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第一部
16 もう、お前の命令は聞けない
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閃光と爆発が止んだ後、渦潮は綺麗さっぱり消えていた。
海は元の穏やかなマリンブルーの色を取り戻している。
「敵の機体カリブディス、反応消失を確認した。見事だ、久我響矢」
正体不明の青年が賞賛した。
突然、フルネーム呼びされた俺は戸惑う。
「俺の名前……?」
「僕は神華隊の隊長の、御門総一朗。新人が君で良かったよ。思ったより基地が壊れてない。後で上の人に怒られなくて済む。僕の胃も守られた!」
「さいですか」
なんと御門さんは、俺が所属する予定の部隊のリーダーだった。
隊長が歓迎をサボって現実逃避してるなんて、普通思わないだろ……。
その時、濡れた上着のポケットの中で、携帯が振動する。
俺は操縦しているので、床に放置された上着を拾えない。御門さんは、気をきかせて携帯を持って来てくれた。
『聞こえるか、村田』
弘だ。
ずいぶん久しぶりに聞いた声に、俺は頬をゆるませる。
「久しぶりだな、弘。元気にしてたか?」
『村田、俺はテュポーンを動かせるようになった!』
「おめでとう?」
いきなり興奮した様子で訳の分からない事を言ってくる弘に、俺は困惑した。
テュポーンの要求霊力値は数十万だろうと、恵里菜さんが言っていた。それに縁神がいないと古神に乗れないのは、海外の古神も同じらしい。
弘はどうやって乗ったんだ?
『テュポーンで日本を出る。村田も一緒に来ないか?』
「へ? 弘、お前ついこの間まで、日本のために戦うとか言っていたじゃないか」
『そんなこと言ったっけ?』
弘は本気で忘れているようだ。
俺は落胆すると同時に、頭の中に掛かっていたモヤが晴れていくのを感じた。
「そう、お前はそういう奴だったよな……」
現状維持のために、歪みを見て見ぬ振りをしていたのは、俺も同じだった。
弘は良い奴だと、自分に無理やり言い聞かせていたのだ。
今、真実を覆い隠していたヴェールが剥がれ落ち、その下にある本当の気持ちが明らかになる。
『村田?』
「小さな頃は、俺の方が体格が良かったから、お前を守ってやってた。だけど大きくなってからは、それを忘れてお前はしたい放題だった」
『記憶ちがいだろう。俺が村田に守られるなんて、ありえない』
思い込みの激しい弘は、自分の幼い頃の汚点を無かったことにしたいらしい。
「違うだろ。友達なら対等だから、守ったり、守られたり、お互いに支えあうもんだろ」
俺は反論した。
ずっと思っていたことだった。
口に出すと気分がスッキリする。
『……話を脇道に逸れているぞ、村田。テュポーンを手に入れた俺に、付いてくるかどうか、聞かせろ。このテュポーンがあれば、外国でも厚待遇を受けられる。お前にも不自由ない暮らしをさせてやる』
「必要ない」
帰りたい家も、生活するに十分な財産も、綺麗な恋人も、すべてここにある。
「弘、お前は俺に、すごい自分を見せつけて優越感に浸りたいだけだろう。そんなものに付き合うのは、ごめんだ」
『村田、貴様ぁ!』
「友達だったせめてもの義理に、お前の自慢の顔面を殴り飛ばしてやる。待ってろ」
俺は霊話を切った。
話が聞こえていた御門さんは、目を丸くしている。
「君は……良い奴だな。熱い奴だ」
「何ですか、いきなり」
「僕も君になら、安心して背中を任せられる、ということだ。一旦、大神島に降りてくれ。僕も自分の機体に乗って出撃する。どうやら、この機に乗じて敵が沢山来ているようだからね」
御門さんも古神操縦者らしい。
俺はアマツミカボシを、島の飛行場に着陸させた。
「響矢、良かった、無事だった!」
「咲良」
機体から降りると、咲良が駆け寄ってきた。
「念のため、オモイカネを格納庫から回収して持ってきたけど、その機体があるなら必要ないかしら?」
「いや」
飛行場の隅に置かれたオモイカネを見て、俺は安堵した。
「ありがとう、咲良。アマツミカボシは弾切れだから、乗り換えないといけなかったんだ」
アマツミカボシの武装は、物理的な弾丸が必要だった。
専用の弾を古神が自動生成する仕組みのようだが、次の装填まで時間が掛かる。
俺はオモイカネに乗り込みながら、咲良に言った。
「お前は基地で待ってろよ。コノハナサクヤに乗って出撃しなくても、俺が何とかするから」
咲良は体が弱いらしいからな。
「響矢くんの言う通りだ。休んでいたまえ。僕が出る」
「御門隊長?!」
「来い、クラミツハ!」
御門さんが叫ぶと、海が泡立ち、エメラルドグリーンの機体が飛び出した。
龍をかたどった装甲と、長い槍を持つ機体だ。
呼んだらやってきた! 機体が自動で動いてる? と一瞬びっくりしたが、縁神をあらかじめ憑依させてたんだろう。たぶん。
俺も今度やってみようと思い、何気なく足元を見てぎょっとした。
「……」
ずぶ濡れの狸が、ブルブル震えて俺を見上げていた。
海中で濡れたのか……哀れな。
「たぬきちゃん、びしょ濡れだね」
咲良がハンカチを取り出して、狸を拭く。
