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戦争の終結
終演の戦い
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息をゼエゼエ吐きながら争う影が二つ、1つは人間、しかし強靭な肉体と魔力をもつ女勇者、ジャンヌだ。
「ふ、魔王!貴様はもう弱ってるな!おとなしく私に退治されろォ!!」剣をもう1つの影にふりかざす、目標は魔王だ、しかし突如空間に闇ができそれを受け止めた。
「ククク、勇者よ、そんなモノで!我を倒せるカアアアァァァ!!!」その魔王が手を勇者に向けると影の背後から無数の魔方陣が現れた、そして
「憤激の魔道龍!!紅と蒼の混沌炎によって焼かれるが良いぞォ!」魔方陣から紅と蒼の炎が渦を巻きジャンヌに襲いかかるがジャンヌは冷静な分析をした
(憤激の魔道龍はSS級の呪文、しかしその中では魔力の消費量は少ないほう、つまり相手に魔力はほとんど残ってない、つまりもう弱ってるよいう事!この呪文をくぐり抜けありったけの一撃を叩き込める!)ジャンヌは自身のアーマー、創造神の魔聖鎧 の緑に輝く宝石に詠唱文字を書き込み呪文に向けると宝石からありったけの光が輝き、イビル・ツインズ・ドラゴン をかき消した。
「な!?」魔王が油断した時ジャンヌは走りだし魔王に一撃を叩き込めた、必殺技でもない、ただの一撃を……
魔王はよろめき、地面に崩れさった。
静寂が最終決戦、魔王城屋上を覆っていた、が、魔王が意識を取り戻しゲホ、ゲホと血を吐いた音が静寂を切った。
「なにか遺言はあるか……」
「あいにく嫁も子もおらん、殺れ」ジャンヌは剣を魔王の喉元に突き刺す前にこういった
「あんたのせいで……あんたのせいで私達の村は崩壊しかけた!あんたの部下が疫病を振り撒いたせいで!」
剣が魔王の喉元に突き刺ささろうと一気に下ろされた時、魔王の口が動き、こう言った
「え!?ちょっ!ちょっとタンマ!」
「……何よ?遺言はないのよね?」
「いや、違う違う、え~と、その疫病、なんで我?」
「……とぼけないでよ、あんたが魔物達を操り、私達の村に病気を振り撒いたのでしょう?」
「……」無言のまま魔王はよいしょと立ち上がり名簿帳を確認し電話をかけた
「……我だ、魔王だ、我の魔王軍に病気使いがいるか調べろ……アア、……ハア……え?……ああ、ご苦労」チン!と電話を戻すとスタスタと勇者の方に歩いていき勇者に話した
「あー……我の魔王軍に……病原体呪文を扱える者はおらぬ」
「……え?嘘よね?」
「いや……本当だ、うん」
「……マジで?」
「なんなら今から魔物情報表もってこようか?」
「……えー……エエエエエエエエ!!!」少女の絶叫が屋上に響いた
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「な!?」魔王が油断した時ジャンヌは走りだし魔王に一撃を叩き込めた、必殺技でもない、ただの一撃を……
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静寂が最終決戦、魔王城屋上を覆っていた、が、魔王が意識を取り戻しゲホ、ゲホと血を吐いた音が静寂を切った。
「なにか遺言はあるか……」
「あいにく嫁も子もおらん、殺れ」ジャンヌは剣を魔王の喉元に突き刺す前にこういった
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剣が魔王の喉元に突き刺ささろうと一気に下ろされた時、魔王の口が動き、こう言った
「え!?ちょっ!ちょっとタンマ!」
「……何よ?遺言はないのよね?」
「いや、違う違う、え~と、その疫病、なんで我?」
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「……」無言のまま魔王はよいしょと立ち上がり名簿帳を確認し電話をかけた
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「あー……我の魔王軍に……病原体呪文を扱える者はおらぬ」
「……え?嘘よね?」
「いや……本当だ、うん」
「……マジで?」
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