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(第三部)第三章 囚われの王子を助けに行く姫
07 樹の運命
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世界樹の枝は成長を続けている。
樹は自分の周囲だけ結界を張って、朱里やヒヨコを保護した。結界の外では、道化師の仮面が世界樹に呑み込まれそうになっている。
『こうなったら仕方ない。ワタシも本体を召喚しよう』
侵略者は不気味な響きの声で、そう言った。
途端に、仮面の裏の触手が一気に本数を増し広がっていく。
仮面の口から紅蓮の炎が吐き出され、世界樹の枝を焼き払った。
「くっ」
熱気をさえぎるため樹は片腕を目の前にかざす。
高熱の炎が去った後には、巨大な生き物が空中を飛んでいた。
「龍……だって?」
樹は呻く。
黒曜石のような鱗で全身を覆い、長い胴体でとぐろを巻いた蛇は、龍と呼ぶにふさわしいモンスターだった。
よく見ると龍の鱗には、人の顔のような模様がある。目を凝らした樹は、それが滅びた星で死んだ人の影だと悟ってぞっとした。生きたいと願って死んだ者たちの無念の想いが、一枚一枚の鱗に宿っている。龍は、死んだ者の執念の集合体なのだ。
龍の頭部には侵略者の面影がある。壊れた道化師の仮面が、金色の瞳の上に飾りのように張り付いていた。
これがメテオラの真の姿らしい。
「……ラスボスは三段階変化を残してるんだっけ」
『期待に沿えず申し訳ないが、変身はここで打ち止めだ。だが、お前たちを滅ぼすには十分だろう?』
樹が気休めに叩いた軽口に、隕石龍が応じる。
龍が炎を吐くと、みるみる内に植物が燃え落ちていった。
木は火に弱い。簡単な理屈だ。
「くそっ、ここまで来たのに。何かあいつを倒す方法はないのか」
「樹くん!」
このままでは世界樹の枝もろとも、龍の炎に焼きつくされる。
樹が必死に考えていると、朱里が声を上げた。
「私の蛙さんを使って!」
『こらっ、私はあんたの便利なアイテムじゃないのよ!』
色々勘違いしている朱里が、死の精霊エルルが宿っている蛙のキーホルダーを樹に渡そうとする。
物扱いされたエルルがぎゃあぎゃあ不平を言っている。
「えーと」
『全く人間はこれだから嫌なのよ、てんで私たち精霊の事を理解してないんだから! それに……待てよ』
片手で蛙を受け取って、どうしようか悩む樹。
その手のひらで蛙がピョンと跳ねた。
『そうよ、イツキは人間だわ! だから私の力も宿せるのよ!』
「え?」
『イツキ、この私、死の精霊の力も使いなさい。今、残りの力をあなたに渡すわ!』
蛙から、白い髪の少女の幻影が現れる。
八枚の光の翅を広げ、石榴のように赤い瞳をした少女は、樹の頬に手を差しのべた。エルルは樹の戸惑いを気にせずに額を寄せてくる。
死を司る精霊の力が、樹に流れ込んでくる。
相反する属性、光と闇が樹の身体の中で暴れ回った。
少女の幻影がふっと消える。
「…… 正反対の力を混ぜるな危険、って、普段ゲームをしない僕でも分かるよ。仕方ないなあ」
激痛に汗をかきながら、樹は息を整えた。
段々、体内で二つの力が混じりあって落ち着いてくる。
「大丈夫? 樹くん……」
心配そうにする朱里を見て、樹は苦笑する。
「朱里ちゃん、近藤と一緒に、先に現実世界へ帰ってて。ここは危ないから」
樹は深呼吸する。
精霊武器の長剣に手を置いて、意識を集中した。
エルルからもらった力と、元から持っている世界樹の精霊の力が、今、樹の中で一つになる。
少年の背中に光の粒が集まって、新たに二枚の翅が現れた。
合計十枚となった翅が眩しく輝く。
「樹くん……後で詳しい事を聞かせてよね!」
「うん」
覚えていたらね。
口には出さないで心の中だけで樹はそう答えた。
異世界の記憶は、普通の人の記憶には残らない。全ての事件が解決した時、朱里が夢のような冒険の記憶を覚えているかは分からない。
朱里の姿が消える。
精霊の力を使って、樹は彼女と近藤を現実世界へと転送した。
