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<おまけのおまけ>元騎士団長の溺愛事情
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穏やかな昼下がりの午後、広い庭を小さな子供がぽてぽてと少々危なっかしい足取りで歩いていた。白く滑らかな丸い頬はほんのりと桃色に染まり、澄んだ碧眼やふわふわの銀髪は陽の光でキラキラと輝いている。時々、何か気になるものがあるのか、立ち止まってどこかを眺めては、再びぽてぽてと歩き出す。
その様子をハラハラと後ろで眺めていたレンナート・ベルナクは、ついに耐えられなくなった様子で庭先を歩きまわる娘に声をかけた。
「ドリー、あまり遠くに行くな!」
「はぁい」
レンナートの呼びかけに、ドリーと呼ばれた小さな少女は小さな手を空に突き上げて、元気よく返事を返す。が、やはり危なっかしい足取りは変わらない。
レンナートの娘のドリーは、三カ月前一歳になったばかり。最近はよく歩くようになり、行動範囲を少しずつ広げていた。子供の成長は喜ばしいことではあるものの、もとより心配性なところがあるレンナートは可愛い娘の一挙一動にいつもヒヤヒヤする破目になる。
今日もまた、レンナートは休日の庭の手入れをそっちのけにして娘の様子を見守っていた。
「ドリー! ちゃんと足元を見なさい! 転んだらどうする!」
「はぁい」
レンナートの呼びかけに、ドリーは再び可愛らしい返事をする。ちゃんと聞いているのかいないのかは、分からない。
隣で庭木に水をやっていたレンナートの妻、ロゼッタはくすりと小さく笑みをもらした。
「レンナートさん、そんなに心配ならドリーのそばに行ってあげたらどうですか?」
「いや、しかし……、俺は普段から手を出しすぎだと自覚がある。こういう時くらいは、本人の自主性に任せた方が……」
そう言いながら、レンナートはオロオロと落ち着きなくその場を二往復した。右手でスコップを握りしめ、もう一方の袖は空っぽのまま落ち着きなく揺れている。
ロゼッタはもう一度小さく笑って、レンナートの隣に立つ。
「ふふ、そんなに心配しなくても、大丈夫ですよ。芝生の上で転んでも、痛くありませんから」
ふわりと吹く風に髪をなびかせ、上目遣いでそう言ったロゼッタに、レンナートは思わずドキリとする。
騎士団に所属し、月光を纏ったような銀髪にちなんで「白薔薇の騎士」と呼ばれ、誰をも魅了していたロゼッタだが、子供を産んだ今もその美貌はまったく衰えていない。それどころか、家族が増えてより柔和な笑顔が増えたロゼッタは、以前にも増して魅力的なったとレンナートは思う。
ロゼッタの美貌に目を奪われたレンナートだったが、ややあって小さく咳払いをした。
「なんだか、ドリーを見ていると小さいお前を見ているようだな……」
「たしかに、ドリーは私とそっくりですもんね。時々自分でも不思議に思うほどです」
ロゼッタは大真面目に頷く。
二人の娘であるドリーだが、その容姿は銀髪に碧眼と、完璧に白薔薇の騎士の生き写しだった。人によっては「ロゼッタとドリーは年がうんと離れた双子なんじゃないか」と冗談を言う人もいるほどだ。
「でも、性格はレンナートさんに似てますよ。私は手当たり次第になんでも口に入れていたと母から聞いたことがありますが、あの子はそんなことはないですから」
「手当たり次第に、なんでも……!?」
「ええ、なんでもです。おもちゃに、タオル、鍵、それから、木の葉なんかも食べようとしたことがあったみたいですよ。母も父も、私から目が離せなかったとか」
「それはなんというか、大変だっただろうな……」
レンナートは低く唸る。
最近のドリーは、少し目を離しただけで姿を消してしまうことが多い。そんな彼女が手当たり次第になんでも口にするような性格だったらと思うと、考えただけで肝が冷える。
(いや、そうはいっても、子供のやることだ。もしかしたらドリーも、好奇心で目に付くものをなんでも食べる時期が来るのかもしれない)
その時のために、もう少し掃除の頻度を増やすべきか真剣に考えこむレンナートは、ふと頬のあたりに視線を感じた。見ると、ロゼッタがくすくすと笑いながら、レンナートを見つめている。
「なんだ、ロゼッタ」
「ふふ、レンナートさんったら、またドリーのことを心配してる」
「それは……、まあ、親なら当然だ」
「レンナートさんが良いパパになってくれて、よかったです」
そう言って、ロゼッタはレンナートの袖を掴む。
「でも、時々、ちょっとだけドリーに妬いちゃうんです。私のことも、もう少し構ってほしいなって……」
呟くようにそう言ったロゼッタの白皙の頬がだんだん真っ赤になっていく。その美しい瞳は、うろうろと彷徨って落ち着かない。結婚して四年経った今も、ロゼッタの愛情表現はいまだにぎこちない瞬間がある。
