13 / 42
異世界征服はじめました
無双まつり 3
しおりを挟むダクオン兵士達が大聖堂の扉に丸太での突撃をかける。
ドーンと派手な音をたてたあとガシャーンと金属音をたて扉が外れて外側に倒れた。
「開いたぞ!突撃!」30人ほどのダグオン兵士が突入した。
しかし、その後は誰一人として聖堂内へは突入できなかった。真子達の掃討作戦が始まった。
生体装甲兵アクセル4騎、ファイエル4騎を等間隔で並べて砲撃しながら殲滅して前進していく中世程度の科学レベルのこの世界の人々にはモンスターにしか見えない。
ファイエルは、両肩にクリスタルのような部品がはめ込めれており荷電粒子砲として機能する。
ファイエル1騎には2門の荷電粒子砲を装備4騎のファイエルで合計8門の荷電粒子砲を水平に砲撃して前進していく。大聖堂前の公園に終結していたダグオン兵士は成すすべなく焼かれて行く。
アルカナには、もうまとまった戦力がなくダグオン軍は、完璧に油断して全体の数に対して狭すぎるとも言えるこの公園に軍事力の誇示のため兵を整列させるという愚を犯し反撃もままならないためパニックとなり我先にと逃亡を謀り更なる混乱を招き将棋倒しとなり自滅していた。
波業火の中にダグオン兵士達の悲鳴が響いている。
ファイエルが撃ちもらした敵兵は近接戦闘タイプのアクセルが高周波ブレード切り捨てている。
生体装甲兵の後方で指揮を取るのは、蜘蛛魔女のパワードスーツを装備する真子と蝙蝠魔女のパワードスーツを装備する森子だ。
「真子、この戦い面白味がないというか芸がなさすぎじゃない?」
「戦いにそんなもの求める必要ないと思います」
「圧倒的火力でただ蹂躙してるだけでも撒いとけばはやただの虐殺」
「めんどうがなくて楽でしょう?」
「いいのかこれは?」
0
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説
白花の咲く頃に
夕立
ファンタジー
命を狙われ、七歳で国を出奔した《シレジア》の王子ゼフィール。通りすがりの商隊に拾われ、平民の子として育てられた彼だが、成長するにしたがって一つの願いに駆られるようになった。
《シレジア》に帰りたい、と。
一七になった彼は帰郷を決意し商隊に別れを告げた。そして、《シレジア》へ入国しようと関所を訪れたのだが、入国を断られてしまう。
これは、そんな彼の旅と成長の物語。
※小説になろうでも公開しています(完結済)。
超文明日本
点P
ファンタジー
2030年の日本は、憲法改正により国防軍を保有していた。海軍は艦名を漢字表記に変更し、正規空母、原子力潜水艦を保有した。空軍はステルス爆撃機を保有。さらにアメリカからの要求で核兵器も保有していた。世界で1、2を争うほどの軍事力を有する。
そんな日本はある日、列島全域が突如として謎の光に包まれる。光が消えると他国と連絡が取れなくなっていた。
異世界転移ネタなんて何番煎じかわかりませんがとりあえず書きます。この話はフィクションです。実在の人物、団体、地名等とは一切関係ありません。
転生勇者の異世界見聞録
yahimoti
ファンタジー
ゲームのメインストーリーが終わったエンドロール後の異世界に転生したのは定年後の会社員。体は子供だけど勇者としての転生特典のチートがある。まあ、わしなりにこの剣と魔法の異世界を楽しむのじゃ。1000年前の勇者がパーティメンバーを全員嫁さんにしていた?何をしとるんじゃ勇者は。わしゃ知らんぞ。
強制無人島生活
デンヒロ
ファンタジー
主人公の名前は高松 真。
修学旅行中に乗っていたクルーズ船が事故に遭い、
救命いかだで脱出するも無人島に漂着してしまう。
更に一緒に流れ着いた者たちに追放された挙げ句に取り残されてしまった。
だが、助けた女の子たちと共に無人島でスローライフな日々を過ごすことに……
果たして彼は無事に日本へ帰ることができるのか?
注意
この作品は作者のモチベーション維持のために少しずつ投稿します。
1話あたり300~1000文字くらいです。
ご了承のほどよろしくお願いします。
妖精王オベロンの異世界生活
悠十
ファンタジー
ある日、サラリーマンの佐々木良太は車に轢かれそうになっていたお婆さんを庇って死んでしまった。
それは、良太が勤める会社が世界初の仮想空間による体感型ゲームを世界に発表し、良太がGMキャラの一人に、所謂『中の人』選ばれた、そんな希望に満ち溢れた、ある日の事だった。
お婆さんを助けた事に後悔はないが、未練があった良太の魂を拾い上げたのは、良太が助けたお婆さんだった。
彼女は、異世界の女神様だったのだ。
女神様は良太に提案する。
「私の管理する世界に転生しませんか?」
そして、良太は女神様の管理する世界に『妖精王オベロン』として転生する事になった。
そこから始まる、妖精王オベロンの異世界生活。
【完結】おじいちゃんは元勇者
三園 七詩
ファンタジー
元勇者のおじいさんに拾われた子供の話…
親に捨てられ、周りからも見放され生きる事をあきらめた子供の前に国から追放された元勇者のおじいさんが現れる。
エイトを息子のように可愛がり…いつしか子供は強くなり過ぎてしまっていた…
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる