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エピローグ『悪魔の使者たちは黄昏時に天国の夢を見るか?』
最上真紀子の場合ーその21
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「そ、そういうわけなんだ……さ、昨今の宇宙開発の研究においてす、進んでいるのはじ、人工衛星のぶ、部分でわ、我々はその後押しをーー」
「後押しをなさりたいというわけですね?善家さん」
真紀子は和かな笑顔を浮かべながらしどろもどろな泰文の言葉を代わりに述べた。本来ならばお見合いのお付き合いの様なデートにこの様な会話は不釣り合いであろうが、相手が天堂グループの全会長であり尚且つ天才の真紀子であるから許される会話なのである。
加えて、お互いのお付き合いの場所が真紀子の屋敷であったのも大きかった。
泰文は真紀子の用意したフランス製のお茶を啜りながら話の続きを語っていく。
「そ、そ、そうなんだ……こ、これからは未来とコンピュータの時代だよ」
「ですよね。これからは私たちの様な若い世代が率いていかなくてはなりませんね」
真紀子は頬を赤く染め上げて笑い掛けながら泰文に向かって言った。
「そ、そうなんだよ。今後は宇宙開発やコンピュータ部門などをお互いに進めていきたいね」
「えぇ、そのためには天堂と善家という日本でも有数の二つの家の力が必要ですの。わかってくださいますよね?」
真紀子は泰文の手を優しく握りながら言った。その顔は相変わらず赤くなっている。取り入る様な媚びる様な顔であった。
「も、勿論だとも!」
「そのためには私たちが結び付かなくては……」
真紀子はそのまま席を立ったかと思うと、そのまま善家に近付いたかと思うと、そのまま自身の体を密着させその耳元に優しい声で囁いていく。
「私の言っている意味がわかりますよね?」
その言葉で泰文の理性は完全に溶かされた。彼も頬を赤く染め上げながら真紀子の手の甲に口付けを落とす。
「いやですわ。善家さん……そういう事は正式な婚姻が決まってからではないと……」
「さ、さ、さ、誘ってきたのはキミじゃあないか!」
泰文はそう言って椅子から立ち上がり、真紀子の肩を強く掴む。
今の真紀子の姿は赤い色のサテンドレスという露出の多いドレスである。
真紀子は敢えてこの格好で康文を出迎える事で彼を挑発していた。
だが、彼女は泰文を拒絶した。彼女は泰文に向かって謝罪の言葉を述べた後にドレスの裾を両手で摘みそのまま丁寧に頭を下げていく。
「申し訳ありません。折角のドレスが乱れてしまいましたわ。少しお色直しをさせていただきますね」
真紀子はそのまま自身の部屋へと戻っていき、真紀子は部屋でメイドにドレスアップをさせると、そのまま台所に寄り付き添いのメイドに菓子を盆の上に載せさせていく。
そして、台所でぶつぶつと独り言を呟いて鬱蒼とした顔を浮かべている泰文の元に現れたのである。
真紀子は新たに用意した黒色のロングドレスの裾を両手で握り締めて頭を下げるという淑女の礼をしながら言った。
「先程は失礼致しました。お詫びに昼間のうちに私が焼いた菓子を持参させていただきましたわ」
真紀子は手を叩いて背後にいるメイドに先程台所から持ってきた菓子を置かせた。
当初は泰文は何気ない様子で用意された菓子を見つめていたが、菓子を見ていくにつれて魅了されてしまったらしい。
バナナの入った蒸しパンにシナモンがふんだんに使われた贅沢なパウンドケーキ。その上に散らされたアザランが輝いてパウンドケーキを引き立てているのを泰文は見逃さなかった。
ケーキ類の横にはキャラメルソースの掛かった小さなプリンとバニラ、いちご、チョコレート味のジェラートが用意されていた。
「す、すごいや……こ、これはこの家のシェフが作ったのかい?」
「いいえ。これはお嬢様が直々にお作りになられたものです」
メイドの一人の解説に泰文は目を輝かせていく。
それから真紀子に近寄ると、その手を握って言った。
「す、すごいや!頭がいい上にこんなものまで手作りで作れるなんて……」
「大したものではありませんのよ。見よう見まねで作ったものなんです」
「そ、それでもぼくにはで、できない事だよ。すごいなぁ」
「フフ、善家さん。ジェラートが溶けてしまいますわよ。そろそろいただきましょうか」
真紀子はデザートを勧めると泰文はデザートに夢中になっていく。
デザートを平らげた泰文はそのまま酒を勧められて飲んで泥酔してしまう。
食後酒として出された白ワインの中には睡眠薬が混ぜられていたのだ。泰文は頭を殴られた様な痛みに襲われてそのまま朝まで目を覚まさない。
真紀子の指示で背後に控えていたメイドが泰文を寝室へと運ぶ。
メイドは泰文を自室のベッドの上に放り込むと、真紀子に向かって問い掛けた。
「お嬢様、どうしておのお方にわざわざ睡眠薬を?」
