女が分からないのも無理はないさ、アル・カポネとか、フランク・マランツッイアーノなみに世間一般に知られたマフィアならともかく、ほぼ50年ごとに変わった五大ファミリーのボスやファミリーの名前なんて、どこを調べても載ってないよ」
絵里子は孝太郎の説明に納得した。確かにアル・カポネは世界一有名なマフィアのボスと言っても過言ではないし、俗に言う『コルシカの晩鐘事件』を引き起こし、1910年代当時のファミリーのボスを大量に殺害或いは引退に追い込んだフランク・マランツッイアーノのような人間ならばともかく、旧アメリカ合衆国の裏社会のことは当時の大衆は全く知らない世界の事らしいし、載っていないもの無理はない。
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