27 / 39
第四章 幻魔の少女
⑥束の間の安らぎ
しおりを挟む
イブナの持ち帰ってきた食料は、想像以上に豊かなものだった。
食用になる野草や根菜、キノコ、木の実、キジまで二羽捕えていた。
「イブナ一人に任せてすまないな」
「ああ。次はおまえが食料を確保してこい」
シャンナを一人で洞穴に残す、という選択肢はイブナの中にないようだ。
「俺一人じゃ迷いかねないな」
「なんだ。ヒト族の英雄が情けないな」
「勇者隊は森の中での行動には慣れてないんだ。それにヒト族の英雄はもう死んだ」
「はっ?」
イブナが怪訝な顔をし、シャンナは声を上げてくすくすと笑う。
「……どうやら二人で話を弾ませたみたいじゃないか」
イブナは、俺とシャンナの顔を交互に見た。
シャンナは秘密を共有する者が浮かべるような、いたずらげな笑みを浮かべていた。
確かに、あの顔を見れば勘繰りたくもなるだろう。
「ああ、まあ……。火を使うなら外のほうがいい。詳しい話は食べながらしよう」
俺は曖昧にうなずき、イブナの持って帰ってくれた食料を分け持った。
洞穴の外に出ようとして気づく。
「ん? ネブラタケが混じってるぞ」
「なんだ、苦手なのか?」
「苦手も何も、毒キノコじゃないか」
「少し舌先が痺れるが、毒ということはあるまい?」
「いや、普通に猛毒だぞ。腹を下すじゃ済まない」
俺とイブナのやりとりを聞き、シャンナが興味深げにうなった。
「なるほど……。ヒトと魔族で、受けつける食べ物に違いがあるのでしょうか」
「調理の前に気づけて良かったが、そういうこともあるのか……」
「ええ。こうしたささやかな違いも、共に生活して初めて分かることですね」
食の違い、か。
ささやかなようだが、共生を目指すのであれば、無視できない点かもしれない。
しかし、イブナはあまり気にかけていないようだった。
「そんなもの、火を通せばすべて問題ないだろう?」
「無茶言うな」
俺は苦笑し、洞穴の外で食料を選り分けた。
合わせて三種の野草とキノコが、ヒトにとっては食用に適さないものだった。
食料を現地調達することも多い、勇者隊の経験がこういうときには役に立つ。
三人で火を起こし、調理を始めた。
しかし、俺にもなんだかよく分からない材料も少なくなかった。
木の根や皮、虫の巣のようなもの、果実の種や芥子粒のような小さな実もあった。
正直に言って、とても食欲が湧くようなものには見えないが……。
「こっちはシャンナ用だ」
疑問が顔に出ていたのだろう。
イブナが俺に向けて言う。
「おまかせください」
シャンナはうなずき、手慣れた様子でイブナが持ち帰ったものを点検していく。俺には食料なのかも分からない代物や香草の類、数種の木の実や果実の匂いを嗅ぎ、一部を指の腹に乗せ、舐める。
そして、携行用の器をいくつも地面に並べ、混ぜ合わせ、木の枝ですり潰した。
途端、食欲を刺激するような香りが漂ってくる。
「味付け、か」
俺もようやく、シャンナが何をやっているのか見当がついた。
どうやら香料、調味料を作っているようだ。
イブナが俺の言葉を肯定した。
「不思議なものでな。シャンナが二、三の材料を混ぜ合わせたものをかけるだけで、途端にどんな物もうまくなる」
「姉様も味付けを学ばれてはいかがですか?」
「いい。おまえがやってくれれば十分だ」
「もう。そんなことでは殿方にも……」
そこで、意味ありげに俺のほうを見るのはやめてほしい。
イブナもシャンナの視線を追い、軽く俺を睨んだ。
「なんだ、おまえも文句があるのか?」
「いや、俺は別に……」
「おまえの隠れ家で食った飯もひどいものだったな」
「お互い、味なんて気にする余裕もなかっただろ」
「ああ。今、初めて思い出した」
無駄に流れ矢を喰らった心地だった。
話がはずんでいるとでも思ったのか、「今だ、いけ」と言わんばかりに目くばせを繰り返すシャンナの目線も、正直うっとうしい。