「本当にありがとう、咲良……」
そして手間を掛けてすまん。
俺はまだ湿気ている狸を抱えて、オモイカネによじ登った。
美人に構われて機嫌がよくなったのか、狸は足取りも軽くオモイカネの中に入る。
俺も操縦席に座ったところで、恵里菜さんから通信が入った。
『御門くんから連絡は受けています。テュポーンを追うのですね。テュポーンは日本海側に出た後、天岩戸に入りました』
「天岩戸って何ですか?」
『日本をぐるりと囲む境界線は、アマテラスの力で空間がねじれて出入りできないようになっているの。海を進むと霧の中に花畑が広がっている場所に突き当たる。どれだけ歩いても外に出られない。これを天岩戸結界と呼びます』
話を聞きながら、俺はオモイカネを発進させた。
御門さんのクラミツハも並んで飛翔する。
本土を横切り、日本海に出た。
波の荒い日本海が続くかと思われたが、白い霧の壁が見えてくる。
国境線に沿うように張り巡らされた霧の壁。
俺は霧に機体を突っ込ませた。
「!……ここは?!」
霧の向こう側にあったのは、仮想霊子戦場で目にしたのと同じ、天国のような野原だった。
空は不自然なほどに青く、通常より二回り大きい白い月が浮かんでいる。
春の草花が咲き乱れるなだらかな丘陵を越えた先には、アルプスのような険しい山もあった。
『仮想霊子戦場の元になった場所よ、ここは。テュポーンの座標を送ります』
空中にマップと、弘の場所を示す赤い点が表示される。
「弘……!」
俺は目的地に向かってオモイカネを全速力で発進させた。
テュポーンに搭乗した弘は、悪魔リリスの案内に従い、海を渡ろうとしていた。天照防衛特務機関では、まさか弘がそのような凶行に及ぶとは思いもしなかったので、ただ右往左往するだけだ。テュポーンに乗りさえすれば脱出は容易だった。
あとは天岩戸結界を抜けるだけである。
「先ほどの村田くんとの会話、おかしいですねえ。テュポーンに乗っている弘様を、どうやって殴るというんでしょう。やっぱり村田くんは馬鹿ですね」
コックピットに一緒に乗り込んでいる執事の佐藤が笑いながら言った。
「……そうだな」
本来なら恋人の綾もここにいるはずだった。
彼女のことを思いだし、弘は首を横に振った。今はそんなことを考えている場合じゃない。
『ここは、通さねえッッ!』
空から深紅の鬼神が襲いかかってきた。
弘はすんでのところで避ける。
同時に、元気のいい少女の声が戦場に響いた。
『天岩戸を守る火のカグツチ、ここに見参!』
弘は吹き出しそうになった。
「どこの女の子か知らないけど、名乗りを上げるなんて、可愛いな」
『何?!』
嘲笑の気配を感じたのか、カグツチの操縦者の少女が怒りの声を上げる。
「俺は今フリーなんだ。君を倒して、海外に一緒に連れて行ってあげる。可愛かったら彼女にしてあげるよ。嬉しい?」
『貴様ぁぁ! ふざけるな!!』
獣のようにカグツチが飛びかかってくる。
その紅蓮の鉤爪を、テュポーンは軽やかにかわした。
「さすが弘様!」
「ふん、頭に血が登った女ほど、分かりやすいものはないな」
弘はテュポーンのバスターライフルを構えると、カグツチに狙いを付ける。
そのまま素早く引き金を引いた。
『あぐっ!』
銃弾はカグツチの足を貫く。
よろめいたカグツチの隙を狙い、弘はさらにカグツチの腕を射ぬいた。
『貴様貴様貴様ぁぁっ!!』
「あはははは! なんて気分がいいんだ! 最高だよ、テュポーン!」
弘は哄笑した。
敵の操縦者である少女をいたぶり、戦う気力を奪うために、さらに弾丸を放とうとした、その瞬間。
「弘様、敵の増援です!」
佐藤の報告は間に合わず、バスターライフルで敵の攻撃を受ける。
その機体は、深い藍の地に金色のカラーリング、黄金のキューブを八個空中に浮かべ、太刀を手に携えていた。
踏み込みと共に敵の機体が黄金の粒子を散らせる。
凄まじい力で打ち込まれ、テュポーンは後ろに吹き飛ばされた。
海は元の穏やかなマリンブルーの色を取り戻している。
「敵の機体カリブディス、反応消失を確認した。見事だ、久我響矢」
正体不明の青年が賞賛した。
突然、フルネーム呼びされた俺は戸惑う。
「俺の名前……?」
「僕は神華隊の隊長の、御門総一朗。新人が君で良かったよ。思ったより基地が壊れてない。後で上の人に怒られなくて済む。僕の胃も守られた!」
「さいですか」
なんと御門さんは、俺が所属する予定の部隊のリーダーだった。
隊長が歓迎をサボって現実逃避してるなんて、普通思わないだろ……。
その時、濡れた上着のポケットの中で、携帯が振動する。
俺は操縦しているので、床に放置された上着を拾えない。御門さんは、気をきかせて携帯を持って来てくれた。
『聞こえるか、村田』
弘だ。
ずいぶん久しぶりに聞いた声に、俺は頬をゆるませる。
「久しぶりだな、弘。元気にしてたか?」
『村田、俺はテュポーンを動かせるようになった!』
「おめでとう?」
いきなり興奮した様子で訳の分からない事を言ってくる弘に、俺は困惑した。
テュポーンの要求霊力値は数十万だろうと、恵里菜さんが言っていた。それに縁神がいないと古神に乗れないのは、海外の古神も同じらしい。
弘はどうやって乗ったんだ?
