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雅人はそいつを振り解こうと髪の毛を掴んで引っ張った。
引っ張った髪の毛が頭皮ごとずるっと剥ける。 

「うっ、うわーーーーーー!」 

ズキューンという銃声と同時にそいつの頭が跡形もなく吹っ飛んだ。 
肉片が飛び散り雅人の顔面にかかる。  

「うぎゃー」 

雅人は顔面に付いた肉片を必死になって払った。  

「はー、助かったよ。一体こいつは何だ?」  
「ゾンビだよ」  

「またまた。そんなの本当にいるわけないだろう!」  

「たった今その腐った奴に襲われたのに信じないの?」  

「……確かに腐ってた。しかし、そんなことが……」 

そこで雅人は由美が拳銃を両手で握り締めて銃口をこちらに向けたままでいることに気がついた。

 「なんだよ。奴はもう死んでるぜって……ゾンビだから最初から死んでるのか……もう動かないぜ……まさか今までの事を恨んで俺を殺す気か? 悪かった。謝る。勘弁してくれ」 

雅人は土下座し始めた。  
「あんな目に合わされて恨んでないとでも思ってます?」
  
「悪かった。この通りだ。命だけは助けてくれ」 

地面に額をこすりつけて雅人は、命乞いを始めた。  

「助けてあげたいのは山々なんですけど……ゾンビ映画って見たことありまます?」  

「へ? あっ、ああ、あるけど?」 
 
「ゾンビに襲われて食われたりしたらどうなるか知ってます?」  

「ああ確か食われた人間もゾンビになってゾンビが増えていくんだろ……ま、まさか……」 

「ピンポーン!正解です。賞品は地獄への片道切符でーす!」 

「うわーっ!よせーっ!」 
由美は何の躊躇いもなく引き金を引いていた。
銃声と共に雅人の頭は肉片と脳漿と鮮血を撒き散らし吹き飛んだ。  
「せっかくワンちゃん達が吠えて教えてくれてたのにね……ゾンビに食われた人間は手遅れ……いったい何体のゾンビがいるのかしら?取り敢えずこれ以上、増えないように救出しないと」

犬達がまだ吠えている。  
「まだ、いるのか」
茂みの中から10体のゾンビが由美に向かって殺到して来た。
由美は正確に7体のゾンビの頭を吹き飛ばしたが。残りの3体に押し倒されてしまい銃を落としてしまった。
 「しまった」 

由美の上に殺到して来た3体のゾンビは程度の差は多少あるがいずれも腐敗が進んでいる。
ゾンビ化してからかなりの時間が立ってると思われる。 
一体のゾンビはその腐りかけた手で由美の乳房を揉んでいる。
もう一体は由美の髪の毛を掴んで由美の顔に腐った顔に近づけてくる。3体目のゾンビは、由美のスカートの中に手を入れて由美のパンツに手をかける。  
「ゾンビのくせに性欲があるの?」 

由美の体の上に3体のゾンビが乗っていてさすがに重さで振り払えない。
腕も動かせない。  
「ひえっ!」 
パンツが完全に脱がされた。
隙間を通して腕を伸ばして腰のホルスターのナイフをとろうと試みる。 

「ひっ!いやっー!」 

パンツを脱がしたゾンビが腐りかけた指を由美のおまんこに入れてきた。 

ぐじゅぐじゅと腐敗した指の感触がおまんこに伝わってくる。
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