「決まってるでしょ?眠そうだったから代わりに眠らせてやったのよ。疲れた時には睡眠が一番。そうでしょ?」
「え、えぇ……」
メイドは困惑した様子で答えた。
だが、真紀子の真の意図は別のところにあった。
敢えて雰囲気がよくなった段階で眠らせて焦らせる。泰文がその気になったところで酒を飲んで覚えていないという事にしておけば泰文は自分の屋敷に足繁く通うだろう。
真紀子は性格の悪い笑みを浮かべながらベッドの上で寝息を立てる泰文を見下ろす。
両グループを動かすための手駒として役に立ってもらうぜ。真紀子は内心でほくそ笑む。
それから自室へと戻った時だ。金属と金属とがぶつかり合う音が鳴り響いていく。
真紀子は近くに居たメイドに外出を宣言し、そのまま招集場所へと連れて行かれたのであった。
招集場所では既に志恩と美咲の両名が美憂と恭介のコンビに押されていたのであった。
真紀子はその戦いに介入して、非戦派の二人に向かって機関銃を浴びせていく。
次に真紀子は足元を攻撃されて動揺する二人の隙を突いて、武装を進化させて手に持っていた片手剣を二人に向けて振るっていく。
その直後に百合絵が戦いに介入し、槍を構えて美咲の元へと向かっていく。
これで四対二である。数の上では真紀子たちの方が有利だ。
志恩と真紀子とは互いに武器を重ね合わせると、そのまま睨み合いを行うが、真紀子の方が剣を振るう力が強かったのか、志恩は地面の上に組み伏せられてしまう。
真紀子はこれが勝機とばかりに剣を振るっていくものの、直後に志恩の能力によって体の動きを塞がれてしまう。
その隙を美咲は見逃さなかった。動けない真紀子を鎖で縛り、自身の元にまで引っ張っていき、それから自身の前に囚われの身にある真紀子を突き付けて盾の代わりにしていく。
動揺する三人に向かって美咲は叫ぶ。
「いい!?最上真紀子はここに捕らえられているのッ!彼女を殺したくなかったのならばさっさとこの場から引いてッ!」
「ひ、人質なんて卑怯だぞ!」
恭介が双剣を突き付けながら叫ぶ。
だが、美咲は大きな声で言葉を返す。
「あなたたちはおのれの欲望のためだけに人類を滅ぼそうとしているじゃあないッ!その方がもっと卑怯だよッ!」
「……痛いところを突かれてしまったらしいな」
美憂は苦笑した。
「姫川ッ!テメェ!苦笑している場合かよッ!他人事だと思いやがって……」
真紀子の呪詛する声が聞こえる。二人としても真紀子が倒れるのはまずいので、そろそろ救援に向かおうかと思った時だ。
不意に二人の前にランスが突き刺さるのを見た。どうやら志恩のランスであるらしい。二人がランスが飛んだ方向を見つめると、そこには大きな槍と盾を構えて突っ込む百合絵の姿が見えた。
百合絵は槍を持って突っ込んだかと思ったのだが、槍を突き付ける瞬間にそれらの武器を放り捨て、美咲へと飛び掛かったのである。
「後押しをなさりたいというわけですね?善家さん」
真紀子は和かな笑顔を浮かべながらしどろもどろな泰文の言葉を代わりに述べた。本来ならばお見合いのお付き合いの様なデートにこの様な会話は不釣り合いであろうが、相手が天堂グループの全会長であり尚且つ天才の真紀子であるから許される会話なのである。
加えて、お互いのお付き合いの場所が真紀子の屋敷であったのも大きかった。
泰文は真紀子の用意したフランス製のお茶を啜りながら話の続きを語っていく。
「そ、そ、そうなんだ……こ、これからは未来とコンピュータの時代だよ」
「ですよね。これからは私たちの様な若い世代が率いていかなくてはなりませんね」
真紀子は頬を赤く染め上げて笑い掛けながら泰文に向かって言った。
「そ、そうなんだよ。今後は宇宙開発やコンピュータ部門などをお互いに進めていきたいね」
「えぇ、そのためには天堂と善家という日本でも有数の二つの家の力が必要ですの。わかってくださいますよね?」
真紀子は泰文の手を優しく握りながら言った。その顔は相変わらず赤くなっている。取り入る様な媚びる様な顔であった。
「も、勿論だとも!」
「そのためには私たちが結び付かなくては……」
真紀子はそのまま席を立ったかと思うと、そのまま善家に近付いたかと思うと、そのまま自身の体を密着させその耳元に優しい声で囁いていく。
「私の言っている意味がわかりますよね?」
その言葉で泰文の理性は完全に溶かされた。彼も頬を赤く染め上げながら真紀子の手の甲に口付けを落とす。
「いやですわ。善家さん……そういう事は正式な婚姻が決まってからではないと……」
「さ、さ、さ、誘ってきたのはキミじゃあないか!」
泰文はそう言って椅子から立ち上がり、真紀子の肩を強く掴む。
今の真紀子の姿は赤い色のサテンドレスという露出の多いドレスである。
真紀子は敢えてこの格好で康文を出迎える事で彼を挑発していた。
だが、彼女は泰文を拒絶した。彼女は泰文に向かって謝罪の言葉を述べた後にドレスの裾を両手で摘みそのまま丁寧に頭を下げていく。
