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03.猫獣人の肛門嚢を絞る
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「なあ、セキエイ。肛門嚢絞ってよ」
「またかよ」
「病院行くの面倒くさい。病院嫌い。病院、嫌い……」
「わかった。わかったから。風呂入れて温まっとけよ」
「ういー」
初めて会ったその日に、なんともデリケートな話題、肛門嚢の話をするという事があったせいなのか、はたまた、少々育児放棄ぎみなリアンの父親のせいなのか。リアンは俺が家にいそうなときを見計らって、俺の家に入り浸るようになった。
肛門嚢に関しては病院に連れて行くなど、さすがに父親も対策をしたようだが、リアンは時々こうして甘えたように肛門嚢を絞れとせがんでくる。最初は人様の息子さんの下着をひん剥いてケツを露出させることに抵抗を感じたが、半分父親のような気分にもなっていたし、そのうちせがまれるままに処置を行うようになった。
「温まったかー?」
「ういー」
「それ、お願いする態度かよ」
「はい! すみません! おねがいします!」
野郎二人が入るには狭い風呂だが、仕方がない。俺も裸になって風呂に入る。リアンも十八歳か。デカくなったなぁ。俺も百七十五センチはあるからそれほど低いわけではないが、何年か前からリアンを見上げるようになった。
「んじゃ、お前湯船から出ろよ」
「ういー」
リアンを湯船から出すと、反対に俺が湯船に入る。
洗い場も狭いため、苦肉の策である。
リアンは慣れた様子で身体を折り曲げてケツを俺の方に向けて、肛門を晒す。
リアンのオレンジの尻尾が揺れている。
俺は乾いたタオルで手を拭いて乾かすと、ラテックスの手袋をはめてリアンの尻尾を掴み、上にあげると、リアンの肛門あたりを探る。リアンは「うひゃ」とか変な声を上げているが、平常心。平常心。今日は今一つ、肛門嚢の場所がわからないな……一旦尻尾を下げて、再び尻尾を上げることにした。こうすると、肛門周りがほぐれて肛門嚢の場所がわかりやすくなる。「うはっ」またリアンが変な声を上げている。リアンのちんこもゆるく勃っている。
最近とみにリアンが色気を出してきやがって、どきりとするが、俺は何でもないような顔をして、肛門嚢を絞る。肛門を挟んで、親指と人差し指にぎゅっと力を込めると、リアンのピンクの肛門からぷにっと分泌液が絞り出された。一般的には臭いと言われている肛門嚢の分泌液だが、俺はリアンの分泌液を臭いと思ったことはない。無臭なんじゃないかと思う。もっとも、風呂場ですぐ洗い流すからかもしれないが。
「はい。終わり」
「ありがと♡ セキエイ。一緒に湯船入っていい?」
「狭いだろう?」
「いいじゃん、いいじゃん。僕の方が身体が大きいから、セキエイがお膝の上ね?」
「はあ? もう、なんだよな」
唯々諾々とリアンの指示に従ってお膝の上に座らされ、ぎゅうぎゅうに抱き込まれるのも最近の流れなのである。
「またかよ」
「病院行くの面倒くさい。病院嫌い。病院、嫌い……」
「わかった。わかったから。風呂入れて温まっとけよ」
「ういー」
初めて会ったその日に、なんともデリケートな話題、肛門嚢の話をするという事があったせいなのか、はたまた、少々育児放棄ぎみなリアンの父親のせいなのか。リアンは俺が家にいそうなときを見計らって、俺の家に入り浸るようになった。
肛門嚢に関しては病院に連れて行くなど、さすがに父親も対策をしたようだが、リアンは時々こうして甘えたように肛門嚢を絞れとせがんでくる。最初は人様の息子さんの下着をひん剥いてケツを露出させることに抵抗を感じたが、半分父親のような気分にもなっていたし、そのうちせがまれるままに処置を行うようになった。
「温まったかー?」
「ういー」
「それ、お願いする態度かよ」
「はい! すみません! おねがいします!」
野郎二人が入るには狭い風呂だが、仕方がない。俺も裸になって風呂に入る。リアンも十八歳か。デカくなったなぁ。俺も百七十五センチはあるからそれほど低いわけではないが、何年か前からリアンを見上げるようになった。
「んじゃ、お前湯船から出ろよ」
「ういー」
リアンを湯船から出すと、反対に俺が湯船に入る。
洗い場も狭いため、苦肉の策である。
リアンは慣れた様子で身体を折り曲げてケツを俺の方に向けて、肛門を晒す。
リアンのオレンジの尻尾が揺れている。
俺は乾いたタオルで手を拭いて乾かすと、ラテックスの手袋をはめてリアンの尻尾を掴み、上にあげると、リアンの肛門あたりを探る。リアンは「うひゃ」とか変な声を上げているが、平常心。平常心。今日は今一つ、肛門嚢の場所がわからないな……一旦尻尾を下げて、再び尻尾を上げることにした。こうすると、肛門周りがほぐれて肛門嚢の場所がわかりやすくなる。「うはっ」またリアンが変な声を上げている。リアンのちんこもゆるく勃っている。
最近とみにリアンが色気を出してきやがって、どきりとするが、俺は何でもないような顔をして、肛門嚢を絞る。肛門を挟んで、親指と人差し指にぎゅっと力を込めると、リアンのピンクの肛門からぷにっと分泌液が絞り出された。一般的には臭いと言われている肛門嚢の分泌液だが、俺はリアンの分泌液を臭いと思ったことはない。無臭なんじゃないかと思う。もっとも、風呂場ですぐ洗い流すからかもしれないが。
「はい。終わり」
「ありがと♡ セキエイ。一緒に湯船入っていい?」
「狭いだろう?」
「いいじゃん、いいじゃん。僕の方が身体が大きいから、セキエイがお膝の上ね?」
「はあ? もう、なんだよな」
唯々諾々とリアンの指示に従ってお膝の上に座らされ、ぎゅうぎゅうに抱き込まれるのも最近の流れなのである。
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