【完結】鋼の女騎士、はじめての領地経営で嫁に出会う

第17回ファンタジー小説大賞参加中! 現在の順位:944
百合の華、異世界の小さな村に咲きほこる

騎士道小説をこよなく愛し、騎士への憧れが高じて宮廷騎士団に入隊した主人公、レイリア。
彼女は、小説の中のヒロインをマネして勇ましく振舞ううちに、いつしか“鋼鉄戦姫“とあだ名され、騎士団内で恐れられる存在となっていた。

レイリアはある時、王宮の宰相の陰謀で王都から遠く離れた田舎に左遷され、カナリオ村という小さな村の領主に任命されてしまう。
村人たちは内心レイリアのことを恐れながらも、表面上は彼女を領主として歓迎する。
ただ一人、美しい容姿の村娘、カレンだけは、レイリアに冷めたまなざしを向けていた。

ところが、村長の命令で、カレンはレイリアの世話係に任命され、ふたりは一緒に暮らすこととなる。
24h.ポイント 21pt
20
小説 23,874 位 / 190,539件 ファンタジー 3,446 位 / 44,019件

あなたにおすすめの小説

PRINCESS SWORD SAGA

黒巻雷鳴
ファンタジー
勇者と魔王が消えた平和な時代。小国のうら若き姫君シャーロットは、強引に侍女のドロシー、レベッカ、ハルたち三人とメイドのアリッサムも加えた少女騎士団を結成する。だが、冒険の旅へと出発したその矢先、暗黒神を崇拝する邪教絡みの事件に巻き込まれてしまい──。 ※無断転載禁止です。

死に戻り令嬢は婚約者を愛さない

まきお
恋愛
リアーナの最期の記憶は、婚約者によって胸を貫かれ殺されるという悲惨なものだった。 その記憶を持って過去に戻ってきた貴族令嬢のリアーナは、今生では決して婚約者からの愛を求めないことを心に誓う。 彼女が望むのは婚約者からの逃走と生存、そして失った矜持を取り戻すことだけだった。

恒久のリースペトラ~魔女は隻腕の剣士と出会う~

奈倉 蔡
ファンタジー
「お主は腕を治せる、我は魔力を確実に回復できる。ギブアンドテイクだ!」 腕を治したい剣士と魔力を回復したい魔女、二人の利害が一致したギブアンドテイクの関係。 しかし、そこに様々な目的を持つ者たちの意思が介入し……

席には限りがございます!  ~トラックに轢かれてチート能力を手に入れた私たちは異世界転移を目指して殺し合います~

LW
ファンタジー
【異世界転移】×【チート能力】×【バトルロイヤル】! 異世界転移を賭けて、十二人がチート能力で殺し合う。 ------------------------- 「四月一日午前零時にトラックに轢かれて死ぬと、チート能力付きで異世界に転移できるらしい」。 そんな噂を信じた廿楽花梨は異世界転移目当てでトラックに飛び込んで自殺し、無事に天国で女神からチート能力を与えられた。 しかし、同日同時刻に同じ噂を信じて自殺した女性が十二人いた! 想定外の大人数で転移可能な人数をオーバーし、三人までしか異世界転移できないことが告げられる。 席には限りがあるのなら、人数を減らすしかない。 異世界に転移する権利を賭け、十二人がチート能力で殺し合うバトルロイヤルが始まる。 ------------------------- #にはりが 表紙イラスト&キャラクタ―シート:nijijourney タイトルロゴ:コタツラボ様(https://twitter.com/musical_0327)

