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雪国の救世主
25 チョコレートを投げてはいけません
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真っ黒い衣服に着替えたリネは、予定通り夜の宮殿に忍び込んだ。
仲間は昼間に会った男ともう二人。
彼らはハンドサインで合図しながら、音を出さないように壁をよじ登って、開いた窓から宮殿内部へ潜入する。
くんくん……チョコレートの匂いがするぞ。
俺はリネの鞄から飛び降りて、チョコレートを探した。
「こらワンちゃん、どこへ行くんだ」
リネが俺の後を追ってくる。
ちょうど倉庫のような場所で、俺は目的のブツを見つけた。
チョコレートの入った箱の上に飛び乗る。
「この印は、金の林檎……有名な高級菓子店のマークじゃないか。じゃあこれが噂の、好きな人に贈ると結ばれるというチョコレート?」
「リネ」
途中で寄り道したリネに気付いて、仲間が戻ってくる。
リネは慌てて、俺とチョコレートの箱を拾いあげ、鞄にぎゅうぎゅう押し込んだ。やめて、圧縮されて四角くなっちゃう!
「ごめんな、ワンちゃん」
小さく悲鳴を上げた俺に気付いて、リネは謝りながら鞄を押さえ、暗い通路を全速力で駆け抜ける。
政治が行われる宮殿の表側、外廷を通り過ぎ、目指すは王族の住む内廷。王様が倒れた当初、臣下は離宮でゆっくり休養してはどうかと進言したらしい。しかし王様は、風邪だからすぐに回復して仕事をすると言い張って宮殿を離れなかったそうだ。
正面から王様を訪ねる訳にはいかないので、遠回りになるが宮殿の内部にある庭園を通って行く。
王都は雪が降っておらず気温が高い。そのせいか庭園には、植物が豊かに生い茂っている。足元には、花崗岩を切り出した小石が敷き詰められていた。
庭師の手で整えられた緑のアーチには、白い薔薇が夜闇に浮かび上がるように咲き誇っている。
「……侵入者か」
しかしその庭園の出口付近では、無粋な番人が待ち構えていた。
野卑な毛皮をかぶり、巨大な包丁のような剣を持った、片眼が赤い大男。昼間にスプーンで倒した、例の俺の偽物さんだ。
確か……ドロテアは男のことをリースと呼んでいた。
「くっ、ここまで来て」
リネたちは見付かってしまい、立ち往生している。
「ふん、あの宰相閣下も馬鹿じゃないらしい。命令通り見張ってりゃ、虫が火に飛び込んでくるんだから」
「宰相の……やっぱり陛下はドロテア宰相がっ」
敵の男、リースはよほど余裕があるのか、雇い主を簡単に明かした。
「お前らも俺の剣の錆になれ」
リースは包丁のような大剣を肩にかつぐ。
その剣が根元から火に付いたように光り輝き、真っ赤に染まった。
「魔剣の使い手?!」
魔剣というのは魔法が付与された剣のことだ。魔法を込めたアイテムを作ることのできる職人は希少で、魔剣を持っているとそれだけでステータスになる。余談だが、俺の愛剣は魔剣ではない。そんなものを使わなくても勝てるもんね。
ニヤリと笑ったリースが、赤く燃え立つ魔剣を大きい動作で振り回す。
轟と音を立てて炎風が庭園に吹き荒れ、白い薔薇の花弁が無惨に散った。
「くそっ」
「隊長!」
リネの仲間は、馬鹿正直に真正面からリースに突進していった。仲間の二人は、敵の魔剣に吹っ飛ばされる。あのおばさん宰相に独裁を許したり、玉砕覚悟で突っ込んだり、この国の人たちは単純というか、何というか。
うーむ。俺は助けに入った方が良いのかな。
隊長と呼ばれた男は一人踏みとどまり、長剣でリースの魔剣と切り結んでいる。
「リネ、今の内に行け!」
「私ひとりで先に行くなんて、できません!」
叫び返すリネ。
その目の前で隊長の長剣が、リースの魔剣に叩き折られた。
「死ね」
リースは余裕たっぷりに笑い、魔剣を隊長に向かって振り下ろす。
「止めてーっ!」
なんとリネは俺の入った鞄をつかむと、リースに向かってぶん投げた。
酷い!