逃れるように、調理に集中する。
シャンナのように香料を作るセンスはないが、獲物を食用に調理するだけなら、俺もイブナも長く経験している。
手早く雉の血を抜き、肉が固まらないよう小刀でさばき、火にあぶる。
シャンナがそれに、作ったばかりの香料をまぶした。
「本気で旨いな」
よく焼けた肉を一口かじり、味の違いに驚く。
まるで魔法のようだ。
ほとんど野生の食料そのままの肉や野草が、シャンナが味を付けただけで、店で出されてもおかしくないほどの料理に変わっていた。
「だからそう言っただろう」
なぜか、当の本人よりもイブナのほうが、自慢げに胸を張る。
「ふふっ、一晩寝かせて熟成しなければ味の出ないものもあります。そちらは明日以降を楽しみにしていてください」
シャンナは材料の一部を混ぜ合わせた後、革袋の中に入れていた。
「この大陸の森は豊かですね。……それに暖かい」
彼女は感慨深げにつぶやく。
イブナも声こそ出さなかったが、そっと目を細めた。
街にも寄りつけず、森や荒野に隠れ住むしかない逃亡生活。
みじめとも思えたその境遇も、凍れる大陸に生きていた魔族にとっては、豊かなものに感じられるらしい。
――束の間の安らぎのとき。
洞穴の中でシャンナが言った言葉が、胸をよぎる。
火を囲み、たわいのない言葉を交わし、食料を分け合う。
この時間に、たしかな安らぎを感じる自分がいた。
一人、荒野に隠れ住んでいた頃は、夢にも思わなかったひと時だった。
しかし、こんな日々をいつまでも続けるわけにはいかない。
俺は食事をしながら、シャンナと話した三つの指針について、話せる範囲でイブナにも共有した。
そうするうちに、日も暮れてきた。
もともと森の中が薄暗かったせいか、あっという間に夜のとばりが降りた気がした。
俺の話が終わっても、イブナはすぐには何も言わず、シャンナも口を挟まなかった。
たき火のはぜる音と、獣や虫の鳴き声だけが響く。
それがかえって、静寂を強調するようだった。
イブナの横顔を見やる。
改めて、美しい姿だ。
たき火が作る光の陰影が、彼女の緑の肌を妖しく映した。
魔族の女の美しさは、昼間よりも闇の中で凄みを増す。
彼女を見ていると、そんな気がしてくる。
「マハトさんが今何を考えていらっしゃるか、当ててさしあげましょうか」
「やめてくれ」
イブナの姿に魅入られたのはほんの一瞬のつもりだったが、シャンナには目撃されていた。
今後の指針を語ったあとに浮ついたことを考えた俺もどうかとは思うが、もとはと言えば彼女のせいだ。
もちろん「互いをもっとよく知りあうために、イブナを抱け」などと言われたのは、本人には伏せて話した。しかし――、
「なるほど、よく分かった。わたしも共に生きる相手のことは、この身を持って知りたい」
「……イブナ?」
「シャンナ。今度はわたしがこいつを借りるぞ」
「え、ええ。それはもちろん……」
イブナはやけに意気揚々としていた。
「おまえの調子はどうだ、マハト?」
「……何も問題ないが」
「わたしもだ。魔獣の心血がまだこの身の中に生きているのを感じる。やるなら今しかないだろう」
イブナはにやりと笑って続ける。
「せっかくだ。もう少し奥に行った先に泉がある。明日早朝、そこで身を清めてからするとしようか?」
「……本気、なのか?」
「ああ、無論だ。シャンナ、おまえも連れていってやるから横で見ていろ」
「え、えええ~!?」
シャンナの上げた声が、森の静寂を吹き飛ばした。
声こそ出しそびれたが、イブナの発言に仰天したのは俺も同じだった。
「そ、そ、それはいかがなものでしょう? どう考えても、わたしはおジャマかと思いますが……」
「そんなことはない。手出しさえしなければ、それでいい」
「い、いや、でも……」
「なんだ、姉の雄姿を見たくないのか?」
「え~っと……、見たいか見たくないかで言いましたらとても見たいですけど……」
