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みかんも人間も種付けが必要です
再びみかんを食べるには
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「ある程度の人間の集団において、男しかいない状態になると、その集団の中で一定数の男が妊娠可能に「変態」する。その変態した男の事を「イブ」というんだ。俺も本でしか知らないような事だったけど。──「イブ」になった男は主食である「みかん」を食べようとしても中身が全て種になってしまうという呪いがかかるそうだ」
「ちょっと待て、妊娠可能って。俺が?」
「ああ、そうだ。合致しないか?ほら、「みかん」が種ばかりだぞ」
「俺、一生「みかん」が食べられないのか?」
「いや、大丈夫だ。方法がある。妊娠すると「みかん」が食べられるようになる」
「まじか……」
ちょっと整理しよう。俺は「みかん」が食べられなくなった。それは呪いで、妊娠すればまた「みかん」が食べられるようになる。妊娠……。妊娠……って。
「妊娠ってどうするんだ?」
「えっと、妊娠の方法を知らないと?」
「知らねぇ」
「や、だってお前、村の学校で習っただろう」
「その授業の時、俺、休んだんじゃね?」
「まじか……」
前世知識だと知ってるぞ?でもそれは男の凸が女の凹にはまってチョメチョメぴゅーぴゅーしてちょうどタイミングが合えば、はいはーい。ぽんぽーん。ごかいにーん。って事だよな。
俺、前世は清い身体のままお亡くなりになっているから、男女のナニも知らねえぞ。男同士だと、凸と凸だぜ?どうすんだよ。子宮だってないだろ?
「ケツの穴を使うんだよ」
「は?」
「だから、ケ・ツ・の・あ・な。ケツの穴にちんこ入れて種付けするんだよ」
「や、だって、ケツの穴はうんこを出す所であって、ちんこを入れる所ではなく……」
「だから、そのための「イブ」変態なんだよ。「イブ」になったお前のケツの穴の奥に子宮が出来ている」
「まじか……」
俺は両手でケツの穴をガードする。「みかん」を食べられないってことは死んでしまうけれど、死ぬのとケツにちんこ入れられるのとどっちがいい?ち……ちんこ入れられる方が?し……仕方ないか?
「お前、「みかん」食べられなくなって何日だ?」
「ひい、ふう、み。……かれこれ五日?」
「ひい、ふう、み。って何だ?呪文か?お前時々変な言葉使うよな。五日も「みかん」食べていないって、腹減ってるだろう。あー。食うか?俺の」
「食うって。お前の何を食うんだ?」
「「イブ」は、まあ、なんだ。人間の体液は摂取できる」
ティエリーの目線が泳いでいる。
体液って、アレか。あの白いアレか。しかし、何で俺がティエリーのを食わなきゃいけないんだ。なんなら好きなやつの食いたいじゃねえかって、いや特に俺、好きなやつとかいないな。
でもティエリーはないわー。ないない。俺、大嫌いこいつ。
「じゃあ、ちょっくら外に出て体液食わせてくれそうなやつを漁るか」
「待て待て。お前「イブ」だとバレると輪姦(マワ)されるぞ」
「へ?何で?」
「「イブ」だと「みかん」が食べられないから、治療の一環として「みかん」が食べられるようになるまでみんなで種付けするって学校で習ったんだよ」
「あわわわわ。どうするよ。俺」
「ちょっと待て、妊娠可能って。俺が?」
「ああ、そうだ。合致しないか?ほら、「みかん」が種ばかりだぞ」
「俺、一生「みかん」が食べられないのか?」
「いや、大丈夫だ。方法がある。妊娠すると「みかん」が食べられるようになる」
「まじか……」
ちょっと整理しよう。俺は「みかん」が食べられなくなった。それは呪いで、妊娠すればまた「みかん」が食べられるようになる。妊娠……。妊娠……って。
「妊娠ってどうするんだ?」
「えっと、妊娠の方法を知らないと?」
「知らねぇ」
「や、だってお前、村の学校で習っただろう」
「その授業の時、俺、休んだんじゃね?」
「まじか……」
前世知識だと知ってるぞ?でもそれは男の凸が女の凹にはまってチョメチョメぴゅーぴゅーしてちょうどタイミングが合えば、はいはーい。ぽんぽーん。ごかいにーん。って事だよな。
俺、前世は清い身体のままお亡くなりになっているから、男女のナニも知らねえぞ。男同士だと、凸と凸だぜ?どうすんだよ。子宮だってないだろ?
「ケツの穴を使うんだよ」
「は?」
「だから、ケ・ツ・の・あ・な。ケツの穴にちんこ入れて種付けするんだよ」
「や、だって、ケツの穴はうんこを出す所であって、ちんこを入れる所ではなく……」
「だから、そのための「イブ」変態なんだよ。「イブ」になったお前のケツの穴の奥に子宮が出来ている」
「まじか……」
俺は両手でケツの穴をガードする。「みかん」を食べられないってことは死んでしまうけれど、死ぬのとケツにちんこ入れられるのとどっちがいい?ち……ちんこ入れられる方が?し……仕方ないか?
「お前、「みかん」食べられなくなって何日だ?」
「ひい、ふう、み。……かれこれ五日?」
「ひい、ふう、み。って何だ?呪文か?お前時々変な言葉使うよな。五日も「みかん」食べていないって、腹減ってるだろう。あー。食うか?俺の」
「食うって。お前の何を食うんだ?」
「「イブ」は、まあ、なんだ。人間の体液は摂取できる」
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でもティエリーはないわー。ないない。俺、大嫌いこいつ。
「じゃあ、ちょっくら外に出て体液食わせてくれそうなやつを漁るか」
「待て待て。お前「イブ」だとバレると輪姦(マワ)されるぞ」
「へ?何で?」
「「イブ」だと「みかん」が食べられないから、治療の一環として「みかん」が食べられるようになるまでみんなで種付けするって学校で習ったんだよ」
「あわわわわ。どうするよ。俺」
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