「申し訳ありません。折角のドレスが乱れてしまいましたわ。少しお色直しをさせていただきますね」
真紀子はそのまま自身の部屋へと戻っていき、真紀子は部屋でメイドにドレスアップをさせると、そのまま台所に寄り付き添いのメイドに菓子を盆の上に載せさせていく。
そして、台所でぶつぶつと独り言を呟いて鬱蒼とした顔を浮かべている泰文の元に現れたのである。
真紀子は新たに用意した黒色のロングドレスの裾を両手で握り締めて頭を下げるという淑女の礼をしながら言った。
「先程は失礼致しました。お詫びに昼間のうちに私が焼いた菓子を持参させていただきましたわ」
真紀子は手を叩いて背後にいるメイドに先程台所から持ってきた菓子を置かせた。
当初は泰文は何気ない様子で用意された菓子を見つめていたが、菓子を見ていくにつれて魅了されてしまったらしい。
バナナの入った蒸しパンにシナモンがふんだんに使われた贅沢なパウンドケーキ。その上に散らされたアザランが輝いてパウンドケーキを引き立てているのを泰文は見逃さなかった。
ケーキ類の横にはキャラメルソースの掛かった小さなプリンとバニラ、いちご、チョコレート味のジェラートが用意されていた。
「す、すごいや……こ、これはこの家のシェフが作ったのかい?」
「いいえ。これはお嬢様が直々にお作りになられたものです」
メイドの一人の解説に泰文は目を輝かせていく。
それから真紀子に近寄ると、その手を握って言った。
「す、すごいや!頭がいい上にこんなものまで手作りで作れるなんて……」
「大したものではありませんのよ。見よう見まねで作ったものなんです」
「そ、それでもぼくにはで、できない事だよ。すごいなぁ」
「フフ、善家さん。ジェラートが溶けてしまいますわよ。そろそろいただきましょうか」
真紀子はデザートを勧めると泰文はデザートに夢中になっていく。
デザートを平らげた泰文はそのまま酒を勧められて飲んで泥酔してしまう。
食後酒として出された白ワインの中には睡眠薬が混ぜられていたのだ。泰文は頭を殴られた様な痛みに襲われてそのまま朝まで目を覚まさない。
真紀子の指示で背後に控えていたメイドが泰文を寝室へと運ぶ。
メイドは泰文を自室のベッドの上に放り込むと、真紀子に向かって問い掛けた。
「お嬢様、どうしておのお方にわざわざ睡眠薬を?」
「決まってるでしょ?眠そうだったから代わりに眠らせてやったのよ。疲れた時には睡眠が一番。そうでしょ?」
「え、えぇ……」
メイドは困惑した様子で答えた。
だが、真紀子の真の意図は別のところにあった。
敢えて雰囲気がよくなった段階で眠らせて焦らせる。泰文がその気になったところで酒を飲んで覚えていないという事にしておけば泰文は自分の屋敷に足繁く通うだろう。
真紀子は性格の悪い笑みを浮かべながらベッドの上で寝息を立てる泰文を見下ろす。
両グループを動かすための手駒として役に立ってもらうぜ。真紀子は内心でほくそ笑む。
それから自室へと戻った時だ。金属と金属とがぶつかり合う音が鳴り響いていく。
真紀子は近くに居たメイドに外出を宣言し、そのまま招集場所へと連れて行かれたのであった。
招集場所では既に志恩と美咲の両名が美憂と恭介のコンビに押されていたのであった。
真紀子はその戦いに介入して、非戦派の二人に向かって機関銃を浴びせていく。
次に真紀子は足元を攻撃されて動揺する二人の隙を突いて、武装を進化させて手に持っていた片手剣を二人に向けて振るっていく。
その直後に百合絵が戦いに介入し、槍を構えて美咲の元へと向かっていく。
これで四対二である。数の上では真紀子たちの方が有利だ。
志恩と真紀子とは互いに武器を重ね合わせると、そのまま睨み合いを行うが、真紀子の方が剣を振るう力が強かったのか、志恩は地面の上に組み伏せられてしまう。
真紀子はこれが勝機とばかりに剣を振るっていくものの、直後に志恩の能力によって体の動きを塞がれてしまう。
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「ひ、人質なんて卑怯だぞ!」
恭介が双剣を突き付けながら叫ぶ。
だが、美咲は大きな声で言葉を返す。
「あなたたちはおのれの欲望のためだけに人類を滅ぼそうとしているじゃあないッ!その方がもっと卑怯だよッ!」
「……痛いところを突かれてしまったらしいな」
美憂は苦笑した。
「姫川ッ!テメェ!苦笑している場合かよッ!他人事だと思いやがって……」
真紀子の呪詛する声が聞こえる。二人としても真紀子が倒れるのはまずいので、そろそろ救援に向かおうかと思った時だ。
不意に二人の前にランスが突き刺さるのを見た。どうやら志恩のランスであるらしい。二人がランスが飛んだ方向を見つめると、そこには大きな槍と盾を構えて突っ込む百合絵の姿が見えた。
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