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第四部 星巡再会
116 守りたいもの
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復活したリーシャンが、俺の頭によじ登って小躍りする。
「わーい、カナメ、竜に変身できるようになったんだ。仲間ナカーマ!」
「そういうスキルが追加されただけだ。ってか、俺の頭の上で踊るな」
頭の上に手を伸ばしたが、リーシャンは器用に俺の手をかわした。
「遊んでる場合じゃないだろ! 枢、タンザナイトが」
夜鳥が青ざめた顔で、俺とリーシャンに突っ込む。
「ああ」
タンザナイトは、夜鳥の出身国だ。
確かダンジョンの上に立っている国で、冒険者相手の商売で国益を上げているんだっけ。
俺はリーシャンを振り払うのを諦めて腕組みした。
「正体不明の軍勢がダンジョンから沸いてきたらしいが……さて、どうやってタンザナイトに行こうか」
タンザナイトとアダマスをつなぐ転送ポートは設置されていないから、早く行こうと思ったら空を飛んでいくしかない。
「ふふふ。私の出番ね……!」
椿が胸を張る。
雪の結晶の飾りが付いた杖を振り、彼女は呪文を唱えた。
「召喚! 白クマくんアイス!」
なんだその召喚獣の名前は。
大聖堂の外に、もくもく白い雲が沸いた。
雲は巨大な白クマに見えなくもない。
「さあ乗っても良いわよ! そして快適なフカフカ具合に恐れおののきなさい!」
「主旨ちげーじゃん。あれ、どう見ても遅いだろ」
鈍重そうな雲を見上げ、俺はこめかみを揉んだ。
雲から縄梯子が降りてくる。
仕方ない。せっかく召喚してくれたのだから有効活用しよう。俺たちが縄梯子を登って雲の上に着くと、リーシャンが元の巨大な竜神の姿に戻った。
「僕が引っ張って行ってあげる!」
縄梯子をくわえて全力飛行を始めるリーシャン。
雲がすごい勢いで動き始める。
「ちょっ、雲、けずれて消えてってないか?!」
「おかしいわねー」
高速飛行に端から削れていく白い雲。
雲の面積が広いから、今は俺たちの乗る場所があるが、この調子で削れていったら、その内消えてなくなるのではなかろうか。
「スリル満点な乗り物ですね!」
と、楽しそうにする心菜。
「お前ら、いい加減にしろよ! 着くまでに装備の点検とか、作戦を考えるとか、いろいろすることがあるだろう!」
常識人で真面目な夜鳥は怒っているが、誰ひとり反応する気配は無い。
装備の点検か。そういえば……。
「真、これ、持っとけよ」
俺は銀色のイヤリングを、真の手のひらに落とした。
「これ何?」
「死風荒野で、毒を無効にするアイテムを作って皆に配ったんだ。その余り」
心菜と真以外には渡していたので、念のため、だ。
心菜に渡している青い鳥の髪飾りは、特殊攻撃、精神攻撃、状態異常を無効化するから、これは必要ないだろう。
「ありがとう枢っち。俺は状態異常に耐性あるけど、必ず無効化できる訳じゃないから、心強いぜ」
真は嬉しそうにアイテムを受け取った。
「誰かさんがいわく、仲間の証、だったかな」
サナトリスがくすりと笑う。その後ろで大地が「おえっ」と口元を押さえた。
「酔ったっす……うぅ」
吐くなよ!
