SOARS MUSICAL PROJECT Vol,2「COSMOS」脚本

シーン３３ 【町田回想】

＊照明変化

BGM１１　【　ユウキなら問題ない　】＊オケ　CUT IN

 

町田　　　　「咲良ちゃーん！！くそ、どこにいるんだ！」

 

＊そこへ、秋野が走ってくる。

 

秋野　　　　「すみません！町田さん！」

町田　　　　「え？誰・・あ、君は！たしか、この前、荻野部長とカフェにいた。」

秋野　　　　「秋野です。少し、お話し宜しいでしょうか？」

町田　　　　「すまないけど、今、立て込んでて、また、今度でいいかな。」

秋野　　　　「いや、今じゃないと駄目なんです！」

町田　　　　「いや、だから、今は急いでて。」

 

＊町田、走去ろうとするが、秋野が阻む

 

町田　　　　「何をするんだ！離せ！」

秋野　　　　「だから、大事な話なんです！本当はあなたに話したくはないんですけど。」

町田　　　　「何をわけのわからない事を。」

 

＊秋野、町田を殴る

 

秋野　　　　「あ、すみません！大丈夫ですか？」

町田　　　　「君ね！！心配するなら殴るなよ！」

秋野　　　　「でも、止まってくれないから！とにかく、俺見たんです！

木ノ下さんのパソコンを夜中に弄る杉本さんを。」

町田　　　　「え・・？　それは本当か！！」

秋野　　　　「本当です！警備員室の監視モニターにも録画してます。

前日に葵さんが木ノ下さんのパソコンのアダプターと携帯を盗るの見たんで、

閉店してからも録画してたんです。」

町田　　　　「へえ、キミ、咲良ちゃんの事が好きなんだ。だから、僕に言いたくないと。

気にしなくても、僕は咲良ちゃんの事、」

 

＊秋野、町田を殴る。

 

秋野　　　　「あ、すみません！大丈夫ですか！」

町田　　　　「いや、だから！」

秋野　　　　「これ、黙っててください！！木ノ下さんには俺から聞いたって言わないでください！

お願いします！」

町田　　　　「あ、ああ。しかし、」

秋野　　　　「いいんです！決めた事なんで！」

町田　　　　「秋野君って言ったか、また、今度飯でも行こうか。」

秋野　　　　「そんな事より、葵さんと行ってあげてください。あの人、町田さんの事好きで、

それで木ノ下さんに嫉妬して、苛めてるみたいなんで。それじゃ、あとはお願いします。」

町田　　　　「荻野部長にカフェで話しかけたのも、うちの内情聞いて咲良ちゃんを守るためだったんだろ？

もし、さくらちゃんに伝われば、」

秋野　　　　「だから、」

 

＊秋野、町田を殴る

 

秋野　　　　「あ、すみません！」

町田　　　　「だから！」

BGM１１　【　ユウキなら問題ない　】＊オケ　CUT OUT

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