『テュポーンで日本を出る。村田も一緒に来ないか?』
「へ? 弘、お前ついこの間まで、日本のために戦うとか言っていたじゃないか」
『そんなこと言ったっけ?』
弘は本気で忘れているようだ。
俺は落胆すると同時に、頭の中に掛かっていたモヤが晴れていくのを感じた。
「そう、お前はそういう奴だったよな……」
現状維持のために、歪みを見て見ぬ振りをしていたのは、俺も同じだった。
弘は良い奴だと、自分に無理やり言い聞かせていたのだ。
今、真実を覆い隠していたヴェールが剥がれ落ち、その下にある本当の気持ちが明らかになる。
『村田?』
「小さな頃は、俺の方が体格が良かったから、お前を守ってやってた。だけど大きくなってからは、それを忘れてお前はしたい放題だった」
『記憶ちがいだろう。俺が村田に守られるなんて、ありえない』
思い込みの激しい弘は、自分の幼い頃の汚点を無かったことにしたいらしい。
「違うだろ。友達なら対等だから、守ったり、守られたり、お互いに支えあうもんだろ」
俺は反論した。
ずっと思っていたことだった。
口に出すと気分がスッキリする。
『……話を脇道に逸れているぞ、村田。テュポーンを手に入れた俺に、付いてくるかどうか、聞かせろ。このテュポーンがあれば、外国でも厚待遇を受けられる。お前にも不自由ない暮らしをさせてやる』
「必要ない」
帰りたい家も、生活するに十分な財産も、綺麗な恋人も、すべてここにある。
「弘、お前は俺に、すごい自分を見せつけて優越感に浸りたいだけだろう。そんなものに付き合うのは、ごめんだ」
『村田、貴様ぁ!』
「友達だったせめてもの義理に、お前の自慢の顔面を殴り飛ばしてやる。待ってろ」
俺は霊話を切った。
話が聞こえていた御門さんは、目を丸くしている。
「君は……良い奴だな。熱い奴だ」
「何ですか、いきなり」
「僕も君になら、安心して背中を任せられる、ということだ。一旦、大神島に降りてくれ。僕も自分の機体に乗って出撃する。どうやら、この機に乗じて敵が沢山来ているようだからね」
御門さんも古神操縦者らしい。
俺はアマツミカボシを、島の飛行場に着陸させた。
「響矢、良かった、無事だった!」
「咲良」
機体から降りると、咲良が駆け寄ってきた。
「念のため、オモイカネを格納庫から回収して持ってきたけど、その機体があるなら必要ないかしら?」
「いや」
飛行場の隅に置かれたオモイカネを見て、俺は安堵した。
「ありがとう、咲良。アマツミカボシは弾切れだから、乗り換えないといけなかったんだ」
アマツミカボシの武装は、物理的な弾丸が必要だった。
専用の弾を古神が自動生成する仕組みのようだが、次の装填まで時間が掛かる。
俺はオモイカネに乗り込みながら、咲良に言った。
「お前は基地で待ってろよ。コノハナサクヤに乗って出撃しなくても、俺が何とかするから」
咲良は体が弱いらしいからな。
「響矢くんの言う通りだ。休んでいたまえ。僕が出る」
「御門隊長?!」
「来い、クラミツハ!」
御門さんが叫ぶと、海が泡立ち、エメラルドグリーンの機体が飛び出した。
龍をかたどった装甲と、長い槍を持つ機体だ。
呼んだらやってきた! 機体が自動で動いてる? と一瞬びっくりしたが、縁神をあらかじめ憑依させてたんだろう。たぶん。
俺も今度やってみようと思い、何気なく足元を見てぎょっとした。
「……」
ずぶ濡れの狸が、ブルブル震えて俺を見上げていた。
海中で濡れたのか……哀れな。
「たぬきちゃん、びしょ濡れだね」
咲良がハンカチを取り出して、狸を拭く。
「本当にありがとう、咲良……」
そして手間を掛けてすまん。
俺はまだ湿気ている狸を抱えて、オモイカネによじ登った。
美人に構われて機嫌がよくなったのか、狸は足取りも軽くオモイカネの中に入る。
