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第1章
第16話 異世界ライフのこれから
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「んん~~」
手にしていた本を置き、ソファに深く座ったまま軽く背伸びをする。時計は午後三時を指していた。
窓からは暖かい日が差し、気持ちのいい休日だ。
この世界に来てから七年ほどの月日が流れた。とはいっても、身体には大きな変化はない。
それでも今は女の身体を存分に楽しんでいる。たまに髪型も変えてみたり、ドレスなどで着飾ってパーティーなどにも連れていってもらったりもした。
もう断言してもいい、自分は元々こういう素質があったのだと。
しかし、自分の内面が男であることは今でもはっきり自覚している。根本的な思考などが変わった感じもない。
つまり身体に引っ張られるようなことはないということだが、これはそういうものらしい。
肝心の魔術の腕前はこの世界のものだけに限れば、元々ここの人間の身体ゆえの適正もあり、セシルさんにも勝るとも劣らないくらいに上達し、国にも並ぶものがいないほどになった。
まあ日常ではそれほどの力はいらないし、実戦形式でやるとほとんど負けてしまうけれども。
他にも助手としての活動の他、自分でも研究を行い、いくつかの新しい技術を見つけ出したりして、発見の喜びを知ることもできた。
教えてもらったのは魔術だけではなく、護身のために剣術をはじめとする武術、それもマジカルなアレンジを施したものを教えてもらっている。
ちょっと色々あって部屋でそのアイデアノートみたいなものを見つけたときはやや引いたが……楽しみでやっているんだろう。
また料理も教えてもらい、今では交代で作っているほか、小さなお店でバイトみたいなことも経験中だ。
看板娘みたいな扱いをされるのは複雑な気持ちだが、誰からも好かれるというのは悪くない。かつてはとてもありえなかったことだし。
そして、当のセシルさんは昨日から、王宮に呼ばれて外出している。
そろそろ帰ってくるころだと思うが……
「ただいま~」
そんなことを考えているそばから帰ってきた。
だけど……声になんだか元気がないし、浮かない顔をしているな……
「何があったんですか?」
「レンちゃん……引っ越すよ!」
「へぇ?」
あまりにも突然の提案に、思わずソファから飛び起き聞き返す。
え、今引っ越すって言ったよね。何で?
「引っ越すって……急になんですか? ちゃんと説明してくださいよ」
「もちろん。レンちゃんもこの国の王が最近変わったのを知ってるだろ。その関係で私は呼ばれたんだけど……」
それについては知っている。前の王は病死したらしい。
もう年だったし、特に陰謀が絡んだとかそういう話ではないはずだけど……
「新しい王とその周りがが近々隣国と戦争をするとか言い出してね。私にまた宮廷魔術師として協力しろと言ってきたんだ」
「なるほど……それで?」
「もちろん断ったよ。戦争のために研究してるわけではないからね。何より……私をクビにしたのはあいつらなんだよ! 今さら何言ってんだ!」
やっぱ根に持ってるんじゃないか……
「でも王に逆らったことは確かだからね、この国ではちょっとやりにくくなる」
「まあ、そりゃそうですよね」
「だったら、引っ越しするいい機会かなって。戦争といっても小競り合い程度でここらへんは大丈夫だろうけど、わざわざそんなことになって留まることはないからね」
もう、勝手だな……でもそれもいいかもしれない……
「一週間後には出発しようかなって思ってる、荷物とかまとめておいてね。と言っても、ただ放り込んでおくだけだけど」
「わかりました」
◆◆◆ ◆◆◆
「ブルルッ」
「おっと、よしよし」
軽くなだめてから馬にまたがる。セシルさんのコネで国からもらった、美しい毛並みが特徴の名馬が僕の馬だ。
乗馬の技術はもちろん教えてもらったし、魔力を通す特製の手綱のおかげで力はいらない。それに加え会話とまではいかなくてもある程度の意思疎通も可能だ。
