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2章 二人の前途は多難です!
聖女、飲む!
しおりを挟む翠の園支店のフリースペース
窓際にあるその場所には優しい光とそよ風が入って来ていた。
窓際の少し離れた机の上でデザイン用紙を持ち、何時も下ろしている美しいミルクティーベージュ色のその髪を大きなリボンがついたバナナクリップでまとめ上げているのがリエル・シュルテンヴェル。
そのリエルの前で落ち着きがない様子で辺りをキョロキョロと見渡している亜麻色の髪を持ったリエルより年下であろう男の子の名はディーノ。
今回のリエルのお客様である。
「ではオーダーメイドの手順を先に説明させていただきますね。と、言ってもそう難しいものではないので気軽に聞いてくださいね。
オーダーメイドの手順として、まず初めにディーノ様に金銀、プラチナ、天然の宝石などの中から素材を選んでいただき、その後デザインを描いていきます。
そこで満足が行く出来になったようでしたらそのまま刻印に移ります。
もし満足行かなかった場合も何度でもデザインを描くことは可能ですのでお声がけください。
さて、この当たりで説明は以上になりますが何か質問等ございますか?」
そう手順を手元の液晶を指しながら説明していくリエルにディーノは、首を横に振りながらこう応えた。
「だ、だいじょうぶ、ですっ。でも…呼び方…」
「呼び方?」
「お姫様…に様付けで呼んで貰うの…」
「あぁ、そうですね…ではディー君と、」
ディーノのその言葉を聞いて自分の前世の癖が抜けて居ないことに気がついたリエルは即座に呼び方を変えた。
その事に安心した様子のディーノを見て大丈夫だと判断したリエルは液晶に触れ、画像を出してからディーノに説明を始めた。
「では、素材から決めていきましょう」
「は、はい。よろしくお願いします!!」
____________________
「まず…、お相手は女性で宜しいでしょうか?」
と、資料を見せながら唐突に呟いたリエルにディーノは驚いた表情を浮かべてこう答えた。
「何でわかったんですか…?僕声に……?」と。それに対してリエルは
「いいえ、先程からディー君が見られていたジュエリーの画像がそういった方向けだったので…女性かな?と思ったのですよ」と、何でもないように答え、ディーとの話し合いを始めていった。
「これ…可愛い……」
「これにするなら素材は……」
「ん…でもこうしたくて…」
_____________________
それから数時間ほどたち、素材とデザインが決まった頃には外はもう緋色に染まっていた。
この後用事があるというディーノにリエルは
「ではまた明日、同じ時間帯に来ていただけますか?見本をいくつか作って見ようと思っているので…」
と話をつけたあとディーノを見送るためにフリースペースから立ち上がり、店の入口の方へ向かった。
が、入口に近づけば近づくほど気のせいかと思っていた女性の金切り声が強く聞こえてきた。
リエルはディーノに自分の後ろにいるように言った後、ゆっくりと入口のドアに向かって歩いた。
ドアの直ぐ側まで近づいたことで女性の姿が見えてきた。
髪は焦げ茶、腫れぼったい一重目にアイホール全体を囲む髪色と同じアイシャドウ、ボテッと唇全体に乗せた真っ赤としか言いようのないリップ。
肌荒れしまくりの肌にこれまたど派手なピンクの、今にも裂けそうな程ぴっちぴちのタイトドレス。
ラフレシアの香水でもつけているのかというほど強い匂い。控えめに言って最悪であった。
そんな女性を目の前にして
「(え……?デジャブを感じるのだけれど……)」とものの見事に固まってしまっていたリエルだったが、次に女性が放った言葉に思わず女性の顔面をぶん殴りたくなっていた。
____________________
____________________
「煩いわね!この私の言う事が聞けないって言うの!?早く私にあれを売りなさいよ!早く!」
と言いながら叫び、従業員に抑えられている女性を見てリエルは一瞬にして冷めた目で(前にもあんなお客いたのよね…)と思いつつ他の従業員に説明を求めた。
と、言っても従業員の殆どがお客様への説明と暴れている女性を止めるために必死だったため、すぐ近くにいたアリシアに声をかけた。
アリシアから聞いたリエルは何とか抑え込んだ怒りの感情がまた沸き上がって来るのと同時に己の平常心を保とうとしていた心の糸がプツン、と切れたのを感じていた。
____________________
お気に入り登録してくださった方が123人も!!
