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魔物がスキルを覚えることもあるのか
人間のギフトとは違うのかな
分からないことだらけだけどこれから
知っていけばいいか
とりあえず今日はレベルも上がったし
そろそろ帰って休もうかな
「2人ともそろそろ帰ってのんびりしようか」
そう言いながら2人を抱き抱えて
皮袋の中に入ってもらった
ダンみたいな大きな芋虫も
ティムみたいな銀色のリスも見た事ないから街では隠している
もっと僕のレベルが上がって強くなって
2人を守れるようになるまでは秘密にしとこうと決めていた
時間はまだ夕方前だからギルドに寄ってから帰るか
ギルドに向かって歩いていると
普段より街が少し騒がしい事に気がついた
顔見知りの人がいたのでどうしたのか聞いてみる
「こんにちわ
なにかあったんですか?」
「ああ、なんでも以前この街の南の方にある村がアングリーウルフに襲われたらしいんだけどその村が盗賊に占拠されてて村の生き残りの人たちがいたみたいなんだ」
アングリーウルフに襲われた村って事は
僕の産まれた村だ
生き残り!?
まさかお母さんもその中に!!
「あ、ありがとうございます」
お礼を言ってギルドに向かって走る
普段は他の冒険者に目をつけられたりしないようにそっと入るんだけどこのときだけは
そんなことどうでもよかった
勢いよくドアを開けたからか後ろからバタンとドアの閉まる音がした
僕はそんなのお構い無しで
クリナさんの所に向かう
「クリナさん南の村の生き残りの人って」
「ええ、今この街から冒険者が向かって盗賊の討伐に動いているわ
それがどうかしたの?」
「実は僕は南の村で産まれたんです」
「え!?
とりあえず詳しい話は中で聞かせて貰うわね
前の部屋で話しましょう」
以前支部長と話した応接室に案内された
人間のギフトとは違うのかな
分からないことだらけだけどこれから
知っていけばいいか
とりあえず今日はレベルも上がったし
そろそろ帰って休もうかな
「2人ともそろそろ帰ってのんびりしようか」
そう言いながら2人を抱き抱えて
皮袋の中に入ってもらった
ダンみたいな大きな芋虫も
ティムみたいな銀色のリスも見た事ないから街では隠している
もっと僕のレベルが上がって強くなって
2人を守れるようになるまでは秘密にしとこうと決めていた
時間はまだ夕方前だからギルドに寄ってから帰るか
ギルドに向かって歩いていると
普段より街が少し騒がしい事に気がついた
顔見知りの人がいたのでどうしたのか聞いてみる
「こんにちわ
なにかあったんですか?」
「ああ、なんでも以前この街の南の方にある村がアングリーウルフに襲われたらしいんだけどその村が盗賊に占拠されてて村の生き残りの人たちがいたみたいなんだ」
アングリーウルフに襲われた村って事は
僕の産まれた村だ
生き残り!?
まさかお母さんもその中に!!
「あ、ありがとうございます」
お礼を言ってギルドに向かって走る
普段は他の冒険者に目をつけられたりしないようにそっと入るんだけどこのときだけは
そんなことどうでもよかった
勢いよくドアを開けたからか後ろからバタンとドアの閉まる音がした
僕はそんなのお構い無しで
クリナさんの所に向かう
「クリナさん南の村の生き残りの人って」
「ええ、今この街から冒険者が向かって盗賊の討伐に動いているわ
それがどうかしたの?」
「実は僕は南の村で産まれたんです」
「え!?
とりあえず詳しい話は中で聞かせて貰うわね
前の部屋で話しましょう」
以前支部長と話した応接室に案内された
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