そんなこんなで、雲が全部消える前に何とかタンザナイトに着いた。
上空からタンザナイトの街を俯瞰すると、砂漠の中のオアシスに見える。
四角い黄土色の建物が連なっており、要所で背の高い塔が存在感を主張していた。普段、冒険者が行き交っているだろう往来は、不気味な静けさに包まれている。
突然、街の中央で爆音が響いた。
広範囲に渡り砂埃がまき散らされる。
砂埃の下から垣間見えるタンザナイトの街には、数キロメートル四方に及びそうな大穴が開いていた。
リーシャンが縄梯子を放して声を上げる。
「ホルス?!」
空に舞い上がった黄金の鷹が、地下から伸びた赤い線に撃ち抜かれた。
あれはタンザナイトの天空神ホルスだ。
羽を散らして地面に落ちるホルスを追い、俺は雲から飛び降りた。
「何があったんだ、ホルス!」
神々しい鷹の胸に穴が空き、血がこぼれだしている。
胸の傷からは禍々しい黒い力が感じられた。
『おまえは、聖晶神か……頼む。どうかタンザナイトを』
「ホルス!」
俺の伸ばした手の先で、羽毛が光となって消滅する。
そんな、天空神ホルスが死ぬなんて。
「枢! この穴は……!」
俺を追って飛び降りた夜鳥たちは、街の中心に空いた穴を睨んでいる。
空気に混じる刺激臭に俺は顔をしかめた。
油性マーカーのキャップを外した時にする、シンナーの匂いみたいだ。
まさか、毒か。
気になってマップを展開すると、広大なタンザナイトの街の中で、生体反応は俺たちだけだった。
「タンザナイトの国民は死に絶えたのか……だからホルスの不死性が消えた?」
神であるホルスの呆気ない死の理由を悟って、俺は戦慄する。
地面に空いた大穴からは、毒の匂いがまき散らされている。
ここにも毒が漂っているようだが、仲間には毒を無効にするアクセサリを配っているので大丈夫だ。
深い穴の中は、壊れたダンジョンの壁や階段が、バームクーヘンの断面図のように見えていた。
俺はマップを操作して敵性反応を探索する。
穴の底に敵を示す赤い点が複数現れた。
「なんだ、あれ……?!」
夜鳥が短剣を抜きながら、震える声で言う。
空中を浮上する鉄板と、全身を覆う防護スーツを着て銃を持った複数の男たち。
その中心に場違いなビジネススーツの眼鏡の男がいる。
「佐々木……?!」
地球で別れたはずの、国家非常対策委員会の佐々木さんだった。
「久しぶりですね、近藤くん。元気にしていましたか?」
佐々木はにこやかに言った。
状況から見て、この侵略者の軍勢を指揮しているのは彼だ。
いったいどうして……。
「佐々木さん、なんで異世界に」
俺が問いかけると、佐々木は飄々と答える。
「異世界攻略の目途が付いたので、来ました。近藤くんが異世界に行ってから、地球では何年も過ぎたのですよ」
「時間の流れが変わったのか……異世界攻略だって?」
「異世界には希少な鉱物資源や、まだ見ぬ食糧が沢山ありますからね。まずはここに拠点を立てて」
「佐々木さん!」
流れるように説明する佐々木の言葉をさえぎって、俺は声を上げた。
「ここで異世界の人たちが平和に生活していたんだ。それを毒ガスで殺したのは、佐々木さんなのか?」
「……やられる前にやれ、というでしょう。異世界の人間が敵だったらどうします? 油断している今の内に征服してしまわないと」
冷たい表情で、佐々木は肯定する。
俺はギリギリと歯を食いしばった。
「ふざけるな!」
「近藤くん、君は原住民の味方をするのですか?」
佐々木は、片手を上げて合図する。
マスクとヘルメット、防護スーツで身を固めた男たちが、一斉に銃声をこちらに向けた。
「プレイヤーの皆さんは異世界に愛着がありすぎる……ですが我々の地球の発展のために、その感情は不要なのです。さようなら――」