「それとも、まさかわたしが負けるとでも思っているか?」
「ま、負け……?」
イブナは俺に向けて挑発的な笑みを浮かべ、きっぱりと言う。
「言っただろう。妹の件が片付いたら、わたしと立ち合え、とな」
「立ち……」
「……合い?」
シャンナがぽかんとした顔をしているのが見えた。
たぶん、俺も同じ表情だろう。
「ああ。山中で受けた屈辱を返してやる」
イブナは、俺たちの胸中には気づいていない様子だった。
「まあ、そんなオチだろうとは薄々思ってましたけどね。ほんとに姉様は姉様です……」
シャンナはがくりと肩を落とし、ぶつぶつと言っていたが……。
俺としては、望むところだった。
「いいだろう。俺も“暁の魔将”の実力を、この身を持って感じてみたかったところだ」
「その名はわたしも捨てた。しかし、一人の戦士として、おまえに吠え面をかかせてやろう」
「そちらこそ、多少の怪我は覚悟してくれ」
メスのグリフォンを一人で仕留めた、イブナの姿を思い出す。
彼女の強さをこの身を持って感じられると思うと、戦士としての血が騒ぐ。
もちろん俺も、簡単に負けるつもりは毛頭なかった。
笑みを浮かべながらも睨み合う俺たちの姿に、シャンナがそっとため息をついたのが、ちらりと見えた。
「……お二人が楽しそうで何よりです」
食用になる野草や根菜、キノコ、木の実、キジまで二羽捕えていた。
「イブナ一人に任せてすまないな」
「ああ。次はおまえが食料を確保してこい」
シャンナを一人で洞穴に残す、という選択肢はイブナの中にないようだ。
「俺一人じゃ迷いかねないな」
「なんだ。ヒト族の英雄が情けないな」
「勇者隊は森の中での行動には慣れてないんだ。それにヒト族の英雄はもう死んだ」
「はっ?」
イブナが怪訝な顔をし、シャンナは声を上げてくすくすと笑う。
「……どうやら二人で話を弾ませたみたいじゃないか」
イブナは、俺とシャンナの顔を交互に見た。
シャンナは秘密を共有する者が浮かべるような、いたずらげな笑みを浮かべていた。
確かに、あの顔を見れば勘繰りたくもなるだろう。
「ああ、まあ……。火を使うなら外のほうがいい。詳しい話は食べながらしよう」
俺は曖昧にうなずき、イブナの持って帰ってくれた食料を分け持った。
洞穴の外に出ようとして気づく。
「ん? ネブラタケが混じってるぞ」
「なんだ、苦手なのか?」
「苦手も何も、毒キノコじゃないか」
「少し舌先が痺れるが、毒ということはあるまい?」
「いや、普通に猛毒だぞ。腹を下すじゃ済まない」
俺とイブナのやりとりを聞き、シャンナが興味深げにうなった。
「なるほど……。ヒトと魔族で、受けつける食べ物に違いがあるのでしょうか」
「調理の前に気づけて良かったが、そういうこともあるのか……」
「ええ。こうしたささやかな違いも、共に生活して初めて分かることですね」
食の違い、か。
ささやかなようだが、共生を目指すのであれば、無視できない点かもしれない。
しかし、イブナはあまり気にかけていないようだった。
「そんなもの、火を通せばすべて問題ないだろう?」
「無茶言うな」
俺は苦笑し、洞穴の外で食料を選り分けた。
合わせて三種の野草とキノコが、ヒトにとっては食用に適さないものだった。
食料を現地調達することも多い、勇者隊の経験がこういうときには役に立つ。
三人で火を起こし、調理を始めた。
しかし、俺にもなんだかよく分からない材料も少なくなかった。
木の根や皮、虫の巣のようなもの、果実の種や芥子粒のような小さな実もあった。
正直に言って、とても食欲が湧くようなものには見えないが……。
「こっちはシャンナ用だ」
疑問が顔に出ていたのだろう。
イブナが俺に向けて言う。
「おまかせください」
シャンナはうなずき、手慣れた様子でイブナが持ち帰ったものを点検していく。俺には食料なのかも分からない代物や香草の類、数種の木の実や果実の匂いを嗅ぎ、一部を指の腹に乗せ、舐める。