「さて、行こうか。挨拶とかした?」
「大丈夫ですよ」
これまで暮らしていた家に一つ礼をして、振り替える。
そうして朝日が照らし、草原の朝露がまだ乾かぬうちに僕たちはこの国を後にした。
七年間、色々あったけど……楽しかったな。
「ところで次はどこ行くんですか? 聞いてなかったですけど」
「こことはだいぶ離れた海沿いの国へ行こうかと思っているよ」
「ほう、いいですね~」
「まあ、最初に住む場所やお仕事を確保しないとね。他にもやることはあるし、始めのうちは慌ただしいかも」
僕たちの腕前なら特に困ることもないだろう。蓄えはたくさんあるし心配はいらない。普通に働いてもいいし、今度は教える側になってもいいな。
セシルさんなら、普通の魔術師の仕事などに加えて今までのように医者……のようなことをやっていれば手っ取り早く稼げるだろう。
あと、そういえば……
「荷物の整理をしているとき、いくつかの研究レポートが無かったんですけど知りませんか? セシルさんのやつでしたけど」
「ああ、あれは……こっちでの知り合いの魔術師にあげてきた」
「いいんですか? 長年やってきたのに」
「いいんだよ、私はレンちゃんよりは長くあの国にはお世話になってきた。こんな別れになったとしても、それは感謝している。ちゃんと信頼できるやつに渡してきたし、悪用できるものでもないしね」
「あの国への置き土産といったところですか」
「そうそう、流石に何も渡さずに消えちゃ後々面倒になったりするかもしれないし。まあ単なる気まぐれの偽善に過ぎないかもしれないけど」
「いいえ……正しいことをしたと思いますよ」
セシルさんは無言で頷いた。まあまあ長くやっていた研究のはずだ。
それでもわざわざ渡してきたのはやっぱりあの国のことが気に入っていたのだろう。
「……ねえ、レンちゃん。私からもちょっと聞きたいことがあるんだけど……」
「ん? 何ですか」
その声からは大切な話であることがわかる。何かしたっけ?
「もし……もし元の世界に戻れるとしたら……どうする?」
「え、元って……できるんですか!」
それはまさかの内容だった。
確か以前は世界間の移動はある程度のブレがあり、自由な移動はできないと言っていたはずだが。
「最近、そっちの研究に進展があってね。今さらな話かもしれないけど……もう少しでそういったこともできそうなんだ」
「はあ……」
「こういうことができるようになるのならば、やはりきちんと聞いておかなければいけない事だと思ってね。レンちゃんが戻りたいのだとすれば、この世界の魔力を持たせてあげるよ。今のレンちゃんなら何だってできるでしょ。あまり好き勝手は良くないけど」
「そうですか……」
「もちろんこれからずっと私と一緒にいてもいい。でも決めるのはレンちゃん自身だ。どちらの選択をしたとしてもかまわないよ」
今でも時々、元の世界の風景や家族、友人の顔を思い出すことがある。それが懐かしく、夜中一人でできる事なら戻りたいと泣いていたことも何度もある。それが叶う機会だ。
そしてこの世界で得た技術や知識、さらに魔力も持ち込めるのならば、大抵のことはできるだろう。
「…………」
セシルさんは黙って僕の答えを待っている。確かにいい話だ。ここに来たばかりの自分だったら、戻ることを選択しているかもしれない。
しかし、今の僕の答えは決まっていた。
「僕は……セシルさんと一緒にいます。そうやってこれまでみたいに二人で……多くの土地を、世界を見て回りたいです」
僕はなんとなくわかっていた。
セシルさんはきっと僕に自分とずっとずっと共にいてほしいと思っていたことを、だけど僕のためにこの選択をさせてくれたことを。
それでも────自分に正直になって出した、本心からの結論だった。
「そっか……じゃあこれからもよろしくね、レンちゃん!」
「はい! お願いします、セシルさん!」
そのまま数秒の沈黙の後、セシルさんは少しホッとしたような……そんな笑顔でそう言った。