前日、前々日と続けて投稿ができていなかったのに…ありがとうございます~、
私感激のあまり涙が……(´;ω;`)ブワッ
改めまして、文章を書いてあとは公開にするだけ、というタイミングで何でかわからないけどデータがぶっ飛んで2000字くらい水の泡になって発狂しそうになりました。結ノ葉です。
あの見習いDJゲームのデータがぶっ飛んでしまったので再ダウンロードして4日ほどで要約1から今配布されているストーリーを全部読むことに成功しました。……あれ、おかしいな、私そんなに隈目立たない肌の色のはずなんだけど……黒いな……アイライン伸びた…、?
本日は朝から時間ギリギリに起きる+髪爆発+アイシャドウ割れる+筆見つからない+アイライン失敗+櫛どっかにやる+髪ゴムも無くす。というフルコンボを経験したのですけれど何とかなりましたわ……まだ大丈夫…前髪は死んだケド…
「ちょっと~?金〇雀ちゃん?????」by.改めて一番最後までやったら感情が抑えきれなかったDJ見習い
「おわっ、何でおんねん!!誕生日やから祝えって…ほら、超特大クリームソーダや!飲んだらはよ帰れ!」by.漫才師に部屋突撃されるあがり症の教師
「さて…と、読書でもしようかな。」by.子供人気も女性人気も抜群なお医者様
「お菓子は持ってへんけど、ネタならぎょーさんもっとるで!爆笑ギャグを見たい子はここに一列に並びや~」by.本日主役の漫才師
因みに本日10回ぶん回して白〇木さんと軍人さんのssrが引けましてよ!今がチャンス!ですわ!
ヒプマイはガチャで夢を見られる数少ないやつ……今のうちにやっておくと(๑•̀ㅂ•́)و✧!!
窓際にあるその場所には優しい光とそよ風が入って来ていた。
窓際の少し離れた机の上でデザイン用紙を持ち、何時も下ろしている美しいミルクティーベージュ色のその髪を大きなリボンがついたバナナクリップでまとめ上げているのがリエル・シュルテンヴェル。
そのリエルの前で落ち着きがない様子で辺りをキョロキョロと見渡している亜麻色の髪を持ったリエルより年下であろう男の子の名はディーノ。
今回のリエルのお客様である。
「ではオーダーメイドの手順を先に説明させていただきますね。と、言ってもそう難しいものではないので気軽に聞いてくださいね。
オーダーメイドの手順として、まず初めにディーノ様に金銀、プラチナ、天然の宝石などの中から素材を選んでいただき、その後デザインを描いていきます。
そこで満足が行く出来になったようでしたらそのまま刻印に移ります。
もし満足行かなかった場合も何度でもデザインを描くことは可能ですのでお声がけください。
さて、この当たりで説明は以上になりますが何か質問等ございますか?」
そう手順を手元の液晶を指しながら説明していくリエルにディーノは、首を横に振りながらこう応えた。
「だ、だいじょうぶ、ですっ。でも…呼び方…」
「呼び方?」
「お姫様…に様付けで呼んで貰うの…」
「あぁ、そうですね…ではディー君と、」
ディーノのその言葉を聞いて自分の前世の癖が抜けて居ないことに気がついたリエルは即座に呼び方を変えた。
その事に安心した様子のディーノを見て大丈夫だと判断したリエルは液晶に触れ、画像を出してからディーノに説明を始めた。
「では、素材から決めていきましょう」
「は、はい。よろしくお願いします!!」
____________________
「まず…、お相手は女性で宜しいでしょうか?」
と、資料を見せながら唐突に呟いたリエルにディーノは驚いた表情を浮かべてこう答えた。
「何でわかったんですか…?僕声に……?」と。それに対してリエルは
「いいえ、先程からディー君が見られていたジュエリーの画像がそういった方向けだったので…女性かな?と思ったのですよ」と、何でもないように答え、ディーとの話し合いを始めていった。
「これ…可愛い……」
「これにするなら素材は……」
「ん…でもこうしたくて…」
