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「この起こし方は止めろ。心臓に悪い」
「えー、最高に良い目覚めじゃない?」
「どこがだ。また縛られるんじゃないかとヒヤヒヤするから止めてくれ」
そう言ってオズワルドは私に覆いかぶさり、何を思ったのか首筋を甘く噛んでくる。
「ちょ、お休みの日はそういう気分にならないんでしょ⁉️」
私が問いかけると、オズワルドは少しだけ首を傾げてすぐにニヤリと笑った。
「お前が相手だとそうでもないようだ」
そう言ってオズワルドは私のナイトドレスの中に手を差し入れてきて、胸をゆるゆると揉みだす。
「んっ」
思わず漏れた声にオズワルドは意地悪に笑って噛みつくようなキスをしてきた。
それから私達は夕飯の時間までたっぷりと互いの性欲を発散させ、何だかスタミナがつきそうな夕食を食べて今度はソファでして、やがて――。
「流石にタイムリミットだな」
「月がもうあんな所まで昇ってるけど、大丈夫なの?」
「大丈夫ではないな。御者がハラハラしていそうだ」
笑いを噛み殺しながらシャワーを浴びに行ったオズワルドは、そのまま軍服に着替える。
その間に私も適当なドレスを着てオズワルドの曲がった勲章を直すと、背伸びをしてオズワルドの頬にキスをした。
「お疲れ様でした、王。今日はゆっくりお休みを堪能できましたか?」
「お前がそんな態度を取ってくると寒気がするが、まぁなかなか充実した休みだったんじゃないか」
「なら良かった! さて! 私もこれからお仕事頑張るぞ!」
意気込んだ私を見て、途端にオズワルドの表情が暗くなる。
「なぁ、一つだけお前に命令だ」
「命令?」
「ああ。王からの勅令という奴だ」
低い声で真顔でそんな事を言いだしたオズワルドに私が身構えると、オズワルドは私の両肩を握りしめて言った。
「今後は絶対に、俺以外の奴に中に出させるな。安全日でもだ」
「……は?」
「寝るのは良い。ここはそういう所だし、規制をしたらお前は性欲を持て余してそこら中の男という男を襲いかねないからな。だが中には、絶対に、誰にも出させるな。いいな? 必ず避妊具をつけろ。薬を飲めばいいなどとは思うな」
「……えっと……もし破ったら?」
「首が飛ぶ。この世界でも夢の腹上死が出来なくなるな?」
「それは嫌だよ! 何でそんな事急に!」
今まで散々戦場で中出しされても何も言わなかったオズワルドが、ここに来て
突然こんな事を言いだしたのかが本気で分からない。
けれどオズワルドはどうやら本気のようだ。
「何でもだ。王の勅令は絶対だ。せいぜい気をつけろよ。毎日点検しにくるからな」
「えー!」
何て理不尽な勅令なんだ! 思わず頬を膨らませた私の唇に、オズワルドは軽くキスをして私の手を引く。
「ほら、行くぞ。すぐにでも仕事に行きたいだろうが、せめて見送れ」
「はいはーい」
面倒そうに返事をした私の頬を軽くつねると、オズワルドと共にそのまま部屋を出た。
ロビーに行くとそこには数人の着飾った男性たちがオリガと話し込んでいる。
そんな中突然ロビーに現れたオズワルドを見て、男たちとオリガが急いで頭を下げた。
「王、今からお帰りですか?」
「ああ。馬車を前に回してくれ」
「はい、すぐに」
オリガはそう言って添えつけてあった電話で短い会話をした後、ちらりと私を見て首を傾げる。その顔は完全に何故ここにいるの? と尋ねていた。
「お見送りです」
「そうなの。今日はこの後一人いらっしゃる予定なのだけど――」
それを聞いて私は目を輝かせて手を上げる。
「はい! 私、私がお相手します! 痛い!」
手を上げた瞬間、後ろからオズワルドが耳を引っ張ってくる。
「せめて俺が行くまで待てが出来ないか?」
「えー……」
「……今、面倒な男だなと思ってるだろ?」
「うん、思ってる」
笑顔で答えた私を見て、オリガと頭を下げていた三人の男がゴクリと息を飲んだが、そんな皆とは裏腹にオズワルドは軽く私を睨んで肩を竦めただけだ。
「先ほどの勅令を忘れるなよ」
「はぁい」
「……言っておくが、破ったらお前を抱き潰すからな」
「え?」
その言葉に思わず目を輝かせた私を見て、オズワルドはすぐさま首を振って言い換えた。
「いや、投獄して自慰すら出来ないように一週間監禁してやる」
「……守るよ、ちゃんと」
「ならいい。行くぞ。それからお前たち」
そう言ってオズワルドが振り返った。そこには男達がまだ頭を下げている。そんな彼らにオズワルドがゾッとするような声音で言う。
「オリガはいくら口説いても無駄だ。あまり困らせるな」