レンナートはたまらなくなって、ロゼッタの体を引き寄せ、片腕の中に閉じ込めた。
「わわっ」
ロゼッタは小さく悲鳴をあげ、レンナートの腕の中で体を硬くした。その身体は華奢で、ロゼッタが騎士団の中でも指折りの騎士であることを忘れそうになる。
「俺は……、お前とドリーがいてくれて、本当に幸せ者だ。いつもありがとう、ロゼッタ」
優しく耳元で呟くと、ロゼッタの耳がさらに赤くなる。
「やっぱり、レンナートさんと結婚してよかったです。一時期は離婚したいなんて言ってたから、どうなるかと心配しましたけど」
「そ、それは……。本当にすまなかったと思っている……」
レンナートは眉を顰めて目を伏せた。
左腕を失って自信喪失してしまったレンナートは騎士団を去り、一時期は自暴自棄になっていた。半ば押しかけるように妻となったロゼッタに冷たく当たってしまったこともある。
「あの時のお前には、本当に苦労をかけてしまった。夜な夜な酒場に出向いては、酔っぱらって帰ってくるような男が夫で、お前も不甲斐なかっただろう」
「そんなことありません! 私は、レンナートさんと結婚できて本当に嬉しかったんですから!」
「しかし……」
自責の念に駆られ、レンナートは視線を外す。そんなレンナートを、ロゼッタが優しく呼んだ。
「レンナートさん」
その声に誘われるように、レンナートがゆっくりと顔を向けると、唇に柔らかいものが触れ、すぐに離れていく。目を見開くと、ロゼッタが唇に人差し指を押し当てて恥ずかしそうにはにかんだ。
「今が幸せだから、何も問題ありません」
「ロゼッタ……」
こちらに向けられた美しい瞳は、昔と何も変わらない。ひたむきで、ただレンナートを想う愛情に溢れている。
不器用だがいじらしい、確かな愛にずっと支えられてきたのだと、レンナートはあらためて気づかされる。
(……ああ、敵わないなぁ。何もかも完敗だよ、まったく)
この温もりを、レンナートはもう二度と離すつもりはない。レンナートは、ロゼッタを抱きしめる右腕に力を込める。
今度はレンナートから口づけようとしたその時、庭先で「きゃあ」という、可愛らしい悲鳴が響く。レンナートとロゼッタが驚いて振り向くと、ドリーが芝生の上に座り込んでいた。
「ドリー!」
二人の声が重なり、慌てて我が子のもとへ走り寄る。
両親が揃って走ってくるのが楽しかったのか、ドリーはケラケラと笑いながら柔らかな手を空に向かって伸ばす。
爽やかな風が吹く初夏の空は、抜けるように青かった。
~~
嬉しい感想をいただいたのでおまけのお話も書いちゃいました。
リクエストありがとうございました✿
その様子をハラハラと後ろで眺めていたレンナート・ベルナクは、ついに耐えられなくなった様子で庭先を歩きまわる娘に声をかけた。
「ドリー、あまり遠くに行くな!」
「はぁい」
レンナートの呼びかけに、ドリーと呼ばれた小さな少女は小さな手を空に突き上げて、元気よく返事を返す。が、やはり危なっかしい足取りは変わらない。
レンナートの娘のドリーは、三カ月前一歳になったばかり。最近はよく歩くようになり、行動範囲を少しずつ広げていた。子供の成長は喜ばしいことではあるものの、もとより心配性なところがあるレンナートは可愛い娘の一挙一動にいつもヒヤヒヤする破目になる。
今日もまた、レンナートは休日の庭の手入れをそっちのけにして娘の様子を見守っていた。
「ドリー! ちゃんと足元を見なさい! 転んだらどうする!」
「はぁい」
レンナートの呼びかけに、ドリーは再び可愛らしい返事をする。ちゃんと聞いているのかいないのかは、分からない。
隣で庭木に水をやっていたレンナートの妻、ロゼッタはくすりと小さく笑みをもらした。
「レンナートさん、そんなに心配ならドリーのそばに行ってあげたらどうですか?」
「いや、しかし……、俺は普段から手を出しすぎだと自覚がある。こういう時くらいは、本人の自主性に任せた方が……」
そう言いながら、レンナートはオロオロと落ち着きなくその場を二往復した。右手でスコップを握りしめ、もう一方の袖は空っぽのまま落ち着きなく揺れている。
ロゼッタはもう一度小さく笑って、レンナートの隣に立つ。
「ふふ、そんなに心配しなくても、大丈夫ですよ。芝生の上で転んでも、痛くありませんから」
ふわりと吹く風に髪をなびかせ、上目遣いでそう言ったロゼッタに、レンナートは思わずドキリとする。
騎士団に所属し、月光を纏ったような銀髪にちなんで「白薔薇の騎士」と呼ばれ、誰をも魅了していたロゼッタだが、子供を産んだ今もその美貌はまったく衰えていない。それどころか、家族が増えてより柔和な笑顔が増えたロゼッタは、以前にも増して魅力的なったとレンナートは思う。