俺も操縦席に座ったところで、恵里菜さんから通信が入った。
『御門くんから連絡は受けています。テュポーンを追うのですね。テュポーンは日本海側に出た後、天岩戸に入りました』
「天岩戸って何ですか?」
『日本をぐるりと囲む境界線は、アマテラスの力で空間がねじれて出入りできないようになっているの。海を進むと霧の中に花畑が広がっている場所に突き当たる。どれだけ歩いても外に出られない。これを天岩戸結界と呼びます』
話を聞きながら、俺はオモイカネを発進させた。
御門さんのクラミツハも並んで飛翔する。
本土を横切り、日本海に出た。
波の荒い日本海が続くかと思われたが、白い霧の壁が見えてくる。
国境線に沿うように張り巡らされた霧の壁。
俺は霧に機体を突っ込ませた。
「!……ここは?!」
霧の向こう側にあったのは、仮想霊子戦場で目にしたのと同じ、天国のような野原だった。
空は不自然なほどに青く、通常より二回り大きい白い月が浮かんでいる。
春の草花が咲き乱れるなだらかな丘陵を越えた先には、アルプスのような険しい山もあった。
『仮想霊子戦場の元になった場所よ、ここは。テュポーンの座標を送ります』
空中にマップと、弘の場所を示す赤い点が表示される。
「弘……!」
俺は目的地に向かってオモイカネを全速力で発進させた。
テュポーンに搭乗した弘は、悪魔リリスの案内に従い、海を渡ろうとしていた。天照防衛特務機関では、まさか弘がそのような凶行に及ぶとは思いもしなかったので、ただ右往左往するだけだ。テュポーンに乗りさえすれば脱出は容易だった。
あとは天岩戸結界を抜けるだけである。
「先ほどの村田くんとの会話、おかしいですねえ。テュポーンに乗っている弘様を、どうやって殴るというんでしょう。やっぱり村田くんは馬鹿ですね」
コックピットに一緒に乗り込んでいる執事の佐藤が笑いながら言った。
「……そうだな」
本来なら恋人の綾もここにいるはずだった。
彼女のことを思いだし、弘は首を横に振った。今はそんなことを考えている場合じゃない。
『ここは、通さねえッッ!』
空から深紅の鬼神が襲いかかってきた。
弘はすんでのところで避ける。
同時に、元気のいい少女の声が戦場に響いた。
『天岩戸を守る火のカグツチ、ここに見参!』
弘は吹き出しそうになった。
「どこの女の子か知らないけど、名乗りを上げるなんて、可愛いな」
『何?!』
嘲笑の気配を感じたのか、カグツチの操縦者の少女が怒りの声を上げる。
「俺は今フリーなんだ。君を倒して、海外に一緒に連れて行ってあげる。可愛かったら彼女にしてあげるよ。嬉しい?」
『貴様ぁぁ! ふざけるな!!』
獣のようにカグツチが飛びかかってくる。
その紅蓮の鉤爪を、テュポーンは軽やかにかわした。
「さすが弘様!」
「ふん、頭に血が登った女ほど、分かりやすいものはないな」
弘はテュポーンのバスターライフルを構えると、カグツチに狙いを付ける。
そのまま素早く引き金を引いた。
『あぐっ!』
銃弾はカグツチの足を貫く。
よろめいたカグツチの隙を狙い、弘はさらにカグツチの腕を射ぬいた。
『貴様貴様貴様ぁぁっ!!』
「あはははは! なんて気分がいいんだ! 最高だよ、テュポーン!」
弘は哄笑した。
敵の操縦者である少女をいたぶり、戦う気力を奪うために、さらに弾丸を放とうとした、その瞬間。
「弘様、敵の増援です!」
佐藤の報告は間に合わず、バスターライフルで敵の攻撃を受ける。
その機体は、深い藍の地に金色のカラーリング、黄金のキューブを八個空中に浮かべ、太刀を手に携えていた。
踏み込みと共に敵の機体が黄金の粒子を散らせる。
凄まじい力で打ち込まれ、テュポーンは後ろに吹き飛ばされた。
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