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01 リステラ
貴方のソレは愛と呼ばない 2
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「は……?」
私が放った言葉に、アスランは言葉を無くして大きく目を見開いた。顔色は悪く、心からの驚愕の表情と分かる。
よろけた拍子に、私とは対面にある椅子に呆然としたまま座ってしまう。
「は……な、何を言っているんだい、リステラ。王族の……義務? そんな訳ないだろう? 僕は本気で君を愛しているんだよ? 君との婚約はすべて仕組まれたものだとでも言いたいのかい?」
「先程からそのように申し上げているではありませんか」
全て知っていた癖になぜ今更そのような表情をするのか私にはちっとも理解できなかった。
アスランは王太子でこのフローランズ王国の王族。王族のしきたりを知らなかったわけがないのだ。
そして『柱神』に選ばれたものがはじめから『天蓋』に身を捧げるための人身御供だということも。そうしてフローランズ王国は魔素の脅威から人々を守ってきたのだということも。
だからこそ天蓋に身を捧げた柱神の巫女の余命を傍で看取り、長年国を支えてくれた感謝を尽くす。それが王族に生まれた者の義務だと言うことを、私は十年前に王妃様によって打ち明けられた。
アスランはそのことを知っていて、あの子は優しいから貴女を心から慈しんでいるのよ、と悲しげな顔で教えてくれたのだ。
アスランにそんな悲しみに満ちた使命を背負わせなければならないなんて、貴女に『柱神』としての役目を押し付けなければならないなんて不甲斐ないと涙ながらに告げた王妃様の顔を、私は今でも忘れられない。
私にとってはそれほど衝撃的な事だった。何よりも愛していたアスランが、私のことを本当に愛していたわけでないのだと知ったのだから。
あれから私は十年かけて自分の気持ちに整理をつけた。いつか訪れる『柱神』としての役目を終えたその日に、彼に別れを告げるために。愛していたことを忘れるために。
「そういうことですので、私は貴方と婚約することも、結婚することも永遠に有り得ません。私は残り少ない自分の余生をただ静かに過ごしたいのです。どうかお察し下さいませ」
最後は目線を伏せて話は終わりだと言外に匂わせるように告げる。
彼が何故こんなにも衝撃を受けているのか私にはいまいち理解し兼ねるが、恐らく自分が私を愛しているということが錯覚だと言われて動揺しているのだろう。
話は終わりだ。せっかく出来たてを用意してもらった朝食もさめてしまう。お腹も空いてきたし、アスランには退出してもらおうと席を立とうとした、その時。
「……僕のこの気持ちは嘘だとでも言うのか? 君は」
アスランから今まで聞いたこともないような低い声が発せられた。
ガタ、と椅子から立ち上がり、頭を伏せて何かをこらえるように拳を作った手が震えている。
これまでになかったアスランの態度に微かに戸惑いながら、私は返事をする。
「だからそのように申し上げているではありませんか」
動揺して微かに震えてしまったが、なんとか突き放せた。
しかし、私の答えに弾かれたように顔を上げるとつかつかと私に歩み寄り、こちらの両手を掴まれる。
「何をなさるのですか!?」
「君は、そんなにどうしても僕を拒絶したいのか!? 僕のこの気持ちが嘘なわけがないだろう! 僕はこんなにも、君のことを愛しているというのに──!!」
私は両手を掴まれたまま、アスランに引きずられるようにしてベッドまで歩かせられると、そのまま身体を倒された。
「きゃあっ!」
ボフン、と抵抗する間もなくベッドに横たえられると今度は両手を頭の上に拘束され、アスランに馬乗りにされる。
恐怖が込み上げ、私は震えながらアスランを見上げた。
「アスラン、急に何をす──んんっ!」
それでも抗議しようと口を開きかけて、私は目を見開いた。アスランの顔が近づいたと思うと唇を塞がれたのだ。
「ン──っ、アス、ラッ……ふっ……」
唇が離れた隙に口を開くと、今度はそこに舌をねじ込まれた。
途端に呼吸ができなくなり、息苦しくなってしまう。
アスランの肩を叩いて身体を退けようとするけれど、ビクともしない。
そうする間にもぬるり、とさらに奥まで舌をねじ込まれ、これまで感じたこともなかった未知の感覚に、恐怖が極限に達する。
その途端私の中でプツンと、何かが切れた。
──ドンッ!
