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異世界征服はじめました
真愛と真子 1
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ケツァルコアトルスに送られたデータを分析した結果。
ここが異世界であるとの結論に達した。
この世界の住人がほとんど自分達、人間と変わらないようだが、より詳しいデータを収集必要があると判断し地上部隊の派遣を決定した。
そのため自室にいた結城真愛がブリッチに呼び出された。
「地上の調査ですか?私がですか?ルージュさん」
「お願いできるかしら?」
「私、小学生ですよ。ここって別の世界なんですよね?」
「どうもそうみたい。困っちゃうわね」
「そんな何があるかわからない世界にか弱い小学生を放り出すんですか?」
「真愛ちゃんは、とっても頼りになる魔法少女さんだよね?」
「知りません!」
「それに真愛ちゃんは、お嬢様の言う事を一生聞くんだよね」
「ののかお姉さんの言う事だけです!」
「飛行空母ケルスの艦長は私よ。で、それを決めたのはののかお嬢様なの。艦長命令はののかお嬢様の命令と同じよん」
真愛は、ぷくーっとふくれる。
「でも恐いです。モンスターとか出たら恐いよ」
「大丈夫!一人じゃないから!真子!」
ブラッドルージュに呼ばれた一人の美女が現れた。
「真愛ちゃん。私たちも一緒だから安心して」
「だれ?…」
ボブカットの美女だが、どこかであった気がしてまじまじと見つめる。
「くっ、蜘蛛魔女さん?!」
「はい。そうでーす」
「うそ。蜘蛛のあれって脱げるですか?」
「脱げるよ。前のはただの着ぐるみだったしいまのはパワードスーツだから」
「てっきり私と同じ改造人間なのかと思ってた」
「まぁまぁ、その話はおいおいで。ともかく出発しましょう。地上探査隊のメンバーを紹介するわ」
二人はブリッチを出るとフライトデッキ下のエレベーターデッキに移動する。
エレベーターデッキには輸送へりが準備されていた。
輸送ヘリの前に4人の美女が整列していた。
「紹介するわ。左から113(ひとみ)23(ふみ)34(みよ)435(よみこ)の4人と私達2人の6人が情報収集部隊です。指揮は私、蜘蛛魔女こと久能真子が取ります。ヘリで集落近くまで輸送してもらいそこから徒歩で集落に入り情報収集します。何か質問ありますか?」
「はい!」真愛が手をあげる
「はい。真愛ちゃんどうぞ」
「どうして。ブラック
ナイトの皆さんは美人ばかりなんですか?」
「さあ?」
ブラックナイトのメンバーは首をかしげる。
「作者の都合です」
真子がさらりと言っちゃだめなことを言ってしまう。
彼女達はヘリで地上へと降り徒歩で集落に向かって歩いて行く。
ここが異世界であるとの結論に達した。
この世界の住人がほとんど自分達、人間と変わらないようだが、より詳しいデータを収集必要があると判断し地上部隊の派遣を決定した。
そのため自室にいた結城真愛がブリッチに呼び出された。
「地上の調査ですか?私がですか?ルージュさん」
「お願いできるかしら?」
「私、小学生ですよ。ここって別の世界なんですよね?」
「どうもそうみたい。困っちゃうわね」
「そんな何があるかわからない世界にか弱い小学生を放り出すんですか?」
「真愛ちゃんは、とっても頼りになる魔法少女さんだよね?」
「知りません!」
「それに真愛ちゃんは、お嬢様の言う事を一生聞くんだよね」
「ののかお姉さんの言う事だけです!」
「飛行空母ケルスの艦長は私よ。で、それを決めたのはののかお嬢様なの。艦長命令はののかお嬢様の命令と同じよん」
真愛は、ぷくーっとふくれる。
「でも恐いです。モンスターとか出たら恐いよ」
「大丈夫!一人じゃないから!真子!」
ブラッドルージュに呼ばれた一人の美女が現れた。
「真愛ちゃん。私たちも一緒だから安心して」
「だれ?…」
ボブカットの美女だが、どこかであった気がしてまじまじと見つめる。
「くっ、蜘蛛魔女さん?!」
「はい。そうでーす」
「うそ。蜘蛛のあれって脱げるですか?」
「脱げるよ。前のはただの着ぐるみだったしいまのはパワードスーツだから」
「てっきり私と同じ改造人間なのかと思ってた」
「まぁまぁ、その話はおいおいで。ともかく出発しましょう。地上探査隊のメンバーを紹介するわ」
二人はブリッチを出るとフライトデッキ下のエレベーターデッキに移動する。
エレベーターデッキには輸送へりが準備されていた。
輸送ヘリの前に4人の美女が整列していた。
「紹介するわ。左から113(ひとみ)23(ふみ)34(みよ)435(よみこ)の4人と私達2人の6人が情報収集部隊です。指揮は私、蜘蛛魔女こと久能真子が取ります。ヘリで集落近くまで輸送してもらいそこから徒歩で集落に入り情報収集します。何か質問ありますか?」
「はい!」真愛が手をあげる
「はい。真愛ちゃんどうぞ」
「どうして。ブラック
ナイトの皆さんは美人ばかりなんですか?」
「さあ?」
ブラックナイトのメンバーは首をかしげる。
「作者の都合です」
真子がさらりと言っちゃだめなことを言ってしまう。
彼女達はヘリで地上へと降り徒歩で集落に向かって歩いて行く。
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