サマージャンボドリーム

プロフェッショナルとの共演

第四章 4

### 第4章: 追加シーン ― 同人誌作成とコミケ参加

直樹と咲美は、制作プロジェクトが順調に進む中で、新たな挑戦を始めることにした。それは、二人で同人誌を作成し、次回のコミケにサークル参加することだった。

「せっかくだから、二人で何か作ってみませんか？」と、ある日直樹が提案した。咲美はそのアイデアに目を輝かせた。「それ、すごく楽しそう！ぜひやりましょう！」

こうして、二人は自分たちの好きなアニメやマンガをテーマにした同人誌の制作をスタートさせた。直樹はシナリオを書き、咲美はイラストを担当することになった。二人は仕事の合間を縫って、コツコツと作業を進めていった。

「これ、もう少しキャラクターに感情を込めたほうがいいかも」と、直樹がシナリオに手を加えると、咲美はすぐにその意見を取り入れ、イラストに表情を追加した。二人は、互いに意見を出し合いながら、少しずつ完成に近づけていった。

ついに同人誌が完成し、コミケの当日を迎えることになった。直樹と咲美は「どうせなら」ということで、今回もコスプレをして参加することにした。直樹はシナリオのキャラクターのコスプレをし、咲美は自分が描いたキャラクターの衣装を着た。

「今日は参加者じゃなくて、出展者としてのコミケですね！」咲美は楽しそうに言い、二人はブースを設営した。

会場が開場すると、コミケ特有の熱気が一気に押し寄せてきた。サークル参加者としての新たな体験に、直樹も咲美も胸が高鳴った。ブースには多くの人が訪れ、二人が作った同人誌を手に取っていった。

「直樹さん、これ、すごく楽しいですね！」咲美は笑顔で話しかけた。

「本当に！自分たちで作ったものをこうやって見てもらえるなんて、すごく嬉しいです」と直樹も笑顔で応じた。

コスプレを楽しみながら、二人はブースでの交流を楽しんだ。訪れた人たちとの会話や、他のサークルとの交流もあり、コミケを存分に堪能した。

「また次回もやりたいですね」と、帰り道で咲美が提案すると、直樹も頷いた。「うん、次回はもっと面白いものを作りましょう！」

こうして、二人はアニメ制作だけでなく、同人活動でも新たな挑戦を続けることとなった。二人の絆はますます深まり、共に創り上げる喜びを再確認する一日となった。