【テイルズ・オンライン】~スライムをパートナーに、ゲーム初心者が不人気ジョブ『テイマー』で成り上がる~

あおば
SF
ゲーマーの弟から半ば無理やり押しつけられた、大人気VRMMO『テイルズ・オンライン』をプレイする権利。 学業優秀でゲームなんてほとんど遊ばない姉だが、推薦入試で大学進学が決まっていたこともあり受け入れることにする。 チュートリアルの可愛いNPCからリリアという名前と金髪碧眼の見た目をあやかって、ゲーム初心者の姉は『テイルズ・オンライン』の世界に降り立つ。 選んだジョブは『テイマー』で、従える魔物はぷにぷにのスライム。 でも、テイマーは不人気ジョブ? 初期プレイヤー10万人のうちの1%しかテイマーを選んでいない? 魔物の中でもスライムは最弱? ずっと使い続けるプレイヤーはいない? のんびり楽しむだけだから関係ないし、スライムが可愛いからいいでしょ。 そんな風に思っていても、チュートリアルNPCとそっくりで目立つ見た目がトラブルを呼び寄せる。 「もうむかついた。テイマーとスライムで、プレイヤーキラーって言うんだっけ? そいつらをぶっ飛ばす」 『ふふっ、お手伝いしますよ』 運営側と手を組んだ(?)初心者プレイヤーの成り上がりが、いま始まる。

謎の任務「なぜ私がこんな事を?」 女騎士 異世界キャバクラ勤務

 (笑)
恋愛
王国を守るために戦う若き騎士リーゼロッテは、謎の教団が古代の力を使い、世界に脅威をもたらそうとしていることを知る。仲間たちと共に彼女は教団の陰謀を阻止すべく、危険な冒険に身を投じるが、教団が企む真の目的は予想以上に恐ろしいものだった。数々の試練と戦いを乗り越えながら、リーゼロッテは自らの使命に立ち向かい、王国の未来を守るために奮闘する。

女装令息と騎士令嬢

汐凪吟
恋愛
「ラウラ・マーティン侯爵令嬢って本当に女性なのかしら?騎士になんかなって......。血は争えないのかしら?親子共に野蛮だわ。魔法があるのだから剣なんか使う必要ないはずですのにね。」 私は令嬢ってガラじゃない。本当なら女騎士として生きていきたい。社交界なんか出たくない。剣と魔法を使いたい。戦いたい。父の影響で剣と魔法は何よりも身近なものだった。領地で、この国で生きていくために必要だったから磨いてきた。なのにその努力は報われない。周りには野蛮とか脳筋だとかいう人が多かった。でも一言言いたい。今頃騎士がいなかったらこの国はないから!父が功績を上げてしまったおかげ?で無事に子爵から侯爵に上がり苦しんでいます! この話はそんな女騎士と女装癖のせいで残念扱いされてる公爵子息のお話。    僕は可愛いものが好きだった。でも次期こうしゃく?だからって教育ばっかり。我慢する生活を強いられた。でもある時女性なのに騎士をやってる令嬢を見て理不尽な怒りが湧いてきたんだ。僕は我慢してるのに、自由なんかないのにって。周りに望まれるまま流されてきた僕とは違うって。 羨ましかったんだ。

私をもう愛していないなら。

水垣するめ
恋愛
 その衝撃的な場面を見たのは、何気ない日の夕方だった。  空は赤く染まって、街の建物を照らしていた。  私は実家の伯爵家からの呼び出しを受けて、その帰路についている時だった。  街中を、私の夫であるアイクが歩いていた。  見知った女性と一緒に。  私の友人である、男爵家ジェーン・バーカーと。 「え?」  思わず私は声をあげた。  なぜ二人が一緒に歩いているのだろう。  二人に接点は無いはずだ。  会ったのだって、私がジェーンをお茶会で家に呼んだ時に、一度顔を合わせただけだ。  それが、何故?  ジェーンと歩くアイクは、どこかいつもよりも楽しげな表情を浮かべてながら、ジェーンと言葉を交わしていた。  結婚してから一年経って、次第に見なくなった顔だ。  私の胸の内に不安が湧いてくる。 (駄目よ。簡単に夫を疑うなんて。きっと二人はいつの間にか友人になっただけ──)  その瞬間。  二人は手を繋いで。  キスをした。 「──」  言葉にならない声が漏れた。  胸の中の不安は確かな形となって、目の前に現れた。  ──アイクは浮気していた。

処理中です...