「は、はい! わ、我々はこれで失礼致します!」
「ああ」
逃げるようにサロンを飛び出して行った男たちを見てオリガはようやくホッとしたような顔をしてオズワルドに頭を下げる。
「ありがとうございました、王」
「いや。ではな」
「はい。またのご利用をお待ちしております」
今度は深々と頭を下げたオリガを見て、私達もサロンのドアをくぐる。
馬車に乗り込んだオズワルドがふと窓から顔を出して手招きしてきた。
「なに?」
「これをお前に預けておく。あの部屋は好きに使え。それから毎日夜の18時以降は空けておけ。来られない時は連絡する。これは城の俺の部屋の番号だ」
「分かった。来られない時は他の人とヤッていい?」
「……ああ」
そう言って手渡されたのは、あの部屋の鍵と数字が羅列されたメモだ。それを何の気無しに受け取った私は、元気よく手を振ってオズワルドを見送ったが、オズワルドは始終何とも言えない顔をしていた。
意気揚々とサロンに戻ると、私は真っ直ぐオリガの元へ向かった。なし崩し的にここへやってきたが、そのままオズワルドに部屋へ連れ込まれたので実はここのシステムが何一つ分かっていない。
「お疲れ様。さっきの勅令って何のお話?」
おかしそうに尋ねてきたオリガに、私は端的に先ほどの話をオリガに教えた。すると、オリガは真剣な顔でコクリと頷く。
「そんな勅令が無くてもあなたにそんな事をする人は居ないと思うわ」
「え⁉️ ど、どうしてですか⁉️」
「だって万が一あなたに子どもが出来た場合、その子が王の子かどうか分からないと困るでしょう?」
「……そっか……でもあの凄く効く薬もあるのにな~」
何気なく言うと、オリガが困ったような顔をして私を見る。
「あのお薬はね、凄く良く効くけど、飲みすぎてはいけないのよ。副作用も大きいから王はあまり飲ませたくないみたい」
「そうなんですか⁉️」
「ええ。戦場では仕方ないかもしれないけど、それ以外での服用はあまり勧められてないの。だから存在も知らなかったでしょう?」
「確かに」
どんな薬にも副作用はあるし、なによりも避妊に絶対は無い。ましてやここでは王の子を妊娠した人が王妃になるような国なのだ。そりゃオズワルドとしょっちゅうしていて妊娠の可能性が高い人物に中出しする人など居ないだろう。
「えー、最高に良い目覚めじゃない?」
「どこがだ。また縛られるんじゃないかとヒヤヒヤするから止めてくれ」
そう言ってオズワルドは私に覆いかぶさり、何を思ったのか首筋を甘く噛んでくる。
「ちょ、お休みの日はそういう気分にならないんでしょ⁉️」
私が問いかけると、オズワルドは少しだけ首を傾げてすぐにニヤリと笑った。
「お前が相手だとそうでもないようだ」
そう言ってオズワルドは私のナイトドレスの中に手を差し入れてきて、胸をゆるゆると揉みだす。
「んっ」
思わず漏れた声にオズワルドは意地悪に笑って噛みつくようなキスをしてきた。
それから私達は夕飯の時間までたっぷりと互いの性欲を発散させ、何だかスタミナがつきそうな夕食を食べて今度はソファでして、やがて――。
「流石にタイムリミットだな」
「月がもうあんな所まで昇ってるけど、大丈夫なの?」
「大丈夫ではないな。御者がハラハラしていそうだ」
笑いを噛み殺しながらシャワーを浴びに行ったオズワルドは、そのまま軍服に着替える。
その間に私も適当なドレスを着てオズワルドの曲がった勲章を直すと、背伸びをしてオズワルドの頬にキスをした。
「お疲れ様でした、王。今日はゆっくりお休みを堪能できましたか?」
「お前がそんな態度を取ってくると寒気がするが、まぁなかなか充実した休みだったんじゃないか」
「なら良かった! さて! 私もこれからお仕事頑張るぞ!」
意気込んだ私を見て、途端にオズワルドの表情が暗くなる。
「なぁ、一つだけお前に命令だ」
「命令?」
「ああ。王からの勅令という奴だ」
低い声で真顔でそんな事を言いだしたオズワルドに私が身構えると、オズワルドは私の両肩を握りしめて言った。
「今後は絶対に、俺以外の奴に中に出させるな。安全日でもだ」
「……は?」
「寝るのは良い。ここはそういう所だし、規制をしたらお前は性欲を持て余してそこら中の男という男を襲いかねないからな。だが中には、絶対に、誰にも出させるな。いいな? 必ず避妊具をつけろ。薬を飲めばいいなどとは思うな」
「……えっと……もし破ったら?」
「首が飛ぶ。この世界でも夢の腹上死が出来なくなるな?」
「それは嫌だよ! 何でそんな事急に!」
今まで散々戦場で中出しされても何も言わなかったオズワルドが、ここに来て