それを見て、僕はこれからもずっと続くであろう二人での、楽しく不思議な生活を予感していた。
手にしていた本を置き、ソファに深く座ったまま軽く背伸びをする。時計は午後三時を指していた。
窓からは暖かい日が差し、気持ちのいい休日だ。
この世界に来てから七年ほどの月日が流れた。とはいっても、身体には大きな変化はない。
それでも今は女の身体を存分に楽しんでいる。たまに髪型も変えてみたり、ドレスなどで着飾ってパーティーなどにも連れていってもらったりもした。
もう断言してもいい、自分は元々こういう素質があったのだと。
しかし、自分の内面が男であることは今でもはっきり自覚している。根本的な思考などが変わった感じもない。
つまり身体に引っ張られるようなことはないということだが、これはそういうものらしい。
肝心の魔術の腕前はこの世界のものだけに限れば、元々ここの人間の身体ゆえの適正もあり、セシルさんにも勝るとも劣らないくらいに上達し、国にも並ぶものがいないほどになった。
まあ日常ではそれほどの力はいらないし、実戦形式でやるとほとんど負けてしまうけれども。
他にも助手としての活動の他、自分でも研究を行い、いくつかの新しい技術を見つけ出したりして、発見の喜びを知ることもできた。
教えてもらったのは魔術だけではなく、護身のために剣術をはじめとする武術、それもマジカルなアレンジを施したものを教えてもらっている。
ちょっと色々あって部屋でそのアイデアノートみたいなものを見つけたときはやや引いたが……楽しみでやっているんだろう。
また料理も教えてもらい、今では交代で作っているほか、小さなお店でバイトみたいなことも経験中だ。
看板娘みたいな扱いをされるのは複雑な気持ちだが、誰からも好かれるというのは悪くない。かつてはとてもありえなかったことだし。
そして、当のセシルさんは昨日から、王宮に呼ばれて外出している。
そろそろ帰ってくるころだと思うが……
「ただいま~」
そんなことを考えているそばから帰ってきた。
だけど……声になんだか元気がないし、浮かない顔をしているな……
「何があったんですか?」
「レンちゃん……引っ越すよ!」
「へぇ?」
あまりにも突然の提案に、思わずソファから飛び起き聞き返す。
え、今引っ越すって言ったよね。何で?
「引っ越すって……急になんですか? ちゃんと説明してくださいよ」
「もちろん。レンちゃんもこの国の王が最近変わったのを知ってるだろ。その関係で私は呼ばれたんだけど……」
それについては知っている。前の王は病死したらしい。
もう年だったし、特に陰謀が絡んだとかそういう話ではないはずだけど……
「新しい王とその周りがが近々隣国と戦争をするとか言い出してね。私にまた宮廷魔術師として協力しろと言ってきたんだ」
「なるほど……それで?」
「もちろん断ったよ。戦争のために研究してるわけではないからね。何より……私をクビにしたのはあいつらなんだよ! 今さら何言ってんだ!」
やっぱ根に持ってるんじゃないか……
「でも王に逆らったことは確かだからね、この国ではちょっとやりにくくなる」
「まあ、そりゃそうですよね」
「だったら、引っ越しするいい機会かなって。戦争といっても小競り合い程度でここらへんは大丈夫だろうけど、わざわざそんなことになって留まることはないからね」
もう、勝手だな……でもそれもいいかもしれない……
「一週間後には出発しようかなって思ってる、荷物とかまとめておいてね。と言っても、ただ放り込んでおくだけだけど」
「わかりました」
◆◆◆ ◆◆◆
「ブルルッ」
「おっと、よしよし」
軽くなだめてから馬にまたがる。セシルさんのコネで国からもらった、美しい毛並みが特徴の名馬が僕の馬だ。
乗馬の技術はもちろん教えてもらったし、魔力を通す特製の手綱のおかげで力はいらない。それに加え会話とまではいかなくてもある程度の意思疎通も可能だ。
「さて、行こうか。挨拶とかした?」
「大丈夫ですよ」
これまで暮らしていた家に一つ礼をして、振り替える。
