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番外編
可愛いモノが好きな妻が可愛すぎて困る件 (2) ※イライアス視点
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背後でジェシカが着替えるのを、イライアスは衣擦れの音に耳をすませながらソワソワして待っていた。
やがて、着替え終わったらしいジェシカがイライアスの背中をツン、と触る。
「ど、どうかしら……?」
イライアスは後ろを振り返る。ジェシカは、ベビードールを身に纏い、恥ずかしそうに頬を染めてベッドに腰かけていた。
「っ……!!」
イライアスは、言葉を失う。
ジェシカが着たベビードールは、繊細なレース生地にたっぷりとギャザーが入ったデザインで、場所によっては布の下の肌が透けて見え、かなり煽情的だ。胸下に切り替えがあり、可愛らしいリボンが飾られている。下半身には、何も着けていない。
恥じらうように肩を縮こませる姿は、いつもの気高い騎士の姿とはかけ離れた姿で、それがまた一層イライアスの欲を煽った。
振り返っていきなり黙ってしまったイライアスに、ジェシカは不安そうな顔をした。
「こ、こんなにかわいい服、やっぱり似合わない……?」
「まさか。最高だ」
イライアスは食い気味に答える。むしろ似合いすぎて困るほどだ。しかし、ここで動揺してしまっては格好がつかない。イライアスは内心の動揺を隠しながら、膝頭をポンポン叩いた。
「“こっちへ来て”」
ジェシカはイライアスのコマンドに頷くと、向かい合うようにイライアスの膝にちよこんと座る。背の高いジェシカがイライアスの膝上に座ると、二人の顔は急接近する。
イライアスとジェシカは至近距離で見つめあった。光の当たり方で様々な表情を見せるジェシカの美しい双眸が、イライアスだけをひたむきに映す。
二年前であれば、こうやってお互いを見つめあう時間が来るなんて、想像もつかなかっただろう。ジェシカを遠ざけるために、イライアスはずっとこの瞳から目を逸らし続けてきたのだから。
「可愛いなジェシカ。そのベビードール、本当に似合っている。着てくれてありがとう」
「うん……」
イライアスのリワードに、ジェシカが照れたようにへにゃりと微笑んだ。その表情だけで、イライアスの心はたちまち満たされる。DomとSubはお互いを満たし合う関係だ。だから、ジェシカが喜べば、イライアスもまた嬉しい。身体の奥にあるDomとしての本能が満たされ、心が穏やかに凪いでいく。
お互いの額をコツンとぶつけ、ジェシカがくすぐったそうに笑った。どちらからともなく唇を重ねると、ジェシカはうっとりと目を閉じた。たまらず、イライアスはジェシカの身体を抱きしめる。余計な肉の一切ついていないスレンダーな身体は、滑らかで、触っていて心地よい。いつまでも抱きしめていたくなるほどだ。
「……ジェシカ、本当に可愛いな。この色も、似合っている。まるで、ジェシカのためにあるような色だ。ジェシカの綺麗な肌が、一層綺麗に見える」
「いつも言ってるけど、イーライはちょっと大げさに褒め過ぎ……」
「そんなことはない。事実だ」
腕の中の妻に囁くと、ジェシカは恥ずかしそうに身をよじらせる。しかし嫌がられているわけではないのは、その仕草から明らかだった。
イライアスは優しく髪を撫でながら、そっとベッドに押し倒す。
「ん……」
唇を重ね、何度も角度を変えてついばむようにキスを繰り返すと、次第にジェシカの瞳の輪郭がぼやりと蕩けていく。
イライアスが首筋から鎖骨にかけてのなだらかなラインをなぞり、それから胸元へと移動させていくと、ジェシカが切なげに声を漏らした。ぷっくりとした双丘の頂が、薄いレースを押し上げている。
「もう、こんなに尖らせて」
イライアスが指先でその頂をつまむと、ジェシカの身体がびくんと震えた。
プレイ中のジェシカはひどく敏感だ。身体の外側も内側も、どこに触れても身体を震わせ、目を潤ませる。本人は不本意かもしれないが、イライアスのすることにいちいち律儀に反応を示すのが可愛くて仕方がない。
指先でカリカリと引っ掻くように弄ると、乳頭が布越しに次第に硬くなる。胸の形をなぞるように下へと滑らせ、胸を覆っている薄布の下から手を入れると、わずかに汗ばんだ柔肌が吸い付くように手に馴染む。
「あっ……、んうっ……♡ イーライ、気持ちい……」
格好がいつもと違うせいか、いつもよりもジェシカの声が上ずっている気がする。
ジェシカが口元を押さえようとするのを「“声を聞かせて”」とコマンドで禁じ、イライアスはますます淫らに愛撫を続ける。
くすぐるように触るだけで、ジェシカは身悶えした。ベビードールがしどけなく乱れ、白い太股が付け根まであらわになる。
「あっ……、ん……」
「ちゃんと感じてえらいな」
「誰のせいで……、ひゃっ……っ♡」
イライアスが手を伸ばし、ジェシカの股の間に指を滑らせる。何も着ていないそこは、すでにしっとりと濡れていた。
「期待してた?」
「う、うるさいわね……っ!」
ジェシカは熟れた林檎のように顔を真っ赤にさせて頬を膨らます。頬をつついてから揶揄いたくなる衝動をなんとか抑え、「すまなかった」とイライアスは謝る。しかし、それが笑い混じりだったため、ジェシカはさらにむくれてそっぽを向いてしまった。かろうじて見えている耳は真っ赤だ。
(さすがに揶揄いすぎたか……?)
ジェシカは被虐性のあるSubであるが、誇り高い騎士でもある。プレイの途中でも、自尊心を傷つけるような言動は注意しなければならない。
慌てたイライアスは、ジェシカを後ろから抱きしめる。
「すまなかった。機嫌を直してくれ、ジェシカ」
長い髪からのぞいたうなじに口づけ、耳たぶを唇で食む。ジェシカはくすぐったそうに身をよじり、イライアスの腕の中で身体の向きを変える。
そして、突然自分から唇を合わせてきた。
不意打ちのキスに、イライアスは息を呑む。唇を離したジェシカは、してやったりというようにいたずらっぽく目を細めた。美しいエメラルド色の瞳がキラキラと輝く。
「ふふ、ひっかかった――、んむっ」
意趣返しにイライアスがキスを返すと、今度はジェシカが顔を真っ赤にさせて固まる番だった。指先まで真っ赤にして、イライアスを涙目で睨んでくる。
「ちょっと! どうしてキスするのよ!」
「先に仕掛けてきたのはジェシカだろう。それとも、キスがいやだったか?」
「……っ、そういうわけじゃないけど……」
ジェシカは赤い顔のまま、恨めしそうに唇を尖らす。
(本当に、可愛いな……)
出会って十年以上経つが、ジェシカのコロコロ変わる表情は昔と変わらない。
騎士としてある程度感情はコントロールするよう言われているものの、ジェシカは嬉しければ笑うし、悲しければ泣く。裏表はまるでない。
そんなジェシカの素直な感情表現があまりに可愛らしく、イライアスの情緒は毎日乱されっぱなしだ。それでも不快に思わないから、不思議で仕方ない。本来のイライアスは、心を乱される行為はなるべく排除する傾向にあるのに、ジェシカと一緒にいる時は、積極的に情緒を乱されたいと思ってしまう。
一般的にはDomがSubを支配するものだと言うが、イライアスはどうもジェシカに自分が支配されているようにしか思えなかった。
やがて、着替え終わったらしいジェシカがイライアスの背中をツン、と触る。
「ど、どうかしら……?」
イライアスは後ろを振り返る。ジェシカは、ベビードールを身に纏い、恥ずかしそうに頬を染めてベッドに腰かけていた。
「っ……!!」
イライアスは、言葉を失う。
ジェシカが着たベビードールは、繊細なレース生地にたっぷりとギャザーが入ったデザインで、場所によっては布の下の肌が透けて見え、かなり煽情的だ。胸下に切り替えがあり、可愛らしいリボンが飾られている。下半身には、何も着けていない。
恥じらうように肩を縮こませる姿は、いつもの気高い騎士の姿とはかけ離れた姿で、それがまた一層イライアスの欲を煽った。
振り返っていきなり黙ってしまったイライアスに、ジェシカは不安そうな顔をした。
「こ、こんなにかわいい服、やっぱり似合わない……?」
「まさか。最高だ」
イライアスは食い気味に答える。むしろ似合いすぎて困るほどだ。しかし、ここで動揺してしまっては格好がつかない。イライアスは内心の動揺を隠しながら、膝頭をポンポン叩いた。
「“こっちへ来て”」
ジェシカはイライアスのコマンドに頷くと、向かい合うようにイライアスの膝にちよこんと座る。背の高いジェシカがイライアスの膝上に座ると、二人の顔は急接近する。
イライアスとジェシカは至近距離で見つめあった。光の当たり方で様々な表情を見せるジェシカの美しい双眸が、イライアスだけをひたむきに映す。
二年前であれば、こうやってお互いを見つめあう時間が来るなんて、想像もつかなかっただろう。ジェシカを遠ざけるために、イライアスはずっとこの瞳から目を逸らし続けてきたのだから。
「可愛いなジェシカ。そのベビードール、本当に似合っている。着てくれてありがとう」
「うん……」
イライアスのリワードに、ジェシカが照れたようにへにゃりと微笑んだ。その表情だけで、イライアスの心はたちまち満たされる。DomとSubはお互いを満たし合う関係だ。だから、ジェシカが喜べば、イライアスもまた嬉しい。身体の奥にあるDomとしての本能が満たされ、心が穏やかに凪いでいく。
お互いの額をコツンとぶつけ、ジェシカがくすぐったそうに笑った。どちらからともなく唇を重ねると、ジェシカはうっとりと目を閉じた。たまらず、イライアスはジェシカの身体を抱きしめる。余計な肉の一切ついていないスレンダーな身体は、滑らかで、触っていて心地よい。いつまでも抱きしめていたくなるほどだ。
「……ジェシカ、本当に可愛いな。この色も、似合っている。まるで、ジェシカのためにあるような色だ。ジェシカの綺麗な肌が、一層綺麗に見える」
「いつも言ってるけど、イーライはちょっと大げさに褒め過ぎ……」
「そんなことはない。事実だ」
腕の中の妻に囁くと、ジェシカは恥ずかしそうに身をよじらせる。しかし嫌がられているわけではないのは、その仕草から明らかだった。
イライアスは優しく髪を撫でながら、そっとベッドに押し倒す。
「ん……」
唇を重ね、何度も角度を変えてついばむようにキスを繰り返すと、次第にジェシカの瞳の輪郭がぼやりと蕩けていく。
イライアスが首筋から鎖骨にかけてのなだらかなラインをなぞり、それから胸元へと移動させていくと、ジェシカが切なげに声を漏らした。ぷっくりとした双丘の頂が、薄いレースを押し上げている。
「もう、こんなに尖らせて」
イライアスが指先でその頂をつまむと、ジェシカの身体がびくんと震えた。
プレイ中のジェシカはひどく敏感だ。身体の外側も内側も、どこに触れても身体を震わせ、目を潤ませる。本人は不本意かもしれないが、イライアスのすることにいちいち律儀に反応を示すのが可愛くて仕方がない。
指先でカリカリと引っ掻くように弄ると、乳頭が布越しに次第に硬くなる。胸の形をなぞるように下へと滑らせ、胸を覆っている薄布の下から手を入れると、わずかに汗ばんだ柔肌が吸い付くように手に馴染む。
「あっ……、んうっ……♡ イーライ、気持ちい……」
格好がいつもと違うせいか、いつもよりもジェシカの声が上ずっている気がする。
ジェシカが口元を押さえようとするのを「“声を聞かせて”」とコマンドで禁じ、イライアスはますます淫らに愛撫を続ける。
くすぐるように触るだけで、ジェシカは身悶えした。ベビードールがしどけなく乱れ、白い太股が付け根まであらわになる。
「あっ……、ん……」
「ちゃんと感じてえらいな」
「誰のせいで……、ひゃっ……っ♡」
イライアスが手を伸ばし、ジェシカの股の間に指を滑らせる。何も着ていないそこは、すでにしっとりと濡れていた。
「期待してた?」
「う、うるさいわね……っ!」
ジェシカは熟れた林檎のように顔を真っ赤にさせて頬を膨らます。頬をつついてから揶揄いたくなる衝動をなんとか抑え、「すまなかった」とイライアスは謝る。しかし、それが笑い混じりだったため、ジェシカはさらにむくれてそっぽを向いてしまった。かろうじて見えている耳は真っ赤だ。
(さすがに揶揄いすぎたか……?)
ジェシカは被虐性のあるSubであるが、誇り高い騎士でもある。プレイの途中でも、自尊心を傷つけるような言動は注意しなければならない。
慌てたイライアスは、ジェシカを後ろから抱きしめる。
「すまなかった。機嫌を直してくれ、ジェシカ」
長い髪からのぞいたうなじに口づけ、耳たぶを唇で食む。ジェシカはくすぐったそうに身をよじり、イライアスの腕の中で身体の向きを変える。
そして、突然自分から唇を合わせてきた。
不意打ちのキスに、イライアスは息を呑む。唇を離したジェシカは、してやったりというようにいたずらっぽく目を細めた。美しいエメラルド色の瞳がキラキラと輝く。
「ふふ、ひっかかった――、んむっ」
意趣返しにイライアスがキスを返すと、今度はジェシカが顔を真っ赤にさせて固まる番だった。指先まで真っ赤にして、イライアスを涙目で睨んでくる。
「ちょっと! どうしてキスするのよ!」
「先に仕掛けてきたのはジェシカだろう。それとも、キスがいやだったか?」
「……っ、そういうわけじゃないけど……」
ジェシカは赤い顔のまま、恨めしそうに唇を尖らす。
(本当に、可愛いな……)
出会って十年以上経つが、ジェシカのコロコロ変わる表情は昔と変わらない。
騎士としてある程度感情はコントロールするよう言われているものの、ジェシカは嬉しければ笑うし、悲しければ泣く。裏表はまるでない。
そんなジェシカの素直な感情表現があまりに可愛らしく、イライアスの情緒は毎日乱されっぱなしだ。それでも不快に思わないから、不思議で仕方ない。本来のイライアスは、心を乱される行為はなるべく排除する傾向にあるのに、ジェシカと一緒にいる時は、積極的に情緒を乱されたいと思ってしまう。
一般的にはDomがSubを支配するものだと言うが、イライアスはどうもジェシカに自分が支配されているようにしか思えなかった。
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