5 / 31
本編
4
しおりを挟む
ずっと触れてみたかった身体。いつか襲ってしまうのではと、自身を戒めながら傍にいた。
「ぁ……っ」
こんな風に、彼の方から許してくれるとは思わなかった。
下着の上から撫でて、形を確かめる。
「カタくなってますね」
優しく握ると、可愛らしく啼いて反応を示す。じわりと布地が濡れていることに気づいて、声をかけてからパジャマのズボンと共に脱がせた。
「かがさん」
「はい?」
脱がせた服をベッドの端に避けていると、優太君に腕を掴まれた。弱い力。されるがままに預けていると、手を局部に押し当てられる。
「待てなかった?」
「ココ、痛いの……」
「痛い?触って大丈夫ですか?」
「ん、たすけて」
潤んだ瞳。吸い寄せられるようにキスをした。
「出したら楽になりますか?」
「ん」
「……止めてほしかったら言ってくださいね」
腰を反らすようにして、触ってくれと言わんばかりに押し付けられる熱。沸騰する頭を鎮めながら、ゆっくりとしごきはじめた。
「はぁ……あ……」
「痛くないですか?」
返事はないが、切なそうな吐息は嫌がっているようには見えなくて。
不安定に揺れる上半身を、自分の胸にもたれかからせる。
「手……きもちぃ……」
「気持ちいい?よかったです」
その言葉を証明するように、私の手に合わせて腰を前後させる。刺激が足りないのかもしれない。
「ぁ……っ」
こんな風に、彼の方から許してくれるとは思わなかった。
下着の上から撫でて、形を確かめる。
「カタくなってますね」
優しく握ると、可愛らしく啼いて反応を示す。じわりと布地が濡れていることに気づいて、声をかけてからパジャマのズボンと共に脱がせた。
「かがさん」
「はい?」
脱がせた服をベッドの端に避けていると、優太君に腕を掴まれた。弱い力。されるがままに預けていると、手を局部に押し当てられる。
「待てなかった?」
「ココ、痛いの……」
「痛い?触って大丈夫ですか?」
「ん、たすけて」
潤んだ瞳。吸い寄せられるようにキスをした。
「出したら楽になりますか?」
「ん」
「……止めてほしかったら言ってくださいね」
腰を反らすようにして、触ってくれと言わんばかりに押し付けられる熱。沸騰する頭を鎮めながら、ゆっくりとしごきはじめた。
「はぁ……あ……」
「痛くないですか?」
返事はないが、切なそうな吐息は嫌がっているようには見えなくて。
不安定に揺れる上半身を、自分の胸にもたれかからせる。
「手……きもちぃ……」
「気持ちいい?よかったです」
その言葉を証明するように、私の手に合わせて腰を前後させる。刺激が足りないのかもしれない。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
28
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる