次の風が吹いたら

ハロウィン

今宵 ハロウィン
古代ケルトの 民の祭り

夜になると
おばけたちが集うよ

ホウキに乗り 空を飛ぶ魔女
黒猫が笑う
カボチャ頭の おばけたちは
家々を訪ねまわる
『いたずらされたくなかったら、
お菓子を おくれ』

・・・

１０月末の 土曜の夜
おーちゃんと いっしょに
街へ出かけた

大通りは歩行者天国
にぎやかな祭典
大道芸を披露する ピエロや、バンパイア
おばけファッションの観客

いつもの店に入ると

わあ！
店の中も 
おばけファッションの人で いっぱい
私の となりの席にも
おばけファッションの人

あのね
こんな日は、きっとね

ホンモノの おばけも
遊びに来てるよ

(２０１８年 １０月３１日)

※※※※※

～ハロウィンの起源～
サウィン(新年を迎える祭礼)
古代ケルトの暦では、新年は11月1日に始まるとされていた。
1年の終わりである10月31日は、死者の領域。
異界の扉が開くと言われていた。
ドルイドが、神々への捧げものとして作物を火にくべ、魔除けの儀式をおこなった。
これが後に『ハロウィン』となり、現代に受け継がれている。