ロゼッタの美貌に目を奪われたレンナートだったが、ややあって小さく咳払いをした。
「なんだか、ドリーを見ていると小さいお前を見ているようだな……」
「たしかに、ドリーは私とそっくりですもんね。時々自分でも不思議に思うほどです」
ロゼッタは大真面目に頷く。
二人の娘であるドリーだが、その容姿は銀髪に碧眼と、完璧に白薔薇の騎士の生き写しだった。人によっては「ロゼッタとドリーは年がうんと離れた双子なんじゃないか」と冗談を言う人もいるほどだ。
「でも、性格はレンナートさんに似てますよ。私は手当たり次第になんでも口に入れていたと母から聞いたことがありますが、あの子はそんなことはないですから」
「手当たり次第に、なんでも……!?」
「ええ、なんでもです。おもちゃに、タオル、鍵、それから、木の葉なんかも食べようとしたことがあったみたいですよ。母も父も、私から目が離せなかったとか」
「それはなんというか、大変だっただろうな……」
レンナートは低く唸る。
最近のドリーは、少し目を離しただけで姿を消してしまうことが多い。そんな彼女が手当たり次第になんでも口にするような性格だったらと思うと、考えただけで肝が冷える。
(いや、そうはいっても、子供のやることだ。もしかしたらドリーも、好奇心で目に付くものをなんでも食べる時期が来るのかもしれない)
その時のために、もう少し掃除の頻度を増やすべきか真剣に考えこむレンナートは、ふと頬のあたりに視線を感じた。見ると、ロゼッタがくすくすと笑いながら、レンナートを見つめている。
「なんだ、ロゼッタ」
「ふふ、レンナートさんったら、またドリーのことを心配してる」
「それは……、まあ、親なら当然だ」
「レンナートさんが良いパパになってくれて、よかったです」
そう言って、ロゼッタはレンナートの袖を掴む。
「でも、時々、ちょっとだけドリーに妬いちゃうんです。私のことも、もう少し構ってほしいなって……」
呟くようにそう言ったロゼッタの白皙の頬がだんだん真っ赤になっていく。その美しい瞳は、うろうろと彷徨って落ち着かない。結婚して四年経った今も、ロゼッタの愛情表現はいまだにぎこちない瞬間がある。
レンナートはたまらなくなって、ロゼッタの体を引き寄せ、片腕の中に閉じ込めた。
「わわっ」
ロゼッタは小さく悲鳴をあげ、レンナートの腕の中で体を硬くした。その身体は華奢で、ロゼッタが騎士団の中でも指折りの騎士であることを忘れそうになる。
「俺は……、お前とドリーがいてくれて、本当に幸せ者だ。いつもありがとう、ロゼッタ」
優しく耳元で呟くと、ロゼッタの耳がさらに赤くなる。
「やっぱり、レンナートさんと結婚してよかったです。一時期は離婚したいなんて言ってたから、どうなるかと心配しましたけど」
「そ、それは……。本当にすまなかったと思っている……」
レンナートは眉を顰めて目を伏せた。
左腕を失って自信喪失してしまったレンナートは騎士団を去り、一時期は自暴自棄になっていた。半ば押しかけるように妻となったロゼッタに冷たく当たってしまったこともある。
「あの時のお前には、本当に苦労をかけてしまった。夜な夜な酒場に出向いては、酔っぱらって帰ってくるような男が夫で、お前も不甲斐なかっただろう」
「そんなことありません! 私は、レンナートさんと結婚できて本当に嬉しかったんですから!」
「しかし……」
自責の念に駆られ、レンナートは視線を外す。そんなレンナートを、ロゼッタが優しく呼んだ。
「レンナートさん」
その声に誘われるように、レンナートがゆっくりと顔を向けると、唇に柔らかいものが触れ、すぐに離れていく。目を見開くと、ロゼッタが唇に人差し指を押し当てて恥ずかしそうにはにかんだ。
「今が幸せだから、何も問題ありません」
「ロゼッタ……」
こちらに向けられた美しい瞳は、昔と何も変わらない。ひたむきで、ただレンナートを想う愛情に溢れている。
不器用だがいじらしい、確かな愛にずっと支えられてきたのだと、レンナートはあらためて気づかされる。
(……ああ、敵わないなぁ。何もかも完敗だよ、まったく)
この温もりを、レンナートはもう二度と離すつもりはない。レンナートは、ロゼッタを抱きしめる右腕に力を込める。
今度はレンナートから口づけようとしたその時、庭先で「きゃあ」という、可愛らしい悲鳴が響く。レンナートとロゼッタが驚いて振り向くと、ドリーが芝生の上に座り込んでいた。
「ドリー!」
二人の声が重なり、慌てて我が子のもとへ走り寄る。
両親が揃って走ってくるのが楽しかったのか、ドリーはケラケラと笑いながら柔らかな手を空に向かって伸ばす。
爽やかな風が吹く初夏の空は、抜けるように青かった。
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