突然こんな事を言いだしたのかが本気で分からない。
けれどオズワルドはどうやら本気のようだ。
「何でもだ。王の勅令は絶対だ。せいぜい気をつけろよ。毎日点検しにくるからな」
「えー!」
何て理不尽な勅令なんだ! 思わず頬を膨らませた私の唇に、オズワルドは軽くキスをして私の手を引く。
「ほら、行くぞ。すぐにでも仕事に行きたいだろうが、せめて見送れ」
「はいはーい」
面倒そうに返事をした私の頬を軽くつねると、オズワルドと共にそのまま部屋を出た。
ロビーに行くとそこには数人の着飾った男性たちがオリガと話し込んでいる。
そんな中突然ロビーに現れたオズワルドを見て、男たちとオリガが急いで頭を下げた。
「王、今からお帰りですか?」
「ああ。馬車を前に回してくれ」
「はい、すぐに」
オリガはそう言って添えつけてあった電話で短い会話をした後、ちらりと私を見て首を傾げる。その顔は完全に何故ここにいるの? と尋ねていた。
「お見送りです」
「そうなの。今日はこの後一人いらっしゃる予定なのだけど――」
それを聞いて私は目を輝かせて手を上げる。
「はい! 私、私がお相手します! 痛い!」
手を上げた瞬間、後ろからオズワルドが耳を引っ張ってくる。
「せめて俺が行くまで待てが出来ないか?」
「えー……」
「……今、面倒な男だなと思ってるだろ?」
「うん、思ってる」
笑顔で答えた私を見て、オリガと頭を下げていた三人の男がゴクリと息を飲んだが、そんな皆とは裏腹にオズワルドは軽く私を睨んで肩を竦めただけだ。
「先ほどの勅令を忘れるなよ」
「はぁい」
「……言っておくが、破ったらお前を抱き潰すからな」
「え?」
その言葉に思わず目を輝かせた私を見て、オズワルドはすぐさま首を振って言い換えた。
「いや、投獄して自慰すら出来ないように一週間監禁してやる」
「……守るよ、ちゃんと」
「ならいい。行くぞ。それからお前たち」
そう言ってオズワルドが振り返った。そこには男達がまだ頭を下げている。そんな彼らにオズワルドがゾッとするような声音で言う。
「オリガはいくら口説いても無駄だ。あまり困らせるな」
「は、はい! わ、我々はこれで失礼致します!」
「ああ」
逃げるようにサロンを飛び出して行った男たちを見てオリガはようやくホッとしたような顔をしてオズワルドに頭を下げる。
「ありがとうございました、王」
「いや。ではな」
「はい。またのご利用をお待ちしております」
今度は深々と頭を下げたオリガを見て、私達もサロンのドアをくぐる。
馬車に乗り込んだオズワルドがふと窓から顔を出して手招きしてきた。
「なに?」
「これをお前に預けておく。あの部屋は好きに使え。それから毎日夜の18時以降は空けておけ。来られない時は連絡する。これは城の俺の部屋の番号だ」
「分かった。来られない時は他の人とヤッていい?」
「……ああ」
そう言って手渡されたのは、あの部屋の鍵と数字が羅列されたメモだ。それを何の気無しに受け取った私は、元気よく手を振ってオズワルドを見送ったが、オズワルドは始終何とも言えない顔をしていた。
意気揚々とサロンに戻ると、私は真っ直ぐオリガの元へ向かった。なし崩し的にここへやってきたが、そのままオズワルドに部屋へ連れ込まれたので実はここのシステムが何一つ分かっていない。
「お疲れ様。さっきの勅令って何のお話?」
おかしそうに尋ねてきたオリガに、私は端的に先ほどの話をオリガに教えた。すると、オリガは真剣な顔でコクリと頷く。
「そんな勅令が無くてもあなたにそんな事をする人は居ないと思うわ」
「え⁉️ ど、どうしてですか⁉️」
「だって万が一あなたに子どもが出来た場合、その子が王の子かどうか分からないと困るでしょう?」
「……そっか……でもあの凄く効く薬もあるのにな~」
何気なく言うと、オリガが困ったような顔をして私を見る。
「あのお薬はね、凄く良く効くけど、飲みすぎてはいけないのよ。副作用も大きいから王はあまり飲ませたくないみたい」
「そうなんですか⁉️」
「ええ。戦場では仕方ないかもしれないけど、それ以外での服用はあまり勧められてないの。だから存在も知らなかったでしょう?」
「確かに」
どんな薬にも副作用はあるし、なによりも避妊に絶対は無い。ましてやここでは王の子を妊娠した人が王妃になるような国なのだ。そりゃオズワルドとしょっちゅうしていて妊娠の可能性が高い人物に中出しする人など居ないだろう。
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