そして、携行用の器をいくつも地面に並べ、混ぜ合わせ、木の枝ですり潰した。
途端、食欲を刺激するような香りが漂ってくる。
「味付け、か」
俺もようやく、シャンナが何をやっているのか見当がついた。
どうやら香料、調味料を作っているようだ。
イブナが俺の言葉を肯定した。
「不思議なものでな。シャンナが二、三の材料を混ぜ合わせたものをかけるだけで、途端にどんな物もうまくなる」
「姉様も味付けを学ばれてはいかがですか?」
「いい。おまえがやってくれれば十分だ」
「もう。そんなことでは殿方にも……」
そこで、意味ありげに俺のほうを見るのはやめてほしい。
イブナもシャンナの視線を追い、軽く俺を睨んだ。
「なんだ、おまえも文句があるのか?」
「いや、俺は別に……」
「おまえの隠れ家で食った飯もひどいものだったな」
「お互い、味なんて気にする余裕もなかっただろ」
「ああ。今、初めて思い出した」
無駄に流れ矢を喰らった心地だった。
話がはずんでいるとでも思ったのか、「今だ、いけ」と言わんばかりに目くばせを繰り返すシャンナの目線も、正直うっとうしい。
逃れるように、調理に集中する。
シャンナのように香料を作るセンスはないが、獲物を食用に調理するだけなら、俺もイブナも長く経験している。
手早く雉の血を抜き、肉が固まらないよう小刀でさばき、火にあぶる。
シャンナがそれに、作ったばかりの香料をまぶした。
「本気で旨いな」
よく焼けた肉を一口かじり、味の違いに驚く。
まるで魔法のようだ。
ほとんど野生の食料そのままの肉や野草が、シャンナが味を付けただけで、店で出されてもおかしくないほどの料理に変わっていた。
「だからそう言っただろう」
なぜか、当の本人よりもイブナのほうが、自慢げに胸を張る。
「ふふっ、一晩寝かせて熟成しなければ味の出ないものもあります。そちらは明日以降を楽しみにしていてください」
シャンナは材料の一部を混ぜ合わせた後、革袋の中に入れていた。
「この大陸の森は豊かですね。……それに暖かい」
彼女は感慨深げにつぶやく。
イブナも声こそ出さなかったが、そっと目を細めた。
街にも寄りつけず、森や荒野に隠れ住むしかない逃亡生活。
みじめとも思えたその境遇も、凍れる大陸に生きていた魔族にとっては、豊かなものに感じられるらしい。
――束の間の安らぎのとき。
洞穴の中でシャンナが言った言葉が、胸をよぎる。
火を囲み、たわいのない言葉を交わし、食料を分け合う。
この時間に、たしかな安らぎを感じる自分がいた。
一人、荒野に隠れ住んでいた頃は、夢にも思わなかったひと時だった。
しかし、こんな日々をいつまでも続けるわけにはいかない。
俺は食事をしながら、シャンナと話した三つの指針について、話せる範囲でイブナにも共有した。
そうするうちに、日も暮れてきた。
もともと森の中が薄暗かったせいか、あっという間に夜のとばりが降りた気がした。
俺の話が終わっても、イブナはすぐには何も言わず、シャンナも口を挟まなかった。
たき火のはぜる音と、獣や虫の鳴き声だけが響く。
それがかえって、静寂を強調するようだった。
イブナの横顔を見やる。
改めて、美しい姿だ。
たき火が作る光の陰影が、彼女の緑の肌を妖しく映した。
魔族の女の美しさは、昼間よりも闇の中で凄みを増す。
彼女を見ていると、そんな気がしてくる。
「マハトさんが今何を考えていらっしゃるか、当ててさしあげましょうか」
「やめてくれ」
イブナの姿に魅入られたのはほんの一瞬のつもりだったが、シャンナには目撃されていた。
今後の指針を語ったあとに浮ついたことを考えた俺もどうかとは思うが、もとはと言えば彼女のせいだ。
もちろん「互いをもっとよく知りあうために、イブナを抱け」などと言われたのは、本人には伏せて話した。しかし――、
