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街頭募金にイラッとಠ⁠_⁠ಠ

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「被災地の方々のためにご協力お願いします」
「よろしくお願いしまーす」
「お願いしまーす」

用事で街へ出かけたら
駅前広場で街頭募金を呼びかける人たちがいました。

ある日は◯◯党の旗を掲げた政治家の人たちが
また別の日は、△△商店の旗を掲げたお店の人たちが
募金箱を持ち、寒い中を、
通行人に呼びかけていました。

たいていの人は立ち止まることなく通り過ぎていました。
私もそのひとり。
というか、なんていうか、私は
イラッとしながら通り過ぎました。

なぜって
今やスマホを操作するだけで
どこへなりと送金できる世の中ですよ?
全国の皆さんがそうしたと思います。
私もそうしました。
ふるさとが被災した時には、私のほうが助けていただいた身です。
かの地の皆さんに、かの地の犬ちゃん猫ちゃんに
送った全額が直に役立ってほしいです。


あの街頭募金活動をしていた人たちは
何時間やっていたのでしょう?
私はその費やした時間が
もったいないと思います。
それよりも
自分自身がその日一生懸命に本来の仕事をして
得た収入を被災地支援の窓口に送金したほうが
良くないですか? って思うのです。

◯◯党の政治家の人たちは、
月々の給料を時給換算すると幾らになるのかな?
△△商店の人たちは、幾らになるのかな?
そのお金を
街頭募金に費やす時間のぶんだけ送金するほうが
良くないですか? って思うのです。

……そんなことを思い、思い、
つい、イラッとしながら
通り過ぎました。
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