シン雪女伝説

　(笑)

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ハロウィン

コスプレ衣装

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「コスプレの衣装が欲しいので、買い物に連れて行ってください、雪姉！」　
真魚が元気よくお願いする。

「そういうことなら任せるのじゃ。秋葉原の専門店に連れて行ってやろう。お雪も行くのじゃ」

雪姉が快諾する。

渋るお雪も加わり、三人で秋葉原のコスプレ専門店へ出かけることになった。秋葉原に到着すると、真魚は目を輝かせながら店内を見回し、さまざまなコスチュームを楽しそうに試着し始める。
お雪は最初、興味がなさそうにしていたが、真魚の楽しそうな様子を見て、少しずつ和んできた。

「真魚、ハロウィンの衣装なのだから、やはりモンスター系にするのじゃ。魔法少女はまた今度にするのじゃ」

雪姉が提案する。

「魔女もありなんだから、魔法少女も可では？」

真魚が反論する。

「確かに自由ではあるが、ハロウィンぽさが足りないのはどうじゃろうか？」

雪姉が問いかける。

真魚は少し考え込んでから、

「それもそうですね。じゃあ、今回はモンスター系のコスチュームにします！」

納得し、モンスター系のコスチュームを選ぶ。

このやりとりを見ていたお雪も、真魚の選んだコスチュームに興味を持ち、少しだけ楽しみが増えた様子だった。

「お雪には、これなどどうじゃ？」

と
雪姉が差し出したのは、バニーガールの衣装だった。

「それのどこにハロウィン要素があるの！」
お雪が驚いて返す。

「冗談じゃ」　

雪姉が笑う。

「これはどうです？」
と
真魚が持ってきたのは、蝙蝠の羽が生えた悪魔の衣装だった。　

「良いのじゃ、真魚に似合いそうじゃぞ」
雪姉が評価する。

「お雪、これは？」

雪姉はナース服を差し出す。

「だから、どこにハロウィン要素が？！」

とお雪が反論する。

「これでゾンビナースにすればよいのじゃ！」

雪姉が提案する。

「それって、何でもゾンビつければいいみたいになるやつじゃない！」

お雪が呆れる。
「そうじゃな、ゾンビメイクすれば何でもOKじゃな！」

雪姉が納得するように言う。
真魚とお雪は、雪姉の提案に半ば呆れながらも、ハロウィンのコスチューム選びを楽しむのでした。

「あら、雪姉も買うの？」と真魚が尋ねた。「せっかくだからのう。それよりお雪はいいのか？」と雪姉が返す。「私は、いいのよ！」とお雪が言う。「制服でゾンビメイクでゾンビJK？」と雪姉が提案する。「しないわよ！」とお雪が即座に否定する。

真魚と雪姉は、お雪の反応に笑いながら、コスチューム選びを続けた。秋葉原のコスプレ専門店は色とりどりの衣装で賑わい、三人は次々と気になるコスチュームを試しながら、ハロウィンに向けた準備を進めていく。試着室から出てきた真魚の姿を見て、雪姉は笑顔を浮かべた。

「これ、どう？」

真魚が言いながら、可愛い魔女のコスチュームを披露する。

　「似合ってるぞ、真魚！」

雪姉が称賛する。

一方、お雪は少し離れたところで静かに衣装を見ていたが、真魚の楽しそうな姿に触発され、ふと手に取った猫耳のカチューシャをかぶってみる。鏡に映る自分の姿を見て、思わずクスッと笑ってしまった。

雪姉がにやにやしながら見てる。

「ちよっと、つけてみただけよ」

お雪が照れくさそうに答えた。
こうして三人は、ハロウィンに向けた特別な準備を楽しく続けていったのだった。

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