「なるほど、よく分かった。わたしも共に生きる相手のことは、この身を持って知りたい」
「……イブナ?」
「シャンナ。今度はわたしがこいつを借りるぞ」
「え、ええ。それはもちろん……」
イブナはやけに意気揚々としていた。
「おまえの調子はどうだ、マハト?」
「……何も問題ないが」
「わたしもだ。魔獣の心血がまだこの身の中に生きているのを感じる。やるなら今しかないだろう」
イブナはにやりと笑って続ける。
「せっかくだ。もう少し奥に行った先に泉がある。明日早朝、そこで身を清めてからするとしようか?」
「……本気、なのか?」
「ああ、無論だ。シャンナ、おまえも連れていってやるから横で見ていろ」
「え、えええ~!?」
シャンナの上げた声が、森の静寂を吹き飛ばした。
声こそ出しそびれたが、イブナの発言に仰天したのは俺も同じだった。
「そ、そ、それはいかがなものでしょう? どう考えても、わたしはおジャマかと思いますが……」
「そんなことはない。手出しさえしなければ、それでいい」
「い、いや、でも……」
「なんだ、姉の雄姿を見たくないのか?」
「え~っと……、見たいか見たくないかで言いましたらとても見たいですけど……」
「それとも、まさかわたしが負けるとでも思っているか?」
「ま、負け……?」
イブナは俺に向けて挑発的な笑みを浮かべ、きっぱりと言う。
「言っただろう。妹の件が片付いたら、わたしと立ち合え、とな」
「立ち……」
「……合い?」
シャンナがぽかんとした顔をしているのが見えた。
たぶん、俺も同じ表情だろう。
「ああ。山中で受けた屈辱を返してやる」
イブナは、俺たちの胸中には気づいていない様子だった。
「まあ、そんなオチだろうとは薄々思ってましたけどね。ほんとに姉様は姉様です……」
シャンナはがくりと肩を落とし、ぶつぶつと言っていたが……。
俺としては、望むところだった。
「いいだろう。俺も“暁の魔将”の実力を、この身を持って感じてみたかったところだ」
「その名はわたしも捨てた。しかし、一人の戦士として、おまえに吠え面をかかせてやろう」
「そちらこそ、多少の怪我は覚悟してくれ」
メスのグリフォンを一人で仕留めた、イブナの姿を思い出す。
彼女の強さをこの身を持って感じられると思うと、戦士としての血が騒ぐ。
もちろん俺も、簡単に負けるつもりは毛頭なかった。
笑みを浮かべながらも睨み合う俺たちの姿に、シャンナがそっとため息をついたのが、ちらりと見えた。
「……お二人が楽しそうで何よりです」
0
お気に入りに追加
23
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
俺だけ永久リジェネな件 〜パーティーを追放されたポーション生成師の俺、ポーションがぶ飲みで得た無限回復スキルを何故かみんなに狙われてます!〜
早見羽流
ファンタジー
ポーション生成師のリックは、回復魔法使いのアリシアがパーティーに加入したことで、役たたずだと追放されてしまう。
食い物に困って余ったポーションを飲みまくっていたら、気づくとHPが自動で回復する「リジェネレーション」というユニークスキルを発現した!
しかし、そんな便利なスキルが放っておかれるわけもなく、はぐれ者の魔女、孤高の天才幼女、マッドサイエンティスト、魔女狩り集団、最強の仮面騎士、深窓の令嬢、王族、謎の巨乳魔術師、エルフetc、ヤバい奴らに狙われることに……。挙句の果てには人助けのために、危険な組織と対決することになって……?
「俺はただ平和に暮らしたいだけなんだぁぁぁぁぁ!!!」
そんなリックの叫びも虚しく、王国中を巻き込んだ動乱に巻き込まれていく。
無双あり、ざまぁあり、ハーレムあり、戦闘あり、友情も恋愛もありのドタバタファンタジー!

大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる