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本編
オリヴェルの本性(1)
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「あれ、ここは……?」
目を覚まして上半身を起こすと、ジェシカは酷い眩暈を感じた。胸のあたりがムカムカする。
ジェシカがいたのは、見覚えのない部屋だった。
(私、オリヴェルさんのコマンドで倒れて……)
気を失ったジェシカは、オリヴェルにこの部屋まで運び込まれたらしい。髪型や臙脂色のドレスは、王宮でのパーティーの時のままだ。靴は脱がされている。
部屋は薄暗く、壁や床は石造りで、ひんやりと肌寒い。カーテンを閉め切っているでいで、薄らぼんやりあたりが見える程度の明るさだ。かろうじて本棚や机など、家具が置かれているのが見える。
昏倒してからゆうに数時間は経過しているだろう。レオナルドとの話を終えてパーティー会場に戻ったイライアスは、もうすでにジェシカの姿がないと気づいて心配しているに違いない。
ジェシカは未だに強い眩暈のする頭を振る。
「早く戻らなきゃ……」
「ああ、目が覚めましたか。思ったより早かったですね」
急に、誰もいないと思っていた部屋に男の声が響いた。
素早く左右を見ると、部屋のに真ん中に置かれていたソファから、男が立ち上がったのが見えた。
「オリヴェルさん……」
名前を呼ばれて、オリヴェルはゆったりと微笑む。細められたその瞳に光はない。
先ほどまでの正装と違い、ゆったりとしたシャツとズボンを身に付けている。長い髪は結んでおらず、背中に流されていた。
オリヴェルは丸眼鏡を押し上げながらゆっくりとベッドに近づき、目を見開くジェシカにうっとりとした眼差しを向けた。
「ああ、ジェシカが私の屋敷にいるなんて。夢のようです」
ジェシカが横たえられていたベッドに腰かけたオリヴェルは、ジェシカの頬を無遠慮に撫でまわす。嫌悪感に動悸が激しくなり、ジェシカは逃げようとするものの、なぜか体に力が入らない。
「……なにこれ。身体が、熱い」
風邪を引いた時の気だるさとは、明らかに違う。身体中が火照っているのに、身体の中心は凍えるように寒い。
そして、何よりジェシカを苛むのは身体の奥で蟠るような疼きだった。Domに支配されたくて仕方ない。Subとしての本能が、理性を蝕む。今すぐにでも誰かに命令されたい。そうしなければ、襲い来る焦燥感に頭がおかしくなってしまいそうだ。
「なにを、……したんですか……ッ!?」
「薬が効いているようですね。先ほど渡したリンゴ酒は、隣国ユークリストで開発された薬です。世間一般的に言えば、媚薬と呼ばれるものですが、正しくはダイナミクス促進剤、と言うべきでしょうね。本当は金猫亭で飲ませるはずだったのですが、あの時は横やりがはいりましたから」
横やりというのは、おそらくイライアスがオリヴェルが頼んだリンゴ酒を、奪い取ったことを言っているのだろう。イライアスはずっとオリヴェルを怪しいと言っていたが、彼の言うことは正しかったのだ。
オリヴェルの本性を見抜けなかった自分の不甲斐なさに、ジェシカは唇を噛んだ。
(あの時、イライアスの言ったことをちゃんと信じていれば……)
パートナーのいるSubは、他のDomからのコマンドに多少抵抗できる。しかし、オリヴェルの飲ませた薬は、その抵抗力すら奪ってしまう類の薬のようだ。ジェシカがオリヴェルのコマンドに大人しく従ってしまったのは、おそらくこの薬のせいだろう。
苦々しい思いとは裏腹に、身体はどんどん火照っていく。喉あたりをぎゅっと掴まれたように、呼吸するのも苦しい。
「信じてたのに……」
「ああ、その屈辱に歪んだ顔、本当に愛らしいですね。たまらない。貴女ほどDomの本能をくすぐる人はいない。高貴で凛としたSubほど、屈服させた時の悦びは格別ですからね」
オリヴェルのうっとりと細められた瞳の奥は、虚空のような闇が渦巻いていた。
「今日こそ、貴女を私のモノにします。我が屋敷でずっと可愛がってあげますよ。他にも何人かSubがいますが、誰よりも良い待遇を約束します。少なくとも、あの女よりはずっと」
オリヴェルは部屋の暗がりを顎をしゃくる。
冷たい視線の先には薄桃色のドレスを纏った小柄な女が、部屋の隅に置かれた椅子にちょこんと座っていた。
透けるような白い肌に、美しい亜麻色の髪。そして、甘く整った顔かたち。首元には、豪奢なカラーがつけられている。
見覚えのある姿に、ジェシカはハッとした。
「リーデ様!?」
ジェシカが呼びかけたものの、リーデの反応はない。椅子に座って目を開けてはいるものの、意識が朦朧としているらしい。
オリヴェルはやれやれ、とばかりに肩を竦めた。
「この女の躾はつまらないものでしたよ。口を開けば、レオナルドとしか鳴かない。そのくせ、なかなかにしぶといので、どの女よりも手が焼けました」
「……もしかして、リーデ様以外にもいるってことですか?」
「ええ、もちろんです。そこの女の他に、別の部屋に四人ほど」
いなくなったSubの令嬢たちはリーデを含めて五人。数は合致する。
ジェシカはオリヴェルを睨んだ。
「Subの貴族令嬢たちが行方不明になっている事件の犯人は、オリヴェルさんだったんですね」
「御名答」
オリヴェルはにっこりと微笑む。
「生意気なSubをサブドロップさせるのが、私の趣味なんです。貴女が野盗にサブドロップさせられた時は素晴らしかった。屈辱でぐしゃぐしゃになった顔も、上目遣いに男どもを睨みつける目も、地に伏せたその身体も、全てが愛らしかった。今度は、私の手で貴女を跪かせ、サブドロップさせたいとどれほど願ったことか……」
「悪趣味だわ」
「今はどんな失言も許しましょう。なんせ、貴女は特別な存在ですからね。戦いの女神イダルシアのごとく強く、高潔で、美しい。だからこそ、その身体を穢しがいがあるというもの。ああ、これほどまでに支配欲をかきたてられるSubはいない」
「なにを言って――」
突如、大きな熱の塊が真正面からぶつかったような衝撃がジェシカを襲った。身体がガクガクと震え、天と地がひっくり返ったかのような眩暈を覚える。
目を覚まして上半身を起こすと、ジェシカは酷い眩暈を感じた。胸のあたりがムカムカする。
ジェシカがいたのは、見覚えのない部屋だった。
(私、オリヴェルさんのコマンドで倒れて……)
気を失ったジェシカは、オリヴェルにこの部屋まで運び込まれたらしい。髪型や臙脂色のドレスは、王宮でのパーティーの時のままだ。靴は脱がされている。
部屋は薄暗く、壁や床は石造りで、ひんやりと肌寒い。カーテンを閉め切っているでいで、薄らぼんやりあたりが見える程度の明るさだ。かろうじて本棚や机など、家具が置かれているのが見える。
昏倒してからゆうに数時間は経過しているだろう。レオナルドとの話を終えてパーティー会場に戻ったイライアスは、もうすでにジェシカの姿がないと気づいて心配しているに違いない。
ジェシカは未だに強い眩暈のする頭を振る。
「早く戻らなきゃ……」
「ああ、目が覚めましたか。思ったより早かったですね」
急に、誰もいないと思っていた部屋に男の声が響いた。
素早く左右を見ると、部屋のに真ん中に置かれていたソファから、男が立ち上がったのが見えた。
「オリヴェルさん……」
名前を呼ばれて、オリヴェルはゆったりと微笑む。細められたその瞳に光はない。
先ほどまでの正装と違い、ゆったりとしたシャツとズボンを身に付けている。長い髪は結んでおらず、背中に流されていた。
オリヴェルは丸眼鏡を押し上げながらゆっくりとベッドに近づき、目を見開くジェシカにうっとりとした眼差しを向けた。
「ああ、ジェシカが私の屋敷にいるなんて。夢のようです」
ジェシカが横たえられていたベッドに腰かけたオリヴェルは、ジェシカの頬を無遠慮に撫でまわす。嫌悪感に動悸が激しくなり、ジェシカは逃げようとするものの、なぜか体に力が入らない。
「……なにこれ。身体が、熱い」
風邪を引いた時の気だるさとは、明らかに違う。身体中が火照っているのに、身体の中心は凍えるように寒い。
そして、何よりジェシカを苛むのは身体の奥で蟠るような疼きだった。Domに支配されたくて仕方ない。Subとしての本能が、理性を蝕む。今すぐにでも誰かに命令されたい。そうしなければ、襲い来る焦燥感に頭がおかしくなってしまいそうだ。
「なにを、……したんですか……ッ!?」
「薬が効いているようですね。先ほど渡したリンゴ酒は、隣国ユークリストで開発された薬です。世間一般的に言えば、媚薬と呼ばれるものですが、正しくはダイナミクス促進剤、と言うべきでしょうね。本当は金猫亭で飲ませるはずだったのですが、あの時は横やりがはいりましたから」
横やりというのは、おそらくイライアスがオリヴェルが頼んだリンゴ酒を、奪い取ったことを言っているのだろう。イライアスはずっとオリヴェルを怪しいと言っていたが、彼の言うことは正しかったのだ。
オリヴェルの本性を見抜けなかった自分の不甲斐なさに、ジェシカは唇を噛んだ。
(あの時、イライアスの言ったことをちゃんと信じていれば……)
パートナーのいるSubは、他のDomからのコマンドに多少抵抗できる。しかし、オリヴェルの飲ませた薬は、その抵抗力すら奪ってしまう類の薬のようだ。ジェシカがオリヴェルのコマンドに大人しく従ってしまったのは、おそらくこの薬のせいだろう。
苦々しい思いとは裏腹に、身体はどんどん火照っていく。喉あたりをぎゅっと掴まれたように、呼吸するのも苦しい。
「信じてたのに……」
「ああ、その屈辱に歪んだ顔、本当に愛らしいですね。たまらない。貴女ほどDomの本能をくすぐる人はいない。高貴で凛としたSubほど、屈服させた時の悦びは格別ですからね」
オリヴェルのうっとりと細められた瞳の奥は、虚空のような闇が渦巻いていた。
「今日こそ、貴女を私のモノにします。我が屋敷でずっと可愛がってあげますよ。他にも何人かSubがいますが、誰よりも良い待遇を約束します。少なくとも、あの女よりはずっと」
オリヴェルは部屋の暗がりを顎をしゃくる。
冷たい視線の先には薄桃色のドレスを纏った小柄な女が、部屋の隅に置かれた椅子にちょこんと座っていた。
透けるような白い肌に、美しい亜麻色の髪。そして、甘く整った顔かたち。首元には、豪奢なカラーがつけられている。
見覚えのある姿に、ジェシカはハッとした。
「リーデ様!?」
ジェシカが呼びかけたものの、リーデの反応はない。椅子に座って目を開けてはいるものの、意識が朦朧としているらしい。
オリヴェルはやれやれ、とばかりに肩を竦めた。
「この女の躾はつまらないものでしたよ。口を開けば、レオナルドとしか鳴かない。そのくせ、なかなかにしぶといので、どの女よりも手が焼けました」
「……もしかして、リーデ様以外にもいるってことですか?」
「ええ、もちろんです。そこの女の他に、別の部屋に四人ほど」
いなくなったSubの令嬢たちはリーデを含めて五人。数は合致する。
ジェシカはオリヴェルを睨んだ。
「Subの貴族令嬢たちが行方不明になっている事件の犯人は、オリヴェルさんだったんですね」
「御名答」
オリヴェルはにっこりと微笑む。
「生意気なSubをサブドロップさせるのが、私の趣味なんです。貴女が野盗にサブドロップさせられた時は素晴らしかった。屈辱でぐしゃぐしゃになった顔も、上目遣いに男どもを睨みつける目も、地に伏せたその身体も、全てが愛らしかった。今度は、私の手で貴女を跪かせ、サブドロップさせたいとどれほど願ったことか……」
「悪趣味だわ」
「今はどんな失言も許しましょう。なんせ、貴女は特別な存在ですからね。戦いの女神イダルシアのごとく強く、高潔で、美しい。だからこそ、その身体を穢しがいがあるというもの。ああ、これほどまでに支配欲をかきたてられるSubはいない」
「なにを言って――」
突如、大きな熱の塊が真正面からぶつかったような衝撃がジェシカを襲った。身体がガクガクと震え、天と地がひっくり返ったかのような眩暈を覚える。
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