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宿に戻ってきたが
どうにも落ち着かない
僕に出来ることは無いのも
行ったって邪魔なだけなのも分かってる
それでも何か出来ることはないのか
そんなことをずっと考えていると日が落ちてきた
みんなでご飯を食べることにしたが
喉を通らない
それでも無理やり詰め込んで
どうにか食事を終えた
「エスタ、落ち着けよ
早く寝て明日の報告を待とうぜ」
「エスタダメだよ
そんなに考えても今の僕たちには出来ることがないんだから」
2人の言ってる事は分かる
分かるんだけど納得は出来ない
「2人にはわかんないんだよ!!!」
僕は2人に怒鳴ってしまった
2人は僕に何も言わずにいつも自分たちが寝てるところに行った
2人は何も悪くないのに
僕は何をしてるんだろう
前世で仲間から怒鳴られたり仲間はずれにされたりして辛かったのに
僕が同じようなことしたらダメなはずなのに
今日は冷静に謝れる気がしない
明日ちゃんと2人に謝ろう
こんな僕を支えてくれてる大事な仲間なんだからちゃんと謝らないと
僕はテイムのギフトを貰って心のどこかで
自分は弱いままだって諦めてた
レッドマウスの討伐なんて無理だって諦めてたでも
あの2人のおかげでちゃんとレッドマウスを倒せるようになったんだ
これからだって3人で頑張っていくんだ
やっぱり2人の言う通りだ
早く寝て明日の報告を、待とう
どうにも落ち着かない
僕に出来ることは無いのも
行ったって邪魔なだけなのも分かってる
それでも何か出来ることはないのか
そんなことをずっと考えていると日が落ちてきた
みんなでご飯を食べることにしたが
喉を通らない
それでも無理やり詰め込んで
どうにか食事を終えた
「エスタ、落ち着けよ
早く寝て明日の報告を待とうぜ」
「エスタダメだよ
そんなに考えても今の僕たちには出来ることがないんだから」
2人の言ってる事は分かる
分かるんだけど納得は出来ない
「2人にはわかんないんだよ!!!」
僕は2人に怒鳴ってしまった
2人は僕に何も言わずにいつも自分たちが寝てるところに行った
2人は何も悪くないのに
僕は何をしてるんだろう
前世で仲間から怒鳴られたり仲間はずれにされたりして辛かったのに
僕が同じようなことしたらダメなはずなのに
今日は冷静に謝れる気がしない
明日ちゃんと2人に謝ろう
こんな僕を支えてくれてる大事な仲間なんだからちゃんと謝らないと
僕はテイムのギフトを貰って心のどこかで
自分は弱いままだって諦めてた
レッドマウスの討伐なんて無理だって諦めてたでも
あの2人のおかげでちゃんとレッドマウスを倒せるようになったんだ
これからだって3人で頑張っていくんだ
やっぱり2人の言う通りだ
早く寝て明日の報告を、待とう
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