そうして朝日が照らし、草原の朝露がまだ乾かぬうちに僕たちはこの国を後にした。
七年間、色々あったけど……楽しかったな。
「ところで次はどこ行くんですか? 聞いてなかったですけど」
「こことはだいぶ離れた海沿いの国へ行こうかと思っているよ」
「ほう、いいですね~」
「まあ、最初に住む場所やお仕事を確保しないとね。他にもやることはあるし、始めのうちは慌ただしいかも」
僕たちの腕前なら特に困ることもないだろう。蓄えはたくさんあるし心配はいらない。普通に働いてもいいし、今度は教える側になってもいいな。
セシルさんなら、普通の魔術師の仕事などに加えて今までのように医者……のようなことをやっていれば手っ取り早く稼げるだろう。
あと、そういえば……
「荷物の整理をしているとき、いくつかの研究レポートが無かったんですけど知りませんか? セシルさんのやつでしたけど」
「ああ、あれは……こっちでの知り合いの魔術師にあげてきた」
「いいんですか? 長年やってきたのに」
「いいんだよ、私はレンちゃんよりは長くあの国にはお世話になってきた。こんな別れになったとしても、それは感謝している。ちゃんと信頼できるやつに渡してきたし、悪用できるものでもないしね」
「あの国への置き土産といったところですか」
「そうそう、流石に何も渡さずに消えちゃ後々面倒になったりするかもしれないし。まあ単なる気まぐれの偽善に過ぎないかもしれないけど」
「いいえ……正しいことをしたと思いますよ」
セシルさんは無言で頷いた。まあまあ長くやっていた研究のはずだ。
それでもわざわざ渡してきたのはやっぱりあの国のことが気に入っていたのだろう。
「……ねえ、レンちゃん。私からもちょっと聞きたいことがあるんだけど……」
「ん? 何ですか」
その声からは大切な話であることがわかる。何かしたっけ?
「もし……もし元の世界に戻れるとしたら……どうする?」
「え、元って……できるんですか!」
それはまさかの内容だった。
確か以前は世界間の移動はある程度のブレがあり、自由な移動はできないと言っていたはずだが。
「最近、そっちの研究に進展があってね。今さらな話かもしれないけど……もう少しでそういったこともできそうなんだ」
「はあ……」
「こういうことができるようになるのならば、やはりきちんと聞いておかなければいけない事だと思ってね。レンちゃんが戻りたいのだとすれば、この世界の魔力を持たせてあげるよ。今のレンちゃんなら何だってできるでしょ。あまり好き勝手は良くないけど」
「そうですか……」
「もちろんこれからずっと私と一緒にいてもいい。でも決めるのはレンちゃん自身だ。どちらの選択をしたとしてもかまわないよ」
今でも時々、元の世界の風景や家族、友人の顔を思い出すことがある。それが懐かしく、夜中一人でできる事なら戻りたいと泣いていたことも何度もある。それが叶う機会だ。
そしてこの世界で得た技術や知識、さらに魔力も持ち込めるのならば、大抵のことはできるだろう。
「…………」
セシルさんは黙って僕の答えを待っている。確かにいい話だ。ここに来たばかりの自分だったら、戻ることを選択しているかもしれない。
しかし、今の僕の答えは決まっていた。
「僕は……セシルさんと一緒にいます。そうやってこれまでみたいに二人で……多くの土地を、世界を見て回りたいです」
僕はなんとなくわかっていた。
セシルさんはきっと僕に自分とずっとずっと共にいてほしいと思っていたことを、だけど僕のためにこの選択をさせてくれたことを。
それでも────自分に正直になって出した、本心からの結論だった。
「そっか……じゃあこれからもよろしくね、レンちゃん!」
「はい! お願いします、セシルさん!」
そのまま数秒の沈黙の後、セシルさんは少しホッとしたような……そんな笑顔でそう言った。
それを見て、僕はこれからもずっと続くであろう二人での、楽しく不思議な生活を予感していた。
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