気づけば、私はアスランをあらん限りの力を込めて突き飛ばしていた。
思わぬ反撃にあったアスランがベッドから転がり落ち、尻もちを着く。
「……リス、テラ?」
我に返ったように呆然とアスランが私を呼ぶ声が聞こえる。
けれど私にはそれにすら構う余裕がなかった。
無理矢理唇を奪うなんて。最低。
身体を震わせ、目に涙を溜めて私はアスランをキッと睨む。
「……大嫌い!」
それだけを言うと私はアスランが何か口を開く前にベッドを降りて走り出し、部屋から飛び出していった。
私が放った言葉に、アスランは言葉を無くして大きく目を見開いた。顔色は悪く、心からの驚愕の表情と分かる。
よろけた拍子に、私とは対面にある椅子に呆然としたまま座ってしまう。
「は……な、何を言っているんだい、リステラ。王族の……義務? そんな訳ないだろう? 僕は本気で君を愛しているんだよ? 君との婚約はすべて仕組まれたものだとでも言いたいのかい?」
「先程からそのように申し上げているではありませんか」
全て知っていた癖になぜ今更そのような表情をするのか私にはちっとも理解できなかった。
アスランは王太子でこのフローランズ王国の王族。王族のしきたりを知らなかったわけがないのだ。
そして『柱神』に選ばれたものがはじめから『天蓋』に身を捧げるための人身御供だということも。そうしてフローランズ王国は魔素の脅威から人々を守ってきたのだということも。
だからこそ天蓋に身を捧げた柱神の巫女の余命を傍で看取り、長年国を支えてくれた感謝を尽くす。それが王族に生まれた者の義務だと言うことを、私は十年前に王妃様によって打ち明けられた。
アスランはそのことを知っていて、あの子は優しいから貴女を心から慈しんでいるのよ、と悲しげな顔で教えてくれたのだ。
アスランにそんな悲しみに満ちた使命を背負わせなければならないなんて、貴女に『柱神』としての役目を押し付けなければならないなんて不甲斐ないと涙ながらに告げた王妃様の顔を、私は今でも忘れられない。
私にとってはそれほど衝撃的な事だった。何よりも愛していたアスランが、私のことを本当に愛していたわけでないのだと知ったのだから。
あれから私は十年かけて自分の気持ちに整理をつけた。いつか訪れる『柱神』としての役目を終えたその日に、彼に別れを告げるために。愛していたことを忘れるために。
「そういうことですので、私は貴方と婚約することも、結婚することも永遠に有り得ません。私は残り少ない自分の余生をただ静かに過ごしたいのです。どうかお察し下さいませ」
最後は目線を伏せて話は終わりだと言外に匂わせるように告げる。
彼が何故こんなにも衝撃を受けているのか私にはいまいち理解し兼ねるが、恐らく自分が私を愛しているということが錯覚だと言われて動揺しているのだろう。
話は終わりだ。せっかく出来たてを用意してもらった朝食もさめてしまう。お腹も空いてきたし、アスランには退出してもらおうと席を立とうとした、その時。
「……僕のこの気持ちは嘘だとでも言うのか? 君は」
アスランから今まで聞いたこともないような低い声が発せられた。
ガタ、と椅子から立ち上がり、頭を伏せて何かをこらえるように拳を作った手が震えている。
これまでになかったアスランの態度に微かに戸惑いながら、私は返事をする。
「だからそのように申し上げているではありませんか」
動揺して微かに震えてしまったが、なんとか突き放せた。
しかし、私の答えに弾かれたように顔を上げるとつかつかと私に歩み寄り、こちらの両手を掴まれる。
「何をなさるのですか!?」
「君は、そんなにどうしても僕を拒絶したいのか!? 僕のこの気持ちが嘘なわけがないだろう! 僕はこんなにも、君のことを愛しているというのに──!!」
私は両手を掴まれたまま、アスランに引きずられるようにしてベッドまで歩かせられると、そのまま身体を倒された。
「きゃあっ!」
ボフン、と抵抗する間もなくベッドに横たえられると今度は両手を頭の上に拘束され、アスランに馬乗りにされる。
恐怖が込み上げ、私は震えながらアスランを見上げた。
「アスラン、急に何をす──んんっ!」
それでも抗議しようと口を開きかけて、私は目を見開いた。アスランの顔が近づいたと思うと唇を塞がれたのだ。
「ン──っ、アス、ラッ……ふっ……」
唇が離れた隙に口を開くと、今度はそこに舌をねじ込まれた。
途端に呼吸ができなくなり、息苦しくなってしまう。
アスランの肩を叩いて身体を退けようとするけれど、ビクともしない。
そうする間にもぬるり、とさらに奥まで舌をねじ込まれ、これまで感じたこともなかった未知の感覚に、恐怖が極限に達する。
その途端私の中でプツンと、何かが切れた。
──ドンッ!
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思わぬ反撃にあったアスランがベッドから転がり落ち、尻もちを着く。
「……リス、テラ?」
我に返ったように呆然とアスランが私を呼ぶ声が聞こえる。
けれど私にはそれにすら構う余裕がなかった。
無理矢理唇を奪うなんて。最低。
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