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2.転生先はお金待ち

3.両親はリア充でした

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「ぅあ…おぎゃぁぁぁぁぁ!!!」
痛いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!こんなに産まれてくる時って痛いものなのか?!

どうも、浅葱です。新しい世界・アミゥテッドに産まれてから、今日で7日。目の前には、青髪美女と、銀髪美男そして、黒髪美女メイドさんがいます。
「…おはよう。ペイル。」
青髪美女さん(18歳といったところだろうか)がほっぺをふにふにしながら、柔らかく微笑んでいる。どうやら、俺の名前はペイルというようだ。まんま青だな……ん?なんで言うことわかるんだ?
pikon!
“全言語理解”“肉体強化”
▷言葉が~分からないと~不便だろうから~あげるね~
お!niceだミゥトラ様!
「んふふ~。お母様のエリーゼですよ。これから宜しくね。」
ふむふむ。エリーゼさんというこの美女が、俺の母親なのか。……………巨乳だな!
「おぉ!柔らかいな。私が、お前の父親のレオガルトだ。」
レオガルトさん(20歳くらい)が、父親か。くっそイケメンかよ!しかもこんな巨乳美女と結婚しやがって…ふざけんな!!!
…まあ、どちらも美形となると、俺の将来も有望だろう。
「シャナエ、あなたが使えるペイルよ。」
おや、この黒髪メイドさんは俺の専属メイドになるらしい。エリーゼさんよりも少し小さいが充分な巨乳だな…………ヒャッホーイ!
「ペイル様……これから、仕えさせていただきます、シャナエです。宜しくお願い致します。」
美人さんへのサービスだ!俺が作れる精一杯の笑顔を向ける。
「………はぅ。…………(可愛すぎる。天使のよu
……そう、天使なんだわ!ペイル様は天から使わされた子なんだわ。)」
あっあれ?顔が真っ赤っかだ。どうしたんたろ?
まぁ、怒ってる訳じゃあ、ないだろうから、いいか!

そうして、俺の1日は終わった。

その日の夜
フニフニ。
んぅ?なんだ?頬をつつかれてる…のか……?
「はぁー。気持ちいいわ。なんでこんなに可愛いのかしら?あら。起こしちゃったかしら。まだ寝てていいのよ、ペイル。」
頬つついていたのはどうやらお母様のようだ。
んー。………赤ちゃんっていうのは不便だ。直ぐに眠くなってしまう。
そっと頭を撫でられ、だんだん瞼が重くなり、また寝てしまった。
「ペイルはこれから色んな経験をすると思うわ。でも、どうか自由に生きてね。

……あっ。でもでも、あんまり奥さんはつくらないでね!私を構ってくれなくなったら嫌だもの。     おやすみ。ペイル。」
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