先に級友を安全な場所に返すと、樹は精霊武器の剣を頭上に掲げる。
剣は白く光る細長い一筋の線になる。
光の中から白銀の長槍が姿を現した。
『大した力だ。だがどんな力でもワタシは殺せない。ワタシは既に死んだものだからだ。お前に出来ることは、ワタシを宇宙の彼方へ追い返すことくらいだろう』
隕石龍は、新たな力を得た樹を見ても動じない。
『追い返そうが何をしようが、ワタシは死なない。必ず戻ってくる。お前を食らい尽くすまでな』
「…… 何を言ってるんだか。僕は命を司る世界樹の精霊だよ。やることは決まってる」
樹は穏やかにそう言って、白銀の長槍を構えた。
「殺すことも追い返すこともしない。する必要はない。大丈夫だよ、隕石龍、もう君は宇宙をさ迷わなくて良いんだ」
『何……だと?!』
ようやく動揺の色を見せた隕石龍へと、白銀の長槍を投げ落とす。身体をひねって避けようとした龍へと、槍は吸い込まれるように命中した。
「新しい世界に、生まれ変われ……!」
『ウオオオオオオ!!』
死の精霊の力を得た今の樹なら、滅びた星の影である隕石龍を、本当の死に導ける。それは生命の循環への回帰だ。
槍が突き刺さった箇所から浄化の光が龍の全身に染み込んでいく。
龍は苦しいのか、縦横無尽に暴れて、吠えた。
『オノレオノレオノレェーッ』
紅蓮の炎と生命の緑がせめぎあう。
緑の枝は龍を呑み込もうとしたが、龍は炎で抵抗しながら飛翔し、上空でたたずむ樹に牙をむく。
樹は強力な魔法に集中するため、その場を動くことができない。
ガキッ……!
往生際悪く、首を伸ばした龍の牙が身体をかすった。空振りして歯を噛み合わせる音が響く。
龍の最後の執念は寸前で樹に届いた。
少年の背に輝く光の翅が数枚、食いちぎられる。
「……参ったな」
精霊の光の翅は単なる飾りではない。
飾りどころか、最も重要な器官と言ってもいい。精霊としての力を制御するために、翅は必要不可欠だった。龍もそれを知っていて狙ったのかもしれない。
言葉にならない痛みに耐えながら、樹は最後の力を振り絞った。
龍が再び首を伸ばそうとし……急激に失速する。
赤と緑が混ざる視界に金色の欠片が舞った。
『イツキ様、今の内に』
「パド……?」
黄金の炎を撒き散らしながら、美しい尾羽を持つ鳥が、龍の首根っこをつかんで引きずり落とそうとしている。
その鳥の正体がヒヨコのパドだと知って、樹は驚いた。
『僕は既に、霊鳥として成長する力を蓄えていたのです。けれど、いつまで経っても大きくなれなかった。きっとそれは、強く大きくなる目的を持っていなかったから』
不死鳥の加勢により、状況は一気に樹に有利になった。不死鳥に頭を押さえられて、龍はもがきながら緑の渦に落ちていく。
『格好よくなりたいとばかり願っていたから、成長できなかったのです。イツキ様を助けたい、そのために僕は強くなったんだ』
「待って! このままでは君も龍に巻き込まれて」
『いつかきっとまた会えます』
龍と共に渦の底に呑み込まれながら、黄金の鳥は樹を見上げて鳴いた。
「っ……」
樹の翠眼から涙がこぼれる。
だが手をゆるめず、樹は不死鳥ごと龍を世界の生命の循環へと叩き落とした。
龍が緑に溶けて消えていく。
滅びのイメージで作られた世界が、白い花びらになって散っていった。
気が付くと、そこは静かな田園に囲まれた田舎の道だった。
リリリと虫の音が草の陰から響いている。
優しい夜が樹を包みこんだ。
現実世界に戻ってきたと自覚した途端、樹は立っていられなくなって地面に倒れる。地球では時間が経っていないのに、少しの時間でとんでもない大冒険をしてしまった。
このまま眠っては駄目だ。
そう樹は思ったが、眠気に抗うことはできなかった。
地面に倒れて眠る少年の傍に、白い半透明の人影が立つ。
八枚の光の翅を広げた、白い髪に赤い瞳の少女。
死の精霊エルルは少年に向かってささやきかける。
『……運命は定まった。あなたは世界樹に繋がれたのよ、イツキ。でも今は、おやすみなさい。また会う日まで……』