男たちが銃を発射する寸前、俺は叫んだ。
「増幅魔法、連結。盾運魔法式、起動!――金剛石盾×100!!」
まばゆい光の盾が空中を舞い、叩きつけられる銃弾を完全にシャットアウトする。
佐々木が「ほう」と感嘆の吐息をもらした。
弾幕が途切れる。
俺は、防御魔法を操る手を止めずに宣言した。
「ホルスに頼まれたんだ――この人界を守護する者のひとりとして、たとえ敵が故郷の地球だったとしても、俺は戦う!」
もう一人の自分との統合の際に、アダマスの民の願い、沢山の人々の想いを背負っていると知ったから、俺は異世界を自分のいるべき場所に選んだ。
これ以上、異世界を荒らさせない。
お呼びでないお客様は、速やかに地球に戻って頂こう。
「わーい、カナメ、竜に変身できるようになったんだ。仲間ナカーマ!」
「そういうスキルが追加されただけだ。ってか、俺の頭の上で踊るな」
頭の上に手を伸ばしたが、リーシャンは器用に俺の手をかわした。
「遊んでる場合じゃないだろ! 枢、タンザナイトが」
夜鳥が青ざめた顔で、俺とリーシャンに突っ込む。
「ああ」
タンザナイトは、夜鳥の出身国だ。
確かダンジョンの上に立っている国で、冒険者相手の商売で国益を上げているんだっけ。
俺はリーシャンを振り払うのを諦めて腕組みした。
「正体不明の軍勢がダンジョンから沸いてきたらしいが……さて、どうやってタンザナイトに行こうか」
タンザナイトとアダマスをつなぐ転送ポートは設置されていないから、早く行こうと思ったら空を飛んでいくしかない。
「ふふふ。私の出番ね……!」
椿が胸を張る。
雪の結晶の飾りが付いた杖を振り、彼女は呪文を唱えた。
「召喚! 白クマくんアイス!」
なんだその召喚獣の名前は。
大聖堂の外に、もくもく白い雲が沸いた。
雲は巨大な白クマに見えなくもない。
「さあ乗っても良いわよ! そして快適なフカフカ具合に恐れおののきなさい!」
「主旨ちげーじゃん。あれ、どう見ても遅いだろ」
鈍重そうな雲を見上げ、俺はこめかみを揉んだ。
雲から縄梯子が降りてくる。
仕方ない。せっかく召喚してくれたのだから有効活用しよう。俺たちが縄梯子を登って雲の上に着くと、リーシャンが元の巨大な竜神の姿に戻った。
「僕が引っ張って行ってあげる!」
縄梯子をくわえて全力飛行を始めるリーシャン。
雲がすごい勢いで動き始める。
「ちょっ、雲、けずれて消えてってないか?!」
「おかしいわねー」
高速飛行に端から削れていく白い雲。
雲の面積が広いから、今は俺たちの乗る場所があるが、この調子で削れていったら、その内消えてなくなるのではなかろうか。
「スリル満点な乗り物ですね!」
と、楽しそうにする心菜。
「お前ら、いい加減にしろよ! 着くまでに装備の点検とか、作戦を考えるとか、いろいろすることがあるだろう!」
常識人で真面目な夜鳥は怒っているが、誰ひとり反応する気配は無い。
装備の点検か。そういえば……。
「真、これ、持っとけよ」
俺は銀色のイヤリングを、真の手のひらに落とした。
「これ何?」
「死風荒野で、毒を無効にするアイテムを作って皆に配ったんだ。その余り」
心菜と真以外には渡していたので、念のため、だ。
心菜に渡している青い鳥の髪飾りは、特殊攻撃、精神攻撃、状態異常を無効化するから、これは必要ないだろう。
「ありがとう枢っち。俺は状態異常に耐性あるけど、必ず無効化できる訳じゃないから、心強いぜ」
真は嬉しそうにアイテムを受け取った。
「誰かさんがいわく、仲間の証、だったかな」
サナトリスがくすりと笑う。その後ろで大地が「おえっ」と口元を押さえた。
「酔ったっす……うぅ」
吐くなよ!