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それから数時間ほどたち、素材とデザインが決まった頃には外はもう緋色に染まっていた。
この後用事があるというディーノにリエルは
「ではまた明日、同じ時間帯に来ていただけますか?見本をいくつか作って見ようと思っているので…」
と話をつけたあとディーノを見送るためにフリースペースから立ち上がり、店の入口の方へ向かった。
が、入口に近づけば近づくほど気のせいかと思っていた女性の金切り声が強く聞こえてきた。
リエルはディーノに自分の後ろにいるように言った後、ゆっくりと入口のドアに向かって歩いた。
ドアの直ぐ側まで近づいたことで女性の姿が見えてきた。
髪は焦げ茶、腫れぼったい一重目にアイホール全体を囲む髪色と同じアイシャドウ、ボテッと唇全体に乗せた真っ赤としか言いようのないリップ。
肌荒れしまくりの肌にこれまたど派手なピンクの、今にも裂けそうな程ぴっちぴちのタイトドレス。
ラフレシアの香水でもつけているのかというほど強い匂い。控えめに言って最悪であった。
そんな女性を目の前にして
「(え……?デジャブを感じるのだけれど……)」とものの見事に固まってしまっていたリエルだったが、次に女性が放った言葉に思わず女性の顔面をぶん殴りたくなっていた。
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「煩いわね!この私の言う事が聞けないって言うの!?早く私にあれを売りなさいよ!早く!」
と言いながら叫び、従業員に抑えられている女性を見てリエルは一瞬にして冷めた目で(前にもあんなお客いたのよね…)と思いつつ他の従業員に説明を求めた。
と、言っても従業員の殆どがお客様への説明と暴れている女性を止めるために必死だったため、すぐ近くにいたアリシアに声をかけた。
アリシアから聞いたリエルは何とか抑え込んだ怒りの感情がまた沸き上がって来るのと同時に己の平常心を保とうとしていた心の糸がプツン、と切れたのを感じていた。
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前日、前々日と続けて投稿ができていなかったのに…ありがとうございます~、
私感激のあまり涙が……(´;ω;`)ブワッ
改めまして、文章を書いてあとは公開にするだけ、というタイミングで何でかわからないけどデータがぶっ飛んで2000字くらい水の泡になって発狂しそうになりました。結ノ葉です。
あの見習いDJゲームのデータがぶっ飛んでしまったので再ダウンロードして4日ほどで要約1から今配布されているストーリーを全部読むことに成功しました。……あれ、おかしいな、私そんなに隈目立たない肌の色のはずなんだけど……黒いな……アイライン伸びた…、?
本日は朝から時間ギリギリに起きる+髪爆発+アイシャドウ割れる+筆見つからない+アイライン失敗+櫛どっかにやる+髪ゴムも無くす。というフルコンボを経験したのですけれど何とかなりましたわ……まだ大丈夫…前髪は死んだケド…
「ちょっと~?金〇雀ちゃん?????」by.改めて一番最後までやったら感情が抑えきれなかったDJ見習い
「おわっ、何でおんねん!!誕生日やから祝えって…ほら、超特大クリームソーダや!飲んだらはよ帰れ!」by.漫才師に部屋突撃されるあがり症の教師
「さて…と、読書でもしようかな。」by.子供人気も女性人気も抜群なお医者様
「お菓子は持ってへんけど、ネタならぎょーさんもっとるで!爆笑ギャグを見たい子はここに一列に並びや~」by.本日主役の漫才師
因みに本日10回ぶん回して白〇木さんと軍人さんのssrが引けましてよ!今がチャンス!ですわ!
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