少女の影は夜風に吹き散らされるように、 消える。
田舎の田園風景は何事も無かったかのように沈黙した。
樹は自分の周囲だけ結界を張って、朱里やヒヨコを保護した。結界の外では、道化師の仮面が世界樹に呑み込まれそうになっている。
『こうなったら仕方ない。ワタシも本体を召喚しよう』
侵略者は不気味な響きの声で、そう言った。
途端に、仮面の裏の触手が一気に本数を増し広がっていく。
仮面の口から紅蓮の炎が吐き出され、世界樹の枝を焼き払った。
「くっ」
熱気をさえぎるため樹は片腕を目の前にかざす。
高熱の炎が去った後には、巨大な生き物が空中を飛んでいた。
「龍……だって?」
樹は呻く。
黒曜石のような鱗で全身を覆い、長い胴体でとぐろを巻いた蛇は、龍と呼ぶにふさわしいモンスターだった。
よく見ると龍の鱗には、人の顔のような模様がある。目を凝らした樹は、それが滅びた星で死んだ人の影だと悟ってぞっとした。生きたいと願って死んだ者たちの無念の想いが、一枚一枚の鱗に宿っている。龍は、死んだ者の執念の集合体なのだ。
龍の頭部には侵略者の面影がある。壊れた道化師の仮面が、金色の瞳の上に飾りのように張り付いていた。
これがメテオラの真の姿らしい。
「……ラスボスは三段階変化を残してるんだっけ」
『期待に沿えず申し訳ないが、変身はここで打ち止めだ。だが、お前たちを滅ぼすには十分だろう?』
樹が気休めに叩いた軽口に、隕石龍が応じる。
龍が炎を吐くと、みるみる内に植物が燃え落ちていった。
木は火に弱い。簡単な理屈だ。
「くそっ、ここまで来たのに。何かあいつを倒す方法はないのか」
「樹くん!」
このままでは世界樹の枝もろとも、龍の炎に焼きつくされる。
樹が必死に考えていると、朱里が声を上げた。
「私の蛙さんを使って!」
『こらっ、私はあんたの便利なアイテムじゃないのよ!』
色々勘違いしている朱里が、死の精霊エルルが宿っている蛙のキーホルダーを樹に渡そうとする。
物扱いされたエルルがぎゃあぎゃあ不平を言っている。
「えーと」
『全く人間はこれだから嫌なのよ、てんで私たち精霊の事を理解してないんだから! それに……待てよ』
片手で蛙を受け取って、どうしようか悩む樹。
その手のひらで蛙がピョンと跳ねた。
『そうよ、イツキは人間だわ! だから私の力も宿せるのよ!』
「え?」
『イツキ、この私、死の精霊の力も使いなさい。今、残りの力をあなたに渡すわ!』
蛙から、白い髪の少女の幻影が現れる。
八枚の光の翅を広げ、石榴のように赤い瞳をした少女は、樹の頬に手を差しのべた。エルルは樹の戸惑いを気にせずに額を寄せてくる。
死を司る精霊の力が、樹に流れ込んでくる。
相反する属性、光と闇が樹の身体の中で暴れ回った。
少女の幻影がふっと消える。
「…… 正反対の力を混ぜるな危険、って、普段ゲームをしない僕でも分かるよ。仕方ないなあ」
激痛に汗をかきながら、樹は息を整えた。
段々、体内で二つの力が混じりあって落ち着いてくる。
「大丈夫? 樹くん……」
心配そうにする朱里を見て、樹は苦笑する。
「朱里ちゃん、近藤と一緒に、先に現実世界へ帰ってて。ここは危ないから」
樹は深呼吸する。
精霊武器の長剣に手を置いて、意識を集中した。
エルルからもらった力と、元から持っている世界樹の精霊の力が、今、樹の中で一つになる。
少年の背中に光の粒が集まって、新たに二枚の翅が現れた。
合計十枚となった翅が眩しく輝く。
「樹くん……後で詳しい事を聞かせてよね!」
「うん」
覚えていたらね。
口には出さないで心の中だけで樹はそう答えた。
異世界の記憶は、普通の人の記憶には残らない。全ての事件が解決した時、朱里が夢のような冒険の記憶を覚えているかは分からない。
朱里の姿が消える。
精霊の力を使って、樹は彼女と近藤を現実世界へと転送した。
先に級友を安全な場所に返すと、樹は精霊武器の剣を頭上に掲げる。
剣は白く光る細長い一筋の線になる。
光の中から白銀の長槍が姿を現した。
