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第2章 強くてニューゲームズ

突然の怒り

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「おいおい、なんでお前が攻撃するんだよ…」

俺は今、お兄さんを守るために攻撃を防いだ。

なんでこうなったんだっけ...


ーーー5分前ーーー

「よーい、始め!!!!」

審判が決まり、始まりの合図があった。
次の瞬間、お兄さんの俺の腹に風穴を開け、元の位置に戻っていった。

ここで決闘についての補足を...

ルール

決闘する時は、必ず賭け事をすること。

勝ち負けの判断は、審判に託す。

何をしても良い。

相手を殺してしまった場合、決闘のみ免罪とする。

こんな感じ、ちなみに俺がかけたのは、俺の強さの秘訣に、少量の金。

お兄さんがかけたのが、この学校にいる間の金の全額負担、ついでに奴隷の受け渡し。

お兄さんは、名のある奴隷商の息子で、好きな奴隷を5人やる、と言ってきた。

ということで、本気出す!

と、思ったんだけど…

『ご主人になんてことを!!!!』

そう言って、悪魔の一人が突っ込んで行ってしまったので...

冒頭に戻る。





『あっあれ?ご主人?生きてるんです?』

「たりめーだバーカ、今ので死ぬやつがどこにいる?」

『人間は多分全員死ぬと思いますよ...』

悪魔の声は、届かないのであった。

しばらくどうしようか迷っていると、観客席から先生が飛び出し、俺と悪魔との間に入った。

「逃げろ!!!!こいつは原始の悪魔だ!!!!全員死ぬぞ!!!!」

「え?こいつそんなに強いんですか?」

「そうだ!!!かつてあった世界をゼロに返したと言われている!!!」

「でも、先生...」

「早く逃げろと言っているだろう!!!!」

あ~この先生随分焦ってるなー…

「先生!聞いてください!」

「なんだ!」

「その悪魔!僕の従魔です!」

「は?」

先生と、逃げ惑う生徒全員が、こちらを見ながら固まった。

「い...今なんて...」

「だから、僕の従魔ですって」

「「「「「「「はーーー!!!!!!?????」」」」」」」

「げ...原始の悪魔が従魔って...」

「本当ですよ?」

「しょ...証拠は...?」

たどたどしいな…まぁ無理もないか…元の世界で言えば、『ペット連れてきて~』って言ったら、ライオン連れてきた並にビックリだ。

『証拠なんて...ご主人にひれ伏せば良いですか?』

「あ~うんよろしく」

そう言うと、悪魔が俺の足元に跪き、頭を下げた。

ここで一つ...俺って今5歳じゃん、身長めっちゃ低いじゃん、足元って言っても顔と顔が同じ高さなんだが...

「本当だ...」

「アイツ何者だ...」

「私の弟が...」

「何言ってんだ、あれは俺の弟だ」

「いやいや、私の...」

「何言ってんの?私の...」

自分のだコールが始まり、俺は失笑を浮かべる。

「僕は、お兄ちゃん、お姉ちゃん達の弟だよ!!!!大家族だ!!!!」

そう言ってニッコリ笑う。
すると...

「兄弟...俺達が...」

「そうだ!!!!!!みんな家族だ!!!!兄弟だ!!!!」

「「「「「ウオオオオオオ!!!!」」」」」

何言ってんだ俺、まぁ落ち着いたし、良いけど。

「アルフ君、後で学園長室に来なさい」

「はい」

なんか...やな予感がする。


##############################


どうも、今日は学校がお休みなので、出来るだけ多く出したいと思います。

全部読んでくれたら、嬉しいです。

最強願望者でした。
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