そんなこんなで、雲が全部消える前に何とかタンザナイトに着いた。
上空からタンザナイトの街を俯瞰すると、砂漠の中のオアシスに見える。
四角い黄土色の建物が連なっており、要所で背の高い塔が存在感を主張していた。普段、冒険者が行き交っているだろう往来は、不気味な静けさに包まれている。
突然、街の中央で爆音が響いた。
広範囲に渡り砂埃がまき散らされる。
砂埃の下から垣間見えるタンザナイトの街には、数キロメートル四方に及びそうな大穴が開いていた。
リーシャンが縄梯子を放して声を上げる。
「ホルス?!」
空に舞い上がった黄金の鷹が、地下から伸びた赤い線に撃ち抜かれた。
あれはタンザナイトの天空神ホルスだ。
羽を散らして地面に落ちるホルスを追い、俺は雲から飛び降りた。
「何があったんだ、ホルス!」
神々しい鷹の胸に穴が空き、血がこぼれだしている。
胸の傷からは禍々しい黒い力が感じられた。
『おまえは、聖晶神か……頼む。どうかタンザナイトを』
「ホルス!」
俺の伸ばした手の先で、羽毛が光となって消滅する。
そんな、天空神ホルスが死ぬなんて。
「枢! この穴は……!」
俺を追って飛び降りた夜鳥たちは、街の中心に空いた穴を睨んでいる。
空気に混じる刺激臭に俺は顔をしかめた。
油性マーカーのキャップを外した時にする、シンナーの匂いみたいだ。
まさか、毒か。
気になってマップを展開すると、広大なタンザナイトの街の中で、生体反応は俺たちだけだった。
「タンザナイトの国民は死に絶えたのか……だからホルスの不死性が消えた?」
神であるホルスの呆気ない死の理由を悟って、俺は戦慄する。
地面に空いた大穴からは、毒の匂いがまき散らされている。
ここにも毒が漂っているようだが、仲間には毒を無効にするアクセサリを配っているので大丈夫だ。
深い穴の中は、壊れたダンジョンの壁や階段が、バームクーヘンの断面図のように見えていた。
俺はマップを操作して敵性反応を探索する。
穴の底に敵を示す赤い点が複数現れた。
「なんだ、あれ……?!」
夜鳥が短剣を抜きながら、震える声で言う。
空中を浮上する鉄板と、全身を覆う防護スーツを着て銃を持った複数の男たち。
その中心に場違いなビジネススーツの眼鏡の男がいる。
「佐々木……?!」
地球で別れたはずの、国家非常対策委員会の佐々木さんだった。
「久しぶりですね、近藤くん。元気にしていましたか?」
佐々木はにこやかに言った。
状況から見て、この侵略者の軍勢を指揮しているのは彼だ。
いったいどうして……。
「佐々木さん、なんで異世界に」
俺が問いかけると、佐々木は飄々と答える。
「異世界攻略の目途が付いたので、来ました。近藤くんが異世界に行ってから、地球では何年も過ぎたのですよ」
「時間の流れが変わったのか……異世界攻略だって?」
「異世界には希少な鉱物資源や、まだ見ぬ食糧が沢山ありますからね。まずはここに拠点を立てて」
「佐々木さん!」
流れるように説明する佐々木の言葉をさえぎって、俺は声を上げた。
「ここで異世界の人たちが平和に生活していたんだ。それを毒ガスで殺したのは、佐々木さんなのか?」
「……やられる前にやれ、というでしょう。異世界の人間が敵だったらどうします? 油断している今の内に征服してしまわないと」
冷たい表情で、佐々木は肯定する。
俺はギリギリと歯を食いしばった。
「ふざけるな!」
「近藤くん、君は原住民の味方をするのですか?」
佐々木は、片手を上げて合図する。
マスクとヘルメット、防護スーツで身を固めた男たちが、一斉に銃声をこちらに向けた。
「プレイヤーの皆さんは異世界に愛着がありすぎる……ですが我々の地球の発展のために、その感情は不要なのです。さようなら――」
男たちが銃を発射する寸前、俺は叫んだ。
「増幅魔法、連結。盾運魔法式、起動!――金剛石盾×100!!」
まばゆい光の盾が空中を舞い、叩きつけられる銃弾を完全にシャットアウトする。
佐々木が「ほう」と感嘆の吐息をもらした。
弾幕が途切れる。
俺は、防御魔法を操る手を止めずに宣言した。
「ホルスに頼まれたんだ――この人界を守護する者のひとりとして、たとえ敵が故郷の地球だったとしても、俺は戦う!」
もう一人の自分との統合の際に、アダマスの民の願い、沢山の人々の想いを背負っていると知ったから、俺は異世界を自分のいるべき場所に選んだ。
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