『大した力だ。だがどんな力でもワタシは殺せない。ワタシは既に死んだものだからだ。お前に出来ることは、ワタシを宇宙の彼方へ追い返すことくらいだろう』
隕石龍は、新たな力を得た樹を見ても動じない。
『追い返そうが何をしようが、ワタシは死なない。必ず戻ってくる。お前を食らい尽くすまでな』
「…… 何を言ってるんだか。僕は命を司る世界樹の精霊だよ。やることは決まってる」
樹は穏やかにそう言って、白銀の長槍を構えた。
「殺すことも追い返すこともしない。する必要はない。大丈夫だよ、隕石龍、もう君は宇宙をさ迷わなくて良いんだ」
『何……だと?!』
ようやく動揺の色を見せた隕石龍へと、白銀の長槍を投げ落とす。身体をひねって避けようとした龍へと、槍は吸い込まれるように命中した。
「新しい世界に、生まれ変われ……!」
『ウオオオオオオ!!』
死の精霊の力を得た今の樹なら、滅びた星の影である隕石龍を、本当の死に導ける。それは生命の循環への回帰だ。
槍が突き刺さった箇所から浄化の光が龍の全身に染み込んでいく。
龍は苦しいのか、縦横無尽に暴れて、吠えた。
『オノレオノレオノレェーッ』
紅蓮の炎と生命の緑がせめぎあう。
緑の枝は龍を呑み込もうとしたが、龍は炎で抵抗しながら飛翔し、上空でたたずむ樹に牙をむく。
樹は強力な魔法に集中するため、その場を動くことができない。
ガキッ……!
往生際悪く、首を伸ばした龍の牙が身体をかすった。空振りして歯を噛み合わせる音が響く。
龍の最後の執念は寸前で樹に届いた。
少年の背に輝く光の翅が数枚、食いちぎられる。
「……参ったな」
精霊の光の翅は単なる飾りではない。
飾りどころか、最も重要な器官と言ってもいい。精霊としての力を制御するために、翅は必要不可欠だった。龍もそれを知っていて狙ったのかもしれない。
言葉にならない痛みに耐えながら、樹は最後の力を振り絞った。
龍が再び首を伸ばそうとし……急激に失速する。
赤と緑が混ざる視界に金色の欠片が舞った。
『イツキ様、今の内に』
「パド……?」
黄金の炎を撒き散らしながら、美しい尾羽を持つ鳥が、龍の首根っこをつかんで引きずり落とそうとしている。
その鳥の正体がヒヨコのパドだと知って、樹は驚いた。
『僕は既に、霊鳥として成長する力を蓄えていたのです。けれど、いつまで経っても大きくなれなかった。きっとそれは、強く大きくなる目的を持っていなかったから』
不死鳥の加勢により、状況は一気に樹に有利になった。不死鳥に頭を押さえられて、龍はもがきながら緑の渦に落ちていく。
『格好よくなりたいとばかり願っていたから、成長できなかったのです。イツキ様を助けたい、そのために僕は強くなったんだ』
「待って! このままでは君も龍に巻き込まれて」
『いつかきっとまた会えます』
龍と共に渦の底に呑み込まれながら、黄金の鳥は樹を見上げて鳴いた。
「っ……」
樹の翠眼から涙がこぼれる。
だが手をゆるめず、樹は不死鳥ごと龍を世界の生命の循環へと叩き落とした。
龍が緑に溶けて消えていく。
滅びのイメージで作られた世界が、白い花びらになって散っていった。
気が付くと、そこは静かな田園に囲まれた田舎の道だった。
リリリと虫の音が草の陰から響いている。
優しい夜が樹を包みこんだ。
現実世界に戻ってきたと自覚した途端、樹は立っていられなくなって地面に倒れる。地球では時間が経っていないのに、少しの時間でとんでもない大冒険をしてしまった。
このまま眠っては駄目だ。
そう樹は思ったが、眠気に抗うことはできなかった。
地面に倒れて眠る少年の傍に、白い半透明の人影が立つ。
八枚の光の翅を広げた、白い髪に赤い瞳の少女。
死の精霊エルルは少年に向かってささやきかける。
『……運命は定まった。あなたは世界樹に繋がれたのよ、イツキ。でも今は、おやすみなさい。また会う日まで……』
少女の影は夜風に吹き散らされるように、 消える。
田舎の田園風景は何事も無かったかのように沈黙した。
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