俺は思わず悲鳴を上げる。
リースは意外と冷静に、飛んでくる鞄を横に身体をずらして避けた。
「ふぎゃ!」
結果、俺は庭園の地面に墜落する。
「ごめん、ワンちゃん……」
リネが申し訳なさそうに手をあわせた。
俺は死んでない!
ハッ……チョコレートは無事か?!
衝撃で鞄から分離した俺は、相棒(チョコレート)の姿を必死で探した。鞄は、敵の足元だ。
「残念だったな」
リースは片足を上げて、リネの鞄を踏みつけた。
俺のチョコレートがあああっ!
「お前らは一人残らず、ここで死んでもらう。ああ、死体は肥料にするらしい。良かったじゃないか、陛下の見る花の栄養になれるぜ」
偉そうに口上を述べるリース。
俺は怒りに肩を震わせながら、静かに人間に変身して、近くに落ちていた剣を拾った。
「……許さん」
「何っ?!」
咄嗟に振り向いたリースの魔剣と、飛びかかった俺の剣が激突した。
「お前は……この前の小僧!」
リースは目を見開く。
「今度は手加減しないぜ」
俺の宣言と共に、剣に冷気がまとわりつく。
冷気はリースの魔剣の炎と拮抗した。
そういえば……俺の属性は「無」と「時」だけじゃなかったっけ。
今、氷の魔法を使えているのはどういうことだろう。
いや、いい。使える理由を考える前にやることがある。
「チョコレートの仇!」
単純な筋力比べをすると、子供の姿の俺は大人の男のリースに勝てない。一度、魔剣を受け流し攻撃をそらしてから、返す剣でリースの胸元を切りつけた。
「氷結剣舞!」
血の代わりに白銀の雪片が舞う。
リースの胸元の傷から霜のツタが全身に広がった。
驚愕の表情のまま、男は氷の彫像になる。
「ふう……」
チョコレートの仇は取った。
俺は得るもののない虚しい戦いだったと思いながら、剣を地面に突き立てて手放し、額の汗をぬぐった。
「ワンちゃん……なの?」
振り返ると、リネが目を丸くしてこちらを見ていた。
しまった。なんて説明しよう。
でもまずは、俺ごと鞄を投げたことについて苦情申し立てをしないとな。
仲間は昼間に会った男ともう二人。
彼らはハンドサインで合図しながら、音を出さないように壁をよじ登って、開いた窓から宮殿内部へ潜入する。
くんくん……チョコレートの匂いがするぞ。
俺はリネの鞄から飛び降りて、チョコレートを探した。
「こらワンちゃん、どこへ行くんだ」
リネが俺の後を追ってくる。
ちょうど倉庫のような場所で、俺は目的のブツを見つけた。
チョコレートの入った箱の上に飛び乗る。
「この印は、金の林檎……有名な高級菓子店のマークじゃないか。じゃあこれが噂の、好きな人に贈ると結ばれるというチョコレート?」
「リネ」
途中で寄り道したリネに気付いて、仲間が戻ってくる。
リネは慌てて、俺とチョコレートの箱を拾いあげ、鞄にぎゅうぎゅう押し込んだ。やめて、圧縮されて四角くなっちゃう!
