フォックスハンティング

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フォックスハンティング 1

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由美達3人は朝食後、仕事の説明を受けるために別荘のある1室に呼びだされてた。 
その部屋には昭子、智子と雅人の3人がいた。 
部屋には大きめの木製の机が置かれそこにおいてあるイスに昭子が座ってる。 
その机の前に応接室に置かれているようなテーブルとソファーがあり、一人がけのソファーに雅人が座っており智子は、昭子の後ろに立ってる。 
3人は3人がけのソファーに座るように促された。 
 雅人は猟銃らしきもをいじっていた。 
「では仕事の説明をはじめます」 
昭子はイスから立ち上がりA4の用紙を束ねてるファイルを持ちながら話し始めた。 
「仕事の内容は狐狩りの獲物の役です」 
「What?」 
思わず英語になったリサ。 
「なんなのそれは?」 
今日子は驚いて立ち上がった。 
「きつねさんのやく?狐狩りって……ようするに鬼ごっこですよね」 
由美はぽかーんとした様子だ。 
「そう、そう、きつねさんの役だよ。楽しい楽しい鬼ごっこだよ」 
雅人は小さい子供に話すように答える。 
「高額なバイト料を払ってただの鬼ごっこってことはないんでしょ?」 
「ただの鬼ごっこさ。ただ本当に狩るだけさ」 
「何ですって!その銃で私達を殺すつもりなの?」 
リサも立ち上がる。 
「まさか狩った獲物を少々楽しむだけさ」 
「そんなの仕事っていえないわ」 
「そうねこの仕事は断るわ」 
「まあ落ち着けよ。悪い話じゃないんだぜ」 
「どこが!」 
「いいから聞けよ。まずこのゲームに参加すればバイト料は約束の10倍だ。それにこのゲームには時間制限がある。日没まで捕まらなければさらに2倍。その上捕まったやつの分は逃げ切ったやつで山分けか独り占めどうだい? お金をもらえてその上いいおもいができるんだぜ」 
「いい思いをするのはあなたたちだけでしょ?」 
納得の行かない今日子。 
「参加しない場合は?バイト料なし?」 
由美が聞く。 
「いや最初の約束の料金は支払われるがその代わり獲物が捕まるまで楽しませてもらう」 
「ふざけるな!」 
「ふざけないで!」リサと今日子が、同時に叫んだ。 
「どのみち私らを玩具にしようってことじゃない!」 
「勘違いするなよ。お前らに選択権なんってはじめから存在しないのさ。おとなしく言う事を聞いて金をもらったほうが利口だぜ」 
雅人は、リサの服の上から乳房に銃口を押し付ける。 
「こんな事してただで済むと思うの?」 
銃口は今度は今日子の胸に押し付けられる。
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