127柱目の人柱

ど三一

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御殿編

悦楽の時 ⭐︎性描写あり

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ぬ゛っ…と蕾の中に侵入して来た、名も知れぬ御手付き様の怒張は、ナジュの壁を擦り上げながら奥へ奥へと進んで行く。小柄な体躯に似合わぬ太さと固さ、そして熱さ。蕾表面に塗り付けた軟膏を巻き込み、道中に馴染ませながら押し通ってゆく。

「君の……気持ちいいっ……!」
「うあ゛………くそ、がぁ……!」

御手付き様は目を瞑って深く息を吐き、蕩けるようなナカを味わう。軟膏には催淫効果意外にも、それに付随した体温の上昇効果、弛緩と緊張、感覚過敏効果等がある。粘膜からの吸収が一番効率が良く、効果が高い。蕾の表面に塗り付けたのと少量であった為、まだ理性を保っていられるが、直接ナカに塗り込まれた場合は、とうにナジュの正気は失われていただろう。この御手付き様のように。

「手加減してるから……君も楽しんで…」
「ん゛っ…!」

ナジュの尻肉がひしゃげる程に腰を押し付けた御手付き様は、奥を軽くトントンと突いて、自身の怒張とナジュのナカの奥行きを測り、嬉しそうに口端を上げた。

「うん………ナカ……僕のと丁度良い……ちょっと……強くしても……?」
「あ゛あっ…?!」

軽い衝突音が薄暗い部屋に響いた。軽く突かれただけで、ナジュのナカはジンジンと疼き出す。

「あっ……締まった……気持ちいい…」
「はっ…!……はっ……!」
「ん……手伸ばして…どうしたの?」

尻を高く上げてうつ伏せになったまま、力を振り絞って御手付き様を押し除けようと後ろに手を伸ばした。指先が腹に当たり爪を立てる。

「擽ったぁい………これじゃあ……動きにくいから………」

御手付き様はナジュのその片腕を掴んだ。そして前傾になり、枕元にあるもう片方の腕も掴んで後ろに引っ張った。それで元の体勢に戻ると、ナジュの顔は余計に枕に沈み、限界ぎりぎりまで押し付けられた怒張の固さを余計に感じてしまう。

「深っ…!?」
「君の尻……肉肉しいね……僕は主様に……もっと太れって……言われる……叩いても……鈍い音がするからって……」

御手付き様は腰を上下に動かして、ナジュの尻肉の感触を腹で確かめる。それに連動するように、ナカの怒張も壁を上下に叩いて領地を広げようとする。尻肉が上に上げられるとナジュの腰も上に、より卑猥な体勢となる。怒張をより尻の中に飲み込まんとする貪欲な淫乱、今のナジュの姿を誰かが見たらそう思うだろう。

「わあ……僕が腰…上に動かすと……君の尻も上向きになるね………えい」
「んあぁっ…!」
「えい………えい………」

布団に付いていた膝が、御手付き様の戯れによって浮き上がる。腰が痛いのに、苦しいのに、その下はジンジンとして、より強い刺激が欲しくなる。くぱくぱとナジュの蕾が求めていると合図を出しても、御手付き様はナジュの尻で遊ぶのをやめない。身体の熱は一向に発散されず、過剰な欲望が全身に蓄積されていく。

御手付き様が尻肉で遊ぶのに飽きた頃には、ナジュは自分で尻を上下に振っていた。

(くっ…尻、むず痒くてっ……止まらねぇ…っ)
「うん……君のナカ……どんどん……とろとろになってる……自慰をしてるみたいに…尻を振って………」
「はやくっ…抜けっ、よ…っ」
「何故………君……自分で動いて……顔………微睡みのように……気持ちよさそう…」

御手付き様から見える横顔は、うっとりと嫌悪の間を行ったり来たり、うっとりに傾きそうになっている。ナジュの心と口は建前を信じていたが、身体は理性を手放すに足る、決定的な刺激を欲っしていた。

「ねえ……もっと動いて………尻……めちゃくちゃに………動かして……?」

御手付き様は、軟膏を指の腹に薄く取り、ナジュの陰茎の先に塗り付けた。



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