「ごめんな、ワンちゃん」
小さく悲鳴を上げた俺に気付いて、リネは謝りながら鞄を押さえ、暗い通路を全速力で駆け抜ける。
政治が行われる宮殿の表側、外廷を通り過ぎ、目指すは王族の住む内廷。王様が倒れた当初、臣下は離宮でゆっくり休養してはどうかと進言したらしい。しかし王様は、風邪だからすぐに回復して仕事をすると言い張って宮殿を離れなかったそうだ。
正面から王様を訪ねる訳にはいかないので、遠回りになるが宮殿の内部にある庭園を通って行く。
王都は雪が降っておらず気温が高い。そのせいか庭園には、植物が豊かに生い茂っている。足元には、花崗岩を切り出した小石が敷き詰められていた。
庭師の手で整えられた緑のアーチには、白い薔薇が夜闇に浮かび上がるように咲き誇っている。
「……侵入者か」
しかしその庭園の出口付近では、無粋な番人が待ち構えていた。
野卑な毛皮をかぶり、巨大な包丁のような剣を持った、片眼が赤い大男。昼間にスプーンで倒した、例の俺の偽物さんだ。
確か……ドロテアは男のことをリースと呼んでいた。
「くっ、ここまで来て」
リネたちは見付かってしまい、立ち往生している。
「ふん、あの宰相閣下も馬鹿じゃないらしい。命令通り見張ってりゃ、虫が火に飛び込んでくるんだから」
「宰相の……やっぱり陛下はドロテア宰相がっ」
敵の男、リースはよほど余裕があるのか、雇い主を簡単に明かした。
「お前らも俺の剣の錆になれ」
リースは包丁のような大剣を肩にかつぐ。
その剣が根元から火に付いたように光り輝き、真っ赤に染まった。
「魔剣の使い手?!」
魔剣というのは魔法が付与された剣のことだ。魔法を込めたアイテムを作ることのできる職人は希少で、魔剣を持っているとそれだけでステータスになる。余談だが、俺の愛剣は魔剣ではない。そんなものを使わなくても勝てるもんね。
ニヤリと笑ったリースが、赤く燃え立つ魔剣を大きい動作で振り回す。
轟と音を立てて炎風が庭園に吹き荒れ、白い薔薇の花弁が無惨に散った。
「くそっ」
「隊長!」
リネの仲間は、馬鹿正直に真正面からリースに突進していった。仲間の二人は、敵の魔剣に吹っ飛ばされる。あのおばさん宰相に独裁を許したり、玉砕覚悟で突っ込んだり、この国の人たちは単純というか、何というか。
うーむ。俺は助けに入った方が良いのかな。
隊長と呼ばれた男は一人踏みとどまり、長剣でリースの魔剣と切り結んでいる。
「リネ、今の内に行け!」
「私ひとりで先に行くなんて、できません!」
叫び返すリネ。
その目の前で隊長の長剣が、リースの魔剣に叩き折られた。
「死ね」
リースは余裕たっぷりに笑い、魔剣を隊長に向かって振り下ろす。
「止めてーっ!」
なんとリネは俺の入った鞄をつかむと、リースに向かってぶん投げた。
酷い!
俺は思わず悲鳴を上げる。
リースは意外と冷静に、飛んでくる鞄を横に身体をずらして避けた。
「ふぎゃ!」
結果、俺は庭園の地面に墜落する。
「ごめん、ワンちゃん……」
リネが申し訳なさそうに手をあわせた。
俺は死んでない!
ハッ……チョコレートは無事か?!
衝撃で鞄から分離した俺は、相棒(チョコレート)の姿を必死で探した。鞄は、敵の足元だ。
「残念だったな」
リースは片足を上げて、リネの鞄を踏みつけた。
俺のチョコレートがあああっ!
「お前らは一人残らず、ここで死んでもらう。ああ、死体は肥料にするらしい。良かったじゃないか、陛下の見る花の栄養になれるぜ」
偉そうに口上を述べるリース。
俺は怒りに肩を震わせながら、静かに人間に変身して、近くに落ちていた剣を拾った。
「……許さん」
「何っ?!」
咄嗟に振り向いたリースの魔剣と、飛びかかった俺の剣が激突した。
「お前は……この前の小僧!」
リースは目を見開く。
「今度は手加減しないぜ」
俺の宣言と共に、剣に冷気がまとわりつく。
冷気はリースの魔剣の炎と拮抗した。
そういえば……俺の属性は「無」と「時」だけじゃなかったっけ。
今、氷の魔法を使えているのはどういうことだろう。
いや、いい。使える理由を考える前にやることがある。
「チョコレートの仇!」
単純な筋力比べをすると、子供の姿の俺は大人の男のリースに勝てない。一度、魔剣を受け流し攻撃をそらしてから、返す剣でリースの胸元を切りつけた。
「氷結剣舞!」
血の代わりに白銀の雪片が舞う。
リースの胸元の傷から霜のツタが全身に広がった。
驚愕の表情のまま、男は氷の彫像になる。
「ふう……」
チョコレートの仇は取った。
俺は得るもののない虚しい戦いだったと思いながら、剣を地面に突き立てて手放し、額の汗をぬぐった。
「ワンちゃん……なの?」
振り返ると、リネが目を丸くしてこちらを見ていた。
しまった。なんて説明しよう。
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